SharePoint Server Exchange Lync Office Web Apps

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SharePoint ServerExchangeLyncOffice Web Apps – モバイル ランドスケープ © 2013 Microsoft Corporation.All rights reserved. インターネット イントラネット 考慮事項 :このドキュメントで説明される SharePoint ServerLync、および Exchange のトポロジは、これらのプラットフォームの実装における推奨構成を示すものではありません。それらは単に例を示しているにすぎません。 なぜなら、トポロジは独特のネットワーク要件やセキュリティ上の考慮事項に左右されるからです。 アプリおよびブラウザー ベース エクスペリエンス デバイス管理とソフト ウェア配布 コンテンポラリ表示 (ブラウザー ベース) · 限定されたサイト テンプレートにおいて既定でアクテ ィブ化される HTML5 ベースのブラウザー ビュー (ーム サイト、空のサイト、ドキュメント ワークスペー ス、ドキュメント センター、およびプロジェクト サイト) · メニュー ボタン、ナビゲーション ウィンドウ、「タップし て開く」リンク、および改ページなどの拡張機能を提 供します。 · 標準機能 構成やカスタマイズはほとんど必要あり ません · SharePoint Server (2013 のみ) または SharePoint Online でサポートされている電話のモバイル ブラウ ザーで使用できます SharePoint ニュースフィード アプリ · ダウンロード可能なアプリによりモバイル デバ イス上で新しいソーシャル エクスペリエンスを 体験できます すべての · SharePoint サイト、ユーザーをフォロー、メン ション (@)、ドキュメント、ハッシュタグ (#) など でニュースフィードに投稿できます · SharePoint Server 2013 (Windows 8 および iOS) または SharePoint Online (Windows PhoneWindows 8、および Apple iOS) のいずれかで使用できます デバイス チャネル (ブラウザー ベース) · SharePoint 2013 のデバイス チャネル機能によ り、さまざまなデバイスを対象としたさまざまなデ ザインを使用しながら 1 つの発行サイトを複数の 方法で表示できます。 · デバイス チャネルは、SharePoint 2013 の発行サイトでのみ使用できます。 · 社内インストール用の特定サイトで構成され た既定のデバイス チャネルを含む最大 10 個のデバイス チャネルを使用できます。SharePoint Online を使用する場合は、計 2 個のデバイス チャネルを使用できます。 Windows Phone 用の Outlook Mobile (メール設定に Exchange アカウントを既定として追加) · 電子メールの並べ替え、スキャン、返信ができます · いくつかの異なるメール プロバイダーのアカウントを 複数表示させることもできます · テーマごとに分類したり、フラグを付けたりできます · Windows Phone 7.5 および Windows Phone 8 バイスで使用できます Outlook Web App/OWA (ブラウザ ベース) · 電子メールの並べ替え、スキャン、返信ができ ます · Windows PhoneiPhoneおよび iPad で使 用できます · Exchange Online とともに Office 365 サブス クリプションが必要です · また、代替アプリである OWA for iPhone OWA for iPad により、iOS デバイスでネイティ ブな Outlook Web App エクスペリエンスを実 現できます。これらのアプリは Apple App Store からインストールできますが、Office 365 サブスクリプションが必要です。 Lync Mobile 2013 (アプリ) · Lync 2013 は、インターネットまたは携帯ネットワーク接続を 介して拡張プレゼンス、IMLync 会議、および音声/ビデオ 通話を提供する通信アプリです。 · インスタント メッセージング機能には、単一またはマルチパーティ セッションへの参加、複数の IM セッション間の移動、および会話を電子メール メッセージとして送信することが含まれます。 · Windows PhoneWindows 8iPhoneiPad、および Android で使用できます。 このトポロジは、SharePoint Server 2013 のエクストラネット展開を示しています。SSL VPN ゲートウェイなどのオプションを使用して、セキュリティで保護された 方法で SharePoint 2013 Web フロントエンド サーバーにデバイスを接続することを推奨します。 モバイル ブラウザーが Web フロント エンド サーバーからサイトにアクセスする場合、IIS に対して HTTP 要求が行われます。HTTP 要求の USERAGENT フィールドには、要求を行っているモバイル ブラウザーについての情報が含まれます。この情報は、ブラウザーがコ ンテンポラリ表示をリダイレクトするかの決定、またはデバイス チャネル機能を使用したカスタム サイト実装のために使用できます。 SharePoint は、デバイスとリバース プロキシ間の暗号化通信のために TCP ポート 443 (SSL) を使用できます。インターネットからの外部アクセスにおいては、すべ てのファイアウォールやルーター上の送受信トラフィックに対してこの ポートを開く必要があります。 Exchange の自動検出や ActiveSync などのデバイス トラフィックは、ポート 443 (HTTPS) により処理されます。Exchange 2013 のダイレクト プッシュ機能により、携帯電話またはワイヤレス ネットワーク接続を介して、モバイル デバイスを最新の状態に維持できます。新しいコンテンツの同期準備がで きるとダイレクト プッシュはモバイル デバイスに通知します。自社とキャリアのすべてのファイアウォールが長 時間にわたる HTTPS 要求をサポートしていることが重要です。既定では、ダイレクト プッシュは 15 分ごとにフォルダー内の変更についてポーリングし、デバイスを更新する ように構成されています。既定のダイレクト プッシュ構成である 15 分を下回る場合、ファイアウォール上のタイム アウト値を増やす必要があります。 Exchange のクライアント アクセス サーバー (CAS) は、Exchange ActiveSync サービスをホストします。これにより、電話/タブレットと Exchange 2013 間でデータを同期できます。 SharePoint 2013 では、Office Web Apps はインストールから分離され、スタンドアロンの製品になりました。モ バイルを含む Office Web Apps にクライアント アクセスを提供するには、SharePoint 2013 を構成して Office Web Apps サーバーのインストールを使用する必要があります。これを実行するに は、次の SharePoint 2013 管理シェル コマンドレットを使用します。 New-SPWOPIBinding –ServerName <ServerName> ここで <ServerName> は、内部および外部 URL として設定した URL FQDN 名です。 Office 365 により、社内モバイル インフラストラクチャ (ハードウェアおよびソフトウェア) の必要性がなくなります。Office 356 は、SharePoint 2013Exchange 2013Lync 2013、および Office Web Apps のサーバー ベース スイートとほぼ同じ機能を提供します。その他の利点には以下が含まれま す。 · 多くのシナリオでシングル サインオン (SSO) のログイン エクスペリエンスを可能するより単純なデバイス認証スキーム。 · PIN やデバイス ワイプの設定などの Exchange メールボックス ポリシーの展開を含む社内実装のデバイス管理インフラストラクチャ。 このポスターで説明されている Windows Intune のようなデバイス管理ソリューションも活用できます。Microsoft Office Web Apps は、多くの Office 365 プランの一部です。 · Office Web Apps モバイル ビューアーにより、クラウド内のドキュメントを使用した作業が簡単に なります。 · O365 を使用するデバイス上では、アプリとブラウザー ベース エクスペリエンスの多くが社内展開の場合と同じように表示されます。 特定のケースでは、ユーザー インターフェイスと機能の両方において違いが生じる点に注意してくだ さい。 Office Web Apps 社内およびクラウド ベースのモバイル展開 以下のセクションは、SharePoint 2013Exchange 2013、および Lync 2013 のさまざまなデバイス アプリとブラウザー ベース エクスペリエンスを説明しています。ただし、両方のフォーム ファクター (電話とタブレット) においてすべてのアプリとブラウザー ベース エクスペリエンスが使用できるとは限りません。また、すべてのエクスペリエンスが社内と Office 365 環境の両方で機能するとは限りません。各アプリとブラウザー ベース シナリオに対して、サポートの詳細が提供されます。 デバイスは、社内の Exchange クライアント アクセス サーバーに接続します。これは、Microsoft Exchange ActiveSync Outlook Web アプリなどのアプリケーションをホストし、Exchange 自動検出サービスを提供します。外部デバイスと Exchange クライアント アクセス サーバー間で SSL 暗号化を使用することを推奨します。 OneDrive Pro 主な機能: · OneDrive Pro フォルダーでドキュメントを表示します · 移動時にオフラインにする特定のコンテン ツを選択します · 新しいコンテンツをアップロードします · 新しいフォルダーを作成して整理します モバイル デバイス上の Office Microsoft は、複数のデバイス ブランドにわたるデバイス管理をもたらす新製品を用意していま す。Windows Intune は、モバイル デバイス用のクラウド ベース管理プラットフォームです。単独でデバイスを管理するの に使用したり、System Center 2012 R2 構成マネージャーと組み合わせてそのコンソール内で管理できま す。共同作業の利点には以下が含まれます。 · Windows RTWindows 8.1Windows Phone 8iOS、および Android を含む複数デバイスにわたるポリシー適用と管理 · 企業内で最大 100,000 台のデバイスに拡張可能 · Over The Air デバイス登録 · アプリケーションのユーザー ターゲッティング · デバイス インベントリの実行 · リモートによるデバイス リタイアとデバイス ワイプ · 使い慣れた構成マネージャー コンソールからの管理。 構成マネージャー管 理コンソール System Center 2012 R2 構成マネージ ャー Windows Intune デスクトップ/ ノート PC デバイス (タブレット/電話) System Center 2012 R2 構成マネージャーと Windows Intune の両方を使用すれば、企業内のすべてのデバ イスを 1 つのコンソールで管理できます。 構成マネージャーを Windows Intune に接続するには、Windows Intune サブスクリプションが必要です。さらに、構 成マネージャー環境のサーバーに Windows Intune コネクタ サイト サーバーの役割を展開する必要もあります。 Microsoft System Center 2012 R2 構成マネージャーは、社内 PC に対して管理とソフトウェア配布を提供します。 管理されたモダン デバイスは、Windows Intune からポリシー適用とソフトウェア配布を受信 します。サポートされているデバイスの種類 には、Windows RTWindows 8.1Windows Phone 8iOSAndroid が含まれます これらのアプリとブラウザー ベース エクスペリエンスは、SharePoint Server 2013 で使用できます。 これらのデバイス メール オプションは、Exchange 2013 で使用できます。注:いくつかのデバイス エクスペリエンス (アプリとブラウザーの両方) は、Exchange の社内または O365 メールにアクセスします。このセクションは 2 つの方法のみを紹介しており、完全な一覧の提供を意図したものではありません。 このアプリは、Lync 2013 で使用できます。 Office Mobile を使用する以外にも、ユーザーは Windows 8 タブレット、iPad、および電話のようなモバイル デバイスのブラウザー上で Office ドキュメントを表示できます。Office Web Apps は、WordExcelPowerPoint、および OneNote アプリケーションのオンライン版です。Office Web Apps は複数のデバイス ブラウザーやメーカーで使用できますが、表示エクスペリエンスはデバイスによって異なる場合があります。たとえば、Windows 8 タブレットと iPad には編集機能がありますが、電話はこれらのアプリを表示することしかできません。以下の図は、Microsoft PowerPoint および Microsoft Excel を例にして、iPad 上の Office Web Apps エクスペリエンスを示しています。これは、社内およびオンライン展開の両方で使用できます。 · 電話に搭載された Office Mobile は、外出先で Microsoft Office ドキュメントを処理するためのアプリです。デバイス上、あ るいは Microsoft OneDriveMicrosoft SharePoint (2010 以降) サイト、SharePoint Online サイトなどに保存した Office ドキュメントを開くことができます。SharePoint Online は、Microsoft Office 365 で使用できます。 · 既存のドキュメントを開いたり、検索したり、新しいドキュメントを作 成したりできます。 最近電話に (たとえば電子メールから) 保存したドキュメントもここに表示されます。 · 移動中に、家、職場、または学校の状況を追跡するために、 メモを表示し、開き、検索し、編集できます。 · Office Mobile は、Windows Phone (ビルトイン)iPhone、および Android で使用できます。iPhone および Android ユーザーへの注意:このアプリを使用するには、Office 365 サブスクリプションが必要です。 OneDrive Pro は、SharePoint 2013 社内展開または Office 365 Share Point Online 展開の一部として企業の従業員が使用で きるクラウド ストレージです。Mobile アプリは、マーケットプレース アプリや Office Mobile などのオプションにより Windows PhoneWindows 8、および iOS デバイス、Android で使用できます。 一般的なワークフローにおいて、外部モバイル デバイスは外部 Lync URL (たとえば LyncDiscover.contoso.com) に対して HTTPS Get 要求を送信します。この要求は、リバース プロキシによって受信され、さらにポート 443 を介してフロント エンド サーバー (またはサーバー プール) へ転送されます。リバース プロキシ サーバーには、LyncDiscover.contoso.com の公開ルールが必要です。また、ファイアウォールとリバース プロキシ サーバーを別個のコンピューターでホストすることを推奨します。 フロント エンド サーバー上で、自動検出サービスはユーザーのホーム プール用の Web サービス URL を取得し、その情報をリバース プロキシ サーバーを経由してモバイル デバイスに返します。自動検出サービスにより、モバイル デバイスはユーザーに手動の URL 入力を求めることなく、Lync Server Web サービスを特定できます。 モバイル デバイスがファイアウォール内にログオンすると、LyncDiscoverInternal.com などの Lync フロント エンド プールへ HTTPS Get コマンドが直接送信されます。この要求は、モバイル デバイスへの返信に自動検出サービスが使用するのと同じポート 443 で受信されます。 モビリティに対応するには、2 つの DNS レコードを構成する必要があります。それは、LyncDiscover.contoso.com 用と LyncDiscoverInternal.com 用の DNS レコードです。外部 FQDN はファイアウォールの外側のみからアクセス可能にする必要があります。内 FQDN はファイアウォールの内側のみからアクセス可能にする必要があります。 モバイル デバイス (外部) 発行サイトへのアクセス (IE:LyncDiscover.contoso.com) DNS - 外部 外部ファイア ウォール 2 1 ロード バランサー/ リバース プロキシ SharePoint Web フロント エンド サーバー Web SharePoint アプリ サーバー アプリ SharePoint データベー サーバー データ 3 4 4 3 2 1 3 2 1 外部ファイア ウォール 2 外部ファイア ウォール ロード バランサー/ リバース プロキシ 1 Exchange クライアント アクセス サーバー Exchange クライアント アクセス サーバー Exchange メールボック サーバー Exchange メールボック サーバー 3 4 ロード バランサー/ リバース プロキシ 外部発行サイト:LyncDiscover.con toso.com 1 DNS – 内部 4 Lync フロントエンド プール 2 モバイル デバイス (内部) 内部サイトへのアクセス (IE:LyncDiscoverInternal.com) 3 1 4 3 2 1 1 カスタム サイト (発行サイト) 1 4 3 4 3 2 1 2 この図は、Windows Phone デバイス上の Office Mobile を示しています。 高性能の表示 – Office ドキュメントをデバイス ブラウザーから直 接表示/共有できます。ドキュメントが作成時と同じようにきれいに表示さ れることを確認してください。 · Word Web App – 非常に高性能なグラフィックス、画像、レイアウトを表示でき ます。コメントの表示と追加を新たにサポートしています。 · PowerPoint Web App – 高解像度のスライド、全画面切り替え、コメントの表示に対応 し、デスクトップ上と同じようにプレゼンテーションを表示で きます。また、タブレットや電話から音声/ビデオ ファイルを直接再生できます。 · Excel Web App – 3D、向上したクエリ テーブルおよびデータ 入力規則のサポート、スライサー機能、ピボット グラフ対応機能を含む高性能なグラフを使用してデータを変更 および視覚化することにより、深い洞察が得られます。 ブラウザーでの編集 (Windows 8/iPad) ブラウザ ベースの Office Web Apps により、重要な使い慣れたツールを 使用して編集できます。 · Excel Web App – セルの結合、コンテキスト メニュー、列幅の自動調整、数式アシスタント、フィル ハンドル、オート SUM などの重要な表計算機能をブラウザーで使用できます。. ブラウザーから直接印刷できます。必要に応じて、シート の名前を変更したり、シートを追加できます。 · Word Web App – デスクトップ上の Word で一般的に使用される機能やショートカットを使用して、 ドキュメントをブラウザーから直接に編集、書式設定、お よびデザインできます。 · PowerPoint Web App - テキストを編集したり、写真やグラフなどの要素をドラッ アンド ドロップしたりできます。画像の挿入、画面切り替えやア ニメーションの追加、事前にデザインされたテーマをブラ ウザーから直接実行できます。 デバイスにソーシャル機能を追加する – Yammer は複数のデバイス プラットフォーム (Windows PhoneiOS、および Android) にわたる優れたソーシャル エクスペリエンスを提供します。 Yammer を使用したモビリティの詳細については、https://about.yammer.com/product/mobile を参照し てください。.

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Page 1: SharePoint Server Exchange Lync Office Web Apps

SharePoint Server、Exchange、Lync、Office Web Apps – モバイル ランドスケープ

© 2013 Microsoft Corporation.All rights reserved.

インターネット イントラネット 考慮事項

注:このドキュメントで説明される SharePoint Server、Lync、および Exchange のトポロジは、これらのプラットフォームの実装における推奨構成を示すものではありません。それらは単に例を示しているにすぎません。

なぜなら、トポロジは独特のネットワーク要件やセキュリティ上の考慮事項に左右されるからです。

アプリおよびブラウザー ベース エクスペリエンス

デバイス管理とソフトウェア配布

コンテンポラリ表示 (ブラウザー ベース)

· 限定されたサイト テンプレートにおいて既定でアクテ

ィブ化される HTML5 ベースのブラウザー ビュー (チ

ーム サイト、空のサイト、ドキュメント ワークスペー

ス、ドキュメント センター、およびプロジェクト サイト)

· メニュー ボタン、ナビゲーション ウィンドウ、「タップし

て開く」リンク、および改ページなどの拡張機能を提

供します。

· 標準機能 – 構成やカスタマイズはほとんど必要あり

ません

· SharePoint Server (2013 のみ) または SharePoint

Online でサポートされている電話のモバイル ブラウ

ザーで使用できます

SharePoint ニュースフィード アプリ

· ダウンロード可能なアプリによりモバイル デバ

イス上で新しいソーシャル エクスペリエンスを

体験できます すべての

· SharePoint サイト、ユーザーをフォロー、メン

ション (@)、ドキュメント、ハッシュタグ (#) など

でニュースフィードに投稿できます

· SharePoint Server 2013 (Windows 8 および

iOS) または SharePoint Online (Windows

Phone、Windows 8、および Apple iOS)

のいずれかで使用できます

デバイス チャネル (ブラウザー ベース)

· SharePoint 2013 のデバイス チャネル機能によ

り、さまざまなデバイスを対象としたさまざまなデ

ザインを使用しながら 1 つの発行サイトを複数の

方法で表示できます。

· デバイス チャネルは、SharePoint 2013

の発行サイトでのみ使用できます。

· 社内インストール用の特定サイトで構成された既定のデバイス チャネルを含む最大 10

個のデバイス

チャネルを使用できます。SharePoint Online

を使用する場合は、計 2 個のデバイス

チャネルを使用できます。

Windows Phone 用の Outlook Mobile (メール設定に Exchange アカウントを既定として追加)

· 電子メールの並べ替え、スキャン、返信ができます

· いくつかの異なるメール プロバイダーのアカウントを

複数表示させることもできます

· テーマごとに分類したり、フラグを付けたりできます

· Windows Phone 7.5 および Windows Phone 8 デ

バイスで使用できます

Outlook Web App/OWA (ブラウザ

ー ベース)

· 電子メールの並べ替え、スキャン、返信ができます

· Windows Phone、iPhone、および iPad で使

用できます

· Exchange Online とともに Office 365 サブス

クリプションが必要です

· また、代替アプリである OWA for iPhone や

OWA for iPad により、iOS デバイスでネイティ

ブな Outlook Web App エクスペリエンスを実

現できます。これらのアプリは Apple App

Store からインストールできますが、Office

365 サブスクリプションが必要です。

Lync Mobile 2013 (アプリ)

· Lync 2013 は、インターネットまたは携帯ネットワーク接続を

介して拡張プレゼンス、IM、Lync 会議、および音声/ビデオ

通話を提供する通信アプリです。

· インスタント

メッセージング機能には、単一またはマルチパーティ

セッションへの参加、複数の IM

セッション間の移動、および会話を電子メール

メッセージとして送信することが含まれます。

· Windows Phone、Windows 8、iPhone、iPad、および

Android で使用できます。

このトポロジは、SharePoint Server 2013

のエクストラネット展開を示しています。SSL や VPN

ゲートウェイなどのオプションを使用して、セキュリティで保護された

方法で SharePoint 2013 Web フロントエンド

サーバーにデバイスを接続することを推奨します。

モバイル ブラウザーが Web フロント エンド

サーバーからサイトにアクセスする場合、IIS に対して HTTP

要求が行われます。HTTP 要求の USERAGENT

フィールドには、要求を行っているモバイル

ブラウザーについての情報が含まれます。この情報は、ブラウザーがコ

ンテンポラリ表示をリダイレクトするかの決定、またはデバイス

チャネル機能を使用したカスタム サイト実装のために使用できます。

SharePoint は、デバイスとリバース プロキシ間の暗号化通信のために

TCP ポート 443 (SSL)

を使用できます。インターネットからの外部アクセスにおいては、すべてのファイアウォールやルーター上の送受信トラフィックに対してこのポートを開く必要があります。

Exchange の自動検出や ActiveSync などのデバイス

トラフィックは、ポート 443 (HTTPS) により処理されます。Exchange

2013 のダイレクト プッシュ機能により、携帯電話またはワイヤレス

ネットワーク接続を介して、モバイル

デバイスを最新の状態に維持できます。新しいコンテンツの同期準備ができるとダイレクト プッシュはモバイル

デバイスに通知します。自社とキャリアのすべてのファイアウォールが長時間にわたる HTTPS

要求をサポートしていることが重要です。既定では、ダイレクト

プッシュは 15

分ごとにフォルダー内の変更についてポーリングし、デバイスを更新するように構成されています。既定のダイレクト プッシュ構成である 15

分を下回る場合、ファイアウォール上のタイム

アウト値を増やす必要があります。

Exchange のクライアント アクセス サーバー (CAS) は、Exchange

ActiveSync サービスをホストします。これにより、電話/タブレットと

Exchange 2013 間でデータを同期できます。

SharePoint 2013 では、Office Web Apps

はインストールから分離され、スタンドアロンの製品になりました。モ

バイルを含む Office Web Apps にクライアント

アクセスを提供するには、SharePoint 2013 を構成して Office Web Apps

サーバーのインストールを使用する必要があります。これを実行するに

は、次の SharePoint 2013 管理シェル コマンドレットを使用します。

New-SPWOPIBinding –ServerName <ServerName> ここで

<ServerName> は、内部および外部 URL として設定した URL の

FQDN 名です。

Office 365 により、社内モバイル インフラストラクチャ

(ハードウェアおよびソフトウェア) の必要性がなくなります。Office 356

は、SharePoint 2013、Exchange 2013、Lync 2013、および Office Web

Apps のサーバー ベース

スイートとほぼ同じ機能を提供します。その他の利点には以下が含まれま

す。

· 多くのシナリオでシングル サインオン (SSO) のログイン

エクスペリエンスを可能するより単純なデバイス認証スキーム。

· PIN やデバイス ワイプの設定などの Exchange メールボックス

ポリシーの展開を含む社内実装のデバイス管理インフラストラクチャ。

このポスターで説明されている Windows Intune

のようなデバイス管理ソリューションも活用できます。Microsoft Office

Web Apps は、多くの Office 365 プランの一部です。

· Office Web Apps モバイル

ビューアーにより、クラウド内のドキュメントを使用した作業が簡単に

なります。

· O365 を使用するデバイス上では、アプリとブラウザー ベース

エクスペリエンスの多くが社内展開の場合と同じように表示されます。

特定のケースでは、ユーザー

インターフェイスと機能の両方において違いが生じる点に注意してくだ

さい。

Office Web Apps

社内およびクラウド ベースのモバイル展開以下のセクションは、SharePoint 2013、Exchange 2013、および Lync 2013 のさまざまなデバイス アプリとブラウザー ベース エクスペリエンスを説明しています。ただし、両方のフォーム

ファクター (電話とタブレット) においてすべてのアプリとブラウザー ベース エクスペリエンスが使用できるとは限りません。また、すべてのエクスペリエンスが社内と Office 365

環境の両方で機能するとは限りません。各アプリとブラウザー ベース シナリオに対して、サポートの詳細が提供されます。

デバイスは、社内の Exchange クライアント アクセス

サーバーに接続します。これは、Microsoft Exchange ActiveSync や

Outlook Web アプリなどのアプリケーションをホストし、Exchange

自動検出サービスを提供します。外部デバイスと Exchange

クライアント アクセス サーバー間で SSL

暗号化を使用することを推奨します。

OneDrive Pro

主な機能:

· OneDrive Pro

フォルダーでドキュメントを表示します

· 移動時にオフラインにする特定のコンテン

ツを選択します

· 新しいコンテンツをアップロードします

· 新しいフォルダーを作成して整理します

モバイル デバイス上の

Office

Microsoft は、複数のデバイス

ブランドにわたるデバイス管理をもたらす新製品を用意していま

す。Windows Intune は、モバイル デバイス用のクラウド

ベース管理プラットフォームです。単独でデバイスを管理するの

に使用したり、System Center 2012 R2

構成マネージャーと組み合わせてそのコンソール内で管理できま

す。共同作業の利点には以下が含まれます。

· Windows RT、Windows 8.1、Windows Phone 8、iOS、および

Android を含む複数デバイスにわたるポリシー適用と管理

· 企業内で最大 100,000 台のデバイスに拡張可能

· Over The Air デバイス登録

· アプリケーションのユーザー ターゲッティング

· デバイス インベントリの実行

· リモートによるデバイス リタイアとデバイス ワイプ

· 使い慣れた構成マネージャー コンソールからの管理。

構成マネージャー管

理コンソール

System Center 2012 R2

構成マネージ

ャー

Windows Intune

デスクトップ/

ノート PC

デバイス

(タブレット/電話)

System Center 2012 R2 構成マネージャーと

Windows Intune

の両方を使用すれば、企業内のすべてのデバ

イスを 1 つのコンソールで管理できます。

構成マネージャーを Windows Intune

に接続するには、Windows Intune

サブスクリプションが必要です。さらに、構

成マネージャー環境のサーバーに Windows

Intune コネクタ サイト

サーバーの役割を展開する必要もあります。

Microsoft System Center 2012 R2

構成マネージャーは、社内 PC

に対して管理とソフトウェア配布を提供します。

管理されたモダン デバイスは、Windows

Intune

からポリシー適用とソフトウェア配布を受信します。サポートされているデバイスの種類

には、Windows RT、Windows

8.1、Windows Phone 8、iOS、Android

が含まれます

これらのアプリとブラウザー ベース エクスペリエンスは、SharePoint Server 2013 で使用できます。

これらのデバイス メール オプションは、Exchange 2013 で使用できます。注:いくつかのデバイス エクスペリエンス

(アプリとブラウザーの両方) は、Exchange の社内または O365 メールにアクセスします。このセクションは 2

つの方法のみを紹介しており、完全な一覧の提供を意図したものではありません。

このアプリは、Lync

2013 で使用できます。

Office Mobile を使用する以外にも、ユーザーは Windows 8 タブレット、iPad、および電話のようなモバイル デバイスのブラウザー上で Office ドキュメントを表示できます。Office Web Apps は、Word、Excel、PowerPoint、および

OneNote アプリケーションのオンライン版です。Office Web Apps は複数のデバイス ブラウザーやメーカーで使用できますが、表示エクスペリエンスはデバイスによって異なる場合があります。たとえば、Windows 8 タブレットと iPad

には編集機能がありますが、電話はこれらのアプリを表示することしかできません。以下の図は、Microsoft PowerPoint および Microsoft Excel を例にして、iPad 上の Office Web Apps

エクスペリエンスを示しています。これは、社内およびオンライン展開の両方で使用できます。

· 電話に搭載された Office Mobile は、外出先で Microsoft

Office

ドキュメントを処理するためのアプリです。デバイス上、あ

るいは Microsoft OneDrive、Microsoft SharePoint (2010

以降) サイト、SharePoint Online サイトなどに保存した

Office ドキュメントを開くことができます。SharePoint

Online は、Microsoft Office 365 で使用できます。

· 既存のドキュメントを開いたり、検索したり、新しいドキュメントを作成したりできます。 最近電話に (たとえば電子メールから)

保存したドキュメントもここに表示されます。

· 移動中に、家、職場、または学校の状況を追跡するために、メモを表示し、開き、検索し、編集できます。

· Office Mobile は、Windows Phone

(ビルトイン)、iPhone、および Android

で使用できます。iPhone および Android

ユーザーへの注意:このアプリを使用するには、Office 365

サブスクリプションが必要です。

OneDrive Pro は、SharePoint 2013

社内展開または Office 365 Share Point

Online

展開の一部として企業の従業員が使用で

きるクラウド ストレージです。Mobile

アプリは、マーケットプレース アプリや

Office Mobile などのオプションにより

Windows Phone、Windows 8、および

iOS デバイス、Android

で使用できます。

一般的なワークフローにおいて、外部モバイル デバイスは外部 Lync URL

(たとえば LyncDiscover.contoso.com) に対して HTTPS Get

要求を送信します。この要求は、リバース

プロキシによって受信され、さらにポート 443 を介してフロント エンド

サーバー (またはサーバー プール) へ転送されます。リバース プロキシ

サーバーには、LyncDiscover.contoso.com

の公開ルールが必要です。また、ファイアウォールとリバース プロキシ

サーバーを別個のコンピューターでホストすることを推奨します。

フロント エンド サーバー上で、自動検出サービスはユーザーのホーム

プール用の Web サービス URL を取得し、その情報をリバース プロキシ

サーバーを経由してモバイル

デバイスに返します。自動検出サービスにより、モバイル

デバイスはユーザーに手動の URL 入力を求めることなく、Lync Server

Web サービスを特定できます。

モバイル

デバイスがファイアウォール内にログオンすると、LyncDiscoverInternal.com

などの Lync フロント エンド プールへ HTTPS Get

コマンドが直接送信されます。この要求は、モバイル

デバイスへの返信に自動検出サービスが使用するのと同じポート 443

で受信されます。

モビリティに対応するには、2 つの DNS

レコードを構成する必要があります。それは、LyncDiscover.contoso.com

用と LyncDiscoverInternal.com 用の DNS レコードです。外部 FQDN

はファイアウォールの外側のみからアクセス可能にする必要があります。内

部 FQDN

はファイアウォールの内側のみからアクセス可能にする必要があります。

モバイル デバイス (外部)

発行サイトへのアクセス (IE:LyncDiscover.contoso.com)

DNS - 外部

外部ファイア

ウォール

21

ロード バランサー/

リバース プロキシ

SharePoint

Web フロント

エンド

サーバー

Web

SharePoint

アプリ

サーバー

アプリ

SharePoint データベー

ス サーバー

データ

3

4

4

3

2

1

3

2

1

外部ファイア

ウォール

2

外部ファイア

ウォール

ロード バランサー/

リバース プロキシ

1

Exchange

クライアント

アクセス

サーバー

Exchange

クライアント

アクセス

サーバー

Exchange メールボック

ス サーバー

Exchange メールボック

ス サーバー

3

4

ロード バランサー/

リバース プロキシ

外部発行サイト:LyncDiscover.contoso.com

1

DNS – 内部

4

Lync フロントエンド プール

2

モバイル デバイス (内部)

内部サイトへのアクセス (IE:LyncDiscoverInternal.com)

3

1

4

3

2

1

1

カスタム サイト(発行サイト)

1

4

3

4

3

2

1

2

この図は、Windows Phone デバイス上の Office Mobile

を示しています。

高性能の表示 – Office ドキュメントをデバイス ブラウザーから直

接表示/共有できます。ドキュメントが作成時と同じようにきれいに表示されることを確認してください。

· Word Web App – 非常に高性能なグラフィックス、画像、レイアウトを表示できます。コメントの表示と追加を新たにサポートしています。

· PowerPoint Web App – 高解像度のスライド、全画面切り替え、コメントの表示に対応し、デスクトップ上と同じようにプレゼンテーションを表示できます。また、タブレットや電話から音声/ビデオ

ファイルを直接再生できます。

· Excel Web App – 3D、向上したクエリ テーブルおよびデータ

入力規則のサポート、スライサー機能、ピボット

グラフ対応機能を含む高性能なグラフを使用してデータを変更および視覚化することにより、深い洞察が得られます。

ブラウザーでの編集 (Windows 8/iPad) – ブラウザ

ー ベースの Office Web Apps により、重要な使い慣れたツールを使用して編集できます。

· Excel Web App – セルの結合、コンテキスト

メニュー、列幅の自動調整、数式アシスタント、フィル

ハンドル、オート SUM

などの重要な表計算機能をブラウザーで使用できます。. ブラウザーから直接印刷できます。必要に応じて、シートの名前を変更したり、シートを追加できます。

· Word Web App – デスクトップ上の Word

で一般的に使用される機能やショートカットを使用して、ドキュメントをブラウザーから直接に編集、書式設定、お

よびデザインできます。· PowerPoint Web App -

テキストを編集したり、写真やグラフなどの要素をドラッ

グ アンド

ドロップしたりできます。画像の挿入、画面切り替えやアニメーションの追加、事前にデザインされたテーマをブラ

ウザーから直接実行できます。

デバイスにソーシャル機能を追加する – Yammer は複数のデバイス プラットフォーム

(Windows Phone、iOS、および Android) にわたる優れたソーシャル エクスペリエンスを提供します。

Yammer を使用したモビリティの詳細については、https://about.yammer.com/product/mobile を参照し

てください。.