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キーボードボーカルに最適なライブパフォーマンス向けのボーカルエフェクター クイック・マニュアル Perform-VK

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キーボードボーカルに最適なライブパフォーマンス向けのボーカルエフェクター

クイック・マニュアル

Perform-VK

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TC HELICON

クイック・マニュアル

Ultimate Mic Stand-Mount Vocal Processor for Studio-Quality Sound with Expandable Effects and Keyboard I/O

キーボードボーカルに最適なライブパフォーマンス向けのボーカルエフェクター

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イントロダクション

製品概要について

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• この度は 新しいパフォーマンス・スタイルとして、マイクスタンドマウントタイプのボーカルプロセッサー”Perform-VK”を選んでいただき、誠にありがとうございます。 

•はじめに数多くのアーティストから支持をいただいているAdaptive Tone(オートマチックEQ, ディエッサー, ゲート, コンプレッサー)が搭載されています。

•続いて、スタジオクオリティのリバーブ、ハーモニーそしてエコーを加えてリッチなボーカルを演出します。

• さらにスマートフォンからのビーム転送により4種類の追加エフェクトを拡張することが出来ます 

•Anti-Feedback(アンチ・フィードバック)はライブ・パフォーマンスにはつきもののフィードバックを未然に防いでくれます

•ピッチ・コレクションはあなたの声が一番近いノートで正確に発音されることを保証します

•リハーサル時、リアルタイムであなたのピッチがフラットかシャープかを視覚で確認できる機能もあり、声のトーンが悪い時、どの程度ずれているのかが分かります

•AudioやMIDIで曲のKey/Scaleを検知し最適なハーモニーやハードチューンをガイドします

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接続例

各機器との接続例

アップデートを確認しよう!

TC Helicon製品はFirmwareの更新によって不具合の修正、新しい機能が追加されますので、製品お使い前に最新バージョンであるかご確認ください!

アップデート方法はUSBドライバー(PCユーザー)とVoiceSupport2が必要です

PC ユーザー

1. USBドライバーとVoiceSupport2をダウンロードします(上記リンク参照)

2. USBドライバーをインストール(Restartが必要な場合があります)

3. VoiceSupport2をインストール(Restartが必要な場合があります)

4. Perform-VKをUSBケーブルでPCに接続します5. Perform-VKの電源を入れます6. VoiceSupport2を起動します7. ガイドに沿ってアップデートを行ってください

Mac ユーザー

Mac OSではUSBドライバーを必要としませんので、上記のステップ3から7を実行してください

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Effect(エフェクト)

エフェクトの解説

Harmony (onboard) ハーモニー(オンボード)

入力されたシンガーの声に対してハーモニー(バックコーラス)を2声まで同時に発声できるエフェクターです

曲に合わせたキー/スケールにハーモニーが合うようにキーボードからのMIDI情報、ノート情報を始め、INST IN(Instrument in)、AUX Inからのコード情報を検知します。

INST INは鍵盤楽器で無くてもよく、和音が入力できる楽器(ギターなど)からキー検知します。 

内蔵マイクもキー検知をサポートし曲に適したハーモニーボイスを再生します。

Reverb (onboard) リバーブ(オンボード)

リバーブは擬似的な空間を作り出し、小さな空間からコンサート会場の広さまで作りだすことができるエフェクトです。 

テンポの早い曲は小さい(短い)サイズ、バラードなどのゆったりとした曲であれば大きめな(長めの)サイズのリバーブを選択して下さい

Echo (onboard) エコー(オンボード)

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またの名を「ディレイ(Delay)」と呼びます。

何度も繰り返し再生を続けながら減衰するエフェクトです。やまびこのように繰り返しまでの時間がながい設定出来たり、Perform-V(VK)にはリピート(エフェクト)音にメガフォンエフェクトやラジオエフェクトを加えたプリセットを設定することが出来ます。

Double (Beamable) ダブル(要ビーム転送)

ダブルもしくはダブリングエフェクトは入力された声をそのまま複製します。どのジャンルでも使える使用頻度の高いエフェクトです。 プリセットによってオクターブボイスに設定することも可能です。

Megaphone (beamable) メガフォン(要ビーム転送)

フィルターや歪みが加わるエフェクト。 ラジオから流れてくるような声であったり、拡声器から聞こえてくるように歪みがかかった音まで様々なプリセットを用意しています。

メガフォンエフェクトは極端にEQ補正をしたプリセットもあり、使用する前に音量を確認しないとスピーカーから大きな音が再生される場合もありますので注意が必要です。

また他のエフェクトに比べて全体的にハウリングを起こしやすいエフェクトでもあります。

HardTune (beamable) ハードチューン(要ビーム転送)

ハードチューンは名前とエフェクト効果を誤解されるエフェクトですが、オートチューンと呼ばれる極端にピッチ補正するスタイル(T-Pain™スタイル)だけではなく自然に補正するスタイルもあり、ハーモニーと同じように外部入力(MIDI,INST In, Aux In)で検知したスケールに合った音程をキープ出来るエフェクトでもあります。 

µMod (beamable) マイクロモッド(要ビーム転送)

µModはマイクロモジュレーションの略で、フランジャー、コーラス、ディチューンなどのエフェクトです。 

設定は控えめで声に揺らぎを与えるプリセットもあれば、ワウのような激しい効果を持つエフェクトまで様々あります。

µModはあなたのパフォ-マンスによいスパイスを与えてくれます

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Turning Effects On and OFF

エフェクトの編集

Turning Effects On and Off(エフェクトのON/OFF)

シンプルにボタンをタッチするだけです。 緑色の状態がON、白い状態がOFFです。

Editing Effects(エフェクトの編集)

編集はボタンの長押しを行うとボタンが点滅します。点滅している間にノブを回すことでエフェクト・レベル(Volume)とスタイルを編集できます。

編集方法はノブを回してノブの周りのLEDの色と数を設定するだけです。

設定が終わりましたら、何もしないと数秒後通常のモードにもどります。

下記がPerform-VKで設定できるエフェクトスタイルです

Reverb(リバーブ)

• Room• Club• Hall • Beamed preset Style(Appsから転送できるスタイル)

Harmony(ハーモニー)

• 自分の声よりも高い音を1声 (1 Voice Above)• 自分の声よりも低い音を1声 (1 Voice Below)• 自分の声よりも高い(低い)音を2声 (2 Voices (1 above and 1 below))• Beamed preset Style(Appsから転送できるスタイル)

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https://youtu.be/jmPzqF-kKqM

Perform-VK Harmonyスタイル紹介

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Echo(エコー)

• 1/4 Note• 1/8 Note• Slap• Beamed preset Style(Appsから転送できるスタイル)

保存方法

Perform-VKはリアルタイムでプリセットに上書きされます

Preset(プリセット)

プリセットは複数のエフェクト(スタイル)をまとめて保存が出来ます。

Perform VKでは3つのプリセットを保存できます。

使い方としてはプリセット1にはテンポの速い曲、プリセット2はテンポの遅い曲、プリセット3は歪みなどが入ったFXが含まれるなどが挙げられます。

プリセットの作り方としてテンポの速い曲にはショートリバーブ、テンポの遅い曲にはロングリバーブなどを試してプリセット作りをしてください。

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Importing (Beaming) a preset

ビーム転送設定

Importing (Beaming) a presetインポート・プリセット(ビーム転送)

Perform-VKでは各プリセット(1、2、3)にオンボード・ エフェクト以外のエフェクトもプリセットを追加することが出来ます。

ビームは以下の7種類のエフェクトをインポート出来ます。

• ハーモニー• ハードチューン(ピッチコレクション)• メガフォン• モジュレーション (コーラス、フランジャーetc.) • リバーブ• ダブル• エコー

プリセットに追加する場合には更新したいプリセット番号を呼び出してスマートフォンからビーム転送を行います。

スマートフォンでの転送方法は以下の動画をご参照下さい。

HIT(ヒット)

ビームのプリセットには1つのプリセットに追加のエフェクト・プリセット(HIT)をインポートすることが出来ます。

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https://youtu.be/iBAbt4M2lXU

Perform-Vシリーズのビーム転送方法

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左画像はブリセットの一例ですが、Effectはプリセットに追加されたエフェクトの種類(リバーブ、ハードチューン)となり、HITにはハーモニーが追加されます。

プリセットをHITにしたい場合には同じプリセットを再度タップすると青く光ります。

EffectはLEDが緑色

HITはLEDが青色

Editing a Beamed preset(ビームプリセットの編集)

Harmony、Reverb、Echoが含まれるプリセットの編集は基本操作と同じになります。

各エフェクトボタンを長押しすることでビーム・プリセット(白色のLED)が表示され編集できます。 

また他のエフェクトの編集につきましてはプリセットボタンを長押しすることでビーム・プリセット(白色のLED)となり、編集モードに入ります。

編集出来るパラメータ-の内容は以下のチャートをご参照ください。

例えばプリセットにHarmonyとHardtuneが含まれる場合は表5になり、編集項目(Modifier)はHarmony Levelとなります。

また、プリセットにMegaphoneとuModが含まれる場合は表8となり、編集項目はuMod Levelとなります

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Tone

トーン機能

Tone (トーン)

ToneはON(緑色)にするだけで、ボーカルに最適なEQ、コンプレッション、ディエッサー及びゲートがかかります。 

EQ(イコライザー)

声の形を楽器によい状態にサポートしてくれます。

Perform VKでは低域のぼやっとした部分をカットし、高域のキラキラした部分を持ち上げています。 多くの作品で使われているリードボーカルの設定でもあります。

Compressor (コンプレッサー)

大きい音と小さい音の音量差をバランスよくしてるエフェクトです。 LiveでもRecordingでもほぼ全ての楽曲にコンプレッサーが使われております。 Perform VKでは楽曲に埋もれないように設定されております。 

De-Ess (ディエッサー)

声の高域を強調したりコンプレッションした際に生じる歯擦音(しさつおん)を取り除くエフェクトです。 

歯擦音(しさつおん)は、歌唱中の「サ」行の音や一部の濁音の後に続く母音を

伴わない継続音、または息を吹く音で切り裂くような耳障りなサウンドです。

Gate (ゲート)

入力信号が無いとき(低いとき)、曲間などにインプットの信号を切ることができるエフェクトです。

用途としてフィードバックの軽減、マイクがボーカル以外の音が入ってしまうのを防ぐためです。

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Anti-Feedback (アンチフィードバック)

Perform VKのアンチフィードバックはフィードバックが生じる可能性のある周波数帯域を自動的に検出して取り除くエフェクトです。

フィードバックが生じる可能性のある周波数帯を検知した場合には、LEDが点滅を始めその帯域の周波数帯域にフィルターをかけます。

注意していただきたい点はアンチフィ-ドバックをONにしてもすべてフィードバックを取り除いてくれるわけではないので、フィードバック対策をして下さい。

・モニターまたはPAスピーカーをマイク前面に向けないでください。

・マイクに口を限りなく近づけて歌ってください。

・TC-Helicon MPシリーズ、スーパーカーディオイドのダイナミック・マイクをお試しください。

・PAのチャンネルEQとグラフィックEQをフラットにしてみてください。

・バンド全体の音量を落とし、PA/モニターのボリュームを下げてもらってみてください。

Pitch Correction(ピッチコレクション)

ピッチコレクションは音程をゆるやかに正確なピッチに近づける機能です。

音程は常にクロマチック・スケールと比較され、一番近いセミトーン(半音)に補正されます。声を出しているシンガー本人にとって、ピッチ補正はいわゆる「コーラス・エフェクト」の様なサウンドとして聴こえますがオーディエンス側(客席側)には、生声とPA 両方の音が聴こえることはほとんどありません。

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Pitch Guide, +48V (Phantom Power) Mic Controlエフェクト以外の各種設定1

Pitch Guide(ピッチガイド)

ピッチガイドは練習の際に自分のピッチを視覚で確認することの出来る機能です。

Pitchボタンを長押しすると中央のリングがピッチを表示します。(LEDリングが両側下方から中央に流れます) 

12時を中心に3つの緑色のLEDが点灯していれば正しいピッチとなります

ピッチガイドをOFFにする場合には再度Pitchボタンを長押しして下さい。

各LEDの表示は以下のとおりです。

グリーン(オンノート)、左側オレンジ/レッド(フラット)、右側オレンジ/レッド(シャープ)

+48V (Phantom Power ファンタムパワー)

コンデンサーマイクを利用する場合には"48V"ボタンを押して(2秒間)ファンタム電源を入れて下さい。 ONの状態は赤色に点灯します。

もし、お持ちのマイクがコンデンサーマイクか不明な場合でも音で出ない場合にはファンタム電源を入れてみて下さい。 お持ちのマイクがダイナミックマイクでもマイクにダメージを与えることはありませんのでご安心下さい。

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Mic Control(マイクコントロール)

マイクコントロールはファンタム電源を使用します。

MP-75もしくはMP-76を使用する場合は以下の方法で認識させることが出来ます。

"48V"を押しながらPresetの1、2、3を押します。

Preset 1 = マイクコントロール・オフPreset 2 = MP-75 モード Preset 3 = MP-76 モード

初期設定はMic ControlボタンはMP-75はプリセット切替(1~3)を繰り返します。

MP-76はHarmonyのON/OFF

左のボタンはPreset 1 右のボタンはPreset2、下のボタンはPreset3となります。

各ボタンは好きなボタンにアサインすることが出来ます。

アサインしたいボタン(例Mic Control)を押しながらPerform VK側のReverbを押すとReverbのON/OFFに切り替わります。

その他にも下記のパラメータ-にアサイン出来ます

HarmonyReverbEcho Tap TempoTalkPreset 1Preset 2Preset 3ToneAnti-FeedbackPitchマイクコントロールの設定方法はこちらの動画もご参照下さい(紹介動画はPerform-VGですが、Perform-VKでも設定方法は同じです)

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https://youtu.be/jpq03Xpan38

Perform-VG MP-76 microphoneとの設定方法

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Talk, Lock/Mute, Tap, Roomsense, Aux

エフェクト以外の各種設定2

Talk(トーク)

曲間などのエフェクトを必要とせずにオーディエンスと話しをする場合などに使用します。

トークスイッチが赤い場合にはエフェクトはかからずドライ音のみ(ToneはON)出力されます。

Lock/Mute(ロック/ミュート)

トークスイッチを長押ししてトークボタンが赤く点滅している場合はマイク入力はMUTEされ、フロントパネルは操作が出来なくなります。Lock/Mute状態でも、Aux In, INST In信号は出力されます。 解除する場合には再度トークボタンの長押しして下さい。

Tap (Tempo テンポ)

テンポはエコーのプリセットで使用する反復する間隔を決定します。

ただしエコーのスタイルで"Slap"(青色)についてはテンポ情報は無効になります。

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RoomSense(ルームセンス)

本体の右下にある黒い穴には内蔵マイクが搭載されており、以下の機能が備わっています。

1. スマートフォンからビーム転送(音声)する際に受けるマイク

2. MIDIやINST INもしくはAUX Inからの信号がない場合、マイク近くにコードが検出できる音(Acoustic Guitar、Acoustic Pianoなど)を検知します。

3 マイクを接続しない状態で電源を入れた場合には、コンデンサーマイクとしてボーカルエフェクトの設定、練習をすることが出来ます。このモードの場合、フィードバックを避けるため、メイン出力からは音は出ず、ヘッドフォンアウトからの出力となります。

AUX Input(AUXインプット)

MIDIもしくはINST INにコード情報がない場合にAUX Inからの信号でコード(キー/スケール)を検知します。 

(Aux Inからの信号を受けつつMIDI情報もしくはINSTからの音声情報を入力した場合にはそれらが優先されます。)

AUXインプットにはボリュームコントロールがありませんので、音量調整は接続機器側で設定して下さい。

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バージョン1.2.02よりAux Inputが遅れて出力は解消されておりますので、入力信号に遅延を感じるようであればVoiceSupport2経由でアップデートを行って下さい。

Aux Inputが遅れて出力するケースはINST InとMIDIに信号が入っていない時に発生しました。

Aux のメイン出力設定

AUXからの信号をメイン出力に出したくない場合には、AUXに3.5mm (1/8'') ケーブルを接続する際にヘッドフォンボタンを押しながらケーブルを接続して下さい。 AUX信号に加えてINST INの信号もメイン出力から出力されなくなります。(ケーブルを抜くとリセットされ、再度ケーブルを接続するとメイン出力から音が出ます。)

Dimming the Buttons ボタンの調光

セットボタンを一度タップすると緑色のLEDがリングに表示されますので、明るさを変更できます。

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Switch-3, Switch-6

Switch-3/Switch-6 (Pedal) In の設定

Switch-3/Switch-6 (Pedal) In の設定

Swich3もしくはSwitch6をPerform VKに接続しましたら以下の操作を足元で行うことが出来ます。

Switch-3

Switch1 = Preset 1Switch2 = Preset 2Switch3 = Preset 3

Switch-6は1~3まではSwitch-3共通で

Switch4 = HarmonySwitch5 = ReverbSwitch6 = Echo

他のパラメータ(+48v, Tap, Talk)へもアサイン可能でフットスイッチを押しながら反映させたいボタンを押すことで設定は完了です。

Switch-6の設定方法動画をご参照下さい。Perform-VKはハーモニースタイルのアサインは出来ません

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https://youtu.be/AtXhAdgxZKI

Perform-VGとSwitch-6の設定方法

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USB Audio

USBオーディオ設定

USB Audio

4 in 8 outputチャンネルのUSBオーディオインターフェイスの機能を持ちます。ドライバーにはUSBオーディオの他にMIDI機能が含まれます。

USB IN(USBイン)

CH1 バッキング・トラック L

CH2 バッキング・トラック R

CH3 ドライボーカル入力

CH4 ナチュラルプレイ入力(オーディオ信号は出力しません)

CH1とCH2はバッキング・トラックとしてメインアウトから出力されます。(Perform VK側のエフェクトは反映されず、出力レベルはPC側で設定してください。)

CH3はドライボーカルCHとしてPerform VKのマイク入力と同様のチャンネルとなります。

(Perform VK側のマイク入力がある場合はUSB INは無効になります。)

CH4はナチュラルプレイ(Natural Play)入力で音声は出力されずにコード検出のみを行うチャンネルとなります。

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USB OUT(USBアウト)

*Perform-VKはオーディオプレイバック機能はありません。

(オーディオプレイバック機能とはPCからの再生される音を録音、インターネット配信への音楽出力ができる機能)

CH1はメイン出力のLチャンネル(Voice, Keyboard, Aux In)

CH2はメイン出力のRチャンネル(Voice, Keyboard, Aux In)

*AUX及びKeyboardメイン出力に出力しない設定にしてもUSB Outからは出力されます。

*PCをから再生されている音は出力されません

CH 3 ドライ・ボイス

CH 4 未使用チャンネル

CH 5 Inst IN L / Aux L

CH 6 Inst IN R / Aux R

CH 7 Harmony Voices L

CH 8 Harmony Voices R

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MIDI, Factory Reset

MIDI設定及び工場出荷時へのリセット

MIDI Implementation Perform-VKでは次のMIDI情報を受けることが出来ます。 Control Change(CC), Program Change(PC) MIDI Tempo(MIDI Clock)MIDI PC Messages(プリセットチェンジ)Preset 1 = PC 125Preset 2 = PC 126Preset 3 = PC 127MIDI CC List(コントロール・チェンジ)Implemented CCsを参照してください

RPN/NRPN ImplementationRPN 0: ピッチベンドのセンシティビティのレンジを設定します。MIDI Tempo(MIDI Clock)Perform-VKはMIDI Tempoを受信することが出来、Echoのテンポを同期させる事が出来ます。Split Point and TransposeハーモニーをMIDIでコントロールする際にNote ModeもしくはNatural Playとなりますが、スプリット機能を使い左手はNatural Play、右手はメロディといったように鍵盤の位置で機能を分けることが出来ます。

上記の使用用途として設定方法はSETボタンを押しながら基準となるKey(C4など)を押して左(B3) 右(C#4)の鍵盤を押します。例) SplitポイントをC4に設定した場合 1. SETボタンを押しながらC4を押します2. SETボタンを押し続けてB3を押します3. SETボタンを離すとC4から低い鍵盤のみハーモニーが反映されます。

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Implemented CCs

工場出荷状態に戻す方法

Perform-VKを初期化するには、電源をいれる際にHarmonyとEchoを押しながら電源を入れて下さい

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