太陽光発電システム - Panasonic...3 免責事項...

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施工説明書 太陽光発電システム HITルーフ据付方式 太陽電池モジュール HIT」 2017/02 第5版 施工説明書をよくお読みのうえ、正しく安全に施工してください。 特に「安全上のご注意」(4~5ページ)は、施工前に必ずお読み ください。 施工説明書に記載されていない方法や、指定の部品を使用しない 方法で施工されたことにより事故や損害が生じたときには、当社 では責任を負えません。 ■作業に応じて保護具をご着用ください。また雨天時および強風 時の作業はお避けください。 2m以上の高所で作業を行う場合は、危険防止のため労働安全 規則に従って施工を行ってください。 ■電気配線工事は、「電気設備技術基準」や「内線規程」に従って 確実に行ってください。配線工事は、電気工事士の資格が必要です。 ■関係法令に従って、施工を行ってください。 ■梱包材や残材は、法律に従って適切に処理してください。 ■この商品は日本国内専用品ですので、日本国外での設置は しないでください。 改訂履歴 仕様 太陽電池モジュール仕様 構成図 部材・部品表 部品員数表 施工のながれ 墨出し HITルーフ用金具の取り付け 太陽電池モジュールの 取り付け 施工後の確認 積雪に関する太陽電池設置について もくじ 4 免責事項 5 安全上のご注意 6 : 33 HITルーフ用金具の取り付け範囲 34 35 36 37 37 38 3; 棟部材の配線 48 43 スリムカバー (オプション)の 取り付け 47 4; 適用表 54 納まり参考図 52 55 (一般・積雪・多雪地域用) ※従来の名称は「機能屋根システム据付方式」です。

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Page 1: 太陽光発電システム - Panasonic...3 免責事項 本システムは住宅用太陽光発電システムとして十分満足しうる品質を備えていますが、 正しい施工(標準施工)と適切な維持管理がなされていることによってはじめて発電

施工説明書太陽光発電システム

HITルーフ据付方式太陽電池モジュール「HIT」

2017/02 第5版

■施工説明書をよくお読みのうえ、正しく安全に施工してください。 特に「安全上のご注意」(4~5ページ)は、施工前に必ずお読み ください。■施工説明書に記載されていない方法や、指定の部品を使用しない 方法で施工されたことにより事故や損害が生じたときには、当社 では責任を負えません。■作業に応じて保護具をご着用ください。また雨天時および強風 時の作業はお避けください。 2m以上の高所で作業を行う場合は、危険防止のため労働安全 規則に従って施工を行ってください。■電気配線工事は、「電気設備技術基準」や「内線規程」に従って 確実に行ってください。配線工事は、電気工事士の資格が必要です。■関係法令に従って、施工を行ってください。■梱包材や残材は、法律に従って適切に処理してください。■この商品は日本国内専用品ですので、日本国外での設置は しないでください。

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

構成図

部材・部品表

部品員数表

施工のながれ

墨出し

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

施工後の確認

積雪に関する太陽電池設置について

もくじ

免責事項

安全上のご注意

HITルーフ用金具の取り付け範囲

機能屋根システム用固定金具の取り付け範囲

棟部材の配線

スリムカバー(オプション)の取り付け

適用表

納まり参考図

施工手順

(一般・積雪・多雪地域用)※従来の名称は「機能屋根システム据付方式」です。

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・設置禁止エリアを変更。・多雪地域(150cm以下)に対応。・機能屋根システム「特別仕様」を追加。・積雪に関する太陽電池設置の注意を修正。

・HITハーフタイプに対応。・右基準設置について追記。・換気棟の配線追記。

・一般市販開始に合わせて「HITルーフ」に商品名称を変更。

改訂内容改訂年月 改訂版

改訂履歴

2013年11月 第2版

2014年 4月 第3版

・多雪地域対応について、「150cm以下」から「200cm以下」に変更。・PV押えCを導入。・モジュール間カバー(オプション)、モジュール間雪止め(オプション)を導入。

2015年 5月 第4版

2017年 2月 第5版

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免責事項本システムは住宅用太陽光発電システムとして十分満足しうる品質を備えていますが、正しい施工(標準施工)と適切な維持管理がなされていることによってはじめて発電性能や耐久性、耐候性、その他諸機能が発揮されるものです。従って正しい施工と適切な維持管理をぜひとも実施していただくようお願いします。なお、万一太陽光発電システムに不具合が生じた場合は、下記の免責事項をふまえた上で、当社にご相談ください。

●施工説明書に記載された事項に反する立地条件・設計がなされた場合。

●当社標準施工を導入せず、施工により不具合が生じた場合。

●使用者が入居後に増改築、補修などを行い、各種の設備器具や付属品を取り付けたために 不具合が生じた場合。

●使用者の不適当な維持管理、改造または使用上の誤りにより不具合が生じた場合。

●使用者または第三者の故意または過失により不具合が生じた場合。

●不適当な修理または移設、運搬により故障または損傷した場合。

●初期の損傷を発見後、速やかに届け出がなされなかった場合。

●飛来物(瓦、看板、ボール、火砕物、隕石など)により損傷した場合。

●当社太陽光発電システムからの落雪により不具合が生じた場合。

●ネズミなどの小動物の害に起因する損傷、機能不良が生じた場合。

●建物構造の変形、変位などによって不具合が生じた場合。

●経年劣化による野地板の腐食、反り、変形によって不具合が生じた場合。

●自然災害(火災、風水害、地震、落雷、台風、噴火、津波、雪害、降雹など)、周辺環境 (塩害、温泉場、強酸、強アルカリ、特殊ガス、高熱を発する環境)、公害(煤煙、鳥糞など) などにより不具合が生じた場合。

●自然特性または通常の経年変化による金属サビ、磨耗、コケ、藻などの汚れ、変色などが 生じた場合。

●契約当時での技術では予想する事ができなかったことが原因により不具合が生じた場合。

※標準施工以外の施工によるクレームが発生した場合、当社は責任を負いかねます。

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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安全上のご注意

「死亡や重傷を負うおそれがある 内容」です。

「軽傷を負うことや、財産の損害が 発生するおそれがある内容」です。

■誤った施工をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、 説明しています。

■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。(次は図記号の例です)

人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。

してはいけない内容です。

実行しなければならない内容です。

太陽電池モジュールに乗ったり、足をかけたりしない破損してけがをするおそれがあります。滑ってけがをしたり、転落するおそれがあります。

手袋を着用する素手で取り扱うと、木口や切断面のバリでけがをするおそれがあります。切断部のバリはやすりなどで除去してください。

切断や穴あけ作業時は保護メガネを着用する切削粉が飛散し、目を損傷するおそれがあります。

施工説明書に従って正しく施工を行う必要な取付強度が得られません。雨漏れや強風による部材の飛散、脱落のおそれがあります。

雨天時など屋根面がぬれている場合、または強風時には、設置工事はしない

足を滑らせたり、風にあおられたりして転倒、転落するおそれがあります。

高所作業を伴うため、服装と保護具を正しく着用する転落、部材の落下によりけがをするおそれがあります。

架台部材を屋根に固定するまでは絶対に乗らない転倒、落下して事故の原因となります。

太陽電池モジュールや架台部材などの製品、部品を屋根上に固定しないまま放置しない落下して事故の原因となります。

出力ケーブルやコネクタを破損させたり、はさまない

出力ケーブルやコネクタを太陽電池モジュールやフレームなどの間にはさまないでください。ケーブルやコネクタが破損し、火災や感電のおそれがあります。

出力ケーブルはショートさせない端子ボックスを開けない

ライターなどの発火物を太陽電池モジュールの下に落としたまま放置しない

火災、感電、けがのおそれがあります。

電圧測定中はテスターの端子棒(先端金属部)に触れない

感電するおそれがあります。

作業時は、金属製の首飾りなどを身に着けないコネクタ内の電極部に触れると、感電するおそれがあります。

感電に注意する太陽電池モジュールに太陽光やその他の光源をあてると電気が発生します。

発火し、火災の原因になります。

出力ケーブルやコネクタを加工しない感電や火災のおそれがあります。

絶縁手袋を必ず着用し、電圧のチェック作業を行う感電するおそれがあります。

必ずトルクレンチを使用し、締め付けトルク(5~6N・m)を守る・締め付け不足の場合、金具の取り付け強度が 確保できず、太陽電池モジュールが落下する おそれがあります。・締め付けすぎると、ボルトとナットが共回りして 金具の取り付け強度が確保できず、太陽電池 モジュールが落下するおそれがあります。

屋根のキャップの溝に金具がしっかりと引っ掛かっていることを確認する引っ掛かりが不十分の場合、太陽電池モジュールが落下するおそれがあります。

禁止

必ず守る

禁止

必ず守る 禁止

火気禁止

手袋着用

感電注意

必ずお守りください

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■服装と保護具 ヘルメット作業者名、血液型連絡先を明記する

作業服

腰袋手袋

作業ズボン高所用安全靴(滑りにくい靴をはく)または、地下足袋

保護メガネ

安全帯(命綱)高所作業においては転落防止のために必ず使用すること

必ずお守りください安全上のご注意

施工物件や隣地における「出入り口・バルコニー・駐車スペースなど」かつ周辺道路を含め、「屋外にある家財・植栽・自動車など」へ落雪した場合の安全性(被害のおそれ)を確認してから設置作業を開始する

周辺環境・太陽電池モジュールの設置条件を考慮の上、安全性確保が難しい(落雪被害が容易に想定できる)と判断した時は、速やかに「建物・工事の元請け会社や施主」に相談して設置方針(落雪対策等)を確認してください。

降雪のある寒冷地で、すが漏りが発生しやすい住宅構造である場合、太陽電池モジュールは外壁芯から内側に設置する

垂直積雪量が50cmを超える地域において、屋根上に雪止め金具が設置されている場合は、雪止め金具最上段より500mm以上離して太陽電池モジュールを設置する

・すが漏りによる漏水を引き起こすおそれがあります。・すが漏りによる野地の劣化により太陽電池架台の 固定強度が損なわれるおそれがあります。・すが漏りにより、太陽電池モジュールが破損する おそれがあります。・不均一な積雪荷重により軒を破損するおそれが あります。・設置に際しては、「建築・工事の元請け会社や施主」 に相談して設置方針を確認してください。

太陽電池モジュール上の雪が雪止め金具を飛び越えて落下するおそれがあります。

積雪している太陽電池モジュールに乗らない

・転倒、落下して事故の原因となります。・一度に多量の雪が落下するおそれがあり事故の 原因となります。・雪下ろし道具で太陽電池モジュールや架台を 破損するおそれがあります。

太陽電池モジュールおよび架台に雪止め金具を直接取り付けない

故障や火災の原因になります。

施工物件や隣地における「出入り口・バルコニー・駐車スペースなど」かつ周辺道路を含め、「人の往来する場所」へ落雪した場合の安全性(被害のおそれ)を確認してから設置作業を開始する

周辺環境・太陽電池モジュールの設置条件を考慮の上、安全性確保が難しい(落雪被害が容易に想定できる)と判断した時は、速やかに「建物・工事の元請け会社や施主」に相談して設置方針(落雪対策など)を確認してください。

〈積雪に関する太陽電池設置時のご注意〉

●太陽電池モジュールはぬらさないように、施工現場では必ず防水シートをかけて保管してください。●太陽電池モジュールの保管は台木などの保護材の上に水平積みしてください。●太陽電池モジュールは物に当てたり、木口や角が損傷しないように注意してください。●太陽電池モジュールの出力ケーブルを持って本体を吊り上げないでください。

■取り扱い・運搬上のお願い

禁止

必ず守る必ず守る

必ず守る

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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<全体についてのお願い事項>

●屋根から太陽電池が絶対に突出しないようにしてください。屋根端部付近に太陽電池モジュールおよび架台を設置する際に、太陽電池モジュールが屋根面から絶対に張り出す(突出する)ことのないように、周囲部をあけて取り付けてください。(見積り時の屋根寸法と異なっている場合)

●作業スペースを考慮してください。標準図面は、耐荷重という観点から考えて、単純に設置可能な最小の屋根サイズを示したものです。外周部には必要に応じて作業スペースを設けてください。作業スペースとして外周400mm以上を推奨します。

●太陽電池モジュールの直列・並列接続枚数は、系統図のとおりとしてください。

●年間を通して日影にならない場所に設置してください。日影になる場合は発電量が少なくなります。

●システムにおいて太陽電池の1系統分(直列接続分)は、必ず同一面に設置してください。 また、各系統の太陽電池直列枚数は原則的にはそろえてください。

●設置方位はなるべく南向きに設置してください。設置面積が不足する場合は東面あるいは西面に設置し、北面への設置は避けてください。北面へ設置すると、「十分な発電量が得られない」「隣家への光害が発生する」などの問題が生じるおそれがあります。北面以外でも、設置場所条件により、同様の問題が生じるおそれがありますので、条件を考慮して設置してください。

●直接海水が飛散する場所への設置は行わないでください。腐食などにより機器が破損するおそれがあります。

■太陽電池設置についてのお願い

●積雪地域に設置する場合は太陽電池モジュールが屋根周囲部(軒、棟、けらば)の積雪や滑雪の影響を 受けないように、屋根周囲部に適切なスペース、あるいは雪止めを設けるなど考慮してください。

●「積雪に関する太陽電池設置について」・「積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項」を参考に 建物あるいは屋根の設計施工業者とよくご相談ください。

●雪止め金具が取り付けられた屋根に太陽電池モジュールを新設する場合は、雪止め金具の上方に 500mm以上離して設置してください。

積雪深さが適用表に示す上限値を超えると、モジュール、架台を破損するおそれがあります。雪下ろしは販売店・施工店によくご相談の上、安全と機器の損傷に注意して行ってください。

●必要に応じて雪下ろしを行ってください。

●固定金具に、物を当てたり、足をかけたりしないでください。固定金具を無理に固定したり、変形させたりしないでください。金具に想定外の外力がかかり破損するおそれがあります。

●太陽電池モジュールがおよぼす荷重に耐える家屋、および屋根構造であることを確認してください。荷重増加の目安

積雪100cm未満の地域に施工する場合:約17kg/枚(標準モジュール)、約10kg/枚(ハーフモジュール)積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合:約18kg/枚(標準モジュール)、約10kg/枚(ハーフモジュール)

アース線は、IV(5.5mm2、緑色)を使用してください。圧着端子は、丸型端子(R形)[材質:無酸素銅(電気すずめっき1μm以上)]を使用し、適合する圧着工具で正しく圧着してください。Y形端子は、使用しないでください。工事は、「電気設備技術基準」や「内線規程」に従い、下記D種またはC種接地工事の基準に従って確実に行ってください。・D種接地工事:接地抵抗値100Ω、C種接地工事:接地抵抗値10Ω(太陽電池モジュール1系統の開放電圧が 300Vを超える場合は、C種接地工事になります。ただし、D種、C種共に低圧電路において、当該電路に地絡を 生じた場合に、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは、接地抵抗値は500Ωになります。) ブロックごとに各1か所、接地アースを取り付けてください。

●架台からはアースを必ずとってください。

太陽電池施工時のご注意本太陽電池モジュールは、出力性能向上のため特別なガラスを使用(※)しております。取り扱いには必ず下記事項をお守りください。●きれいな手袋で取り扱いください。●持ち運びの際は、梱包箱や周囲の枠部分を持つなど、ガラス表面に触れないでください。●開梱や配置時に、ケーブルやコネクタがガラス表面に触れないようにしてください。●ガラス表面を踏まないでください。●その他施工時における注意事項は、施工説明書の本編を必ずお読みください。

万一、油脂などの汚れが付着してしまった場合、出力性能に変化はございませんが、汚れが目立つ場合は、以下の注意事項と手順をよくご確認いただき、ご対応ください。 ( 処置を誤ると、性能を損なうおそれがあります。)

以下の洗剤は、絶対に使用しないでください。

ガラスの表面を曇らせ、出力を低下させるおそれがあります。

●酸性、または強アルカリ性洗剤

●ガラス表面に膜をつけるもの

〈清掃手順〉

②ガラスの端など目立ちにくい個所で、曇りやふきムラができないか、お試しください。

※マジックリンは花王の商標です。

保護成分がガラス表面に残ると、光沢の違いによりムラになって見える場合があります。

※一般的な窓ガラスより光を透過しやすい特別なガラスを使用しております。そのため、指紋や油脂 などによる汚れがガラス表面に付着すると、汚れた部分の光沢の違いにより、目立って見える場合が あります。油脂などの付着を防ぐために上記の事項をお守りください。

もしも汚してしまったら・・・

①油脂などが付着した個所を、中性~弱アルカリ性のガラス用洗剤を用いてきれいな布で ふき取ってください。

③清掃した個所をきれいな布で水ぶきしてください。

ガラスマジックリン推奨洗剤

・油脂などの種類や程度によっては完全に除去できない場合やふきムラが見える場合があります が、製品の品質や出力性能に影響はありません。・ガラス表面を傷めるおそれがあるため、強くこすらないでください。その他、洗剤に記載して いる使い方・使用上の注意・応急処置の方法などをよく読んで、ご使用ください。

Windex Original※Windex はSC Johnson & Son, Inc.の 商標です。

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<全体についてのお願い事項>

●屋根から太陽電池が絶対に突出しないようにしてください。屋根端部付近に太陽電池モジュールおよび架台を設置する際に、太陽電池モジュールが屋根面から絶対に張り出す(突出する)ことのないように、周囲部をあけて取り付けてください。(見積り時の屋根寸法と異なっている場合)

●作業スペースを考慮してください。標準図面は、耐荷重という観点から考えて、単純に設置可能な最小の屋根サイズを示したものです。外周部には必要に応じて作業スペースを設けてください。作業スペースとして外周400mm以上を推奨します。

●太陽電池モジュールの直列・並列接続枚数は、系統図のとおりとしてください。

●年間を通して日影にならない場所に設置してください。日影になる場合は発電量が少なくなります。

●システムにおいて太陽電池の1系統分(直列接続分)は、必ず同一面に設置してください。 また、各系統の太陽電池直列枚数は原則的にはそろえてください。

●設置方位はなるべく南向きに設置してください。設置面積が不足する場合は東面あるいは西面に設置し、北面への設置は避けてください。北面へ設置すると、「十分な発電量が得られない」「隣家への光害が発生する」などの問題が生じるおそれがあります。北面以外でも、設置場所条件により、同様の問題が生じるおそれがありますので、条件を考慮して設置してください。

●直接海水が飛散する場所への設置は行わないでください。腐食などにより機器が破損するおそれがあります。

■太陽電池設置についてのお願い

●積雪地域に設置する場合は太陽電池モジュールが屋根周囲部(軒、棟、けらば)の積雪や滑雪の影響を 受けないように、屋根周囲部に適切なスペース、あるいは雪止めを設けるなど考慮してください。

●「積雪に関する太陽電池設置について」・「積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項」を参考に 建物あるいは屋根の設計施工業者とよくご相談ください。

●雪止め金具が取り付けられた屋根に太陽電池モジュールを新設する場合は、雪止め金具の上方に 500mm以上離して設置してください。

積雪深さが適用表に示す上限値を超えると、モジュール、架台を破損するおそれがあります。雪下ろしは販売店・施工店によくご相談の上、安全と機器の損傷に注意して行ってください。

●必要に応じて雪下ろしを行ってください。

●固定金具に、物を当てたり、足をかけたりしないでください。固定金具を無理に固定したり、変形させたりしないでください。金具に想定外の外力がかかり破損するおそれがあります。

●太陽電池モジュールがおよぼす荷重に耐える家屋、および屋根構造であることを確認してください。荷重増加の目安

積雪100cm未満の地域に施工する場合:約17kg/枚(標準モジュール)、約10kg/枚(ハーフモジュール)積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合:約18kg/枚(標準モジュール)、約10kg/枚(ハーフモジュール)

アース線は、IV(5.5mm2、緑色)を使用してください。圧着端子は、丸型端子(R形)[材質:無酸素銅(電気すずめっき1μm以上)]を使用し、適合する圧着工具で正しく圧着してください。Y形端子は、使用しないでください。工事は、「電気設備技術基準」や「内線規程」に従い、下記D種またはC種接地工事の基準に従って確実に行ってください。・D種接地工事:接地抵抗値100Ω、C種接地工事:接地抵抗値10Ω(太陽電池モジュール1系統の開放電圧が 300Vを超える場合は、C種接地工事になります。ただし、D種、C種共に低圧電路において、当該電路に地絡を 生じた場合に、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは、接地抵抗値は500Ωになります。) ブロックごとに各1か所、接地アースを取り付けてください。

●架台からはアースを必ずとってください。

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安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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⑨適用屋根材正しく施工されたパナソニック(株)製「HITルーフ」のみ対応します。

⑦適用野地板構造用合板12mmのもの。耐火野地、バラ板(杉小幅板など)には設置できません。チップ方式の野地板(OSB・パーチクルボードなど)には設置できません。

⑧適用下葺き材改質アスファルトルーフィング下葺き材(ARK-04S準拠) 

⑥適用垂木1)材質木材[木製](杉、桧、栂、米松など)

2)サイズ幅30mm以上、高さ45mm以上、 かつ45mm角以上の断面二次モーメントを有すること。

3)ピッチ縦垂木  455mm以下

●屋根本体の耐荷重は、100kgの作業者(荷物の重量を含む)が施工することを想定して設定しております。 それ以上の荷重を加えないでください。●設置の際に屋根面に穴をあけないでください。雨漏れの原因となります。

太陽電池モジュール

「特別仕様」について

「特別仕様」

●「特別仕様」とは屋根けらば部と太陽電池モジュールのすき間を狭くして、屋根の桁行方向いっぱいに太陽電池 モジュールを敷きつめ、屋根外観を向上させる仕様です。●特別仕様は、けらば外側端面から1か所目の金具取り付け可能部(左右に溝がある屋根凸部)までの距離で 判別可能です。

200mm425mm以上太陽電池モジュール

けらば断面図

金具取り付け可能部

左右に金具を取り付ける溝があります。

けらば外側端面から425mmの位置

けらば断面図

「標準仕様」

金具取り付け可能部

左右に金具を取り付ける溝があります。

けらば外側端面から200mmの位置

⑤垂直積雪量200cm以下に対応します。ただし、垂直積雪量によって金具の必要数量が異なります。詳細は32ページの適用表を参照してください。各行政庁(建築指導課など)が発表している垂直積雪量に準拠してください。また、32ページの「積雪に関する太陽電池設定について」、33ページの「積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項」も確認してください。

仕様1. 適用範囲

3. 設置条件

2. 設置の概要本架台は、「HITルーフ」専用の架台で、屋根接続凸部に金具を取り付けて、その金具に太陽電池モジュールをPV押えCで固定する屋根置き架台です。本金具は、太陽電池モジュール横置きのみ使用可能です。(太陽電池モジュール縦置きには使用できません)

この施工説明書は、パナソニック(株)が販売する太陽電池モジュールを個人住宅の屋根に設置する方法について適用します。

①躯体条件

②屋根条件

太陽光発電システム設置に関して、屋根重量が増加するため、躯体が重量に耐え得るかを確認してください。太陽電池1枚設置につき、約17kg/枚(ハーフモジュールは約10kg/枚)の重量増となります。ただし、積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合は約18kg/枚(ハーフモジュールは約10kg/枚)の重量増となります。

③設置高さ(屋根平均高さ)

④設置地域1)基準風速による制限

基準風速、地表面粗度区分によって異なります。詳細は32ページの適用表を参照してください。

地表面粗度区分によって異なります。

2)塩害に関する制限海水が直接かからない場所に設置してください。

1)屋根方位設置する方位はなるべく南向きに設置してください。設置面積が不足する場合は東面あるいは西面に設置し、北面への設置は避けてください。北面に設置すると、「十分な発電量が得られない」、「隣家への光害が発生する」などの問題が生じるおそれがあります。北面以外でも、設置場所条件により、同様の問題が生じるおそれがありますので、条件を考慮して設置してください。

2)屋根状態(劣化や雨漏れ)野地板、垂木の劣化、雨漏れ・結露の形跡がある場合は設置できません。躯体、野地板の強度が保たれており、屋根材に割れ・漏水などの問題がないこと。おおよそ、築後10年までの物件が目安となります。

3)設置面積適切な控え寸法を確保できる設置面積があること。

4)設置禁止エリア屋根先端から80mm、けらば外側端面から425mm(「特別仕様」の場合は200mm)、棟芯から300mmの範囲には設置しないでください。「特別仕様」については次ページを参照してください。

5)滑雪・落雪屋根先端まで太陽電池モジュールを設置した場合、滑雪による「雨樋の破損」、落雪による「器物の破損」などの問題が生じるおそれがあります。あらかじめ住宅設計面での対策を実施してください。

6)雪止め金具の取り付け垂直積雪量が50cmを超える地域では、軒側の太陽電池モジュール直下の雪止め金具は500mm以上離してください。

7)積雪・多雪地域および寒冷地域屋根先端まで太陽電池モジュールが設置された状況で、すが漏りが発生した場合、太陽電池モジュールを破損させるおそれがあります。降雪のある寒冷地で、すが漏りが発生しやすい住宅構造である場合、軒側の太陽電池モジュールは外壁芯から内側に設置してください。

3)影の影響に関する制限年間を通して日影にならない場所に設置してください。日影になる場合は発電量が少なくなります。

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⑨適用屋根材正しく施工されたパナソニック(株)製「HITルーフ」のみ対応します。

⑦適用野地板構造用合板12mmのもの。耐火野地、バラ板(杉小幅板など)には設置できません。チップ方式の野地板(OSB・パーチクルボードなど)には設置できません。

⑧適用下葺き材改質アスファルトルーフィング下葺き材(ARK-04S準拠) 

⑥適用垂木1)材質木材[木製](杉、桧、栂、米松など)

2)サイズ幅30mm以上、高さ45mm以上、 かつ45mm角以上の断面二次モーメントを有すること。

3)ピッチ縦垂木  455mm以下

●屋根本体の耐荷重は、100kgの作業者(荷物の重量を含む)が施工することを想定して設定しております。 それ以上の荷重を加えないでください。●設置の際に屋根面に穴をあけないでください。雨漏れの原因となります。

太陽電池モジュール

「特別仕様」について

「特別仕様」

●「特別仕様」とは屋根けらば部と太陽電池モジュールのすき間を狭くして、屋根の桁行方向いっぱいに太陽電池 モジュールを敷きつめ、屋根外観を向上させる仕様です。●特別仕様は、けらば外側端面から1か所目の金具取り付け可能部(左右に溝がある屋根凸部)までの距離で 判別可能です。

200mm425mm以上太陽電池モジュール

けらば断面図

金具取り付け可能部

左右に金具を取り付ける溝があります。

けらば外側端面から425mmの位置

けらば断面図

「標準仕様」

金具取り付け可能部

左右に金具を取り付ける溝があります。

けらば外側端面から200mmの位置

⑤垂直積雪量200cm以下に対応します。ただし、垂直積雪量によって金具の必要数量が異なります。詳細は32ページの適用表を参照してください。各行政庁(建築指導課など)が発表している垂直積雪量に準拠してください。また、32ページの「積雪に関する太陽電池設定について」、33ページの「積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項」も確認してください。

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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10

35

太陽電池モジュール仕様

●太陽電池モジュールは横置きを基本とします。(縦置きには使用できません。)

●品番、質量、出力に関しては、太陽電池モジュールの標準仕様書などを参照してください。

<太陽電池モジュール(以下、標準モジュール)の外形寸法> 〔寸法単位:mm〕

1580

812

●標準モジュールとの組み合わせは、設計資料を参照してください。

<太陽電池ハーフモジュール(以下、ハーフモジュール)の外形寸法> 〔寸法単位:mm〕

818

812

(-)

(+)1

246

5 3

35

35

●設置時に必要な寸法は12ページを参照してください。

●太陽電池モジュールの固定は長辺側のつば部をPV押えCで止めて行います。

(-)

(+)

4. 必要な機材・工具

コードリール

トルクレンチ(対辺10mm)モンキータイプまたはスパナタイプ

ペンチ

巻き尺(5m)脚立

赤鉛筆

充電トルクドライバー

ロープ(高所作業用) はしご(スライド式)高所用安全靴

手袋安全帯腰袋保護メガネヘルメット

絶縁抵抗計テスター(直流電圧レンジ500V以上)

水糸マーカー

ラチェットめがねレンチ(対辺10mm)

六角ソケットビット(対辺10mm)

アーステスター

圧着ペンチ

チョークライン

+ビットカッター ニッパーハンマー +-ドライバー

5. 各種ボルトの締結トルク

M6 5~6ボルト・ナット呼び径 締結トルク(N・m)

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35

太陽電池モジュール仕様

●太陽電池モジュールは横置きを基本とします。(縦置きには使用できません。)

●品番、質量、出力に関しては、太陽電池モジュールの標準仕様書などを参照してください。

<太陽電池モジュール(以下、標準モジュール)の外形寸法> 〔寸法単位:mm〕

1580

812

●標準モジュールとの組み合わせは、設計資料を参照してください。

<太陽電池ハーフモジュール(以下、ハーフモジュール)の外形寸法> 〔寸法単位:mm〕

818

812

(-)

(+)1

246

5 3

35

35

●設置時に必要な寸法は12ページを参照してください。

●太陽電池モジュールの固定は長辺側のつば部をPV押えCで止めて行います。

(-)

(+)

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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12

構成図

①標準モジュール ⑤M6ナット

PV押えC④

<積雪100cm未満の地域に施工する場合>

①標準モジュール

<積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合>

⑦M6スプリングワッシャーM6ワッシャー

②ハーフモジュール

②ハーフモジュール

⑤M6ナット

PV押えC④⑦

M6スプリングワッシャーM6ワッシャー

⑧スリムカバー1578(オプション)

⑨スリムカバー815(オプション)

⑧スリムカバー1578(オプション)

⑨スリムカバー815(オプション)

③ HITルーフ用金具

③ HITルーフ用金具

■標準モジュールのHITルーフ用金具配置

■ハーフモジュールのHITルーフ用金具配置

●設置時に必要な寸法は以下の通りです。(HITルーフ用金具の設置位置は下図の範囲を守ってください。)

HITルーフ用金具

拡大図

15812

812

1580

太陽電池モジュール

PV押えC

395* 395*

*太陽電池モジュールの固定位置としては250mm~480mmの範囲が可能ですが、 「HITルーフ」のピッチ上、395mmになります。

〈積雪100cm未満の地域に施工する場合〉

HITルーフ用金具の取り付け範囲

●標準モジュールの固定は長辺側のつば部をPV押えCで止めて行います。

●ハーフモジュールの固定は、長辺側のつば部を3か所のPV押えCで止めて行います。●ハーフモジュールは、標準モジュールの右側設置に統一してください。 ただし、棟違い屋根の下屋部など、左側が壁止まりになっている屋根においては、左右反転の配置となります。

〈積雪100cm未満の地域に施工する場合〉 〈積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合〉

〔寸法単位:mm〕

〔寸法単位:mm〕

15812

812

1580395 395395

1580395 395395

〈積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合〉

15812

812

1580395 395

818395 395 28

818395 395 28

15812

812

1580395 395395

※左端、右端の金具はモジュール端部よりはみ出す形となります。※右端の金具は左右反転させて取り付けてください。(ボルトがモジュール端部よりはみ出すため)

標準モジュール

ハーフモジュール

※左右のモジュールをいっしょ に固定します。

太陽電池モジュール PV押えC

HITルーフ用金具

ハーフモジュール

標準モジュール

左右反転して取り付ける

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構成図

①標準モジュール ⑤M6ナット

PV押えC④

<積雪100cm未満の地域に施工する場合>

①標準モジュール

<積雪100cm以上、200cm以下の地域に施工する場合>

⑦M6スプリングワッシャーM6ワッシャー

②ハーフモジュール

②ハーフモジュール

⑤M6ナット

PV押えC④⑦

M6スプリングワッシャーM6ワッシャー

⑧スリムカバー1578(オプション)

⑨スリムカバー815(オプション)

⑧スリムカバー1578(オプション)

⑨スリムカバー815(オプション)

③ HITルーフ用金具

③ HITルーフ用金具

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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14

部品員数表 〔寸法単位:mm〕

施工のながれ…………………………………………………………………16ページ参照

………………………19ページ参照HITルーフ用金具の取り付け

墨出し

12太陽電池モジュールの配置

太陽電池モジュールの固定

3 アース線の配線

4 段差確認

…………………21ページ参照太陽電池モジュールの取り付け

………25ページ参照スリムカバー(オプション)の取り付け

……………………………………………………29ページ参照施工後の確認

……………………………………………………26ページ参照棟部材の配線

HITルーフ用

HITルーフ用金具

HITルーフ用

部材・部品表 〔寸法単位:mm〕

⑧部材・部品名 部材・部品名

1 本体2 締付部3 M6×25ボルト4 M6×30ボルト5 M6ナット6 M6歯つきワッシャー7 M6皿バネナット

標準モジュール

HITルーフ用金具

⑦ M6ワッシャー

⑥ M6スプリングワッシャーアース線・圧着端子(オプション品)

(黒) (白)

延長ケーブル(+)・(-)

中間ケーブル

⑤ M6ナット

HCV 3.5mm220m 片側コネクタ付(+)・(-)セット

IV 5.5mm230m

HCV3.5mm25m 両側コネクタ付

3系統~4系統 PF管(PFD)呼び径 28×25系統~    PF管(PFD)呼び径 28×3

1系統~2系統 PF管(PFD)呼び径 28(延長ケーブル4本とアース線1本が入ります)■フレキ管の太さの選定

部材・部品名結束バンド(高耐候性)フレキ管(高耐候性)

■現地調達部材

(白)

L=300以上

(緑)

(オプション)

④ PV押えC

HITシリーズ(N)

※各部材の品番は次ページの員数表を参照してください。

スリムカバー1578

⑨(オプション)スリムカバー815

②HITシリーズ(N)ハーフモジュール

66

90

27 27

456

3

7

13

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部品員数表 〔寸法単位:mm〕

施工のながれ…………………………………………………………………16ページ参照

………………………19ページ参照HITルーフ用金具の取り付け

墨出し

12太陽電池モジュールの配置

太陽電池モジュールの固定

3 アース線の配線

4 段差確認

…………………21ページ参照太陽電池モジュールの取り付け

………25ページ参照スリムカバー(オプション)の取り付け

……………………………………………………29ページ参照施工後の確認

……………………………………………………26ページ参照棟部材の配線

HITルーフ用

HITルーフ用金具

HITルーフ用

15

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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16

4. 下図の位置にHITルーフ用金具の取り付け位置の墨出しを行う。(桁方向)

5. ピッチ確認時、巻き尺などで墨出し位置に間違いのないことを確認する。

※HITルーフ用金具は、標準モジュール 1枚当たり、積雪100cm未満では4か所、 積雪100cm以上200cm以下では 10か所使用します。(ハーフモジュールの場合は1枚 当たり、積雪量に関わらず6か所 使用します。)

※図は積雪100cm未満の場合

HITルーフ用金具は、屋根板の山4個につき1個ある屋根接続部のみ取り付け可能です。

827

827

1580(標準モジュール) (標準モジュール) (ハーフモジュール)

1580 818395 395 395 395 395 395 28

上下のモジュールを1個の金具で固定します。

上下左右のモジュールを1個の金具で固定します。

HITルーフ用金具位置縦墨

横墨

横墨

縦墨屋根接続部

HITルーフ用金具位置

屋根接続部は、両側に溝があります。

屋根接続部

●架台レイアウト図に従い、太陽電池モジュールの据え付け位置の確認を行う。●「墨出し例」に従い、チョークラインなどを使用し、墨出し(マーキング)を行う。

墨出し 〔寸法単位:mm〕

1. 棟芯から345mmの位置に横墨を引く。

2. 横墨を基準に、太陽電池モジュールのピッチ(827mm)で軒方向へ等間隔に墨出しをする。

3. レイアウト図に基づき、屋根接続部の中心に縦墨を引き、太陽電池モジュールのピッチ(標準モジュール:1580mm、ハーフモジュール:818mm)で墨出しをする。(18ページ「墨出し参考図」参照)

(金具の先端部位置を示す横墨です。太陽電池モジュールは棟芯から300mmの位置に設置します。)※棟芯から300mmの位置を基本としますが、300mm~700mmの範囲であれば設置可能です。

墨出し例

(レイアウト図参照)

※右基準設置(左側が壁当たり)の 場合は、左右反転となります。

軒側控え寸法

棟側控え寸法

※80mm以上と してください。

※300mm~700mm としてください。

300

約100

棟側

345

軒側

太陽電池モジュール位置(標準モジュール)

太陽電池モジュール位置(ハーフモジュール)

横墨

827

827

軒側

棟側墨出し

15801580

818

けらば側控え寸法

※425mm以上(「特別仕様」の場合は 200mm)としてください。

(標準モジュール) (標準モジュール)(ハーフモジュール)

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4. 下図の位置にHITルーフ用金具の取り付け位置の墨出しを行う。(桁方向)

5. ピッチ確認時、巻き尺などで墨出し位置に間違いのないことを確認する。

※HITルーフ用金具は、標準モジュール 1枚当たり、積雪100cm未満では4か所、 積雪100cm以上200cm以下では 10か所使用します。(ハーフモジュールの場合は1枚 当たり、積雪量に関わらず6か所 使用します。)

※図は積雪100cm未満の場合

HITルーフ用金具は、屋根板の山4個につき1個ある屋根接続部のみ取り付け可能です。

827

827

1580(標準モジュール) (標準モジュール) (ハーフモジュール)

1580 818395 395 395 395 395 395 28

上下のモジュールを1個の金具で固定します。

上下左右のモジュールを1個の金具で固定します。

HITルーフ用金具位置縦墨

横墨

横墨

縦墨屋根接続部

HITルーフ用金具位置

屋根接続部は、両側に溝があります。

屋根接続部

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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18

標準モジュールハーフモジュール

屋根接続部は、両側に溝があります。

HITルーフ用金具の取り付け

2. HITルーフ用金具の横のナットを緩め、右図の状態まで広げる。

1. 屋根接続部のキャップがきちんとはまっているか確認する。

軒側

棟側

屋根

3. 屋根接続部のキャップの溝にHITルーフ用金具の本体側のツメ部を引っ掛けて取り付ける。

広げる

キャップ(屋根接続部)

樹脂製桟木

HITルーフ用金具

断面図

平面図

取り付け

HITルーフ用金具

横墨

斜視図斜視図

横墨

※金具の先端を横墨 にあわせてください。

ツメ部(本体側)を引っ掛ける

ボルトをモジュールの内側に向ける

積雪地域、ハーフモジュール設置時右端にくる金具は左右を反転して取り付けてください。(ボルトがモジュールよりはみ出すため)

「標準モジュール+ハーフモジュール配置」 <積雪100cm以上200cm以下の地域>

1580

395395395395 395395395395 28395395

1580 818

827

827

395 395 395 395 395 395 395 395 395395

縦墨横墨

屋根接続部

太陽電池モジュール位置

墨出し参考図

「標準モジュール+ハーフモジュール配置」 <積雪100cm未満の地域>

1580

790 395395 790 395395 395 28395

1580 818

827

827

395 395 395 395 395 395 395 395 395395

縦墨横墨

HITルーフ用金具

HITルーフ用金具

屋根接続部

太陽電池モジュール位置

※右基準設置(左側が壁当たり)の場合は、左右反転となります。

※右基準設置(左側が壁当たり)の場合は、左右反転となります。

(標準モジュール) (標準モジュール) (ハーフモジュール)

(標準モジュール) (標準モジュール) (ハーフモジュール)

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標準モジュールハーフモジュール

屋根接続部は、両側に溝があります。

HITルーフ用金具の取り付け

2. HITルーフ用金具の横のナットを緩め、右図の状態まで広げる。

1. 屋根接続部のキャップがきちんとはまっているか確認する。

軒側

棟側

屋根

3. 屋根接続部のキャップの溝にHITルーフ用金具の本体側のツメ部を引っ掛けて取り付ける。

広げる

キャップ(屋根接続部)

樹脂製桟木

HITルーフ用金具

断面図

平面図

取り付け

HITルーフ用金具

横墨

斜視図斜視図

横墨

※金具の先端を横墨 にあわせてください。

ツメ部(本体側)を引っ掛ける

ボルトをモジュールの内側に向ける

積雪地域、ハーフモジュール設置時右端にくる金具は左右を反転して取り付けてください。(ボルトがモジュールよりはみ出すため)

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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太陽電池モジュールの取り付け■配線ケーブルの配置・結束例

禁止

太陽電池モジュールの上に乗らないモジュールが割れたり、滑ってけがをするおそれがあります。

●横配線は金具の棟側で固定してください。最上段の金具に固定する場合のみ、金具の軒側で 固定してください。●ケーブル同士が重ならないように配置してください。(ケーブルが重なっていると、雪などで モジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)

(金具から離れた位置に通すと、雪などでモジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)重要

※モジュール表面より見た場合

参考例:3.5直列×3系列

〈積雪100cm未満の地域〉

●配線は金具の側を通して金具に結束してください。(配線材の結束・固定は23ページを参照)

保護管など

5. トルクレンチを使用し、5~6N・mの範囲内で締め付ける。

※締め付け確認後マーキングを行ってください。(締め付け忘れ防止のため)

マーキング

4. ナットを仮締めする。

仮締め

固定

屋根のキャップの溝に金具がしっかりと引っ掛かっていることを確認してください。

必ずトルクレンチを使用し、締め付けトルク(5~6N・m)を守る

・締め付け不足の場合、金具の取り付け 強度が確保できず、太陽電池モジュールが 落下するおそれがあります。・締め付けすぎると、ボルトとナットが 共回りして金具の取り付け強度が確保 できず、太陽電池モジュールが落下する おそれがあります。

屋根のキャップの溝に金具がしっかりと引っ掛かっていることを確認する

必ず守る

引っ掛かりが不十分の場合、太陽電池モジュールが落下するおそれがあります。

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太陽電池モジュールの取り付け■配線ケーブルの配置・結束例

禁止

太陽電池モジュールの上に乗らないモジュールが割れたり、滑ってけがをするおそれがあります。

●横配線は金具の棟側で固定してください。最上段の金具に固定する場合のみ、金具の軒側で 固定してください。●ケーブル同士が重ならないように配置してください。(ケーブルが重なっていると、雪などで モジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)

(金具から離れた位置に通すと、雪などでモジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)重要

※モジュール表面より見た場合

参考例:3.5直列×3系列

〈積雪100cm未満の地域〉

●配線は金具の側を通して金具に結束してください。(配線材の結束・固定は23ページを参照)

保護管など

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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22

●隣合う太陽電池モジュールは、すき間なく取り付けてください。

●HITルーフ用金具に取り付けたM6ボルトに、 太陽電池モジュールの裏面を載せないで ください。(太陽電池モジュールの裏面は樹脂製のため、 表面に比べ強度が低くなっております)

重要

太陽電池モジュールの配置1

モジュール間配線を行いながら、軒先から順番に桁方向に向かって配置を行い、そこから棟側の水平列の太陽電池モジュールを配置する。

マーキング

結束バンド(高耐候性、現地調達)などを使用して、ケーブルを金具に取り付ける。※太陽電池モジュール取り付け時に、同時に配線の固定を 行ってください。※配線ケーブルは屋根面にできるだけ垂らさないように固定して ください。

■配線材の結束・固定

配線は太陽電池モジュール外周より外へ出ないように結束してください。重要

太陽電池モジュールを取り付ける前に必ず確認してください。

重要

すべての金具がしっかりと固定されていることを確認する。1.

2.

締め付け確認

金具

ケーブル

結束バンド(高耐候性、現地調達)など

ケーブルの固定例

軒先

棟側

HITルーフ用金具

標準モジュール

ハーフモジュール

墨出し線

1.

2.

■コネクタの接続手順

コネクタを根元まですき間なく差し込む。

コネクタの差し込み具合を確認する。

コネクタ

すき間がある

すき間がない

●太陽電池モジュールを横断する横配線はモジュール設置後、 モジュールの端部の金具に結束してください。

●縦配線は太陽電池モジュール端部の金具を避けて、 標準モジュールの場合は中央の3個の金具のいずれか、 ハーフモジュールの場合は中央の1個に結束してください。

重要

〈積雪100cm以上200cm以下の地域〉

〈ハーフモジュール〉〈標準モジュール〉

(太陽電池モジュール設置前に金具に結束すると、太陽電池モジュール が持ち上がり、その状態で無理にモジュールを固定すると、ケーブル がつぶれて断線のおそれがあります。)

●横配線は金具の棟側で固定してください。最上段の金具に固定する場合のみ、金具の軒側で 固定してください。

(金具から離れた位置に通すと、雪などでモジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)

●配線は金具の側を通して金具に結束し、ケーブルが屋根とモジュールの裏面側で挟まれない ようにモジュール端から130mmの範囲に配線してください。

中央の3個

中央の3個

中央の1個

中央の1個

●ケーブル同士が重ならないように配置してください。(ケーブルが重なっていると、雪などで モジュールがたわみ、ケーブルがつぶれて断線のおそれがあります。)

保護管など

130mm

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●隣合う太陽電池モジュールは、すき間なく取り付けてください。

●HITルーフ用金具に取り付けたM6ボルトに、 太陽電池モジュールの裏面を載せないで ください。(太陽電池モジュールの裏面は樹脂製のため、 表面に比べ強度が低くなっております)

重要

太陽電池モジュールの配置1

モジュール間配線を行いながら、軒先から順番に桁方向に向かって配置を行い、そこから棟側の水平列の太陽電池モジュールを配置する。

マーキング

結束バンド(高耐候性、現地調達)などを使用して、ケーブルを金具に取り付ける。※太陽電池モジュール取り付け時に、同時に配線の固定を 行ってください。※配線ケーブルは屋根面にできるだけ垂らさないように固定して ください。

■配線材の結束・固定

配線は太陽電池モジュール外周より外へ出ないように結束してください。重要

太陽電池モジュールを取り付ける前に必ず確認してください。

重要

すべての金具がしっかりと固定されていることを確認する。1.

2.

締め付け確認

金具

ケーブル

結束バンド(高耐候性、現地調達)など

ケーブルの固定例

軒先

棟側

HITルーフ用金具

標準モジュール

ハーフモジュール

墨出し線

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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スリムカバー(オプション)の取り付け※太陽電池モジュールの軒側を固定する時に、取り付けてください。

部材表 〔寸法単位:mm〕

スリムカバーの取り付け

※スリムカバーは各ピッチに対して2~3mm小さくしておりますので、スリムカバー同士のつき合わせの部分では 2~3mm程度すき間ができます。※「HITルーフ」では、積雪200cm以下の地域まで取り付けることができます。

PV押えCで太陽電池モジュールと一緒に固定してください。太陽電池モジュールを先に固定していた場合は、PV押えCを一度外し、スリムカバーと一緒に再度PV押えCで固定してください。

詳しくはロゴプレートに付属の説明書を参照してください。

スリムカバーにロゴプレートを付属のφ4×13 ドリルねじ2本で取り付ける。

地上作業 ロゴプレートの取り付け

ロゴプレート

φ4×13ドリルねじ

スリムカバー

スリムカバー1578標準モジュール長辺1枚分のカバー1578mm

ハーフモジュール長辺1枚分のカバー815mm

部材名

スリムカバー815

品番 備考

スリムカバーの取り付け可能部位は、太陽電池モジュールの軒側のみとなります。ただし、標準モジュールの軒側にハーフモジュールを設置する場合は、最下段の軒先のみとなります。

スリムカバー1578(2列の場合は2個必要)

太陽電池モジュール

HITルーフ用金具

PV押えCスリムカバー1578または815

スリムカバー815

太陽電池モジュールの固定2PV押えC、M6ワッシャー、M6スプリングワッシャー、M6ナットの順に締め付ける。※スリムカバー(オプション)がある場合は、一緒に固定してください。(次ページ参照)

アース線の配線3

側面図

段差確認4太陽電池モジュールの段差が大きい場合は、取り付けを再確認し、HITルーフ用金具部で金属ワッシャーや金属板などを挟んで調整する。

M6×30ボルトを利用し、アース線を取り付ける。接地用アースは、接地線IV線(緑色)サイズ5.5mm2以上を使用し、独立している個所がないように架台間を漏れなく接続して、延長ケーブルと一緒にPF管(PFD)などに挿入して接続箱に引き込み接続する。

※配管内に雨水などが入らないように、注意して結束バンド(高耐候性、現地調達)などで固定してください。※アース線がパネル面から飛び出さないように固定してください。

アース線

標準モジュール ハーフモジュール

標準モジュール

ハーフモジュール

墨出し線

モジュール間カバーまたはモジュール間雪止めを取り付ける場合モジュール間カバー(オプション)/モジュール間雪止め(オプション)の補足施工説明書を参照してください。

M6ナット

M6スプリングワッシャー

PV押えC

M6ワッシャー

M6×30ボルト

アース線

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スリムカバー(オプション)の取り付け※太陽電池モジュールの軒側を固定する時に、取り付けてください。

部材表 〔寸法単位:mm〕

スリムカバーの取り付け

※スリムカバーは各ピッチに対して2~3mm小さくしておりますので、スリムカバー同士のつき合わせの部分では 2~3mm程度すき間ができます。※「HITルーフ」では、積雪200cm以下の地域まで取り付けることができます。

PV押えCで太陽電池モジュールと一緒に固定してください。太陽電池モジュールを先に固定していた場合は、PV押えCを一度外し、スリムカバーと一緒に再度PV押えCで固定してください。

詳しくはロゴプレートに付属の説明書を参照してください。

スリムカバーにロゴプレートを付属のφ4×13 ドリルねじ2本で取り付ける。

地上作業 ロゴプレートの取り付け

ロゴプレート

φ4×13ドリルねじ

スリムカバー

スリムカバー1578標準モジュール長辺1枚分のカバー1578mm

ハーフモジュール長辺1枚分のカバー815mm

部材名

スリムカバー815

品番 備考

スリムカバーの取り付け可能部位は、太陽電池モジュールの軒側のみとなります。ただし、標準モジュールの軒側にハーフモジュールを設置する場合は、最下段の軒先のみとなります。

スリムカバー1578(2列の場合は2個必要)

太陽電池モジュール

HITルーフ用金具

PV押えCスリムカバー1578または815

スリムカバー815

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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片流れ棟の場合:水返しと配線カバーを外す。切妻棟の場合:配線カバーを外す。

片流れ棟の場合:配線引込み棟片流れ用ふたを外す。切妻棟の場合:換気棟カバーを外す。※換気棟、配線引込み棟は棟の中央にあります。

1.

2.

棟部材の配線(図は換気棟1Pの場合)

外す外す

固定ねじはなくさないようにしてください。重要

固定ねじはなくさないようにしてください。重要

外す

外す

●片流れ棟の場合:配線引き込み棟から配線の引き込みが可能です。●切妻棟の場合:換気棟(または配線引き込み棟)から配線の引き込みが可能です。●屋根面積の大きい物件では、配線引き込み個所が複数設置されています。

「HITルーフ」では、棟部材より配線引き込みが可能です。棟部材のうち、天面でねじ固定されている部材が対象となります。

換気棟カバー

配線部カバー

片流れ棟の場合

片流れ棟の場合

切妻棟の場合

切妻棟の場合

配線部カバー

水返し

シンワッシャねじ(SUS410)(パッキン付き)φ4×25

8本

25

φ4

シンワッシャねじ(SUS410)(パッキン付き)φ4×25

8本

25

φ4

薄板用ねじ (SUS410)φ4×13

2本

配線引込み棟片流れ用ふた

13

φ4

薄板用ねじ (SUS410)φ4×13

2本

13

φ4

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※図は切妻棟の場合です。

太陽電池モジュールを配置しながら、収納する配線束ごとに屋根に引き上げる。3.

PF管(PFD)

PF管を使用すると、配線がからまることを軽減することができます。※現場に合わせてPF管(PFD)を事前に 切断してください。

ポイント

PF管は、換気棟カバーと干渉しない長さにしてください。※換気カバーの取り付けは、手順6.を参照してください。

ポイント

※PF管(PFD)とケーブルは屋根接続部の 直隣谷部に配置してください。

※配線引込み部1か所あたり延長ケーブル10~12本(5~6系統)+アース線4本を引き込むことができます。換気棟の端までPF管を配線し、PV配線を屋根裏へ通す。4.

PV配線

棟側水切り

●換気棟に配線を通すときは、無理に 引っ張らないでください。

●配線を通すときは、棟部材を切断したり、 曲げたりしないでください。

重要

(換気棟が破損したり、ケーブルの被覆を 損傷させるおそれがあります。)

(雨漏れにより、建物を傷めるおそれがあります。)

結束バンドで固定

十字に切り込みを入れる

配線引込み部

PF管(PFD)

※図は切妻棟の場合です。

換気棟カバー

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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ラベル

施工後の確認●部材の付け忘れ、ボルト類の締め忘れがないか、確認する。●太陽電池の配線に問題がないか、系統ごとに開放電圧チェックを行い、確認する。

電圧測定中はテスターの端子棒(先端金属部)に触れない感電するおそれがあります。

絶縁手袋を必ず着用し、電圧のチェック作業を行う感電するおそれがあります。

禁止

電圧のチェック

1. 延長ケーブル最端部の保護キャップを外し、 ・  の両端子間の直流電圧をテスターで1系統ずつ計測する。

3.

4.

テスターを破壊するおそれがあります。

重要 直流電圧レンジ(DC500V以上)に合わせて計測してください。

必ず守る

延長ケーブル

延長ケーブル

保護キャップ

施工チェックシートの開放電圧基準により判定してください。異常がある場合は、異常系統の太陽電池モジュール間、および延長ケーブルのコネクタ接続、直列枚数の確認を行ってください。直列数はモジュールやパワーコンディショナーによって異なりますので注意してください。

接続箱への配線間違いをしないため、また、アフターサービス時に分かるよう配線系統図の記号(A1、・・・B1、・・・)を記入する。

2. 施工チェックシートに各系統の電圧を記入する。

3. 計測終了後、保護キャップを延長ケーブル最端部に元通り確実に差し込む。

4. ラベルに油性ペンで系統No.を記入する。

片流れ棟の場合:配線引込み棟片流れ用ふたを取り付ける。切妻棟の場合:換気棟カバーを取り付ける。

6.

最上段の太陽電池モジュールを設置し、配線部カバーを取り付ける。片流れ棟の場合:配線部カバーと水返しを取り付ける。

5.

換気棟カバー

配線部カバー

水返し

約100mm

300mm

PF管(PFD)

配線部カバー

太陽電池モジュール PF管(PFD)

太陽電池モジュール

配線引込み棟片流れ用ふた

片流れ棟の場合

切妻棟の場合

切妻棟の場合

9046514
スタンプ
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ラベル

施工後の確認●部材の付け忘れ、ボルト類の締め忘れがないか、確認する。●太陽電池の配線に問題がないか、系統ごとに開放電圧チェックを行い、確認する。

電圧測定中はテスターの端子棒(先端金属部)に触れない感電するおそれがあります。

絶縁手袋を必ず着用し、電圧のチェック作業を行う感電するおそれがあります。

禁止

電圧のチェック

1. 延長ケーブル最端部の保護キャップを外し、 ・  の両端子間の直流電圧をテスターで1系統ずつ計測する。

3.

4.

テスターを破壊するおそれがあります。

重要 直流電圧レンジ(DC500V以上)に合わせて計測してください。

必ず守る

延長ケーブル

延長ケーブル

保護キャップ

施工チェックシートの開放電圧基準により判定してください。異常がある場合は、異常系統の太陽電池モジュール間、および延長ケーブルのコネクタ接続、直列枚数の確認を行ってください。直列数はモジュールやパワーコンディショナーによって異なりますので注意してください。

接続箱への配線間違いをしないため、また、アフターサービス時に分かるよう配線系統図の記号(A1、・・・B1、・・・)を記入する。

2. 施工チェックシートに各系統の電圧を記入する。

3. 計測終了後、保護キャップを延長ケーブル最端部に元通り確実に差し込む。

4. ラベルに油性ペンで系統No.を記入する。

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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納まり参考図 〔寸法単位:mm〕

■軒側

■棟側

102.5

827

太陽電池モジュール

構造用合板(t=12)

2.510

PV押えC

M6×30ボルト

M6×30ボルト 827

屋根

屋根

PV押えC

HITルーフ用金具

HITルーフ用金具

太陽電池モジュール

構造用合板(t=12)

スリムカバー1578(オプション)

■中間部

102.5

827

827

構造用合板(t=12)

PV押えC

M6×30ボルト

太陽電池モジュール

屋根

HITルーフ用金具

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■モジュール突き合わせ部

標準モジュール

PV押えC

M6×30ボルト1580

構造用合板(t=12)樹脂製桟木

(接続部)屋根

(接続部)屋根

HITルーフ用金具

標準モジュール

PV押えC

M6×30ボルト1580

構造用合板(t=12)樹脂製桟木

(接続部)屋根

(接続部)屋根

HITルーフ用金具

〈積雪100cm未満の地域〉

〈積雪100cm以上200cm以下の地域〉

■モジュール側面端部

構造用合板(t=12)

標準モジュール PV押えC

M6×30ボルト1580

樹脂製桟木

(接続部)屋根

HITルーフ用金具

〈積雪100cm未満の地域〉

〈積雪100cm以上200cm以下の地域〉

〈ハーフモジュール〉

構造用合板(t=12)

標準モジュール PV押えC

M6×30ボルト1580

樹脂製桟木

(接続部)屋根

HITルーフ用金具

ハーフモジュール PV押えC818 28

(接続部)屋根

構造用合板(t=12)樹脂製桟木HITルーフ用金具

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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適用表

設置可能 設置不可

基準風速と屋根平均高さ(上限値)

野地板:構造用合板 12mm

※屋根先端から80mm、けらば外側端面から425mm(「特別仕様」の場合は200mm)、棟芯から300mmの範囲には 設置しないでください。

※垂直積雪深量は各行政庁(建築指導課など)が発表している垂直積雪量に準拠してください。※許容積雪量は、雪の単位重量を下記条件で算出しております。 100cm未満:20N/(m2・cm) 100cm以上:30N/(m2・cm)

■設置適用表

設置不可

30 32 34 36 38 40 42 44 46

11m 8m

12m 8m

基準風速(m/s)

13m

地表面粗度区分

屋根勾配と積雪深さ(上限値)設置可能野地板:構造用合板 12mm

一般強度用金具配置

標準モジュール

高強度用金具配置

屋根勾配

200cm以下

100cm未満

21.80度 26.57度 30.96度14.04度2.5寸 4寸 5寸 6寸

■積雪に関する太陽電池設置について

●積雪地域および多雪地域における太陽電池取り付けは「積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項」を 参考にしてください。

L

屋根からの滑落距離についての計算は、右記の計算式を利用できます。

■雪の滑落距離計算 2H

+K

L =

θ

H

L:雪の滑落距離(m)

H:落下高さ(m)軒高

μ:雪と屋根面の摩擦係数(0.05):屋根雪の滑走距離の投影長さ(m) (屋根の流れ長さを採用しても可)

K:屋根勾配 tan θ(3/10 tan θ= 0.3)

K2+(K ーμ)(1+ K2)H

積雪地域垂直積雪量が50cmを超える地域とします。

多雪地域垂直積雪量が1m以上の地域とします。

※垂直積雪量は特定行政庁の示す 値を用いてください。

●周辺環境や太陽電池モジュール設置条件によっては積もった雪が滑り落ちやすくなります。施工物件や隣地における「出入り口・ バルコニー・駐車スペースなど」かつ周辺道路を含め、「人の往来する場所」や「屋外にある家財・植栽・自動車など」へ落雪 した場合の被害のおそれがないことを確認してから設置作業を開始してください。安全性確保が難しい(落雪被害が容易に想定 できる)と判断した時は、速やかに「建物・工事の元請け会社や施主」に相談して設置方針(落雪対策など)を確認してください。

●落雪対策として雪止め金具が取り付けられている場合は「雪止め設置の注意事項」を参考にしてください。

標準モジュール

ハーフモジュール

ハーフモジュール

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●屋根先端まで太陽電池モジュールを設置する場合は、滑雪による「雨どいの破損」、落雪による 「器物の破損」などの問題が生じないよう、あらかじめ住宅設計面での対策を実施する必要があります。 設置に際しては、「建物・工事の元請け会社や施主」に相談して設置方針を確認してください。

●降雪のある寒冷地で、すが漏りが発生しやすい住宅構造である場合、軒側の太陽電池モジュールは外 壁芯から内側に設置する必要があります。設置に際しては、「建物・工事の元請け会社や施主」に 相談して設置方針を確認してください。

積雪地域および多雪地域の太陽電池設置の注意事項

軒先で発生したすが漏りによる太陽電池モジュールの破損や固定強度の低下を防ぐためです。ポイント

●「HITルーフ」の雪止め金具の設置基準にしたがって、雪止め金具を設置し、雪止め金具と棟包の間の スペースに太陽電池モジュールを設置してください。

●直下の雪止め金具を桁方向に一列に並ぶように 配置してください。

●雪止め金具が取り付けられた屋根に太陽電池モジュールを新設する場合、屋根面に設置されている 雪止め金具は外さないでください。

●雪止め金具にあたって太陽電池モジュールを設置できない場合は、「建物・工事の元請け会社や 施主」に相談してください。

●垂直積雪量が50cmを超える地域では、軒側の 太陽電池モジュールと直下の雪止め金具など とは、500mm以上離してください。

たまった雪が均等になるように一列にする

雪止め設置の注意事項

雪止め金具などによりたまった雪が太陽電池モジュールに不均等な荷重をかけないようにするためです。

ポイント

必ず守る

500mm以上

33

安全上のご注意

構成図

墨出し

墨出し

施工後の確認

免責事項

改訂履歴

仕様

太陽電池モジュール仕様

部材・部品表

太陽電池モジュールの取り付け

スリムカバー(オプション)の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け範囲

部品員数表/施工のながれ

HITルーフ用金具の取り付け

HITルーフ用金具の取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

太陽電池モジュールの取り付け

棟部材の配線

棟部材の配線

仕様

適用表/積雪に関する太陽電池設置について

納まり参考図

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MEMOMEMO

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MEMO

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