1
Session 1
高橋:
投資の学校ナビゲータの高橋です。
川島先生
みんかぶプロデューサー兼投資の学校の川島です。
三井さん:
フィスコリサーチレポーターの三井です。
高橋:
始まりました。いよいよ1限目。
三井さん:
たのしみ~
高橋:
テーマがなんと海になっていますけれども、
三井さん:
そうですね、ギャップが半端ない!
高橋:
今日は川島先生がチョイスですけれども、この景色、ハワイですか。
川島先生:
そうですね、ちょっとみなさんに先に春をお届けしようと!
三井さん:
もう通り越した!
服装が冬!!
川島先生:
三井さんにこれからは、春だからちょっと春らしい格好でといったものの、
私だけ、ちょっと冬が残ちゃって。
2
三井さん:
え、冬じゃねェ!みたいな。
川島先生:
大変失礼いたしました。
高橋:
ていう感じで、1 時限目も楽しく、
川島:
株価先取りですから、
三井さん:
夏枯れしないように
高橋:
今回のプレ講義のテーマが、一貫して 2015 年もやはり勉強しないと勝てません。
1 時限目というところで、1 時限目の先生は投資の学校ではお馴染みの小次郎講師。
川島先生:
みんかぶコラムアワード 2013、2014 と 2 年連続大賞受賞。
現在、ラジオ NIKKEI でレギュラー番組を持ち、ZAI さんなどいろいろなところで活躍され
ている小次郎講師なんですけれども、特徴はなんといっても個人投資家の皆さんに分かり
やすく、チャート分析を教えてくれるちょっと太っちょのおじさんです!
高橋:
小次郎講師は運や才能に頼らず、一般の人でも勝てる投資家に、育てることができる体系
的な方法論というものを用いて、今回そのエッセンスを教えてくれるとのことですが、ち
ょっとあれなんですが、太っちょなおじさんなんて言っちゃっていいですか?
川島先生:
ちょっと反省しています。
もう(講義)、中身は間違いないので、今回の 1 時限目のものすごくまじめなテーマはこち
らなんですが、投資は予想のゲームではない。いきなり、予想のゲームじゃないというの
は川島先生、どういうことでしょうか。
川島先生:
これは中身を見て、皆さんも実感してほしいのですけれども、我々個人投資家は上がる銘
3
柄を予想するところから入っているのですけれども、それを根底から覆すお話を聞くこと
ができます。
高橋:
そして、小次郎講師流の銘柄選定の考え方、これは横に見る!
新しい銘柄選定の方法で、銘柄の選び方に関しても、小次郎講師の特徴があるのですが、
三井さん、銘柄って一般的にはどのように選ぶものですか?
三井さん:
一般的には、やっぱり始めるのにピンときやすいもの、趣味だとか、株主優待だとか選ん
だり、あとはカフェだとか使っているお店だとかで探していくことが多いと思います。
高橋:
本当に初めての方について、小次郎講師の斬新な選び方が聞けるのですね。
川島先生:
そうですね、選び方は人それぞれですけれども、ひとつ皆さんの参考になるお話をいただ
いております。
三井さん:
楽しみです!
高橋:
そして、小次郎講師の醍醐味ですが、チャート分析の達人なんです。そのチャート分析の
難しいグラフですね。一見、初心者の方には難しく思われがちですが、よく小次郎講師の
お話を聞くとシンプルで分かると評判なので、初めての方でも是非見ていただきたい。
三井さん:
すでに、投資をされている方で、チャートや、テクニカルが好きな方、実際どのようにみ
たらよいか分からないという方もいらっしゃると思いますので、勉強できる絶好のチャン
スです。
高橋:
そして、チャート分析っていうと、短期の投資っていいますか、売り買いするようなイメ
ージで考えている方もいますが、長期投資の方にもためになるチャート分析の考え方をお
話していきます。
そして、チャート分析を使わないと損だな、という理由で初心者にもこういった知識を知
っておいた方がいいなというお話になっています。
4
三井さん:
じゃあ、絶対に見ないと損ですね。
高橋:
これが1時限目の醍醐味ですね。儲かりどころが一瞬でわかるチャート分析のエッセンス、
これがあるらしいです川島先生!
川島先生:
もう、いろいろなものが詰まりすぎちゃているようにみえますが、詰まっています。しか
も、収まっています。でも、初心者のチャート分析何も知らないよ。ローソク足って何っ
ていっていても大丈夫です。何も知らない真っ白な気持ちで見ていただいて大丈夫です。
高橋:
このプレ講座なんですが、投資を全くされていない方向けにも作られていますし、投資を
すでにされている方向けにも作られています。投資の学校のエッセンスを沢山詰め込んで
いますので、楽しみな本編に行きましょう!!
---------------------------------【本編講義】---------------------------------
川島先生:
こんにちは!投資の学校の川島です。
小次郎講師:
こんにちは!勝てる投資家を育てる、小次郎講師です。
川島先生&小次郎講師:
今日はよろしくお願いします。
川島先生:
小次郎講師、今日のテーマは?
小次郎講師:
「チャートで見る、銘柄選択の極意」です。株は銘柄選択でみなさん苦労されてますから
ね。銘柄選択の極意を話させてもらいます。
川島先生:
大体個人投資家のみなさん、選ぶのが大変なんですよね。日本だけで 4000 銘柄ほどあるの
5
で、4000 の中からどうやって選ぶんだと。個人投資家のアンケートで言うと、銘柄が選べ
ないという悩みは必ずトップ 3 に入ってきます。なので、この辺りを小次郎講師に紐解い
ていただきたいと思います。よろしくお願いします。
小次郎講師:
まず最初にみなさんにお伝えしたいことは、株式投資はギャンブルではありません!とい
うことです。もちろん勉強しないと勝てないんですけれども、みなさんが勉強して実践し
ていけば一流の株式投資家になれるという手順を、この投資の学校を通じてお教えしたい
と思います。
で、投資はギャンブルではないということであれば、私は女性の方にもぜひ投資をやって
もらいたいなぁ。私は意外と株式投資って女性の方が向いているんじゃないかって思いま
す。もちろん男性の方もやってもらっていいんです。でも、女性の方にもっともっとやっ
ていただくと、堅実で着実に取っていくという私の手法は女性の方に向いているかもしれ
ない。という前ふりをさせてもらいまして、話に移らさせていただきたいと思います。
川島先生:
小次郎講師は女性ファンが欲しいってことですね(笑)
小次郎講師:
そういうことです(笑) では、最初の授業ですから、株式投資の予測の手法にはどういった
ものがあるかということから話をさせてもらいたいんですけども、ご存知の方も多いかと
思いますが、「ファンダメンタルズ分析」という分析の手法があります。これは、価格変動
の要因を一つひとつ分析して、上がる下がるということを予測するのがファンダメンタル
ズ分析です。
それに対して私が主にやっているのは、「チャート分析」です。テクニカル分析と呼ばれる
こともありますけども、今は簡単にチャート分析と呼んでいます。これは何なのかという
と、チャート、分かりますね、これろうそく足なんて言われますけども、株価をグラフに
表したものです。それを見て分析するのがチャート分析でございます。
ひとつずつ長所と弱点があります。私は良いことだけ言うようなことはしません。長所が
あれば必ず弱点もあるので、みなさんには長所と併せてぜひ弱点も知ってもらいたい。と
いうことで簡単にお話をさせてもらいますけども、「ファンダメンタルズ分析」は企業業績
とか経済動向とか、各社の決算とか色々ありますよね?そういったものを元にしまして、
値段が動く要因を分析するわけです。
これ何が長所かというと、当たり前の話ですけど、株価はそのファンダメンタルズ、例え
6
ば企業業績、日本の経済情勢、世界の経済情勢によって動きますから、まぁ一番大事なの
はファンダメンタルズ、こういう話になってくるわけです。じゃあファンダメンタルズ分
析に短所があるとしたら何があると思われます?
川島先生:
ファンダメンタルズ分析、例えばトヨタだったらトヨタの売り上げが良い!となれば株価
も上がるんじゃないかと思うので、うーん正しいと思うんですけどね?短所って何だろう
なぁ…あ、短所は、業績が毎日とか発表されないので、3 か月に 1 回とか 1 年に 1 回とか
しか発表されないので、そんなにタイムリーに分からない!
小次郎講師:
そうですね。なかなか毎日それを知るってできないですよね。大きな話をしますと、ファ
ンダメンタルズ分析の短所と言われているのは、例えば今現在良いニュースがあったとし
ます。しかしこれがトヨタの株が上がるニュースですとなっても、もう知られている時に
は、現在の価格の中には織り込み済みということになります。株価が上がっちゃってるわ
けですよ。そうすると良いニュースは良いニュースなんだけど、価格に織り込まれてるん
じゃないのか、これから先株価が上がるってことには繋がらないんじゃないのか、と色々
悩んでしまうわけです。
それから、ファンダメンタルズ分析は残念ながら、ここで一点で買ったらいいとか売った
らいいとか、一点で教えてくれることはありません。ということで、ファンダメンタルズ
分析は大変必要なんですけども、それにチャート分析を加えていただくと非常に良いなと
思います。
では今度は「チャート分析」の話に移らさせていただきます。チャート分析も長所と短所
がありますから、それをちゃんと確認していきましょう。まず最初にチャート分析とは何
かというところから入りますけど、1 本がろうそくの形をしているのが、白とか黒とか赤と
か青の線で上がったり下がったりしているものをチャートと言います。
そしてこのチャートの中には、全てのファンダメンタルズが入っています。みんなが上が
ると見たら買われている、下がると見たら売られているということですから、まぁそうい
った意味では全てのものが入っているということで、チャートというものがあります。
ではチャート分析の長所は何かというと、買うタイミングと売るタイミングを教えてくれ
るんですね。それぞれのチャート分析、テクニカル分析、テクニカル指標は、ここで買っ
たらいいですよ、ここで売ったらいいですよ、ということを教えてくれます。しかも、我々
が知ることのできない早耳情報でもチャートは教えてくれます。これが素晴らしいところ
なんです。川島さんどういうことか分かります?
7
川島先生:
よく分からないですね(笑) どういうことだろ?
小次郎講師:
例えば突然どこかで大きな事故が起こっちゃったとか、どこかの国で革命が起こっちゃっ
たとか、そんなことがあった場合は当然、値段というのはとんでもない動きしますよね?
そういう価格に大きな影響を与える事故があったと思ってください。その事故が起こった
ことを我々が知るのは、テレビやインターネットが早いって言っても少なくとも数時間は
かかっちゃう。新聞だと翌日ですから 1 日遅れるわけです。我々がそのニュースを知るの
は随分後になっちゃうわけです。
ところが、何か事故が起こりましたという時に事故のそばにいて見ている人がいるわけで
すよ。その事故を見た瞬間、これは○○っていう株が上がる事故だぞ、下がる事故だぞと
感じると、これを使って儲けてやろうという人が必ず出てくるわけです。そういう人がチ
ャンスだと思ってワーっと買う、あるいはワーっと売る。そうすると、チャートを見てい
ると、それまで普通に動いていたチャートが、ある瞬間ピョコーンと動くんですよ。
動いた瞬間に何が起こっているのかは分からないんだけれども、何かが起こっているとい
うことは分かりますから、それに合わせて買うと、後からこんな大変なことが起こってた
んだ~と分かります。実は早耳情報をチャートが教えてくれるということが、チャート分
析の長所なんです。
で、もちろんチャート分析にも弱点がございまして、チャート分析の種類が山ほどあるん
ですよ。ちょっと言いますと移動平均線、MACD、RSI、ストキャス、一目均衡表、ボリン
ジャーバンド、何とかかんとか…もう今現在に置いても新しいチャート分析がどんどん出
ています。よく聞かれるのが、どれが一番良いですか?ってことなんですけど、それはそ
の都度その都度だから、これが一番ってのはないんです。
そうなると、こんなに沢山あるんだからどれを使っていいのか分かりませんよ!という話
だし、一つひとつの正しい使い方がなかなか世に出ていないんです。なかなか出ていない
もんだから、私が教えましょうと(笑) ということで、この投資の学校を通じて、本やイン
ターネットには出ていない、正しい使い方をお教えしますので、ぜひ楽しみにしていただ
きたいなと思います。
川島先生:
これ、私も投資初心者の時にまさに同じことを思ってました。どれを見たらいいんだろう
な~っていうのが分からなかったので、そこは小次郎講師の得意とするところですね。と
いうわけで小次郎講師、ファンダメンタルズとテクニカル、チャート分析ですが、なんか
8
ファンダメンタルズって聞くと難しそうなんですけど、まぁ企業の業績だったりニュース
だったり、そういうことですよね。
対してチャート分析というのは、日々の価格の流れを分かりやすくチャートという形で出
しているということですよね。で、みなさん個人投資家の方チャート分析と聞くと、日々
「日ばかり」とか「デイトレード」をやってるとかいうイメージが私もあったんですけれ
ども、そうやって売買する方もいらっしゃいますけど、実は長期で保有する、ずっと資産
運用として持つ方もしっかり見ておかないと結局は塩漬けになってしまうということなん
ですよね?噂のキーワード、「塩漬け」です。
小次郎講師:
塩漬けっていうのは長期投資とは全然関係ありませんからね。
川島先生:
持っておけばいいってことじゃないですもんね。ちゃんとタイミングを見計らって、計画
的に長期で持つ、これは短期で決済して利益を確定する、そういったことをちゃんと取っ
ていかないと利益にならない。
小次郎講師:
そういうことです。
川島先生:
分かりました。それでは小次郎講師、次のステージにお願いいたします。
小次郎講師:
じゃあチャート分析を使わないと損だという話をさせてもらいますけども、チャート分析、
これも難しいと思われている方もいらっしゃるんですが、実は価格変動をシンプルにして
分かりやすくするためにチャート分析はあります。チャート分析はかつて「相場の杖」な
どと言われましたけども、「相場の杖」から「相場の羅針盤」という言葉に変わりまして、
羅針盤というと方向を教えてくれるものですよね。
今現在は何と言われているかというとチャート分析は「相場のカーナビ」って言われてい
るんです!カーナビ無いと大変でしょ?あると便利でしょ?だからチャート分析はぜひ利
用してもらいたい。で、いかにこのチャート分析を「相場のカーナビ」として使うかって
話をこれからさせてもらいます。いよいよこれから本題に入ります、よろしいでしょうか?
川島先生:
はい!
9
小次郎講師:
私が一番得意としております、究極の移動平均線と言われる「移動平均線・大循環分析」、
移動平均線の三本使いですね。まぁ移動平均線という言葉自体を初めて聞かれた方もいら
っしゃるかと思いますけども、チャート分析の中では一番有名な代表的なものです。移動
平均線が何かってことは、今日は割愛します。
で、みなさんが証券会社で口座開設されました、証券会社のチャートには必ず移動平均線
というのが付いております。その移動平均線を三本出すんですけど、どこの証券会社でも
移動平均線は三本出すことができます。実際に出していただきたいと思うんですけど、こ
のように移動平均線が三本出ました。で、ちょっと移動平均線のことを知っている方は、
移動平均線を三本使うというと、何日移動平均線と何日移動平均線と何日移動平均線なん
だ?という質問が必ず来ますので、私は意地悪なものですから、自分で考えろ!と言いま
す(笑)
正解は自分で一番適切なものを選ぶ!これこそが正解なんですけども、もちろん初心者の
方には自分で選ぶというのはなかなか敷居が高いものですから、一番最初のたたき台とし
てですね、とりあえず「短期は 5 日移動、中期は 20 日移動、長期は 40 日移動」という三
本を使います。
これは日足のケースでお話しましたけども、日足以外でも使えます。時間足とか分足とか、
もっというと週足、月足も全く一緒ですから、正式に言いますと「短期は 5 本移動平均、
中期は 20 本移動平均、長期は 40 本移動平均」ということで、三本の移動平均線を作りま
したら、このように出てくるわけです。で、ちょっとここに注目していただきたいんです
けど…
川島先生:
その前に小次郎さん、この 5 本 20 本 40 本は、小次郎さんがなんとなく適当に言っている
…というわけではなく?
小次郎講師:
もちろんです!そんなこと思っている人いたの!?いないよ!笑
川島先生:
あのですね、これ日足、一日一本、一日分で言うと、5 本というと 1 週間ということですよ
ね?で、20 本、20 日間というと、約 1 か月。で、40 本、40 日というと、2 か月というこ
となので、その期間の平均という形が、小次郎講師が研究を重ねたら一番良かった、その
数値が一番マッチすると、というのがその数字なんですね?
10
小次郎講師:
研究の結果出てきた数値です!じゃあ進めさせていただきますと、三本の移動平均線を出
したらいったい何が分かるのかということなんですけども、ちょっとここに印を付けまし
た。黄色く丸を付けているところがありますけれども、ここで買いを仕込むと、非常に良
い結果が出るところだっていうのはまぁ分かりますよね?
川島先生:
なんか右肩上がりですよね?
小次郎講師:
そうですね。で、青いところというのが実は下げの局面というような形になるわけですけ
れども、こういう局面は特徴がありまして、まず買いで取れる黄色いところというのを見
ていただくと、まず移動平均線の並び順が上から「短期・中期・長期」という並び順にな
って、三本の線が右肩上がり、これが黄色の丸のところなんですよね。
で、青い丸のところは、下から「短期・中期・長期」という並び順になりまして、三本の
線が右肩下がりです。基本的に株式は買いで取ってやろう!という方は、黄色の丸のとこ
ろが買いを仕込むチャンスでございますということが、この究極の移動平均線であっとい
う間に分かるということなんです。
川島先生:
それだけでいいんですね~!?簡単な(笑)
小次郎講師:
だってさっき言ったでしょ?チャート分析っていうのは、複雑な価格変動をシンプルにし
て一般投資家に分かりやすくするためにあるんです。だからチャート分析で小難しい話を
している人は本物ではない。本物は極めてシンプル!で、当たり前の仕組みですけどね、
こちらを見ていただきます。
もし価格が上昇していったら、まず短期、期間の短い移動平均線が一番に上がります。で、
続いて遅れて中期の移動平均線が上がっていきます。最後に長期の移動平均線がよっこら
しょと上がってきますから、必ず並び順は上から「短期・中期・長期」という並び順にな
ります。これはそれより前の並び順がどんな並び順であったとしても、価格がどんどん上
がってきた後には必ず「短期・中期・長期」という並び順になります。
これはみなさんね、ここで聞くだけではダメですよ?先ほど言いましたように、証券会社
で口座開設したらチャートソフトを見ていただいて、三本の移動平均線を出していただい
て、確認をしてください。逆に下げの局面では、下から「短期・中期・長期」という並び
11
順になって、三本の線が下がってきます。こういう時は仕掛けちゃダメですよね?
それで、ほとんどの方が価格変動を非常に難しく捉えているんですけれども、価格変動を 3
つの局面に色分けしたらいとも簡単だということをよく話していまして、その 3 つって何
かというと、この上の左側の、安定的に上がる局面、こういうのがありますよね?移動平
均線が上から「短期・中期・長期」、右肩上がりという局面。今度は安定して下がる局面、
下から「短期・中期・長期」で三本とも下がっている局面。それと、それら以外。
この 3 つに分けるということができたら、いとも簡単にここがチャンスなんだ!というの
が分かるようになります。そのためのチャートが「移動平均線・大循環分析」なんですね。
川島先生:
それでじゃあ、我々も分かるようになるってことですか?
小次郎講師:
簡単ですね~!ちょっとこう見てみましょうよ。はい、これ日経平均の日足チャートでご
ざいます。三本の線が上から「短期・中期・長期」で、右肩上がりという局面。いくつか
ありますけれども、こういう局面の時は仕掛けて、もちろん当たり外れはあるんですよ?
あるんですけど、エッジがある有利な状況という言い方をします。
それに対して、ここのこういう状況ありますよね?なんかわけの変わらない時。こういう
時にやってもなかなか利益は上がりません。
川島先生:
まぁ下がってまた戻ってきてるという感じですよね。
小次郎講師:
ですよね?ではちょっと、今度は週足で見てみましょう。週足も全く同じなんです。三本
の線が上から「短期・中期・長期」で、右肩上がりという局面。こういうようなところが
取れる時、そんな時は正直言って、一般の方にはなかなか難しい。だからね、一般の方は
勘違いするのは、のべつまくなし、買いたい売りたいというように色々なことをお考えに
なりますけども、チャンスのところだけやればいいわけです。
そしてみなさんの生活のリズムがありますよね?毎日トレードできる人とか、朝昼晩でき
る人とか、やっぱり時々しかできない人とか、そういうのに応じてどの足を使うのかとい
うことを調節して頂ければいいんです。
12
川島先生:
この週足の場合はつまり、1 本が 1 週間なので、長いってことですよね?これ今ご覧になっ
ていただいているのも 2011 年から 2014 年までの 3 年間っていうのを見ていただいてい
ると。
小次郎講師:
そうですね。で、次はもっと長い 1 ヶ月 1 本の足をお見せします。月足って言います。こ
れも同じでね、はいここ見てください!ず~っとですね、上から「短期・中期・長期」と
いう並び順で、右肩上がりの状態が継続してますよね?かつてのこの時期は小泉さんが首
相になった時ですかね、あの時に上がって、それから後ずっと負け傾向だったですけども、
これがアベノミクス以来ず~っとこういう状態を続けていると。
川島先生:
似てますね、この上がり方というか。
小次郎講師:
で、ほとんどの方がね、ここら辺でもう天井なんじゃないの?とかね、もうこれちょっと
ダメなんじゃないの?とかね、色んなことをおっしゃっていたわけですけども、実はこの
月足チャートというもので見ていただくと、アベノミクスが始まって以来ず~っとこの「短
期・中期・長期」の並び順で、右肩上がりっていうのは、なんら変わっていないわけです。
で、私はよく「チャートは嘘をつかない」と言いましてね、今がチャートを見て株式投資
をする大チャンス、株式投資をするべき時代ですよ~ということを言っているのは、こう
いうような大局的な株の流れがありますから、この間は買っておいて置いとけば、みなさ
ん儲かっているわけです。
こういうようなことが背景にありますから株式投資やりましょうという話をしています。
今現在はチャート分析で見れば、まさに、こんなチャンスはありませんよ~!という状態、
アベノミクスで上がった相場がまだまだ継続しているということがチャート分析でハッキ
リと分かる、ということなんです。
川島先生:
これみなさん、ちょうど良いチャートなので!小泉政権の時に上がって、持っていて、ず
っと下がっている時に塩漬けになっていて、今戻ってきたという方も実はこの動画を見て
いる方で多いかもしれませんですね。
13
小次郎講師:
そうですね。では具体的にこれからみなさんがどこで買えばいいのか、どういう銘柄選択
をすればいいのかという話に移っていきます。
川島先生:
一番興味あるところじゃないですか~!
小次郎講師:
そうなんです!みなさん株って何千銘柄ってあるでしょ?で、その中でどうやって良い銘
柄探すんですかってみんな大混乱しているわけですよ。今日みなさんにお話するのは、『チ
ャート分析による良い株の見つけ方』、その極意は「縦で探すのではなく、横で探すんです」
という話をします!
じゃあ縦って一体何なの?って話なんですが、縦っていうのが「スクリーニング」と言わ
れるものでね、要は沢山ある株の中で今現在良いと思われる株を色んな手法で選び出して
みましょうというやり方がスクリーニングと言います。
川島先生:
ふるいにかける感じですね。
小次郎講師:
そうですね。チャート分析で言ったら、まだ詳しくは分からなくていいんですが、「ゴール
デンクロス」という有名なシグナルがありまして、ゴールデンクロスしている銘柄とか、
何とかが何%になっている銘柄とか、そういうチャンスのものをね、選りすぐって結果と
して出てきたのがこれだけありますよ~っていうのがスクリーニングです。これが、私が
言う「銘柄選択を縦に行う」ということですね。
何千銘柄もある中でふるいに落として、現在の良いと思われる銘柄が出てくるわけですけ
ども、残念ながらここで出てきてもそれが良いとは限らないし、なんか聞いたことないよ
うな銘柄がいっぱいあるわけですよ。そうすると聞いたことないような銘柄買っていい
の?という不安になると思いますから、私のおすすめは銘柄選定を縦に行うのではなくて、
横に行うということなんです。これから横に行うってどういうことなのかをお話させてい
ただきます。
銘柄選定を横に行うとはどういうことかというと、まず予め興味のあるそれなりに知って
いる銘柄を絞っておきます。何千もあるからダメなんです。FX なんかの投資をやっている
方はね、やる銘柄ってせいぜい 10 とか多くても 20 くらいで、その中で十分に利益を上げ
られるわけです。ですからみなさん、株式であれば大体 20 銘柄から 50 銘柄で十分です。
14
要はどういうことかというと、自分が 1 日 1 回はチャートを見ないといけませんので、あ
なたは 1 日 1 回で何銘柄見れますか?ということと、自分がある程度知っていて興味のあ
る、この会社なら経営者もちゃんとしてるし、会社の業績も非常に良いしという銘柄は何
ですかという2つの要素を考えて、自分で知っているような会社で 1 日 1 回チャートを見
るとしたら何銘柄見れますか?ということです。
ある人は 10 銘柄、ある人は 20 銘柄、私は 100 銘柄くらい毎日見ていますけども、100
銘柄も見る必要はありません。20 から 50 あれば多すぎるくらいです。そうやって見てい
ただいて、自分が見ている銘柄の中でシグナルが出たら仕掛ける、シグナルっていうのは
買いサインってことですね、買いサインが出たら仕掛けるということです。
1 日の中で必ず今日売買したいということで、何千も銘柄あるんだから今日の中に必ず良い
のがあるだろうというのがスクリーニングですが、それで出てきましたといっても全然聞
いたことない株買えるかって言ったら、買えませんよね?
ですからみなさんは、自分が知っている、興味がある、ある程度中身の分かるものにシグ
ナルが出たら買うということがおすすめです。横に見る、こうチャートがどんどん展開し
ていって、シグナルが出たとなったら買うわけです。シグナルが出なかったら何もしない。
ちょっとそれを具体的にやってみたいと思います。
川島先生:
お願いします!
小次郎講師:
はい、ここにトヨタ自動車が出てきました。みなさんご存知ですよね。トヨタ自動車はだ
いぶ上がりましたからね、非常にこの時期良かったですよ。この時買えば儲かりました。
ただこういうチャートを出すとほとんどの方はこう言われるんですよ、「そりゃ後から見れ
ば分かるよ!今は分かんねーよ!」とこう言われるんで、一番右端で話をしましょう。
これ実は 12 月の末のところで切っておりますので、12 月末の時の気持ちになってもらっ
て見ていただきます。で、確かにこの 12 月末の時も上から「短期・中期・長期」という並
び順にはトヨタ自動車もなっています。なってますけど、この短期を見たら下げ出してい
るというのが分かりますよね?下げ出している。傾きのことですね。中期も下げ出してい
る。
これ先ほども言いましたけど、「短期・中期・長期」という並び順になって三本の線が上が
っているということが、長期で安定的に上がっていくための有利な状況ということです。
確実にそうなるという話ではなく、そうなる可能性が高いということですが、短期が下げ
15
出したということは、これはもう終わる可能性がありますから、トヨタ自動車は今残念だ
から買えません、何もしません。
じゃあ次に行ってソフトバンク!ソフトバンクもこの時上がった相場がありましたね。あ
りましたけど後はちょっと下がってきている感じですね。で、最後の右端のところまで来
まして並び順を見ますと、これは残念ながらシグナルが来ている並び順ではありません。
つまりソフトバンクには仕掛けません。よろしいですか?何もしません。
もうみなさんほとんどの方が買いたい売りたいという人たちばかりですから、もうチャン
スがあってもなくても買ったり売ったりするんですよ。もうそれはダメ!笑 チャンスの
時だけやってください!
じゃあ次、日本通信。これもある時まで非常に上がったんですけどね、ところが残念なが
らその後はず~っと下がってきております。ここで瞬間上がりましたけども、あっという
間に終わってしまいました。今現在買いシグナルは出ておりません。ですからやりません!
今日重要なのはもう、やらないということを教えることですから!笑
そして次、みずほファイナンシャルグループ。あの大変人気なみずほファイナンシャルグ
ループが、この期間ほとんど買いシグナルが出ていない。基本ず~っと横ばい。確かに上
がっているところもあるんですよ、ありますけどこれは結果として上がったというだけで、
決してシグナル出てここで買っておけば間違いない!とかではないです。で、現在三本の
線がごちゃっとしてますね?「短期・中期・長期」という並び順に全くなっておりません。
ですので買いません!買わない話ばかりですね(笑)
川島先生:
要りません!買いません!みたいな(笑)
小次郎講師:
聞いている人がおいおい買うとか教えろよとそういう声が聞こえますけどもね(笑) じゃ
あお待たせしました!東急建設!この時期上がりました、ところがその後は残念ながら買
いシグナルがず~っと出ないんですよ。出ないからず~っと我慢していました。ここで買
いシグナルがちょこっと出たんですけど、あっという間に終わっちゃいました。だからこ
の辺でここら辺で終わると、プラマイ0かちょっと損という状況ですね。そういうことも
あるんですよ?絶対の話は私していないですからね!?
で、実は年末に来まして、価格がスルスルっと上がり始めまして、短期が一番上、中期が
真ん中、長期が一番下という並び順になりまして、三本の線が見事に上がっているという
状態で年末を迎えました。これが買いシグナルです!ですからこの買いシグナルが出まし
16
たということで、ここで買うわけです。
そうするとどうなりましたか~?というその後の展開ですけども、まずこれが年末でござ
います。ここで買いました。そうすると、この後ぐぐぐい~!っと上がりまして、こうい
う状態になっていると。この上げ相場がここで買ったら取れているということですね!で
は他の銘柄も見てみましょう。
川島先生:
なんか楽しいですね!
小次郎講師:
ふふふ(笑) さて、次はキューピー。こういう上げ相場がありました、それから揉みあい相
場になりまして、またちょっと上げ相場がありました。で、実は年末にかけてここのとこ
ろでもう既に 12 月の中旬くらいからどんどん上がっていまして、こういう状態で年末を迎
えました。確かに「短期・中期・長期」という上からの並び順になって三本の線が上がっ
ていますけども、買うのはここで買うんじゃないんですよ?
買うタイミングは、三本の線が右肩上がりということを確認したここで!買うわけです。
よろしいですか?ここで買います。その後どうなっているか?はい!じゃじゃ~ん!ここ
で買いまして、どんどんどんどん上がっていきましてこうなってます~というものを、こ
こで買うことで利益を得ることが出来ました!ということで、仕掛けのポイントをみなさ
んにじっくりお教えしたいと思います。
川島先生:
これはみなさん、メモった方がいいですね!
小次郎講師:
はい!基本的な買いシグナルって何なの?というと、「移動平均線・大循環分析」の中で買
いシグナルというのは、まず最初に「三本の線の並び順が上から短期・中期・長期という
並び順になって、三本の線が右肩上がり」こうなったらまずそこですかさず買う!これが
基本です。
で、去年まではここまでしかお話していませんでしたが、今年はそれにバージョンアップ
して、さらにみなさんに隠し味をお話させていただきます。
川島先生:
お~!小次郎講師もどんどん成長されているんですね!
17
小次郎講師:
もちろんです!もう投資の学校をやるために 1 年 1 年成長しなきゃね!笑
で、「試し買い」というのがあります。実はこの「移動平均線・大循環分析」というのはみ
なさんお気付きのように、非常にチャンスのところ、これは大きなトレンドがあるという
ところをしっかり取ろうという方法なんですけども、残念ながらあっという間に終わって
しまうとね、それは取れないということになってしまいます。
しかし、ちょっとで終わるものはあっという間に短期と中期の線がクロスしますから、被
害も少ない。小さな被害で終わって最後に大きく取れるという形なんですけど、やはり小
さな相場も取りたいということもありますから、その方は「試し買い」というものをしま
す。
「試し買い」というのは、「これから先上がるかどうかというのはまだ定かではないけれど
も、ここで買っておけば大きくなるだろう」というものです。それは三本の線が右肩上が
りであれば、並び順が「短期・中期・長期」になる一歩手前でも、買っていいというやり
方です。
これは、この三本の線が右肩上がりという状況が続けばその前がどんな並び順でも最後に
は必ず一番上に短期が来て、二番目に中期が来て、三番目が長期になるという状態なるん
ですけども、その状態になる一段前の状態があるんですよ。その一段前の状態から「試し
買い」をするというのが、実は中級者・上級者の仕掛け方です。こういったことを、もう 2
年目ですからね、みなさんにしっかりとお話していきたいと思います。
そしていよいよ、この2つを頭に入れていただいて、実際のチャートを細かく動かしてい
ただきながら、どこで買うのかどこで売るのかという話に移らさせていただきたいと思い
ます。
川島先生:
実際のチャートを使ってということで、この銘柄はまず4301のアミューズを見ていき
ます。これみなさんご存知ですかね?福山雅治やサザンオールスターズがいるようなすご
い会社ですね。なのでアミューズは、例えばサザンのライブがあって CD が売れると株価が
上がるとかいう風に見ると、これはファンダメンタルズの見方ですよね?
ただ我々は、サザンの CD が売れてるとか、福山雅治のライブが超満員だとかっていう情報
はファンでないと分からない。だけど、チャートを見れば分かると!言うことですね?
小次郎講師:
そうです!はいではちょっとね、これは 2011 年の 9 月くらいからあります。これみなさ
んに、順番にどこら辺で買って、どこら辺で手仕舞うか、で、先ほどから何回も言ってお
18
りますけども、この「移動平均線・大循環分析」は必ず 100 戦 100 勝で儲かるという話を
してるんじゃありませんよ?もし誰かが、このチャートの分析をしたら 100 戦 100 勝で勝
てますよ~みたいな話をしていたら、私はいかがわしいと思います。
で、負ける時は小さく負ける、勝つ時は大きく勝ち、当たり外れの中でトータルで利益が
取れるんだということをみなさんに感じていただきたいということで、順番に追いかけて
いきたいと思います。よろしいでしょうか。
川島先生:
はい、よろしくお願いします!まず小次郎さん、このチャートは日足ですね、1 日分。で、
あと赤・青・緑がありますけども、これが先ほどから申し上げている移動平均線の 5 本が
赤、短期ですね。緑が中期、20 日。で、青が 40 日の長期。このチャートをこれから見て
いきたいと思います。
小次郎講師:
赤が短期、緑が中期、青が長期でございます。ということで、2011 年の 9 月の段階は、上
から「短期・中期・長期」という並び順になっております。三本が右肩上がりになってお
ります。それが確認できたらここら辺です、ここら辺で買います。で、この並び順が変わ
らない間ず~っと持つんですけど、変わりましたら手仕舞いますと、こういう非常にシン
プルな流れです。で、そういう状態じゃないときはず~っと様子見をしております。何も
しません。
そしてここへ来ました、はい、上から「短期・中期・長期」という並び順になったのが分
かりますかね?そして三本の線が右肩上がりにここら辺でなっております。ということで、
ここら辺で買います。そうするとその後値段がスルスル~っと上がりました、ここら辺で
並び順が変わりました。で、ここからここら辺まで利益が取れたと。その後は変な並び順
だから、何もしません。
ということでみなさんは、右端をどんどんどんどん注目していただいて、ここから時が段々
移っていくという風に見ていただくと、ちょっとここら辺でも「短期・中期・長期」とい
う並び順になりましたけども、長期が上がるより前にあっという間に価格が下がって短期
の線が下がっておりますから、仕掛け時じゃないというのが分かると思います。仕掛け時
じゃないときはず~っと放置するんですけども、ここら辺でまた「短期・中期・長期」と
いう並び順になって、三本の線が右肩上がりというのは出てきましたね。
はい、ここはどうですかね~?買ったら本当に儲かりますかね~?という風にこうやって
見ていくと、あらあら~と上がっていって、ここら辺で買ったものがここら辺まで取れた
と。これは非常に大きな利益になりましたね。
19
川島先生:
これは値段で言うと、1000 円で買って 1500 円くらいまで行ってますかね?
小次郎講師:
そういう状態ですね。そこから後は、形がちゃんとしたものになるまでやりませんけど、
ここでまた一番上が「短期・中期・長期」という並び順になって、ちょっと右肩上がりの
状態になりましたから、ここで仕掛けます。
そうしますと実は、ここまで取れているというようなことで、中ぐらい利益が取れたとい
うことですかね。で、その後はもう大してハッキリしたところは無くて、ここのところで
は長期が上がっておりませんから、仕掛け時じゃありません。
ここで来ました、一番上が「短期・中期・長期」で右肩上がりが出てきました、さぁてこ
れはどうなるでしょ~か~?というと、あっという間に終わってしまいました。何度も言
いますけど、必勝法じゃありません!
失敗はいくらでもあります。ですからみなさん、自分で自分の好きな銘柄のチャートをこ
うやって見て、ここはこれだけ取れた、ここは残念ながら損で終わった、ここはほとんど
利益じゃない、といったことをちゃ~んと見ていただいて、どれぐらいトータルで、当た
り外れの中で利益が取れるかということがポイントですからね!
じゃあここのところで一旦損で終わりましたよね?で、なかなかチャンスが無いなぁ~上
から「短期・中期・長期」という並び順で右肩上がりってところがなかなか無いなぁ~っ
ていう時、何もしないんですよ?何もしないということが大事なんです。というような状
態の中で、ここで「短期・中期・長期」という並び順になって、右肩上がりというのが確
認できました。ここら辺で仕掛けてみます。そうすると、ここでもう一旦終わってしまい
ました。だからここで仕掛けてここで終わったら大体プラマイかちょっと損だという話に
なりますよね。
ところがまだここのところ最後、一番上が「短期・中期・長期」で右肩上がりというのが
確認されましたから、ここで再度買いで入ります。ところがまたあっという間に終わって
しまいました、残念なお知らせでございます。このように相場というものは簡単じゃない
というね、話をさせてもらいまして…その後どうなるか。残念ながらなかなかこれアミュ
ーズの株は上がってこない、なかなか苦しい時代が続きます。
ところがここで、「短期・中期・長期」という並び順になりまして、三本が右肩上がりとい
うのが確認できたでしょうか。ここのところで買ってみました、さあどうなるかな~って
いうと、ここまで上がってきました!ここからここまで取れたと。
20
川島先生:
これ 1800 円から大体 3000 円くらいまでですね。
小次郎講師:
上がりましたね~!で、これがもう 2014 年の 10 月ですから、残念ながらこの後小さな上
げはあるんですけども、大して取れている局面はそこから後にはありません。で、今みな
さんには約 3 年ぐらいのアミューズの株価の変化の中で、どこで仕掛ける、どこで手仕舞
うという話をしました。何度も言いますけど、当たり外れがあるんです。100 発 100 中で
はないんです。
しかし、取れるところが大きい、損するところが少ない、当たり外れの中で最終的に利益
になる!ということがお分かりいただけますでしょうか?こういったことを自分の銘柄で
確認していただいて、なるほどな~!と自信が付いてきたら本格的に買っていただく、こ
ういうやり方が一番私がおすすめの、チャート分析による銘柄選択でございます。
よろしいでしょうか。
川島先生:
はい!で、一番重要なのが、こういった形でですね、みなさんが実際にやってみるという
ことですね。今一緒に小次郎講師とチャートずらしていくと、みなさん多分この後どうな
るのかということに釘づけだと思うんですけど(笑)、しかも最初のチャートでいうと 1000
円とかでしたよね?で、右端までず~っと上まで上がっているんでもうこれは買えないだ
ろ~天井だろ~って思うところから結局こうやって 3000 円までどんどん上がっていって
いるんですね。なのでこの、ここでは買えないとかそういう思い込みも良くないですよね?
小次郎講師:
はい、そういうことです。
川島先生:
この移動平均線の順番と傾き、ひとつ今日小次郎講師にご提示いただいたこの見方ひとつ
でも、これだけチャートが分析できると!いうところでですね、ぜひみなさんまずは自分
でチャートを見ながら、試しにお好きな銘柄で見ていただけたらなと思います。小次郎講
師、今日はどうもありがとうございました!
小次郎講師:
こちらこそありがとうございました!
---------------------------------
21
高橋:
はい、小次郎講師見ていてね、ためになりましたね。
川島さん、お疲れ様で~す!
川島先生:
どうでしたか、小次郎講師。
高橋:
勉強になりました。良かったです~
三井さん:
それより、このこ芝居風がきになる(笑)
川島:
戻ってきましたよ、皆さん。
三井さん:
なんか服装も、ホーム感満載になりましたね!
川島先生:
ありがとうございます。
高橋:
川島先生!
まとめをみなさんにお伝えしてください。
川島先生:
今回、小次郎講師の 3 本の線ありましたね、
小次郎講師流のエッジからトレンドのあるところを取っていくことについて、初心者のみ
なさんも分かりやすかったと思うので、是非ご自身でやってみてください。
高橋:
一つ強力に感じたのが、銘柄を探すのって雑誌をみたり、新聞を見たりなどいろいろな情
報を仕入れて、いま儲かりそうなものを探そうとしていたのですが、小次郎講師の話を聞
いて、上がり下がりのある銘柄って 1 年を通してあるじゃないですか。
雑誌があるとき、この企業が載っていて、それが 1 年中いつでもいいかというとそういう
わけじゃないということを小次郎講師が教えて頂きました。
22
三井さん:
あとテクニカルのチャートの勉強をするときは大型の銘柄、有名な企業の方がたくさんの
方が参加されているので、需要と供給のバランスが分かりやすいっていわれていますね。
川島先生:
今回、小次郎さんがず~と見ていて、過去から横に見ていったと思うのですけれども、皆
さんももし、トヨタが好きならトヨタを過去からず~と見ていくといろんな発見があるの
が一つです。是非勉強して、勉強しないと勝てません!
高橋:
勉強しないと勝てません。
川島先生:
自分でやってみるのが一番だと思うのです。
三井さん:
自分でやってみるのが一番ですね。
高橋:
そして、小次郎講師の 1 時限目が今回終わりまして、気になる 2 時限目が次あるんですよ。
川島先生:
2 時限目の先生をご紹介させていただきたいと思います。
2 時限目は井上哲夫先生です。
三井さん:
どんな方なんでしょうか。
川島先生:
井上先生はプロのファンドマネージャーとして、20 年以上運用されていて、プロ側で運用
をされていた人です。後はラジオ NIKKEI や日経 CNBC といったメディアにもよく出演さ
れている方でございます。
実は、井上先生はプロからも慕われておりまして、皆さんも知っている大手メガバンクだ
ったり、海外のヘッジファンドなどに投資の助言を行っているのですね。こういった情報
が欲しいと言ったら情報を提供したり、プロがプロのためにアドバイスをする先生です。
23
この井上先生は、なかなか難しい需給ですが、どういった方例えば、外国人投資家やアメ
リカの年金などどういったタイミングで、どういった観点で買っているかそういった世界
を動かす、マーケットの動きを分かりやすく、ご講演いただきます。
高橋:
そして、2 時限目の見どころ、投資の学校の本講座をさっそく公開致します。
川島先生:
これは、正真正銘「有料」の講座なんですけれども期間限定で公開させていただきます。
これは皆さん開校記念で公開させていただきたいと思います。
見どことは、この 3 点です!
相場を動かしているのはだれか?市場の参加者を把握せよ。
ということで、市場には様々な方が参加しています、我々個人投資家が相手をちゃんと見
極めないと戦えないですね。これを見極める授業です。
2 番目、世界中が注目!東証が発表する“ある数値”とは?
東証は発表を正しくしている取引所です。このある数値に世界の投資家が注目しています。
3 番目、年金やヘッジファンド、ニュースで飛び交う言葉の意味を本当に理解しています
か?ということで、プロが集うプロに話をしていただきたいと思っております。この 3 点
が話の見どころです。
高橋:
本日最後に、1 時限目の感想をみなさんにしていただきたいと思っているのですが、お礼に
スペシャルな特典が付きます。
三井さん:
やった~
高橋:
まずは矢口新さんの情報収集の極意、というところで、この矢口新先生の投資の学校の 1
期の方からものすごく人気がある方で、世界のトップトレーダーだったわけですね。ちょ
っとご紹介いただいてもよろしいですか。
川島先生:
矢口先生は野村証券、ソロモン・ブラザーズ、UBS といった外資で 30 年以上プロの世界
で、株・為替・債権、そして 3 市場東京・ニューヨーク・ロンドンで取引をされていて、
24
いろいろな知識があって、いろいろな経験があります。
さらにいまも、分析をされている先生です。
高橋:
その矢口先生が情報収集するときにどういう風に情報収集しているかといったことを補講
ビデオで撮らさせて頂いたものを一つ目のコメント特典にさせて頂きたいと思います。
川島先生:
いいですね~
高橋:
これはすごく貴重ですね
川島先生:
三井さんもそうだと思うのですけれども、どういうところで情報収集しているのですかっ
て聞かれませんか?
三井さん:
聞かれますし、本当に人それぞれなんですね。気になりますよね。
高橋:
それを海外のあんなサイトとかこのサイトとか使って矢口さんが調べられているところが
分かります。
三井さん:
楽しみですね~
高橋:
もう一つが株式投資の始め方、という特典。
川島先生、この特典はどのようなものですか。
川島:
一つ目の特典がかなり上級者向け。
2 つ目が投資の始め方なので、本当に基礎的で投資なんかやったことがないよといった方向
けに、まだ投資をしたことがない方へ投資に必要な基礎をお伝えします。
高橋:
ですので、この 2 つの特典、貴重ですよね、三井さん。
25
三井さん:
そうですね。なんか、どっちも楽しめるじゃないですか、初めてされる方もそうじゃない
方も楽しめて、是非コメントお願いします。
川島先生:
コメントお待ちしております~
高橋:
これにて 1 時限目をおわります。2 時限目もよろしくお願いします。
26
投資の学校からのお知らせ
書き起こし PDF をお読みいただき、ありがとうございました。
投資の学校、高橋です。
書き起こしバージョンとはいえ、最後までお読みいただけたこと、
小次郎講師をはじめとし、投資の学校スタッフ一同、大変嬉しく思っております。
最後に、お願いがあります。
あなたが1時限目を見て感じたことや思ったことなどについて
ご感想をいただけませんでしょうか。
コメントをいただけたすべての方に、
2つの特典も用意させていただいております。
(1) 矢口新の情報収集の極意
(2) 株式投資のはじめ方 PDF レポート
です。
受け取っていただくには、こちらのページの最下部に
コメントをしていただき、コメント請求フォームからプレゼントの請求をしていただく
だけです。
コメントしていただきたい内容は、
(1)1時限目で一番ためになったことを教えてください
(2)現在抱えているお金や投資に関するお悩みを教えてください
(3)三井智映子のキャッチコピーや愛称を募集しています。
いいアイデアがある方はどしどし募集します。
(小次郎講師、川島先生、三井さん、高橋へのメッセージも大歓迎です)
コメントやコメントの受け取り方は、こちらの最下部に記載されていますので、
ご覧ください。
→ http://toushi-school.net/2nd/funnel/?page_id=12
Top Related