Download - 第104 号 HP8 · 2021. 1. 4. · 令和3年1月1日発行(3) 炊き出しを実施 7月7日から8日の豪雨は、 かってない大貯害となりまし た。この賯状に対し、公⺠館

Transcript
Page 1: 第104 号 HP8 · 2021. 1. 4. · 令和3年1月1日発行(3) 炊き出しを実施 7月7日から8日の豪雨は、 かってない大貯害となりまし た。この賯状に対し、公⺠館

令和3年1月1日発行

日田市天瀬公民館運営委員会

会長 髙瀬敏明

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては良き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。新型コロナ禍、豪雨による災害など不安と期待の新年を迎えましたが、日々雑多な中、厳しい状況は続きますが、また希望の年を迎えることができましたことを私たち一人一人の喜びとして分かち合いたいと思います。ここ数年7月上旬に集中した豪雨による災害は底知れぬ自然の力を痛感させられました。玖珠川沿線の天瀬地域も甚大な被害をこうむりました。被災された方々に心からお見舞い申し上げますとともに一日も早い復旧をお祈り申し上げます。公民館としても関係団体と協力し、髙倉館長をリーダーとして10日間の炊き出しを実施しました。女性の皆さんを中心とした「チーム天瀬」の力強い活動であったと思います。

今一つ、世界に広がった新型コロナウイルスの感染は私たちの日常生活にも様々な影響を及ぼしています。公民館の運営についても例外ではなく、地域づくりの一番大切な役割を担っている自主学習教室の活動も制限せざるを得ない状況が続いています。

コロナ禍の今、私たちは一層の連携を図り、お互いに支え合っていかねばなりません。館長・主事の日頃の活動に敬意を表しますとともに運営委員会としても気軽にご利用できますように皆さんのご指導、ご協力をいただきながら進めてまいりたいと考えています。この一年が良き年でありますよう祈念し、年頭の挨拶とします。

発行:天瀬公民館〒879-4201

大分県日田市天瀬町桜竹671-2TEL:0973-57-8212FAX:0973-57-9151HP:http://www.hita-k.org/amagase/第104号

上の作品は江嶋ムツ子さんが作られた「きめこみ」です。

今年の干支は「丑」ですね。十二支の2番目にあたります。なぜ、

牛が2番になったか有名な話があるのでご存知かと思います。

昔、神様が動物たちに「元日の朝、わたしの所に到着した12番

目までをその年の大将にしよう」というおふれを出しました。

足が遅いことを分かっていた牛は前日の夜から出発し、1番目

にゴール!・・・と思ったら、実は牛の背中に乗っていた「ねずみ」

がゴール寸前で、牛より先にゴールして、1番がねずみ、2番が牛

となったという話ですね。

ただし、この話は後から作られた物語なので本当のところは分

かりません。

牛は昔から農業などで人間を助けくれた大切な動物です。丑年

は「我慢(耐える)」「芽が出る」年と言われています。

昨年は新型コロナウイルスや災害で我慢を重ねた年でした。今

年は「芽が出る」一年となりますように願っています。

Page 2: 第104 号 HP8 · 2021. 1. 4. · 令和3年1月1日発行(3) 炊き出しを実施 7月7日から8日の豪雨は、 かってない大貯害となりまし た。この賯状に対し、公⺠館

令和3年1月1日発行(2)

6月配布 文集「天寿」16年ぶり発刊 ▶寿学級で取り組みました文集「天寿・第10巻」が完

成し、6月10日に各寿学級生に公⺠館から配布されました。第1巻が昭和52年に刊行されて以来、16年ぶりの発行です。公⺠館事務所で閲覧できます。

●3月〜5月 コロナで公⺠館が休館に令和元年12月に発生した新型コロナウィルス感染症は、瞬く間に世界中に広がりま

した。深刻な事態に文部科学省は2月28日から学校を全国⼀⻫臨時休業にしました。公⺠館も3月3日から5月31日まで休館となりました。

◀天瀬保育園が閉園昭和53年に66名の園

児で開園した天瀬保育園が、令和2年3月に閉園しました。今年度の園児は6名でした。

公⺠館が移転 ▶令和元年に振興局内を公⺠館

仕様に改築していた工事が完成し、令和2年1月17日に多くの方の手伝いを頂き公⺠館が引越ました。1月20日に開館式を行いました。

令和2年 天瀬町の出来事

Page 3: 第104 号 HP8 · 2021. 1. 4. · 令和3年1月1日発行(3) 炊き出しを実施 7月7日から8日の豪雨は、 かってない大貯害となりまし た。この賯状に対し、公⺠館

令和3年1月1日発行(3)

◀炊き出しを実施7月7日から8日の豪雨は、

かってない大災害となりました。この惨状に対し、公⺠館では町内五つの女性団体に呼びかけ、7月10日〜19日の間炊き出しを実施しました。

日田市社会福祉協議会ボランティアセンター開設▶7月12日〜8月28日、旧天瀬公⺠館

に日田市社会福祉協議会災害ボランティアセンターを開設しました。コロナの関係で、県内在住者のみの募集でしたが、連日多くのボランティアの方々が泥出しなどの支援に駆け付けてくれました。

NPO法人リエラと◀天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト水害復興支援で活躍「NPO法人リエラ」が日田市水害復興支援プロジェクトを立ち上げ旧天瀬保育園を拠点に活動しています。災害支援・防災活動・移住定住活動が主な活動内容で、

必要な物資や支援を全国に呼び掛け、被災者への援助を行っています(代表・松永鎌矢さん)。また、災害復旧で立ち上げた「天瀬温泉未来創造プロジェクト(あまみら)」の皆さんが、災害

復旧と地域づくりに向けて行動しています。天瀬公⺠館が行った「炊き出し」も引き継いでくれました。代表の近藤真平さんは、視察の現地案内でも活躍しています。

7月豪雨災害

Page 4: 第104 号 HP8 · 2021. 1. 4. · 令和3年1月1日発行(3) 炊き出しを実施 7月7日から8日の豪雨は、 かってない大貯害となりまし た。この賯状に対し、公⺠館

令和3年1月1日発行(4)

今回は人権学習(DVD鑑賞)と講師に日田市

社会福祉協議会より新川美奈子さんをお招きして、

健康体操を教えていただきました。

人権学習は「その人権問題わたしならどうす

る?家庭編」を見ました。DVやいじめなどの

様々な人権問題について、どう対応すべきかを考

える良い機会になったのではと思います。

健康体操は、つまづき転倒防止のためにつま先

を上げ下げする運動が良いことを教えていただき

ました。

ふたご座流星群を見るには、12月14日が最大の日と言われていました。天気が良く新月が近かった

好条件で、星空を見上げた人も多かったのではないでしょうか。11月のチームあまがせの星空観察も運がよく、上弦の月は

光源が最適で、望遠鏡で月のクレーターをはっきり見ることができたのは感激でした。焚火にあたりながらの星座の勉強中、

流れ星も見ました。そこで、今回は「流れ星と願い」のお話しです。流れ星にお祈りをすると願いが叶うと言うのは何となく多く

の人が知るところですが、3回唱えると良いと言います。でも、あの一瞬には無理なことで、大抵が「あっ、流れ星」で終わって

しまうでしょう。そこで、あの瞬間に願いを言うには、常にその思いを持っていなければなりません。たとえば「将来の夢」など、

常に心に持っておく必要があります。よく、『思考は現実化する』と言います。それは本当にそのとおりで、「こうなろう」とか「こう

なりたい」と夢をもち続けることで、それはいずれ必ず実るというのです。つまり、本当に大切なのは流れ星に願いをかけること

ではなくて、流れ星を見てとっさに3回唱えることができるほど、強い思いを持ち続けることだというのです。思いがあれば、人

はそれに向かって努力をします。実は、その努力こそが夢が叶うといういわれだというのです。実に深い話でした。

12月12日(土)にteamあまがせを開催しました。講師には木内妙子さんをお招きして、クリスマスリー

ス作りにチャレンジしました。リボンや花飾りなどを思い思いに飾り付けて、それぞ

れの個性が出たクリスマスリースが完成しました。みんな、納得のいく作品ができて満足そうにしていました。

第3回目のザ☆男メシを開催しました。メ

ニューは魚の甘酢あんかけ、レンコン餅、きの

この豆乳スープ、リンゴきんとんです。外は雪

が舞うくらい寒い日でしたが、皆さんは寒さに

も負けずに料理に集中していました。味付けも

バッチリでボリューム満点の料理が出来ました。

最後は皆さんで美味しくいただきました。次

回のメニューは寒い時期にはピッタリの身体の

芯から温まる「団子汁」を作ります。

編集後記