VQS Collabo Homepage · ※弊社で動作を確認したカメラは、以下の通りです。...
Transcript of VQS Collabo Homepage · ※弊社で動作を確認したカメラは、以下の通りです。...
「VQS Collabo Homepage」 http://www.vqscollabo.jp
~ 目次 ~ 機器に関する FAQ
VQS コラボクライアントの動作環境について ...................................................................................1 対応しているビデオキャプチャ機器 ..................................................................................................2 推奨ヘッドセット...............................................................................................................................2 VQS コラボクライアントがテレビ会議に接続できない時の確認事項 ................................................2 エコーキャンセラーの紹介.................................................................................................................3 ある拠点で複数名で会議に参加したい ...............................................................................................3 システム情報取得...............................................................................................................................4 接続する機器(ヘッドセット、スピーカー等)により音声の出力状態が変わる ....................................7 会議の音程がおかしい時の設定について ...........................................................................................7 導入するには何が必要なの.................................................................................................................8
ネットワークに関する FAQ テレビ会議で必要な回線帯域の計算 ..................................................................................................8 利用している VQS コラボのバージョン確認方法...............................................................................9
クライアントに関する FAQ ノートパソコンご利用時の注意 ....................................................................................................... 10 VQS コラボポータルサイト利用のための Internet Explorer の設定 ............................................... 11 ぷららのパケットフィルタリングサービスをご利用時の注意 .......................................................... 15 PROXY サーバ経由での利用について.............................................................................................. 15 資料作成に便利なソフトウェア FinePrint5..................................................................................... 16 「音声映像が時々止まりその後早送りになる」原因を探る ............................................................. 17
入室失敗時の FAQ 主なエラーコードと対応方法 ........................................................................................................... 27
エラーコード:A002.................................................................................................................. 27 エラーコード:A004.................................................................................................................. 27 エラーコード:C001.................................................................................................................. 27 エラーコード:D003 ................................................................................................................. 27 エラーコード:D004 ................................................................................................................. 27 エラーコード:F001.................................................................................................................. 28 エラーコード:F004.................................................................................................................. 28 エラーコード:G001 ................................................................................................................. 28 エラーコード:G002 ................................................................................................................. 28 エラーコード:G003 ................................................................................................................. 29
その他の FAQ VQS コラボカスタマイズ案件のご紹介・ご案内.............................................................................. 30 最新版の FAQ のご案内 ................................................................................................................... 30
- 1 -
VQSコラボクライアントの動作環境について OS Windows 2000 +DirectX8.1 以上 /
Windows Vista / 7 (各 OS で 64bit 版での動作可) CPU 下記 CPU 動作表を参照 メモリ 512MB 以上推奨 ただし、7/Vista の場合は 1GB 以上 周辺機器 マイク
スピーカ カメラ(USB カメラなど)*1 デジタルペン *2 ビデオキャプチャ機器(オプション)*3
ネットワーク ADSL 以上(光ファイバー 推奨) *1 DirectShow 対応の RGB24 モードで画面サイズが 160x120 と 320x240 に対応していること
※弊社で動作を確認したカメラは、以下の通りです。 ロジクール Webcam C250h ロジクール 2.0-MP Webcam C600h
*2 ゼブラ社製「手書きリンク」 *3 NTSC 信号(アナログ出力)などの取り込みを行う場合
※外向きに、TCP 80,12000,13005 番ポートが開いている必要があります。 ※Ver2.0.1.1 以降のクライアントは、PROXY サーバに対応しております。 ※動作環境確認に http://info.vqsc.net/AreYouReady/をご利用ください。
- 2 -
対応しているビデオキャプチャ機器 基本的には、160x120 及び 320x240 の RGB24 をサポートしている DirectShow 対応
キャプチャー機器に対応しています。
• USB カメラ (できれば CCD をお選びください。圧倒的に画像が綺麗です。) • DV カメラ (パソコンに IEEE1394 のインターフェースがあれば使用できます。) • USB ビデオクラス対応 DV カメラ(この場合は、USB で接続できます。) • 内蔵型キャプチャーカード(ハードウェアエンコーダ型のものは、RGB で出力できる
DirectShow インターフェースがないので使用できません。ご注意ください。)
・推奨 USB カメラ 弊社で VQS コラボで動作確認を行い利用を推奨する USB カメラは以下の通りです。
CCD カメラ ロジクール Webcam C250h 参考価格:2,980 円 製品情報:http://www.logicool.co.jp/ja-jp/webcam-communications/webcams/devices/6267
ロジクール 2.0-MP Webcam C600h 参考価格:8,980 円 製品情報:http://www.logicool.co.jp/ja-jp/webcam-communications/webcams/devices/6265
NTSC-USB 変換ケーブル
V-STREAM DVD MAKER USB2.0 S-USB2800 製品情報:http://www.vstream.co.jp/vs-usb2800.html
推奨ヘッドセット SONY DR-220DP 製品情報:http://www.sony.jp/headphone/products/DR-220DP/ VQSコラボクライアントがテレビ会議に接続できない時の確認事項 ・インターネットへの接続ができるか確認してください。 (ブラウザでホームページが表示できる、メールを受信できるか等)
・クライアントから RoomServer への接続に TCP 12000,13005 番ポートを使用しています。 ルータ、パーソナルファイアウォール(パソコンのソフト)の設定で TCP ポート 12000,13005 の通信が許可されているかご確認ください。
・回線速度測定サイトなどで、現在ご利用されている回線の速度がテレビ会議を行うために必要 な速度以上で通信できているかご確認ください。
- 3 -
エコーキャンセラーの紹介 複数人数が1箇所に集まって会議に参加したい場合、ヘッドセットは使えません。このような時に有
益なのは マイク+スピーカ+エコーキャンセラの組み合わせです。ここでは、弊社で評価したエコ
ーキャンセラをご紹介します。
PLANTRONICS Calisto P420 参考価格:18,800 円 製品情報:http://www.plantronics.com/japan/jpn/products/office/corded-office-headsets/calisto-p420
サンワサプライ WEB 会議スピーカーフォン mini MM-MC17 参考価格:24,150 円 製品情報:http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MM-MC17
YAMAHA 会議用マイクスピーカー PJP-10UR 参考価格:31,500 円 製品情報:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/products/10ur/index.html
YAMAHA PJP-25UR 参考価格:63,000 円 製品情報:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/spcontents/25UR/index.html
YAMAHA PJP-100UH 参考価格:252,000 円 製品情報:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/products/100uh/
NTT AT:RealTalk 71 定価:136,500 円 製品情報:http://www.ntt-at.co.jp/product/ec/rt71.html ニュースリリース:http://www.ntt-at.co.jp/news/2004/release37.html NTT AT:RealTalk ST (CD 品質ステレオ音声) 定価:522,900 円 製品情報:http://www.ntt-at.co.jp/product/ec/rtst.html
ニュースリリース:http://www.ntt-at.co.jp/news/2006/release24.html ある拠点で複数名で会議に参加したい
- 4 -
システム情報取得 VQS コラボのホームページでユーザ様のご利用中のパソコンの環境を取得する事ができます。 CPU、メモリ、パーソナルファイアウォールなどお客様がご利用中のパソコンの情報をご確認して
いただくことができます。 弊社サポートへのお問い合わせ時にもご利用いただけますが、その際には、表示されている取得情報 をご確認いただき、お客様のこれらの情報を弊社に開示・動作検証に利用することにご同意いただい た上でご利用いただきますようお願いいたします。
※システム情報取得ページは、Windows2000/XP/Vista/7 で動作する Internet Explorer 専用の
ページです。ActiveX を利用しているため、Administrator 権限でログインしてご利用ください。 システム情報取得手順 1.ブラウザでアドレス欄に「https://vqscinfo.vqsc.net/SystemInfo/SystemInfo.php」と入力して
エンターキーを押してください。
2.ソフトウェアのインストールを確認する画面が表示されます。 [インストールする]をクリックしてください。
※ActiveX のインストールには、Administrator 権限が必要です。 Administrator 権限がないユーザでログインしている場合、コンピュータの管理者の方と ご相談ください。
- 5 -
3.[情報収集]ボタンをクリックしてください。 取得中メッセージを表示し、パソコン情報を取得します。 情報取得完了後、終了メッセージが表示されます。
- 6 -
4.システム情報取得ページの下部でご案内させて頂いているサイトを利用して、ご利用中の インターネット回線の速度計測を行ってください。 計測が完了しましたら、ページ右上にある回線情報に入力してください。 ADSL 回線をご利用の方は、NTT のページから線路距離長、伝送損失を調査し、入力して ください。
5.取得した情報をサポートに送信する場合、[サポートに送信します]ボタンをクリックして ください。送信を確認するメッセージが表示されます。
[OK]をクリックすると、E メールにて取得した情報をサポートに送信します。 [キャンセル]をクリックすると、操作を中止します。
- 7 -
接続する機器(ヘッドセット、スピーカー等)により音声の出力状態が変わる
症状:ラインアウトの端子などに接続する機器(ヘッドセット、スピーカー等)により、パソコン
からの音声が出力されたり、されなかったりする 対応:ご利用されているサウンドデバイスのドライバーソフトが正しく動作していないため、発生
していると思われます。 ご利用中のパソコンのサウンドドライバーソフトウェアが更新されていないか、パソコン メーカーのホームページをご確認ください。更新ドライバーがある場合、インストールして 動作に変化がないかご確認ください。更新ドライバーの詳細については、パソコンメーカーに お問い合わせください。
会議の音程がおかしい時の設定について 症状:相手からの映像、音声は正しく再生できているにもかかわらず、ご利用の機種から発信する
映像が相手に 3 分くらい遅延して届き、音声は悪魔の呻き声(音程がおかしい)になる 対応:サウンドドライバをインストールし直して下さい。
この問い合わせは、VQS コラボをご利用の方でDELL社製コンピュータを新規にご購入され
たから多いです。この場合、付属のCD-ROMのサウンドドライバを更新インストールする
事で音声再生の問題は解決しています。
- 8 -
導入するには何が必要なの お客様の所に「ルームソフト」という VQSCollabo 配信アプリをインストールし、インターネット 回線を用意していただく必要があります。 ネットワーク設定については、PDF をご覧ください。 (Update 2005.04.05) 準備する機器 パソコン Windows XP / Windows 2000 / Windows 2003 / Windows 2008
Windows Vista/Windws7(各 64bitOS 版動作可) インターネット回線 --- B フレッツなど(固定 IP は不要)
詳細については、下記をご覧ください。 帯域消費の説明図:http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/images/faq_bandwidth.JPG 帯域計算ページ:http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/SystemInfo/calcbandwidth.html
※必要な帯域は、使用帯域、同時接続者数で異なります。
128kbps の会議なら、6 名同時参加、視聴者 24 名のフル参加とすると、ダウンが 128x6=768kbps でアップが 128x5x6+128x6x24=22.2Mbps 内向きに、TCP 12000、13005 番ポートが開いている必要があります。
※UPnP ルータと WindowsXP の組み合わせなら添付ソフトで制御可 VQSCProxy 機能を有効にする場合は、内向きに TCP 443 番ポートを開ける必要があります。
テレビ会議で必要な回線帯域の計算 発言者席数、視聴者席数、議長席帯域、その他帯域を設定する事で必要な回線帯域を計算する ホームページ(http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/SystemInfo/calcbandwidth.html 2010.09.10 現在)を用意しました。ご利用ください。
- 9 -
利用している VQSコラボのバージョン確認方法 テレビ会議に参加する前に利用している VQS コラボのバージョン確認方法は以下の通りです。 1.[スタート]→[プログラム]→[VQSCollabo2.0]→[Client]→[チェックウィザード]を選択します。
2.下記画面が表示されます。[次へ]をクリックして、操作を開始します。タイトルバー(丸印内)に
現在利用している VQS コラボクライアントのバージョンが表示されます。
(下図では、Version 2.0.1.1 と表示されています。)
3.[次へ]ボタンを複数回クリックして、チェックウィザードの終了画面を表示します。
[完了]ボタンをクリックしてチェックウィザードを終了してください。
- 10 -
ノートパソコンご利用時の注意 ノートパソコンでは、バッテリ使用量低減のため、コンセント接続時でない場合、バッテリ使用量を 低減する設定が行われております。この設定が行われている場合、VQS コラボクライアントに必要な 処理能力が発揮できない事があります。 以下の記述を参考に電源設定を変更してください。 1.コントロールパネルにある電源オプションのプロパティを開けます。 2.「電源設定」で、「常にオン」を選択します。この設定変更により常に最高周波数で動作する
ようになります。VQS コラボクライアントご利用時に CPU 負荷が 100%になる場合、 「常にオン」を選択して下さい。
- 11 -
VQSコラボポータルサイト利用のための Internet Explorerの設定 Internet Explorer でポータルサイトをご利用中に「このページは現在XXX」というメッセージが 出てホームページが正常に表示されない場合、以下の設定をご確認ください。
キャッシュファイルの削除および確認方法の設定手順 ・Internet Explorer6 の場合 1.[ツール]からインターネットオプションを開きます。 2.「全般」タブでインターネット一時ファイルの項目にある[ファイルの削除]ボタンをクリック。 3.ファイル削除を確認するダイアログが表示されますので[OK]ボタンをクリックしてください。 4.「全般」タブでインターネット一時ファイルの項目にある[設定]ボタンをクリックします。 5.保存しているページの新しいバージョンの確認方法から、「ページを表示する毎に確認する」 を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。
- 12 -
・Internet Explorer7,8の場合 1.[ツール]からインターネットオプションを開きます。 2.「全般」タブで閲覧の履歴の項目にある[削除]ボタンをクリックします。 3.インターネット一時ファイルのみを選択し、[削除]ボタンをクリックします。 4.「全般」タブで閲覧の履歴の項目にある[設定]ボタンをクリックします。 5.保存しているページの新しいバージョンの確認方法から、「ページを表示するたびに確認する」 を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。
- 13 -
Internet Explorer では、終了時に自動的にキャッシュファイルを削除する事ができます。 この設定を弊社で推奨しております。下記手順を参考に設定を行ってください。
・Internet Explorer6 の場合 1.[ツール]からインターネットオプションを開きます。 2.「詳細設定」をクリックします。 3.セキュリティの項目にある「ブラウザを閉じたとき[TempporatyInternetFiles]フォルダを空に
する」にチェックを行い、[OK]をクリックしてください。
4.全ての Internet Explorer を終了します。 5.Internet Explorer を起動し、ポータルサイトのログインを行ってください。
- 14 -
・Internet Explorer7,8の場合 1.[ツール]からインターネットオプションを開きます。 2.「詳細設定」をクリックします。 3.セキュリティの項目にある「ブラウザを閉じたとき[TempporatyInternetFiles]フォルダを空に
する」にチェックを行い、[OK]をクリックしてください。
4.全ての Internet Explorer を終了します。 5.Internet Explorer を起動し、ポータルサイトのログインを行ってください。
- 15 -
ぷららのパケットフィルタリングサービスをご利用時の注意 ぷららのパケットフィルタリングサービス(http://www.plala.or.jp/access/community/secuplus/nbb/ 2006.03.08 現在)をレベル 0(全通信許可)以外にすると、VQS コラボの通信が行えなくなります。 ご注意頂きますようお願いいたします。
PROXYサーバ経由での利用について Ver2.0.1.1 のクライアントより PROXY サーバ経由での通信に対応いたしました。PROXY サーバの 設定情報に関するホームページを用意致しました。 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/proxytrial.html 2006.03.08 現在 ご利用のネットワーク環境が VQS コラボ利用可能かどうかを調べるためのホームページ (http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/SystemInfo/ 2010.09.10 現在)を用意しました。 ご利用ください。 弊社で動作確認を行った PROXY サーバは以下の通りです。
名称(バージョン) 設 定
SQUID(2.5.12) ルームソフトの待機ポートを 443、563 にすればデフォルトで動作。
squid.conf に、12000 と 13005 の許可する設定を追加。
acl SSL_ports port 443 563 12000 13005
DeleGate(9.0) オプションに次の設定を追加します。
12000 と 13005 の許可を追加します。
REMITTABLE="+,ssltunnel/{12000,13005}"
Apache(1.3) http.conf の mod_proxy.c に設定を行います
12000 と 13005 の許可を追加します。
AllowCONNECT 12000 13005
ISA Server 2004 ルームソフトの待機ポートを 443、563 にすればデフォルトで動作。
12000、13005 を許可する設定ツールも公開中。
BlackJumboDog(4.03) デフォルトで動作
SwiftProxy(2.73) デフォルトで動作
- 16 -
資料作成に便利なソフトウェア FinePrint5 Windows 用多機能プリンタドライバ FinePrint5
(http://www.nsd.co.jp/share/fineprint/index.html 2006.03.08 現在)を利用する事により資料 作成が容易に行う事ができます。
ワードなどのアプリケーションから複数ページのデータの印刷を行なう時に、プリンタのかわりに FinePrint5 を選択することで簡単に JPG ファイルを作成する事ができます。 作成手順は以下の通りです。
1.アプリケーションから印刷を実行します。この時にプリンタのかわりに FinePrint5 を
選択し、印刷を実行します。FinePrint の画面が表示されます。 2.印刷に関する設定を行い、その後下部にある[保存]ボタンをクリックします。 3.解像度「72dpi」、品質を「20」に設定し、保存先のフォルダやファイル名を設定し、
[保存]ボタンをクリックしてください。会議で使用可能な JPG ファイルが作成されます。
- 17 -
「音声映像が時々止まりその後早送りになる」原因を探る VQSCollabo 電子会議システムの音声映像に関するトラブルのうち「音声映像が時々止まり、その後 早送りになる」事があります。 これは、ルームサーバまたはクライアントのネットワークの品質に問題がある可能性があります。 VQSCollabo 電子会議システムでは、音声映像データをリアルタイムに送受信する事により、低遅延 の会話を実現しています。リアルタイムに送受信されるデータはある一定の速度でやり取りが行われ ています。この一定の速度を保つ事でスムーズな会話をご提供できるのですが、プロバイダによって はデータ送受信を一定に保てない事があるようです。 ここでは、送受信されるデータが一定であるかを調べる事で「音声映像が時々止まり、その後早送り
になる」現象の原因を調べる方法をご紹介します。 問題がある場合はプロバイダの変更で解決する事がありますので、弊社までお問い合わせください。 下の図は、クライアントマシン側で測定した結果です。全く同じ B フレッツ回線にて、プロバイダだ
けを変更して計測をしました。計測の方法は Windows に付属のパフォーマンスによるものです。
ここでは、Windows2000/XP に標準機能として用意されているパフォーマンスモニタを利用し、通信 状態の確認およびログファイル作成方法について解説を行います。次ページからの記述を参考に通信 状態をご確認ください。
- 18 -
パフォーマンスモニタを利用した通信状態の確認方法 ・パフォーマンスモニタの起動 Windows2000 「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「パフォーマンス」
WindowsXP 「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「パフォーマンス」
Windwos2000 での起動イメージ
- 19 -
・カウンタの追加 1.グラフ表示の位置で、右クリックするとメニューが表示されます。
ここで「カウンタの追加」を選びます。
※既に登録されているカウンタがある場合、追加を行う前に全て解除してください。 グラフの上にアイコンが並んでいるうちの、左端のアイコン「新しいカウンタのセット」 をクリックし、既に登録されているカウンタを全て削除します。
- 20 -
2.「パフォーマンスオブジェクト」リストから「Network Interface」を選択し、 「一覧からインスタンスを選ぶ」リストから利用している LAN カードを選択します。 ご利用のパソコンによって表示が異なります。利用している LAN カードが不明な時は 「MS TCP Loopback interface」でないものを選択してください。
3.「一覧からカウンタを選ぶ」から、「Byte Received/sec」と「Byte Sent/sec」を選んで 「追加」ボタンをクリックします。最後に「閉じる」ボタンで閉じます。
- 21 -
・スケールの調整 監視するモニタのスケールを見やすいように調整します。
1.グラフ表示の位置で、右クリックするとメニューが表示されます。
「プロパティ」を選択します。
2.タブから「グラフ」を選択し、「垂直スケール」で「最大」と「最小」を入力します。 「最小:0 最大:10」ぐらいが適切と思われます。 (参加する会議の帯域によって見やすさは変わりますので適切な値に変更して下さい。) [OK]ボタンをクリックすると準備完了です。パソコンからのデータ送信/受信がグラフ で確認できます。
- 22 -
・表示データの確認 回線が安定していないと、グラフが大きく波打つか定期的にガクッとした谷ができる
等の表示になります。 (下図は、全ての発言席を 128kbps にした会議室に 2 人参加した時の状態です。
お互いに同じ帯域のデータを送受信しているのでグラフが送信、受信がほぼ同じ値で 線を描いています。大きく波打ったり、大きな谷が出来ていないので安定した状態です。)
・表示の設定保存 表示しているグラフの設定を保存する事ができます。操作手順は以下の通りです。
Windows2000 の場合 1.「コンソール」メニューから「名前をつけて保存」を選択します。 2.保存するフォルダを選択し、ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックして
ください。 WindowsXP の場合 1.「ファイル」メニューから「名前をつけて保存」を選択します。 2.保存するフォルダを選択し、ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックして
ください。 次回からは保存を行ったファイルをダブルクリックする事グラフを確認できます。
※ここで保存を行ったファイルは他の PC では使用できません。監視するカウンタを登録
する時、このパソコンのネットワークインターフェース(搭載されている LAN カード のドライバ)を指定しているためです。
上図では青で受信データを、赤で送信データをグラフ表示しています。
赤丸で囲んだ領域は、下部リストで選択したカウンタを数値で表しています。 この例ではリストで「Bytes Sent/sec」を選択しているので送信データを表示しています。
- 23 -
・通信状態をログファイルに保存する 1.パフォーマンスログと警告の下にある「カウンタログ」をクリックします。
2.右側のウィンドウで右クリックし、「新しいログの設定」をクリックします。
3.ログの設定名を入力し、[OK]をクリックします。
4.設定画面が表示されます。
Windows2000 の場合、[追加]ボタンをクリックしてください。
WindowsXP の場合、[カウンタの追加]ボタンをクリックしてください。
Windows2000 の設定画面 WindowsXP の設定画面
① ②
- 24 -
5.「パフォーマンスオブジェクト」リストから「Network Interface」を選択し、 「一覧からインスタンスを選ぶ」リストから利用している LAN カードを選択します。 ご利用のパソコンによって表示が異なります。利用している LAN カードが不明な時は 「MS TCP Loopback interface」でないものを選択してください。
6.「一覧からカウンタを選ぶ」から、「Byte Received/sec」と「Byte Sent/sec」を選択して [追加]ボタンをクリックします。設定完了後、[閉じる]ボタンをクリックしてください。
- 25 -
7.「ログファイル」のタブをクリックしてください。
ログファイルの種類を「テキストファイル-CSV」に変更します。
[OK]ボタンをクリックするとログファイルの保存が開始されます。
下図の例では、sample という名称で作成したログ取得中である事がわかります。
(ログ取得中は、アイコン表示が緑色になります。)
- 26 -
・ログファイルの保存停止方法 1.停止を行う名前を右クリックしてください。メニューが表示されます。
2.メニューから [停止]を選択してください。
アイコンが赤色表示になりログファイルの保存作業が停止されます。
- 27 -
主なエラーコードと対応方法 エラーコード:A002 内容:基本情報ファイルにアクセスできませんでした。 対応:「対応方法はこちら」ボタンをクリックしてください。
説明:インターネットエクスプローラのキャッシュが一杯になっている事が予想されます。 メッセージ Box 下部の「対応方法はこちら」ボタンをクリックして、その手順どおりに操作 を行ってください。
エラーコード:A004 内容:サーバへの問い合わせに失敗しました。(基本情報) 対応:セキュリティソフトの設定をご確認ください。
説明:インターネットセキュリティソフトが通信をブロックしている可能性が高いのでそれらの 設定確認を行ってください。 セキュリティソフトの設定(Norton Internet Security)については下記アドレスをご確認 ください。 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#NIS
エラーコード:C001 内容:サーバへの問い合わせに失敗しました。(自ユーザ情報) 対応:セキュリティソフトの設定をご確認ください。
説明:インターネットセキュリティソフトが通信をブロックしている可能性が高いのでそれらの 設定確認を行ってください。 セキュリティソフトの設定(Norton Internet Security)については下記アドレスをご確認 ください。 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#NIS
エラーコード:D003 内容:サウンドの初期化に失敗しました。 対応:パソコンを再起動してください。
説明:直前に VQS コラボが起動しており、前回の終了処理時に問題が発生し、終了処理が完了 していないと思われます。パソコンを再起動する事で改善すると思われます。
エラーコード:D004 内容:サウンドの初期化に失敗しました。 対応:パソコンを再起動してください。
説明:直前に VQS コラボが起動しており、前回の終了処理時に問題が発生し、終了処理が完了 していないと思われます。パソコンを再起動する事で改善すると思われます。
- 28 -
エラーコード:F001 内容:ルームソフトへの接続に失敗しました。 対応:
ご自宅など、一般回線から接続をしている時: 再入室をして改善しなければ、管理者にご連絡ください。 企業内LANなど、イントラネット内から接続している時:
ネットワークのセキュリティを考慮する必要があります。 ご利用のネットワークにおいてTCPポート 13005 での通信がブロックされている可能性が あります。ネットワーク管理者にご相談ください。 ネットワーク管理者様へ...下記ホームページで仕様及び Proxy の説明をご参考ください。
VQS コラボクライアントが動作する環境 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#PC
PROXY サーバ経由の通信について http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#proxy
エラーコード:F004 内容:入室処理中に処理可能時間を過ぎました。 対応:入室処理に時間がかかりすぎたため発生したエラーです。再度入室操作を行って改善しない
場合はパソコンのスペックとの関連が予想されます。管理者にご相談ください。
エラーコード:G001 内容:音声映像モジュールのロードに失敗しました。 対応:直前に VQS コラボが起動しており、前回の終了処理時に問題が発生し、終了処理が完了
していないと思われます。パソコンを再起動する事で改善すると思われます。
エラーコード:G002 内容:音声映像モジュールのサーバ接続に失敗しました。 対応:
ご自宅など、一般回線から接続をしている時: インターネットセキュリティソフトがブロックしている可能性が高いのでそれらの設定確認を
行ってください。セキュリティソフトの設定(Norton Internet Security)については、下記 アドレスをご覧ください。 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#NIS
企業内LANなど、イントラネット内から接続している時: 上記のセキュリティソフトの設定確認に加え、ネットワークのセキュリティを考慮する必要が
あります。ご利用のネットワークにおいてTCPポート 12000 での通信がブロックされている 可能性があります。ネットワーク管理者にご相談ください。 ネットワーク管理者様へ...仕様及び Proxy の説明をご参考ください。
VQS コラボクライアントが動作する環境 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#PC
PROXY サーバ経由の通信について http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml#proxy
- 29 -
エラーコード:G003 内容:何らかの理由でサーバから切断されました。 対応:インターネット回線の通信が瞬間的に切断したと考えられます。インターネット回線の確認
を行ってください。ADSL 回線をご利用でこの症状がよく発生する場合、ADSL モデムの 電源を入れなおして動作をご確認ください。
- 30 -
VQSコラボカスタマイズ案件のご紹介・ご案内 現在、大手英会話学校・金融機関・大手テレビ局(報道局)にて VQS コラボシステムのカスタマイ
ズ版をご利用いただいております。ユーザインターフェイスの変更から会議参加の変更や新しい機能
の実装まで様々なカスタマイズを承っております。詳しくは、弊社までお問い合わせください。
最新版の FAQのご案内 最新版の FAQ については、弊社ホームページ(下記アドレス)にて、ご確認ください。 http://www.vqscollabo.jp/vqscollabo/support.shtml
- 31 -
著者:株式会社オサムインビジョンテクノロジー URL http://www.vqscollabo.jp/ E-mail [email protected] © 2006 株式会社オサムインビジョンテクノロジー
2010.09.10