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SS3000 工事マニュアル (基本操作編) 第5版 平成 27 年 5 月 20 日 SS3000工事マニュアル ~基本操作編~

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

第5版 平成 27 年 5 月 20 日

SS3000工事マニュアル

~基本操作編~

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目次

1. はじめに ............................................................................................................... 1

2. バイパス機能に関して .............................................................................................. 2

3. ランプ表示について ................................................................................................. 3

4. 管理設定画面へのログイン ........................................................................................ 5

5. 管理設定画面について .............................................................................................. 8

5.1. 画面上部のメニューについて ............................................................................. 8

(設定データを保存するには・・・) ................................................................... 9

(設定データをエクスポートするには・・・) ....................................................... 10

(ログデータをエクスポートするには・・・) ....................................................... 10

(ヘルプを確認するには・・・)........................................................................ 11

(管理設定画面の背景色を変えるには・・・) ....................................................... 12

(表示言語を変えるには・・・)........................................................................ 13

(装置を再起動するには・・・)........................................................................ 14

(ログアウトするには・・・) .......................................................................... 15

6. 管理設定画面の操作について .................................................................................... 16

6.1. メニュー構成 ................................................................................................ 16

6.2. 左のメニューバーについて ............................................................................... 17

6.3. 上のメニューバーについて ............................................................................... 18

6.4. アイコンについて .......................................................................................... 18

6.5. 設定画面内の操作について ............................................................................... 19

7. 設定手順 .............................................................................................................. 20

8. 設置準備 .............................................................................................................. 21

8.1. ネットワーク環境の確認 .................................................................................. 21

8.2. 本装置に設定する IP アドレスの決定 .................................................................. 21

8.3. 設定用 PC の準備 ........................................................................................... 21

9. 管理設定画面へのログイン ....................................................................................... 22

10. 初期設定(ウィザード) ........................................................................................ 25

10.1. ブリッジモードとして使用する場合 .................................................................. 26

10.2. ミクストモードとして使用する場合 .................................................................. 37

11. ネットワークの設定 .............................................................................................. 52

12. ライセンスの取得 ................................................................................................. 53

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(基本操作編)

管理設定画面から行う場合 ...................................................................................... 53

MULTI スイッチを使用する場合 ............................................................................... 57

13. セキュリティ設定 ................................................................................................. 58

13.1. アンチウィルスに関する設定 .......................................................................... 58

(アンチウィルスの対象ポート番号を変更するには・・・) ...................................... 58

(ウィルスを検知した時のメッセージを変更するには・・・) ................................... 60

13.2. アンチスパムに関する設定 ............................................................................. 64

(スパムメールの件名タグを変更するには・・・) ................................................. 64

(特定の相手からのメールをスパムメールと判定するには・・・) ............................. 65

(特定のキーワードが含まれたメールをスパム判定するには・・・) .......................... 67

特定の相手からのメールをスパム判定させない場合(ホワイトリスト)........................ 71

13.3. URL フィルタリングに関する設定 .................................................................... 73

13.4. アプリケーション制御に関する設定 .................................................................. 76

13.5. 高度な設定(プロトコル制御) ....................................................................... 79

(特定の URL へのアクセスをブロックするには・・・) .......................................... 79

14. 本装置をより便利にお使い頂くために ....................................................................... 90

(PLATIA/SB2000 と連携するには・・・) .............................................................. 90

(警告ランプと連携するには・・・) ........................................................................ 93

(リモート保守サーバーに接続するには・・・) ......................................................... 95

15. バージョンアップについて ..................................................................................... 97

16. その他 ............................................................................................................... 99

16.1. バックアップ方法 ........................................................................................ 99

16.2. リストア方法 ............................................................................................ 101

16.3. バックアップ方法(USB メモリーを使用) ...................................................... 102

16.4. リストア方法(UBS メモリーを使用) ............................................................ 105

16.5. 初期化方法 ............................................................................................... 106

管理設定画面から行う場合 .............................................................................. 106

INIT スイッチを使用する場合 .......................................................................... 109

16.6. WiFi 自動設定............................................................................................ 110

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1

1. はじめに

本資料では本装置の基本的な操作方法について説明します。

本装置はウィザード設定が完了したタイミングで、AV・AS・IPS が動作するように設定されています。

本資料では上記設定をそのまま使用されることを前提に、設定手順を説明します。

ご注意

ブラウザによって、一部の画面表示が手順書と異なる場合があります。

ブラウザによって、変更内容がキャッシュに残り、画面の更新が正しく行われない場合がありま

す。そのような場合は、キャッシュのクリアを行い、画面の再読み込みを行ってください。

ブラウザから設定を行う際、画面の解像度によっては、スクロールバーが正常に表示されないこと

があります。その場合、ウィンドウサイズの変更を行うか、マウスの操作によってスクロールを行

ってください。

ご使用になるブラウザによっては、ローカルエリアネットワークのプロキシサーバへの参照設定が

行われている場合、本装置の設定画面にアクセスができないことがあります。

その場合、本装置のメンテナンス用ポート(LAN3)を使用した設定画面アドレス(初期値:

https://10.1.5.254:8889)にはプロキシを使用しないように例外アドレスとして設定するか、

本装置の管理設定画面にアクセスする際は一時的にプロキシ設定を解除する必要があります。

本書の設定は Windows7 SP1、Internet Explorer 9 で行っています。環境によって表示が異なる

場合があります。

新規作成 ボタン押下時に、設定画面が別ウィンドウで開かれる場合があります。

その場合、 ボタンを押下するごとに、新しいウィンドウが開かれますので、ご注意ください。

URL フィルタリングのカテゴリ分類は、存在しているすべてのサイト/ページについてカテゴリ分

類が行われていることを保証するものではありません。

<推奨環境>

本装置の設定には以下の環境を推奨します。

OS Internet Explorer

Windows Vista SP2(32bit 版) 9.0

Windows 7 SP1(32bit 版/64bit 版) 9.0、10.0、11.0

Windows 8(32bit 版/64bit 版) 10.0

Windows 8.1(32bit 版/64bit 版) 11.0

Windows 8 Internet Explorer 10.0 および Windows 8.1 Internet Explorer 11.0 は、

必ずデスクトップ画面から起動してください。

スタート画面から起動する Internet Explorer 10.0/11.0 は、推奨環境の対象外です。

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2. バイパス機能に関して

本装置にはバイパス機能が実装されています。

本装置の電源を切ることにより、WAN ポートと LAN1 ポートが直接接続され、LAN1 ポート配下の PC

が上位のルーター等に直接接続される状態となります。

ご注意

WAN ポートとバイパスされるポートは LAN1 ポートのみとなります。

複数台の PC が接続されている環境で、バイパス機能を使用する場合は、LAN1 ポートに HUB を接

続してお使いください。

本装置のルーター機能を使用(ミクストモードで運用)している場合は、LAN1 ポートを使用しな

いことを推奨します。

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3. ランプ表示について

<ランプ表示>

状態 POWER(緑) STATUS(緑) INFO(橙)

電源投入前 消灯 消灯 消灯

電源投入後 点灯 消灯 消灯

システム起動中

(INIT スイッチ受付可能) 点灯 点滅(遅) 消灯

システム起動中 点灯 点滅(速) 消灯

システム起動完了

(アクティベーションなし) 点灯 消灯 点灯

システム起動完了

(アクティベーションあり) 点灯 点灯 点灯

設定初期化中 点灯 点滅(速) 点滅(速)

WiFi 自動設定中 点灯 ※ 点滅(遅)

プログラム更新中 点灯 点滅(速) 点滅(速)

装置異常 点灯 点滅(間欠) 点滅(間欠)

※ WiFi 自動設定前の状態から変化なし

<ランプ点滅パターン>

点灯

点滅(遅)

点滅(速)

点滅(間欠)

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4

<SPEEDランプ状態と LINK ランプ状態の詳細>

WAN、LAN1~LAN7 ポートの SPEED ランプと LINK ランプについて説明します。

SPEED ランプ状態 WAN/LAN ポートの状態

消灯 未接続

消灯 接続状態 (10M 動作時)

消灯 接続状態 (100M 動作時)

点灯(橙) 接続状態(1000M 動作時)

LINK ランプ状態 WAN/LAN ポートの状態

消灯 未接続

点灯(緑) 接続状態

点滅(緑) 通信中

SPEED ランプ

LINK ランプ

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4. 管理設定画面へのログイン

本装置の設定を行うために、ブラウザから管理設定画面にアクセスし、ログインする方法を説明します。

<工場出荷時の設定内容>

IP アドレス(メンテナンス用ポート) 10.1.5.254

サブネットマスク(メンテナンス用ポート) 24(255.255.255.0)

管理設定画面 URL https://10.1.5.254:8889

管理設定画面アカウント administrator

管理設定画面パスワード utm@inst

① 本装置のメンテナンス用ポート(LAN3)の、デフォルト IP アドレスは「10.1.5.254」です。

設定用 PC の IP アドレスを 10.1.5.0/24 のネットワークに含まれるように設定(例:

10.1.5.200/24)するか、IP アドレスを自動的に取得するように設定(DHCP クライアント)して

ください。

※ メンテナンス用ポートは、デフォルトで DHCP サーバーが動作しています。

② 設定用 PC の LAN ケーブルを、本装置のメンテナンス用ポートに接続します。

③ 設定用 PC でブラウザを立ち上げ、アドレスバーに『https://10.1.5.254:8889』と入力してくだ

さい。

ワンポイント

メンテナンス用ポート(LAN3)以外のポートからも、管理設定画面にアクセスする事ができます。

その場合は、アドレスバーに『https://本装置の IP アドレス:8889』と入力してください。

メンテナンス用ポート

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6

④ 画面上に「セキュリティ証明書」が表示された場合、『このサイトの閲覧を続行する(推奨されませ

ん)。』を選択してください。選択後、ログイン画面が表示されます。

⑤ ログイン画面が表示されます。

クリック

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7

⑥ 「パスワード」に『utm@inst』を入力します。

⑦ 「検証番号」に表示されている 4 桁の英数字を入力して ログイン ボタンをクリックします。

※ 「新しい検証番号を表示」をクリックすることで、新しい 4 桁の英数字が表示されます。

※ 検証番号は小文字で入力することも可能です。

⑧ 管理設定画面のトップページが表示されます。

utm@inst

表示されている 4 桁の

英数字を入力

クリック

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5. 管理設定画面について

5.1. 画面上部のメニューについて

メニュー 説明

ウィザード ウィザード設定を開始します。

ウィザード設定を開始することで、ネットワークの設定等を簡単に行うことができ

ます。ウィザード完了後、セキュリティの設定等が自動で行われます。

設定保存 設定データを本装置のメモリーに保存します。

※設定変更した内容を、再起動後も使用される場合は、設定保存が必要です。

エクスポート設定 設定ファイルを本装置から PC に保存します。

ログエクスポート ログを本装置から PC に保存します。

ヘルプ ヘルプ画面を表示します。

背景色 背景色を変更できます。

言語設定 管理設定画面の表示言語を変更できます。

再起動 本装置を再起動します。

ログアウト 管理設定画面からログアウトします。

画面上部メニュー

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(設定データを保存するには・・・)

設定データを本装置のメモリーに保存するができます。

設定変更後、保存されていない設定は、装置の再起動や電源の入れ直しにより、設定変更前の値に戻っ

てしまうため、ご注意ください。

① 設定画面上部のメニューから【設定保存】をクリックします。

※ 設定変更後、保存されていない設定がある場合、設定画面上部の【設定保存】は赤色に変化します。

② 以下の画面に切り替わりますので 保存 ボタンをクリックします。

③ 設定データの保存が完了すると以下のメッセージが表示されます。

OK ボタンをクリックします。

④ 設定データの保存が完了すると設定画面上部の【設定保存】は黒色に戻ります。

① クリック

② クリック

③ クリック

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10

(設定データをエクスポートするには・・・)

設定ファイルを本装置から PC に保存することができます。

① 設定画面上部のメニューから【エクスポート設定】をクリックします。

② バックアップファイルが作成されると以下の画面に切り替わりますので ダウンロード ボタン

をクリックし、ファイルを保存してください。

※ デフォルトのファイル名は“fwconfig”です。(名前を変更して保存することもできます)

(ログデータをエクスポートするには・・・)

本装置の内部に蓄積しているログデータを、PC に保存することができます。

① 設定画面上部のメニューから【ログエクスポート】をクリックし、ファイルを保存してください。

※ デフォルトのファイル名は“fw_log.csv”です。(名前を変更して保存することもできます)

① クリック

② クリック

① クリック

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(ヘルプを確認するには・・・)

① 設定画面上部のメニューから【ヘルプ】をクリックします。

② ヘルプが表示されます。

① クリック

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(管理設定画面の背景色を変えるには・・・)

管理設定画面の背景色を、4 種類から選択(初期値:緑)することができます。

① 画面上部のメニューから【背景色】をクリックします。

② 「スキン選択」のウィンドウが表示されますので、変更したい背景色を選択します。

③ 設定画面の背景が、選択した背景色に切り替わります。

① クリック

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(表示言語を変えるには・・・)

表示言語を、2 種類から選択することができます。

① 画面上部のメニューから【言語設定】をクリックします。

② 「言語設定」のウィンドウが表示されますので、変更したい言語を選択します。

③ 設定画面の表示言語が、選択した言語に切り替わります。(例:EN を選択)

① クリック

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(装置を再起動するには・・・)

本装置を再起動させることができます。

※ 保存されていない設定データは、設定前の値に戻ってしまうため、ご注意ください。

※ 再起動にかかる時間は、設定されているデータにより、数分程度かかります。

本装置の本体前面パネルの、STATUS ランプと INFO ランプが、点灯するまでお待ちください。

① 設定画面上部のメニューから【再起動】をクリックします。

② 以下のメッセージが表示されますので OK ボタンをクリックします。

③ 以下の画面に切り替わります。

ワンポイント

起動が完了すると、本体前面パネルの、INFO ランプと STATUS ランプが点灯します。

再起動後、再度設定画面にアクセスする場合は、再度ブラウザを立ち上げアクセスしてください。

① クリック

② クリック

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(ログアウトするには・・・)

管理画面からログアウトすることができます。

① 設定画面上部のメニューから【ログアウト】をクリックします。

② ログイン画面が表示されます。

① クリック

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6. 管理設定画面の操作について

管理設定画面から各種操作を行うにあたって、基本的な操作や画面構成について説明します。

6.1. メニュー構成

管理設定画面のメニューの基本構成は以下の通りです。

① 画面左のメニューバーから、各設定画面へ移動することができます。

② 左のメニューバーで、▶をクリックすることで詳細メニューが表示されます。

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③ メニューをクリックすることで、設定画面が表示されます。

6.2. 左のメニューバーについて

左のメニューバーの境界線に表示されている(◁)アイコンをクリックすることにより、バーを閉じ

ることができます。

再度バーを開く場合は、画面左の(▷)アイコンをクリックして下さい。

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6.3. 上のメニューバーについて

上のメニューバーの境界線に表示されている(△)アイコンをクリックすることにより、バーを閉じ

ることができます。

再度バーを開く場合は、画面上の(▽)アイコンをクリックして下さい。

6.4. アイコンについて

アイコン 説明

[編集アイコン]

クリックすると、この設定の編集を行います。

[複製アイコン]

クリックすると、この設定の複製を作成します。

[移動アイコン]

クリックすると、この設定の優先順位を変更します。

[削除アイコン]

クリックすると、この設定を削除します。

※他の設定項目で使用中のデータは削除できません。

[有効アイコン]

この設定が有効状態であることを示します。

クリックすると、この設定を無効に変更します。

[無効アイコン]

この設定が無効状態であることを示します。

クリックすると、この設定を有効に変更します。

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6.5. 設定画面内の操作について

設定画面によっては、以下のようなリストの設定を行う画面があります。

例)◆「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御設定 > HTTP」

左に選択可能な設定項目のリスト、右に選択済みの設定項目のリストが表示されます。

項目をリストに追加したい場合、左のリストから追加したい項目をクリックし、右向き矢印をク

リックします。

選択済みの項目をリストから削除したい場合、右のリストから削除したい項目をクリックし、左

向き矢印をクリックします。

複数項目を選択し、まとめて追加・削除を行うことができます。

移動させたい項目をクリック

(複数選択可能)

選択した項目に対して追加・削

除を実行

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7. 設定手順

設置準備から、安全にインターネットへ接続するまでに必要な手順の概要は以下の通りです。

設置準備

設定画面へのログイン

ネットワーク環境の確認

本装置に設定する IP アドレスの決定

設定用 PC の準備

モードを選択

ネットワーク設定

無線設定(Pro モデル)

アクセス設定

ログ設定

日付時刻設定

ライセンスの取得

セキュリティの設定

初期設定(ウィザード)

ネットワークの設定

アンチウィルスに関する設定

アンチスパムに関する設定

URL フィルタリングに関する設定

アプリケーション制御に関する設定

高度な設定(プロトコル制御)

より便利にお使い頂くために PLATIA/SB2000 との連携

警告ランプとの連携

リモート保守サーバーの設定

バージョンアップ

バックアップデータの作成

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8. 設置準備

本装置を設置する際に必要な、事前準備について説明します。

8.1. ネットワーク環境の確認

工事前に、以下の情報を確認しておきます。

ご注意

IPv6 サービスをご利用の場合は、ブリッジモードの設定を行ってください。

確認事項 内容

設置環境のネットワーク情報 ネットワークアドレスや、他ネットワーク機器の IP アドレスを確認します。

上位ルーターの設定

(ブリッジモードの場合)

上位ルーターの LAN 側 IP アドレスを確認します。

インターネット接続種別

(ミクストモードの場合)

本装置をルーターとして使用する場合は、インターネットへの接続種別を確認します。

(PPPoE 接続の場合は、アカウントとパスワードを、用意する必要があります。)

8.2. 本装置に設定する IP アドレスの決定

上記のネットワーク環境を踏まえ、本装置の IP アドレスを決定します。

他のネットワーク機器と重複していない、IP アドレスを決定します。

ブリッジモードで使用する場合は、上位のルーターと同じネットワーク上のアドレスを決定します。

ミクストモードで使用する場合は、WAN 側と異なるネットワーク上のアドレスを決定します。

(WAN インターフェースを DHCP、または、固定 IP で設定する場合)

8.3. 設定用 PC の準備

本装置の設定を行うには、設定用の PC が必要です。

本装置の、工場出荷時の初期 IP アドレスは、10.1.5.254/24 です。

設定用 PC には本装置の初期値に合わせて、10.1.5.0/24 上の IP アドレスを設定するか、IP アド

レスを自動的に取得する設定(DCHP クライアント)にします。

OS は Windows Vista SP2 以上を推奨します。

ブラウザは、Internet Explorer 9 以上を推奨します。

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9. 管理設定画面へのログイン

設定用 PC の LAN ケーブルを本装置のメンテナンス用ポート(LAN3)に接続します。

ブラウザを立ち上げ、アドレスバーに「https://10.1.5.254:8889」と入力してください。

画面上に「セキュリティ証明書」が表示された場合、「このサイトの閲覧を続行する(推奨されませ

ん)。」を選択してください。選択後、ログイン画面が表示されます。

ログイン画面が表示されます。

クリック

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アカウントに「administrator」、パスワードに「utm@inst」と入力します。

検証番号に表示されている 4 桁の英数字を入力します。

※ 「新しい検証番号を表示」をクリックすることで、新しい 4 桁の英数字が表示されます。

※ 検証番号は小文字で入力することもできます。

administrator

utm@inst

表示されている 4 桁の

英数字を入力

クリック

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ログイン ボタンをクリックすると、管理設定画面のトップページが表示されます。

※ 工場出荷時はライセンスがないため、ライセンス情報の有効期限が表示されません。

有効期限はライセンス取得後表示されます

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10. 初期設定(ウィザード)

本装置の初期設定はウィザードを使用して行います。

ウィザードでは「ブリッジモード」と「ミクストモード」を設定することができます。

IPv6 サービスをご利用の場合は、ブリッジモードの設定を行ってください。

モード 説明

ブリッジモード 本装置の上位にルーターを設置する構成です。

LAN 側と WAN 側は同一のネットワークとなります。

ミクストモード 本装置をルーターとして使用する構成です。

LAN 側と WAN 側は異なるネットワークとなります。

WAN 側の接続方法として、以下の方法を使用することができます。

PPPoE 接続

DHCP 接続

固定 IP 接続

LAN/WAN

インターネット

WAN

LAN

インターネット

ルーター

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(基本操作編)

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10.1. ブリッジモードとして使用する場合

本装置をブリッジモードで使用する手順を説明します。

管理設定画面上部の【ウィザード】をクリックします。

ご注意

ウィザードは 1 回だけ実施することができます。

既にウィザードが実施された場合は、ウィザードを実行することはできません。

再度ウィザードを実行する場合は、全設定の初期化を行う必要があります。

設定済みのインターフェースに対しては、ウィザード設定の対象外となります。

モードを変更する場合は、一旦全設定の初期化を実行した後に、ウィザードを実行してください。

ウィザードを起動

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

27

ワンポイント

ウィザードが実施済みの状態で、ウィザードを実行した場合、以下のウィンドウが表示されます。

はい ボタンをクリックすると初期化を実行します。

キャンセル ボタンをクリックするとウィザードを終了します。

初期化を実行 ウィザードを終了

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

28

「簡単設定ウィザード」画面が表示されます。

設定を始める ボタンをクリックします。

「デプロイメントモード(ブリッジモード)」画面が表示されます。

“ブリッジモード”を選択し 次へ ボタンをクリックします。

クリック

ブリッジモードを選択

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

29

「インターフェース」画面が表示されます。

次へ ボタンをクリックします。

※ 画面は Pro モデルとなります。

ワンポイント

設定可能な、すべてのインターフェースが、初期値で選択されています。

特別な理由がない場合は、設定を変更する必要はありません。

無線インターフェース(wlan0)は、Pro モデルのみとなります。

チェックは外さないでください

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

30

「ネットワーク設定(ブリッジモード)」画面が表示されます。

ワンポイント

ブリッジ名称は”brg0”のまま変更しないでください。

「インターフェース」画面で選択した、すべてのインターフェースが、初期値で選択されています。

特別な理由がない場合は、設定を変更する必要はありません。

ご利用環境に合わせて・・・

本装置のネットワークを設定します。

「ブリッジアドレス」に、本体の IP アドレスを入力します。

「サブネットマスク」に、本体のサブネットマスクを入力します。

「ゲートウェイアドレス」、「DNS」は、上位に設置されているルーターの IP アドレスを、入力し

ます。

入力完了後、 ブリッジ情報の追加 ボタンをクリックします。

チェックは外さないでください 変更しないでください

変更しないでください

ご利用環境に合わせ

て設定します

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

31

設定したブリッジ情報が追加されます。

次へ ボタンをクリックします。

ワンポイント

追加したブリッジ情報を変更する場合は、設定したブリッジ情報を削除する必要があります。

削除後は、インターフェースリストのチェックがすべて外れた状態となります。

すべてのインターフェースにチェックを入れてから、設定を行ってください。

設定したブリッジ情報が追加されます

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

32

「無線設定」画面が表示されます。

<Pro モデルの場合>

詳細な説明に関しては「SS3000 工事マニュアル ウィザード編」をご参照ください。

無線設定を行い、 次へ ボタンをクリックします。

<Stdモデルの場合>

次へ ボタンをクリックします。

クリック

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

33

「アクセス制御」画面が表示されます。

“全てのトラフィック通過を許可します”を選択し、 次へ ボタンをクリックします。

ご注意

「全てのトラフィック通過を禁止します」を選択した場合、すべてのパケットが破棄されます。

特別な理由がない場合は「全てのトラフィック通過を許可します」を選択してください。

“全てのトラフィック通過を許可します”を選択

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

34

「ログ設定」画面が表示されます。

syslog サーバーの設定が正しく設定されていない場合、

トラブル発生時に解析作業を行う事が出来ない場合があります。

サーバーアドレスに”log1.ss3.officeagent.biz”、ポートに“514”を入力します。

すべてのログタイプを選択し、 新規追加 ボタンをクリックします。

log1.ss3.officeagent.biz

514

すべてのログタイプを選択

514

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

35

設定したサーバーアドレスが追加されます。

ログフル操作方式は”上書き”のままとします。

次へ ボタンをクリックします。

クリック

上書きを選択

設定したサーバーアドレス

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

36

「タイムゾーン設定」画面が表示されます。

次へ ボタンをクリックします。

「サマリー」画面が表示されます。

適用 ボタンをクリックします。

クリック

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

37

10.2. ミクストモードとして使用する場合

本装置をミクストモードで使用する手順を説明します。

管理設定画面上部の【ウィザード】をクリックします。

ご注意

ウィザードは 1 回だけ実施することができます。

既にウィザードが実施された場合は、ウィザードを実行することはできません。

再度ウィザードを実行する場合は、全設定の初期化を行う必要があります。

設定済みのインターフェースに対しては、ウィザード設定の対象外となります。

モードを変更する場合は、一旦全設定の初期化を実行した後に、ウィザードを実行してください。

ウィザードを起動

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

38

ワンポイント

ウィザードが実施済みの状態で、ウィザードを実行した場合、以下のウィンドウが表示されます。

はい ボタンをクリックすると初期化を実行します。

キャンセル ボタンをクリックするとウィザードを終了します。

初期化を実行 ウィザードを終了

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

39

「簡単設定ウィザード」画面が表示されます。

設定を始める ボタンをクリックします。

「デプロイメントモード(ミクストモード)」画面が表示されます。

“ミクストモード”を選択し 次へ ボタンをクリックします。

クリック

ミクストモードを選択

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

40

「インターフェース」画面が表示されます。

LAN1 のチェックを外します。(推奨)

次へ ボタンをクリックします。

※ 画面は Pro モデルとなります。

ワンポイント

設定可能な、すべてのインターフェースが、初期値で選択されています。

停電などでバイパス機能が有効となった場合に、インターネットと LAN1 ポートが直接接続される

ことを防ぐため、ミクストモードの場合は LAN1ポートを使用しないことを推奨します。

LAN1 以外のインターフェースに関しては、特別な理由がない場合は、設定を変更する必要はあり

ません。

無線インターフェース(wlan0)は、Pro モデルのみとなります。

LAN1 のチェックを外す(推奨)

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

41

「ネットワーク設定(ミクストモード)」画面が表示されます。

ワンポイント

ブリッジ名称は”brg0”のまま変更しないでください。

「インターフェース」画面で選択した、WAN 以外のすべてのインターフェースが、初期値で選択

されています。

特別な理由がない場合は、設定を変更する必要はありません。

ブリッジ情報の追加 ボタンをクリックします。

チェックは外さないでください

変更しないでください

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

42

設定したブリッジ情報が追加されます。

次へ ボタンをクリックします。

ワンポイント

追加したブリッジ情報を変更する場合は、設定したブリッジ情報を削除する必要があります。

削除後は、インターフェースリストのチェックがすべて外れた状態となります。

WAN 以外のすべてのインターフェースにチェックを入れてから、設定を行ってください。

設定したブリッジ情報が追加されます

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

43

本装置の LAN 側の設定を行います。

ご利用環境に合わせて・・・

本装置のネットワークを設定します。

「IP アドレス」に、本体の IP アドレスを入力します。

「サブネットマスク」に、本体のサブネットマスクを入力します。

DHCP サーバーの設定を行います。

ご利用環境に合わせ

て設定します

変更しないでください

DHCP サーバーの設定

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

44

本装置の WAN 側の設定を行います。

<PPPoEを使用する場合>

「PPPoE 経由して取得する」を選択します。

PPPoE の設定(ユーザ名、パスワード)を行います。

次へ ボタンをクリックします

変更しないでください

変更しないでください PPPoE 設定

「PPPoE 経由して取得する」を選択

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

45

<DHCPを使用する場合>

「DHCP経由して取得する」を選択します。

次へ ボタンをクリックします。

「DHCP 経由して取得する」を選択

変更しないでください

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

46

<スタティック IPを使用する場合>

「スタティック指定」を選択します。

ご利用環境に合わせて・・・

本装置のネットワークを設定します。

「IP アドレス」に、本体の WAN 側 IP アドレスを入力します。

「サブネットマスク」に、本体の WAN 側サブネットマスクを入力します。

「ゲートウェイアドレス」、「プライマリ DNS サーバー」は、上位に設置されているルーターの IP

アドレスを入力します。

「セカンダリ DNS サーバー」を使用しない場合は空欄のままとしてください。

次へ ボタンをクリックします

クリック

ご利用環境に合わせ

て設定します 変更しないでください

「スタティック指定」を選択

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

47

「無線設定」画面が表示されます。

<Pro モデルの場合>

詳細な説明に関しては「SS3000 工事マニュアル ウィザード編」をご参照ください。

無線設定を行い、 次へ ボタンをクリックします。

<Stdモデルの場合>

次へ ボタンをクリックします。

クリック

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

48

「アクセス制御」画面が表示されます。

WAN から LAN の向きに流れるトラフィックに対する振舞いを選択します。

LAN から WAN の向きに流れるトラフィックに対する振舞いを選択します。

次へ ボタンをクリックします。

ご注意

「禁止」を選択した場合、すべてのパケットが破棄されます。

特定の端末やアプリケーションからのアクセスを許可する場合は、別途設定が必要となります。

(◆「ファイアウォール> ポリシー> セキュリティポリシー」)

クリック

振舞いを選択

振舞いを選択

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

49

「ログ設定」画面が表示されます。

syslog サーバーの設定が正しく設定されていない場合、

トラブル発生時に解析作業を行う事が出来ない場合があります。

サーバーアドレスに”log1.ss3.officeagent.biz”、ポートに“514”を入力します。

すべてのログタイプを選択し、 新規追加 ボタンをクリックします。

log1.ss3.officeagent.biz

514

すべてのログタイプを選択

514

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

50

設定したサーバーアドレスが追加されます。

ログフル操作方式は”上書き”のままとします。

次へ ボタンをクリックします。

クリック

上書きを選択

設定したサーバーアドレス

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

51

「タイムゾーン設定」画面が表示されます。

次へ ボタンをクリックします。

「サマリー」画面が表示されます。

適用 ボタンをクリックします。

クリック

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

52

11. ネットワークの設定

本装置はウィザード設定が完了したタイミングで、インターネットへの接続ができる状態となりま

す。

ネットワークに関する詳細な設定に関しては、「SS3000 工事マニュアル ネットワーク編」をご確認

ください。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

53

12. ライセンスの取得

本装置を UTM 装置として使用するにはライセンスを取得する必要があります。

ライセンスの取得は工場出荷後、初めて本装置を使用する際に必要な手順です。

ライセンスを取得する手順は、2 通りあります。

管理設定画面から行う場合

◆メニューリストから「システム管理 > 保守 > ライセンス」画面を開きます。

有効期限が表示されていません

ステータスが有効化されていません

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

54

① 有効化 ボタンをックリックします。

② OK ボタンをクリックします。

① クリック

② クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

55

③ ライセンスの取得完了後、有効期限が正常に表示されているか、ご確認ください。

③ 有効期限が表示されているか確認

③ ステータスが有効

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

56

ワンポイント

ライセンスの取得完了後は、 有効化 ボタンは押せない状態となります。

ライセンス期間の延長をお申し込みされた場合は ライセンス更新 ボタンをクリックすること

で、本装置本体のライセンス期間を延長することができます。(ライセンスを延長される場合はお

申し込みが必要です)

有効化 ボタンをクリックした後、下記のように「失敗メッセージ」が表示された場合は、ライ

センスを取得できていません。

ライセンスが取得できない原因として、ライセンスサーバへの接続ができない状態が考えられま

すので、ネットワークの設定(デフォルトゲートウェイ、DNS サーバー)をご確認ください。

◆IP アドレス

「ネットワーク管理 > ネットワークインターフェース > ブリッジデバイス」

◆デフォルトゲートウェイ

「ルーティング管理 > 基本ルーティング > デフォルトルーティング」

◆DNS サーバー

「ネットワーク管理 > 基本設定 > DNS サーバー」

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

57

MULTI スイッチを使用する場合

本装置背面の MULTI スイッチを使用してライセンスを取得することができます。

① 電源を入れた状態で、本装置本体背面の MULTI スイッチを 3 秒以上押し続けます。

② 3 秒間 MULTI スイッチが押し続けられるると、1 回ビープ音("ピッ”)が鳴ります。

③ 1 回ビープ音が鳴りましたら、MULTI スイッチから手を離します。

④ ライセンスの取得が完了すると、1 回ビープ音("ピポッ”)が鳴り、本装置正面/背面の STATUS

ランプが点灯します。

ワンポイント

ライセンスの取得処理中は INFO ランプが点滅(遅)します。

ライセンスの取得に失敗した場合は、4 回ビープ音("ピピピピ”)が鳴り、

INFO ランプが点滅(間欠)します。ライセンスサーバーへの接続ができない状態が考えられます

ので、ネットワークの設定(デフォルトゲートウェイ、DNS サーバー)をご確認ください。

ライセンスの取得が出来なかった場合は、ネットワークの設定をご確認のうえ、再度ライセンス

の取得を実行してください。

MULTI スイッチ

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

58

13. セキュリティ設定

本装置はウィザード設定が完了したタイミングで、セキュリティに関する初期設定が自動で行われま

す。本章では自動で設定が行われないセキュリティ設定に関して説明します。

ワンポイント

ウィザード設定が完了したタイミングで、以下のセキュリティ設定が自動で行われます。

侵入防止機能

アンチウィルス機能

スパムメールフィルタリング機能

攻撃防御機能

13.1. アンチウィルスに関する設定

(アンチウィルスの対象ポート番号を変更するには・・・)

お客様がお使いの環境に合わせてアンチウィルスの検査を行う対象ポート番号を変更します。

プロキシ環境に本装置を設置される場合や、メールの送信/受信ポートが初期値と異なる場合は、変

更が必要となります。

※ 設定したポート番号はアンチスパムの検査を行う対象ポート番号にもなります。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチウィルス > サービスポート」画面を開きます。

① 対象となるサービス(HTTP/SMTP/POP/IMAP)のポート番号を変更します。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

59

② 適用 ボタンをクリックします。

② クリック

① ポート番号を変更します

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

60

(ウィルスを検知した時のメッセージを変更するには・・・)

ウィルスを検知(駆除)した時に表示されるメッセージを変更します。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチウィルス > ウィルス提示インフォメーション」

画面を開きます。

<メール受信時や FTP通信中に表示されるメッセージを変更する場合>

① ウィルス遮断インフォメーションの編集アイコン( )をクリックします。

② 「ウィルス遮断インフォメーション」画面が表示されます。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

61

③ ウィルス検知時に表示させたいメッセージに変更します。

④ 適用 ボタンをクリックします。

ワンポイント

以下のキーワードを記述することにより、ウィルス遮断内容に応じてメッセージを表示させるこ

とができます。

%%FILE%% ········ ウィルスが含まれていたファイル名

%%VIRUS%% ····· 遮断したウィルス名

デフォルト内容 ボタンをクリックすることで、メッセージ内容を初期値に戻すことができま

す。

④ クリック

③ メッセージの内容を変更

実際に表示されるメッセージです

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

62

<Webアクセス時に表示されるメッセージを変更する場合>

① ウィルス遮断画面の編集アイコン( )をクリックします。

② 「ウィルス遮断画面」ウィンドウが表示されます。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

63

③ ウィルス検知時に表示したいメッセージに変更します。

④ 適用 ボタンをクリックします。

ワンポイント

HTML 形式で設定することができます。

以下のキーワードを記述することにより、ウィルス遮断内容に応じてメッセージを表示させるこ

とができます。

%%FILE%% ········ ウィルスが含まれていたファイル名

%%VIRUS%% ····· 遮断したウィルス名

%%URL%%······ ウィルスが含まれていたURL

デフォルト内容 ボタンをクリックすることで、メッセージ内容を初期値に戻すことができま

す。

③ メッセージの URL を変更

③ メッセージの内容を変更

実際に表示されるメッセージです

④ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

64

13.2. アンチスパムに関する設定

(スパムメールの件名タグを変更するには・・・)

スパムメールと判定されたメールの件名に挿入されるタグ(文字列)を変更することができます。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 基本設定」画面を開きます。

① 「メール件名へのタグ付け」にチェックが入っていることを確認します。(チェックが入っていな

い場合は、チェックを入れてください)

② 「スパムメールタグ」に挿入したいタグを入力します。

③ 適用 ボタンをクリックします。

② 件名に挿入されるタグ ① チェック

③ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

65

(特定の相手からのメールをスパムメールと判定するには・・・)

特定の相手から送信されたメールを無条件でスパムメールと判定するための設定です。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > メールアドレス」画面を開き

ます。

① 新規作成 ボタンをクリックします。

② 「メールアドレスの追加」ウィンドウが表示されます。

③ 「メールアドレス」に、スパムメールと判定する相手のメールアドレスを入力します。

④ 「パターン」で、”シンプル”を選択します。

⑤ 「タイプ」で、“ブラックリスト“を選択します。

⑥ 適用 ボタンをクリックします。

ワンポイント

設定に一致したメールアドレスからのメールは、無条件でスパムメールと判定します。

メールアドレス形式とドメイン形式(@以降)で登録することができます。

例)[email protected] からのメールをスパムメールと判定したい場合

メール形式 :[email protected]

ドメイン形式:xxx.yyy.zzz.co.jp(この場合、[email protected] もスパム判定されます)

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

66

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 基本設定」画面を開きます。

⑦ アドバンストオプション ボタンをクリックし、アドバンストオプションを表示します。

⑧ 「メールアドレスチェック」にチェックを入れます。

⑨ 適用 ボタンをクリックします。

⑦ クリック アドバンストオプション ボタン

クリックで表示されます

⑨ クリック

⑧ チェック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

67

(特定のキーワードが含まれたメールをスパム判定するには・・・)

特定のキーワードが含まれたメールをスパム判定させるための設定です。

<特定のキーワードが件名に含まれている場合>

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 件名キーワード」画面を開き

ます。

① 新規作成 ボタンをクリックします。

② 「スパムメール件名キーワードの追加」ウィンドウが表示されます。

③ 「件名キーワード」にスパムメールと判定するキーワードを入力します。

④ 適用 ボタンをクリックします。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

68

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 基本設定」画面を開きます。

⑤ アドバンストオプション ボタンをクリックし、アドバンストオプションを表示します。

⑥ 「件名キーワードチェック」に、チェックを入れます。

⑦ 適用 ボタンをクリックします。

⑤ クリック

⑦ クリック

アドバンストオプション ボタン

クリックで表示されます

⑥ チェック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

69

<特定のキーワードが本文に含まれている場合>

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 本文キーワード」画面を開き

ます。

① 新規作成 ボタンをクリックします。

② 「スパムメール本文キーワードの追加」ウィンドウが表示されます。

③ 「本文キーワード」に、スパムメールとするキーワードを入力します。

④ 適用 ボタンをクリックします。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

70

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 基本設定」画面を開きます。

⑤ アドバンストオプション ボタンをクリックし、アドバンストオプションを表示します。

⑥ 「本文キーワードチェック」にチェックを入れます。

⑦ 適用 ボタンをクリックします。

⑤ クリック

⑦ クリック

アドバンストオプション ボタン

クリックで表示されます

⑥ チェック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

71

特定の相手からのメールをスパム判定させない場合(ホワイトリスト)

特定の相手から送信されたメールをスパム判定させないための設定です。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 送信者ホワイトリスト」画面

を開きます。

① 新規作成 ボタンをクリックします。

② 「送信者ホワイトリストの追加」ウィンドウが表示されます。

③ 「送信者メールアドレス」にスパムメールと判定しない相手のメールアドレスを入力します。

④ 「パターン」で、”シンプル”を選択します。

⑤ 適用 ボタンをクリックします。

ワンポイント

設定に一致したメールアドレスからのメールは、アンチスパム処理をスキップ(許可)します。

メールアドレス形式とドメイン形式(@以降)で登録することができます。

例)[email protected] からのメールを許可したい場合

メール形式 :[email protected]

ドメイン形式:xxx.yyy.zzz.co.jp(この場合、[email protected] も許可されます)

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

72

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > アンチスパムメール > 基本設定」画面を開きます。

⑥ アドバンストオプション ボタンをクリックし、アドバンストオプションを表示します。

⑦ 「送信者ホワイトリスト」にチェックを入れます。

⑧ 適用 ボタンをクリックします。

⑥ クリック

⑧ クリック

アドバンストオプション ボタン

クリックで表示されます

⑦ チェック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

73

13.3. URLフィルタリングに関する設定

URL フィルタリングに関しては、ウィザードが完了したタイミングで、自動的に設定は行われませ

ん。お客様の環境に合わせて設定を行う必要があります。

特定のカテゴリに該当する URL へのアクセスを、ブロックすることができます。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > インターネットのアクセス管理 > URL フィルタリン

グ」画面を開きます。

① URL フィルタリングポリシーの編集アイコン( )をクリックします。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

74

② 「URL フィルタリング」ウィンドウが表示されます。

ご注意

「ローカル URL シグネチャー」の設定は変更しないでください。

変更しないでください

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

75

③ クラウド URL シグネチャー内の URL カテゴリについて設定を行います。

対象となる URL カテゴリへのアクセスをブロックしたい場合は、”ログ”、”破棄”、

”クライアントリセット”、”有効化”を有効状態( )に変更します。

例)アルコール& タバコ カテゴリへのアクセスをブロックする場合

処理動作 有効化

ログ 警告メール 破棄 クライアントリセット 音声

対象となる URL カテゴリへのアクセスをブロックはしないが、ログに記録させたい場合は、

”ログ”、”有効化”を有効状態( )に変更します。

例)チャット カテゴリへのアクセスをログに記録する場合

処理動作 有効化

ログ 警告メール 破棄 クライアントリセット 音声

③ アルコール & タバコカテゴリへのアクセスをブロック

③ チャット カテゴリへのアクセスを記録

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

76

13.4. アプリケーション制御に関する設定

アプリケーション制御に関しては、ウィザードが完了したタイミングで、自動的に設定は行われませ

ん。お客様の環境に合わせて設定を行う必要があります。

特定のアプリケーションの通信を、ブロックすることができます。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > インターネットのアクセス管理 > アプリケーション

制御」画面を開きます。

① アプリケーション制御ポリシーの編集アイコン( )をクリックします。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

77

② 「アプリケーション制御」ウィンドウが表示されます。

③ シグネチャー名称表示エリア内の、シグネチャー名称について設定を行います。

シグネチャーグループ名称を選択することで、画面右のシグネチャー名称表示エリアが切り替わりま

す。

シグネチャー名称表示エリア

シグネチャーグループ名称表示エリア

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

78

特定のアプリケーションをブロックしたい場合は、”ログ”と”禁止”を有効状態( )とします。

例)Skype の通信をブロックする場合

ログ 警告メール 禁止

特定のアプリケーションをブロックはしないが、ログに記録させたい場合は、”ログ”を有効状態

( )とします。

例)Gmail の通信をログに記録する場合

ログ 警告メール 禁止

シグネチャーグループ名称

で”Mail”を選択

Gmail をログに記録

シグネチャーグループ名称

で”VoIP”を選択

Skype をブロック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

79

13.5. 高度な設定(プロトコル制御)

(特定の URL へのアクセスをブロックするには・・・)

LAN 側のネットワークから、不正な URL へアクセスすることを防ぎます。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御リソース > URL」

画面を開きます。

① 新規作成 ボタンをクリックします。

② 「URL グループの追加」ウィンドウが表示されます。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

80

③ 「名称」を入力し、 適用 ボタンをクリックします。

④ 新規作成した URL グループの詳細をクリックします。

⑤ 以下の画面に切り替わりますので 新規作成 ボタンをクリックします。

④ 詳細をクリック

⑤ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

81

⑥ 「URL の追加」ウィンドウが表示されます。

⑦ LAN 側ネットワークからのアクセスを防ぐ URL を入力し、 適用 ボタンをクリックします。

⑦ クリック

⑦ ブロックする URL を入力

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

82

ワンポイント

アクセスを防ぎたい URL が複数ある場合は、⑤~⑦の手順を繰り返します。

URL を登録する際、”http://”は省略して入力してください。

URL のチェックは部分一致で行われます。

例)”aaa”を登録した場合

http://www.aaa.bbb.ccc.co.jp ......... ブロックされます

http://www.111.222.aaa.co.jp ........ ブロックされます

ご注意

暗号化通信(https)はブロックすることができません。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

83

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御設定 > HTTP」画

面を開きます。

⑧ 新規作成 ボタンをクリックします。

⑧ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

84

⑨ 「HTTP 設定の追加」ウィンドウが表示されます。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

85

⑩ 「名称」を入力し、「ログ」にチェックを入れます。

⑪ URL フィルタリングの設定を行います。

(1)URL カテゴリメンバーに追加する URL カテゴリを選択します。

◆「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御リソース > URL」で登録した名称

(URLグループ)が表示されます。

(2)右向き矢印( )をクリックします。

(3)URL カテゴリメンバーに追加されます。

(4)“禁止”が選択されていることを確認します。

⑫ 設定完了後、 適用 ボタンをクリックします。

(1)URL カテゴリを選択

(3)URL カテゴリメンバーに登録

(4)禁止を選択

(2)クリック

⑩ 名称を入力

⑩ チェック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

86

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御ポリシー > プロ

トコル制御ポリシー」画面を開きます。

⑬ 新規作成 ボタンをクリックします。

⑭ 「プロトコル制御ポリシーの追加」ウィンドウが表示されます。

⑬ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

87

⑮ プロトコル制御ポリシーを設定します。

(1)「プロトコル制御ポリシー名」を入力します。

(2)「HTTP 設定」で、◆「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御設定 >

HTTP」で作成したプロトコル制御設定(HTTP)を選択します。

⑯ 設定完了後、 適用 ボタンをクリックします。

(1)プロトコル制御ポリシー名を入力

(2)プロトコル制御設定(HTTP)を選択

クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

88

◆メニューリストから「ファイアウォール > ポリシー > セキュリティポリシー」画面を開きます。

⑰ 編集アイコン( )をクリックします。

※ 編集アイコンが表示されていない場合は、セキュリティポリシー左端の( )をクリックするこ

とで表示することができます。

⑱ 「セキュリティルールの設定」ウィンドウが表示されます。

⑰ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

89

⑲ プロトコル制御で、◆「セキュリティ防御 > プロトコル制御 > プロトコル制御ポリシー >

プロトコル制御ポリシー」で作成したポリシー(プロトコル制御ポリシー)を選択します。

⑳ 設定完了後、 適用 ボタンをクリックします。

⑲ プロトコル制御ポリシーを選択

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

90

14. 本装置をより便利にお使い頂くために

(PLATIA/SB2000 と連携するには・・・)

ウィルスの防御状態やスパムメールの受信状況を、ビジネスホン PLATIA(電話機)の LCD で確認す

ることができます。

<システム構成図>

ビジネスホン PLATIA

多機能電話機に標準搭載した人感センサによるセーフティ機能のほか、さまざまなコミュニケーシ

ョン端末の収容や工事・保守業務の効率性を高めた保守機能を搭載したビジネスホンです。

サーバー SB2000

データバックアップ、ファイル共有、遠隔地からのアクセスなど、安心かつ効率的な業務を実現す

る先進のサーバーです。

インターネット

ルーター SS3000

PLATIA

( ですく deRSS )

SB2000

( ログコンバータ )

RSS アクセス

SMB 連携

(ログの送信)

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

91

SB2000/PLATIA 連携の設定手順

(1) SB2000 設定

○SS3000 が SMB アクセスを行うためのアカウント及び、共有フォルダを作成します。

○RSS の配信サイトの設定を行います。

○SS3000 から送信されたログを、RSS 形式にコンバートするための設定を行います。

※ データ設定については、「SB2000-取扱説明書(ログコンバータ)」を参照してください。

(2) PLATIA 設定

○RSS のアクセス先に SB2000 で設定した URL(RSS 配信サイト)を設定します。

本機能は、PLATIA 主装置の「ですく deRSS 機能」を利用します。

主装置の機能詳細や必要なデータ設定については、「PLATIA 工事・保守マニュアル サービス機

能仕様編 [Dc03]ですく deRSS」"を参照してください。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

92

(3) SS3000 設定

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > セキュリティイベント連動 > サーバー連動」画面を

開きます。

サーバー SB2000 の共有フォルダに、本装置のログ情報を送信するための設定を行います。

① サーバー連動(SMB)にチェックを入れます。

② サーバーアドレスに SB2000 の IP アドレスを設定します。

③ ポートは空欄のままで問題ありません。

④ 共有名に SB2000 の共有フォルダ名を入力します。

⑤ ユーザー名に SB2000 のログインアカウント名を入力します。

⑥ パスワード(パスワード確認)に⑤で入力したアカウントのログインパスワードを入力します。

⑦ 適用 ボタンをクリックします。

ご注意

事前に SB2000 で、アカウントと共有フォルダを、作成しておく必要があります。

SMB サーバーで作成するアカウント(共有名、ユーザー名)には、Windows 非準拠記号を設定しないで下さい。

SMB サーバーで作成するパスワードには、Windows 非準拠記号を設定しないで下さい。

① チェック

② SB2000 の IP アドレス

④ SB2000 の共有フォルダ名

⑥ SB2000 のログインパスワード

③ 空欄のまま

⑤ SB2000のログイン

アカウント

⑦ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

93

(警告ランプと連携するには・・・)

ウィルスの防御状態やスパムメールの受信状況を、本装置に接続された警告ランプで確認することが

できます。

◆メニューリストから「セキュリティ防御 > セキュリティイベント連動 > 警告ランプ」画面を開きます。

① 「警告ランプ」にチェックを入れます。

② 警告ランプで確認を行う「タイプ」を選択(チェック)します。

アンチウィルス ....................................... ウィルスを検知(駆除)した場合に警告します。

侵入防御 ................................................ 侵入を検知(ブロック)した場合に警告します。

DOS 攻撃 ............................................... DOS 攻撃を検知(ブロック)した場合に警告します。

アンチスパムメール .................................. スパムメールを受信した場合に警告します。

アプリケーション制御 ............................... 特定のアプリケーションを検知(ブロック)した場合に警告します。

URL フィルタリング ................................. 特定の URL へのアクセスを検知(ブロック)した場合に警告します。

WAN インターフェーストラフィック............ 一定量のトラフィック量を超えた場合に警告します。

③ 選択したタイプの攻撃を検知した場合の、「ライト色」/「ライトパターン」/「時間」を選択し

ます。

ライト色は”赤”、”黄”、”青(緑)”から選択することができます。

ライトパターンは、”点灯”、”点滅”から選択することができます。

時間(警告灯が点灯/点滅してから消灯となるまでの時間)は、”5 分”/”10 分”/”60 分”/

“無期限”から選択することができます。”無期限”を選択した場合、画面内の 消灯 ボタンがクリ

ックされるまで点灯/点滅状態を継続します。

タイプで WAN インターフェーストラフィックを有効にした場合は、

トラフィックで”中”、または、”高”を選択します。

④ 適用 ボタンをクリックします。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

94

ワンポイント

1 つのライト色に複数のタイプを割り付けることができますが、その場合は後に発生したイベント

が優先されます。

例)上記図では侵入防御と DOS 攻撃でライト色を黄で設定しています。

この状態で侵入を検知した場合は黄色ランプが点灯(10 分間)しますが、その後 DOS 攻撃

を検知したタイミングで黄色ランプが点滅(10 分間)します。

時間で”無期限”を設定した場合、画面内の 消灯 ボタンがクリックされるまで、点灯/点滅状態

を継続します。

イベントが発生している状態(ランプの点滅、または、点灯)で、警告ランプに関する設定を変

更した場合は、すべてのランプが消灯します。

① チェック

② タイプを選択

③ ライト色、ライトパターン、時間を選択 ④ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

95

(リモート保守サーバーに接続するには・・・)

リモート保守サーバーに接続することで、障害時などのサポートセンタへのお問い合わせに対して、

リモートで本装置の状況確認や、障害の切り分けを行うことができます。

◆メニューリストから「システム管理 > 設定 > リモート保守サーバー」画面を開きます。

ワンポイント

リモート保守サーバー接続状態が「切断」となっている場合

① 適用 ボタンをクリックしてください。

② OK ボタンをクリックします。

② クリック

① クリック

切断状態

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

96

③ リモート保守サーバーへの接続が完了すると、接続状態が”切断”から”通信中”に表示が切り替わり

ます。

ワンポイント

リモート保守サーバーとの接続ができない原因として、リモート保守サーバーへの接続ができな

い状態が考えられますので、ネットワークの設定(デフォルトゲートウェイ、DNS サーバー)を

ご確認ください。

通信中状態

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

97

15. バージョンアップについて

本装置はシステム、各シグネチャーに関して、1 日 1 回自動更新チェックを行う動作となっていま

す。

新規設置時に最新の状態とするためには、手動アップデートの実施を行う必要があります。

◆メニューリストから「システム管理 > 保守 > システムアップデート」画面を開きます。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

98

ご注意

アップデートを行うファイルによっては、アップデート完了後、自動的にシステムの再起動が行

われる場合があるため、事前に設定データの保存を行うことを推奨いたします。

① すぐにアップデート ボタンをクリックします。

② アップデート完了後以下のメッセージが表示されます。

OK ボタンをクリックします。

※ アップデートファイルによっては、自動的に再起動が行われる場合があります。

③ アップデート履歴にて、アップデートの履歴を確認することができます。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

99

16. その他

16.1. バックアップ方法

設定データをローカル PC 上にバックアップ(エクスポート)することができます。

(ライセンス情報やログは、バックアップの対象外です。)

◆メニューリストから「システム管理 > 保守 > インポート/エクスポート」画面を開きます。

① エクスポート ボタンをクリックします。

② バックアップファイルが作成されると、以下の画面に切り替わりますので、 ダウンロード ボタ

ンをクリックしファイルを保存してください。

※ デフォルトのファイル名は“fwconfig”です。(名前を変更して保存することもできます)

① クリック

② クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

100

バックアップファイルは、以下のように暗号化されて保存されます。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

101

16.2. リストア方法

ローカル PC 上のバックアップファイルを、リストア(インポート)することができます。

◆メニューリストから「システム管理 > 保守 > インポート/エクスポート」画面を開きます。

① 参照 ボタンをクリックし、インポートを行うバックアップファイルを選択します。

② インポート ボタンをクリックします。

③ 下記ウィンドウが表示されますので OK ボタンをクリックします。

④ 設定データのリストアを完了するために本装置の再起動を実施してください。

① バックアップファイルを選択 ② クリック

③ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

102

16.3. バックアップ方法(USB メモリーを使用)

設定データを、本装置本体に接続されている USB メモリー上に、自動でバックアップ(エクスポー

ト)することができます。

ご注意

以下の条件を満たした USB メモリーをお使いください。

フォーマット形式が FAT32 であること

接続時に専用ドライバを要求しないもの

セキュリティ機能(パスワード・暗号化)が動作しないこと

① 設定データを保存する USB メモリーを、本装置本体の USB ポートに挿入します。

② ◆「システム管理 > 保守 > インポート/エクスポート」画面を更新します。

③ USB 自動エクスポート設定に、USB メモリーの情報が表示されます。

④ 表示された USB メモリーの編集アイコン( )をクリックします。

⑤ 「設定」ウィンドウが表示されます。

③ USB メモリーの情報が表示

④ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

103

⑥ 暗号化パスワード(パスワード確認)にバックアップを行う際のパスワードを入力します。

※ UUID、ディスク名は変更できません。

⑦ 適用 ボタンをクリックします。

⑧ エクスポート用 USB ステータスが”設定済み”となっていることを確認します。

変更できません

⑥ パスワードを入力

⑦ クリック

⑧ “設定済”となっていることを確認

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

104

ワンポイント

USB メモリーへの自動バックアップが完了した場合、2 回ビープ音("ピピ”)が鳴ります。

USB メモリーへの自動バックアップに失敗した場合、4 回ビープ音(”ピピピピ”)が鳴ります。

USB メモリーへの自動バックアップは、本装置が USB メモリーを認識したタイミングで実行され

ます。

バックアップファイルは、USB メモリーのルートディレクトリに、”fw_usb_config.zip”という

ファイル名で作成されます。

既に USB メモリーのルートディレクトリに、”fw_usb_config.zip”ファイルが存在している場合

は、上書き保存されます。

”fw_usb_config.zip”のタイムスタンプ(作成日時)は、グリニッジ標準時(GMT)となります。

本装置に登録されていない(パスワードが未設定)USB メモリーには、自動的にバックアップは

行われません。

”fw_usb_config.zip は、”fw_usb_config”と”fw_usb_config.html”の 2 つのファイルを含んで

います。

”fw_usb_config.zip”の解凍パスワードは、◆「システム管理 > 保守 > バックアップ/リスト

ア」画面で設定した暗号化パスワードです。

”fw_usb_config”のデータは暗号化されています。

”fw_usb_config.html”ファイルを開くことで、バックアップファイルの中身を確認することがで

きます。

fw_usb_config.zip

fw_usb_config fw_usb_config.html

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

105

16.4. リストア方法(UBS メモリーを使用)

USB メモリー上のバックアップファイルを、リストア(インポート)することが出来ます。

ご注意

以下の条件を満たした USB メモリーをお使いください。

フォーマット形式が FAT32 であること

接続時に専用ドライバを要求しないもの

セキュリティ機能(パスワード・暗号化)が動作しないこと

① 本装置本体の電源を切ります。

② UBS メモリーを挿入します。

※ ルートディレクトリに、バックアップファイルが保存されている必要があります。

③ 本装置本体の電源を入れます。

④ システム起動時に、バックアップファイルが自動的にリストアされます。

ワンポイント

自動的にリストアされるバックアップファイルには 2 つの条件があります。

(1)USB メモリーのルートディレクトリにバックアップファイルが保存されていること

(2)バックアップファイルのファイル名が”fwconfig”であること

管理設定画面からローカル PC にバックアップしたファイル、または、USB メモリーに自動バッ

クアップされたファイル、どちらのファイルもリストアすることが可能です。

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

106

16.5. 初期化方法

システム設定ファイルを初期化し、工場出荷時の状態に戻すことができます。

ご注意

実行した直後にすべての通信は切断されます。

初期化が完了した後に、設定内容を元の状態に戻すことはできません。

メンテナンス用ポート(LAN3)の IP アドレスは初期値の 10.1.5.254/24 に戻ります。

メンテナンス用ポート以外のポートは、使用できなくなりますのでご注意ください。

初期化手順は、2 通りあります。

管理設定画面から行う場合

本装置の設定内容を工場出荷時の状態に戻す場合は、管理設定画面で設定を初期化することができます。

◆メニューリストから「システム管理 > 保守 > インポート/エクスポート」画面を開きます。

① 出荷時の設定に戻す ボタンをクリックします。

① クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

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② 以下の画面に切り替わりますので 出荷時の設定に戻す ボタンをクリックします。

③ 下記ウィンドウが表示されますので OK ボタンをクリックします。

② クリック

③ クリック

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SS3000 工事マニュアル

(基本操作編)

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④ 以下の画面に切り替わり再起動が実行されます。

以上で初期化は完了です。

本装置の設定がすべて工場出荷時の状態に戻ります。

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(基本操作編)

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INIT スイッチを使用する場合

IP アドレスを誤って設定した場合や、設定されている IP アドレスを忘れてしまった場合など、管理設

定画面から初期化できない場合は、本装置背面の INIT スイッチを使用して初期化を行うことができま

す。

本装置背面の INIT スイッチを使用して初期化を行うことができます。

① 本装置本体の電源を切ります。

② 本装置本体の電源を入れます。

③ 約 1 分間経過後、STATUS ランプが 10 秒間点滅(遅)しますので、その間に INIT スイッチを押

し続けます。

※ INIT スイッチは小さい穴の内部にありますので、細い棒状の物(ボールペンの先など)を、お使い

ください。

④ 1 回ビープ音("ピッ”)が鳴りましたら、INIT スイッチから手を離します。

⑤ 前面パネルの STATUS ランプと INFO ランプが点灯しましたら起動完了となります。

以上で初期化は完了です。

本装置の設定がすべて工場出荷時の状態に戻ります。

INIT スイッチ

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(基本操作編)

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16.6. WiFi 自動設定

WPS 機能を持った無線端末を簡単な操作で登録することができます。

本装置はプッシュボタン方式の機能に対応しています。

① 電源を入れた状態で、本装置本体背面の MULTI スイッチを 3 秒以上押し続けます。

② 3 秒間 MULTI スイッチが押し続けられると、1 回ビープ音("ピッ”)が鳴ります。

③ MULTI スイッチを押し続けた状態で、さらに 3 秒間 MULTI スイッチを押し続けられると、

3 回ビープ音("ピピピ”)が鳴ります。

④ 3 回ビープ音が鳴りましたら、MULTI スイッチから手を離します。

⑤ 接続する無線端末を WPS プッシュボタン方式で動作させます。

⑥ WiFi 自動設定が完了すると、本装置正面/背面の INFO ランプが点灯します。

ワンポイント

WiFi 自動設定中は INFO ランプが点滅(遅)します。

WiFi 自動設定に失敗した場合は、4 回ビープ音("ピピピピ”)が鳴り、

INFO ランプが点滅(間欠)しますので、再度①から登録操作を行ってください。

MULTI スイッチ

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