Smart property
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Smart Propertybitcoin2.0
栗元憲一
•Bitcoin
•Bitcoin 2.0
•Smart Property
Bitcoin
非中央集権P2P認証サーバ決済手段
•通貨は単なる電子データ
•誰のものでもない
•偽造できない
•世界単一市場
•簡単な決済方法を提供
Bitcoinのtechnology (1)
通貨は単なる電子データなので複製が簡単にできる。-> 他人のお金を使用されるリスク
デジタル署名をつなげて行くことで解決!
Bitcoinのtechnology (2)
誰かになりすますことを防いでも、電子データ複製して本人が二重に使用することが容易。
中央集権システムでは、取引認証時に誰か現在幾ら持っているかをキープすることで簡単に管理できるがP2Pでは難しい
約10分かかる重い演算によって、一定期間の取引すべてを認証することを認証サーバ同士が競い合うことで解決 !(アカウントを大量に作って 51%取っても意味がなく、CPU powerの51%を取らないと支配できない。)
BlockChain
Bitcoinのtechnology (3)
Mining
前ページの10分間の演算をP2Pネットワーク上の認証サーバに競わせ、競争に買ったサーバーは報酬としてBitCoinをもらう
Mining!
これを組み込んだシステム設計が Bitcoin最大の発明!
Bitcoinを欲しいと思う人が参加し、自然と世界中にP2P認証サーバネットワークが構築されて機能している!
•Bitcoin
•Bitcoin 2.0
•Smart Property
Bitcoinの天才的システム設計によって、世界中に非中央集権P2P認証サーバーが広がり、非中央集権仮想通貨が運用できることが実証された
通貨の部分を考えずに、「非中央集権P2P認証サーバーでトランザクションの順序を公的に合意するシステム」の部分のみに注目しても革新的!
通貨以外のものに適用しよう!
Bitcoin 2.0
Bitcoin2.0 Project
NamecoinColored coinsMetacoinsMaidSafeEthereum……..
•Bitcoin
•Bitcoin 2.0
•Smart Property
Smart Property
実体のあるデバイスの所有権をBlockChain technologyを用いてコントロールするコンセプト
smart contract の一種
https://en.bitcoin.it/wiki/Smart_Propertyproposed by Nick Szabo in his 1997 paper
example: 車のownership
identification keyメーカが製造時に生成ダッシュボード等でアクセス可能に
ownership key0.00….1BTC仮にT Coinとする
https://en.bitcoin.it/wiki/Smart_Property
owner売りたい
買いたい
①nonce生成して送る(車のデータをくれ! )
identification key署名noncecars public certCar’s data現owner PK最後にownerが変わったtransactionとmarkle branch
②車のデータや、本当に現 ownerかどうか署名付きのデータを貰う
④新しいownership keyを作るK2
⑤新しいtransaction作って ownerに送る。 input2があるまで無効
③支払いを受け取るKey K1を作る。価格はP
⑥input2が入って、transactionが認証されれば、ownershipがCoin払いと共に移動!
input1: P Coin output1: P CoinをK1に送るinput2: T Coin output2: T CoinをK2に送る
ownership keyT Coin
transaction
疑問点
•何故最初にnonceを送るのか?
•時間差で認証されるtransactionをbitcoin上で作れるのか?(昔はmempoolというscriptがあったらしい。)
example: 車を担保にしたLoan借りる人
貸す人
③少しづつ支払いを行う SIGHASH_ANYONECANPAY
④入力額がLに到達したらtransactionをブロードキャスト。その瞬間に支払い終了かつ車の権利が戻る。
input1: T Coin output1: T Coinを借りる人に送る output2: L CoinをK1に送る
②transaction作る。L Coin全てが車で inputの額>outputの額なので執行されない。
SIGHASH_ALL | SIGHASH_ANYONECANPAY でsignされている
送る①支払いを受け取るK1作成。ローン額はL
不明点がいろいろあります。。。
Smart Property
•実デバイスのownershipを公的に決定できる
•金銭のやり取りでownershipの移動ができる
•条件を満たした瞬間に ownershipとお金が同時に移動するので信用度の低い人とも契約しやすい
•HP上には車を担保にしたローンの例あり。お金と ownershipの複雑な関係を公的に保証できる
•実デバイスのownershipとお金の複雑なスキームを使えば応用例多い
感想
信用度の低い相手とお金と物が複雑に入り乱れる契約が結べる
瞬時のお金の移動+瞬時の物の権利の移動
Bitcoinの革新性に実体のある物を組み込んだプロジェクトを作る事ができ、適用範囲が広い