Republic of Haiti - 公益財団法人プラン・インターナ …...Republic of Haiti...
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ハイチ
Republic of Haiti
~コミュニティ訪問ガイド~
ハイチはカリブ海に浮かぶイスパニョーラ
島の西側約 3 分の 1 を占め、ドミニカ共和
国と隣接しています。1804 年に世界初の黒
人共和国としてフランスから独立。国民の約
9 割がアフリカ系で、ハイチ・クレオール語
に加えて、中南米地域で唯一フランス語が公
用語として使用され、ラテンとアフリカが融
合した独特の文化を育んでいます。ハイチの
美しい自然や素朴な人々の生活風景などを
モチーフとした、原色中心の力強い色彩で描
かれたヘイシャンアートは、世界中から高く
評価されています。
正式国名: ハイチ共和国
首 都: ポルトープランス
人 口: 1084.7 万人(2016 年 世銀)
時 差: 日本より 14 時間遅れ
言 語: フランス語、ハイチ・クレオール語
通 貨: グールド
宗 教: キリスト教、ブードゥー教など
産 業: 宿泊・飲食業、農林水産業、
建設業・公共事業、軽工業、
運輸・通信業、その他サービス業
2018 年 6 月更新
年 11
月更新
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現 地 ま で の 行 き 方
現地事務所までの交通手段は、訪問者側で手配してください。
日本 ~ ハイチ ~ ポルトープランス
首都ポルトープランスのトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港(L'aéroport international
Toussaint Louverture)へご到着となります。日本からハイチへの直行便はありませんが、米国経由
で行くことができます。
空港からポルトープランスの市街地へは、タクシーで 15~30 分ほどです。
ポルトープランス ~ 現地事務所 ~ コミュニティ
現地事務所からコミュニティまでは、現地事務所が車を用意してご案内いたします。なお、レンタカー代・ガソリ
ン代をご負担いただく場合があります。
#3018(301) ノースイースト
ハイチの北東部、フォール・リベルテにある現地事務所へは、ポルトープランスから飛行機でカパイシャン
(CapHaitien)空港まで行き、そこから車での移動となります。所要時間は飛行機で約 20 分、さらに車で 1
時間ほどかかります。
現地職員がカパイシャン空港までお迎えにあがることも可能です。
ポルトープランスから日帰りでご訪問いただくことはできませんので、少なくとも 2 日ほどご訪問日程を確保
してください。ご希望により、現地事務所が推奨する宿泊先をご案内または手配することが可能です。
#3020(334) ウエスト
クロア・デ・ブーケにある現地事務所は、ポルトープランスの東、車で約 30 分のところにあります。
現地職員がポルトープランスの空港までお迎えにあがることも可能です。
ポルトープランスまたはペチョンヴィル(Petion-ville)にご宿泊の場合は、日帰りでのご訪問が可能です。
#3024(336) サウスイースト
ハイチの南西部、ジャクメルにある現地事務所へは、ポルトープランスから車で 2~3 時間ほどかかります。
現地職員がポルトープランスの空港までお迎えにあがることも可能です。
ポルトープランスから日帰りでご訪問いただくことはできませんので、少なくとも 2 日ほどご訪問日程を確保
してください。ご希望により、現地事務所が推奨する宿泊先をご案内または手配することが可能です。
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周 辺 地 図
現 地 ス タ ッ フ と の 待 ち 合 わ せ
ハイチにご到着されましたら、現地事務所までご連絡ください。ご訪問の最終確認を行います。現地事務所の連絡
先はご出発前にお知らせいたします。当日は、現地事務所に直接お越しいただくか、空港またはご宿泊のホテルに
お迎えに行くことも可能です。
現 地 事 務 所 の 業 務 日 / 時 間
月曜日~金曜日 8:00~16:00 ※土日・祝日はお休みです。
※年末年始のご訪問はお受けできません。
訪 問 に 適 し た 時 期
ハイチは熱帯性気候に属し、ほぼ一年を通して 30℃を下回ることが少なく蒸し暑い気候です。通常、雨季は 5~11
月頃まで続きますが、7 月は雨量が少なくなります。また、7~11 月頃まではハリケーンシーズンとなります。
雨季には道路状況が悪化し、川の水かさが増すため、遠隔地にある活動地域へのご訪問は難しくなります。ご訪問
には、12~3月頃までの乾季をお勧めします。歩きやすい靴と、涼しい夏服に薄手のジャケットがあるとよいでし
ょう。また、日差しが強いため、日焼け止め、帽子やサングラスなどをご準備ください。
#3018(301)
ノースイースト現地事務所
ハイチ国統括事務所
#3024(336)
サウスイースト現地事務所
#3020(334)
ウエスト現地事務所
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宿 泊
現地事務所を通じて宿泊先の手配をご希望の場合は、「訪問同意書」にその旨ご記入の上、プラン事務局にご相談く
ださい。
言 語 と 通 訳
公用語はフランス語とハイチ・クレオール語ですが、現地の人々はみなクレオール語を話します。空港やホテルに
は、英語を話せる従業員もいます。都市部にはフランス語を話せる人もいますが、農村部の人々はクレオール語し
か話しません。
*現地では職員が英語でご案内します。日本語通訳の手配をご希望の際は「訪問同意書」にその旨ご記入下さい。
通訳料は実費をご負担いただきます。なお日本語通訳のレベルが十分でない場合や、日本語通訳を手配できない場
合がありますことをご了承ください。
ハ イ チ の 主 な 祝 祭 日
※*マークは年によって変動します。以下は 2018 年版です。
1 月 1 日
1 月 2 日
2 月 13 日
3 月 30 日
5 月 1 日
5 月 18 日
5 月 31 日
独立記念日
先祖の日
*マルディグラ(カーニバル)
*聖金曜日
メーデー
国旗の日
*キリスト聖体節
8 月 15 日
10 月 17 日
11 月 1 日
11 月2日
11 月 18 日
12 月 24
12 月 25 日
聖母被昇天祭
デサリーヌ記念日
諸聖人の日
万霊祭
ベルティールの戦いの日
クリスマスイブ
クリスマス
両 替 ・ 銀 行 ・ ク レ ジ ッ ト カ ー ド
各種クレジットカードは一部のホテルやレストランでのみご利用になれますが、ほとんどのお店では使用でき
ません。
ハイチでは日本円から現地通貨への両替はできませんので、米ドルをお持ちになることをお勧めします。米ド
ルを使用できる店舗もあります。米ドルから現地通貨への両替は、銀行、ホテルなどで行うことができます。
路上で両替を営んでいる業者もありますが、犯罪に巻き込まれる恐れがあるため利用なさらないでください。
また、銀行立寄り後に襲撃される事件が頻発しているため、銀行へ立ち寄る必要がある場合には、常に強い警
戒心を持ち、必ず複数人で行動してください。
ハイチの商店等では、現地通貨「グールド」表示とあわせて、「ハイチドル(H$)」という単位を表示してい
るお店が多いため、ハイチドル(H$)を米ドル($)と間違えないようご注意ください。
(ハイチドルという通貨はありませんが、5 グールド=1ハイチドル(H$)、100 グールド=20 ハイチドル
(H$)、というように表記されています。)
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現 地 の 習 慣 ・ 留 意 事 項
○ 単独行動をせず複数で行動してください。また、夜は出歩かないでください。とくに女性の方は細心の注意を
払って行動してください。
○ タクシーをご利用される場合は、必ず登録許可証のあるタクシーをご利用になり、許可証番号を控えることを
お勧めします。乗り合いタクシー(タプタプ)やバイクタクシーは、スリや犯罪に巻き込まれる可能性がある
ため、ご利用なさらないでください。また、乗合バスは交通事故が多発しているためご利用を避けてください。
○ 車の中にカメラやビデオを置いたままにしないようご注意ください。
○ スリが多発しているため、常に手荷物や財布に注意を払ってください。
○ 交通ルールが守られていないため、道路を歩く際にはとくに車に注意してください。
○ 町で人の往来が極端に少ないときは、ストライキやデモが発生している可能性があるため、速やかに滞在ホテ
ルへお戻りください。不安なときには現地事務所へご連絡ください。
○ 控えめの服装でおいでください。華美なアクセサリー類も身につけないでください。
○ 写真をお撮りになる際には、事前に承諾を得ていただくか、または同行の現地職員にご相談ください。
○ コレラ、マラリア、ジカウイルス感染症、デング熱、A型肝炎、その他多くの病気が発生しています。
感染症予防のために、以下の基本的な予防対策を心がけてください。
食事の前やトイレの後の手洗いを励行する。
食物は十分加熱されたものを食べる。路上で販売されている飲食物は口にしない。
飲料水はミネラルウォーターを使用する。
安全な水から作ったと確認できる氷以外は使用しない。
マラリア、ジカウイルス感染症、デング熱など、蚊を媒介して感染する病気の予防のために、長袖・長ズボン
の着用、虫除けスプレーの使用など、予防対策を十分にされることをお勧めします。
○ 現地の法律を遵守してください。
○ チャイルド家族と皆さまの安全のために、チャイルドをコミュニティから連れ出すことや、コミュ
ニティでのホームステイはできません。
○ チャイルド家族から現金や物を要求するような発言があった場合、現場での説明、通訳、諸費用の
支払いについて問題をお感じになった場合は、その場で現地職員に伝えてください。
○ あらゆる種類の麻薬の売買・所持、および子どもとの性行為は厳罰に処せられます。
○ お互いの個人住所の交換はできません。
✎チャイルドとの直接の手紙のやりとりは、郵便サービスのない場所には届かず、通信記録がとれ
ないために事務局で郵便事故の把握ができません。また、個人的な支援依頼の手紙が届いてご迷惑
をおかけするなど、現金や高価なプレゼントを渡す行為と同じく、住民の和を乱す一因となったり、
スポンサーへの依存心を生むなど、地域活動の阻害につながることがあるため、ご遠慮ください。
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渡 航 前 の 準 備
○ パスポート(残存期間 6 ヶ月以上必要)、ビザなどの必要書類の準備をお忘れなく。
○ 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
○ さまざまな感染症や病気が発生しているため、ご訪問の前に必要な予防接種等について、早めにご確認・ご検
討ください。予防接種の種類によっては、数回接種する必要があるため、余裕をもって医療機関や検疫所など
にご相談されることをお勧めします。
○ 渡航先の安全に関しては外務省の最新情報などでご確認ください。
外務省領事サービスセンター(海外安全相談班):(代表)03-3580-3311(内線 2902、2903)
外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
海外渡航者のための感染症情報: http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
○ 訪問時に、見たいこと聞きたいことなどが具体的にありましたら、「訪問同意書」などで事前にプラン事務局
までご相談ください。
○ 現地事務所の連絡先などを記した訪問確認書を、出発前にお送りしますので必ずご持参ください。
○ チャイルドやコミュニティの住民は、人見知りしてなかなか話しづらいことがあります。訪問前に、手紙や報告
書を読み返し、こちらからも積極的に質問や話題を用意されていくことをお勧めします。
○ コミュニティ訪問時は華美にならない服装でご訪問下さい。男性はズボン、女性は肩を出さない服装でお出かけく
ださい。動きやすいスニーカー、リュックなどが良いでしょう。
チ ャ イ ル ド に お み や げ を 持 っ て い く 場 合
○ 高価なおみやげはご遠慮ください:チャイルドが健やかに育つには、地域全体の生活向上が不可欠です。ある
チャイルドや家族だけが高価なおみやげをもらうことにより、地域の調和を乱してしまうおそれがあります。
○ コミュニティには他にも多くの子どもたちがいることにもご配慮ください。
○ 現地での購入もできます: 文化・習慣の違いなどもありますので、事前にご相談ください。現地職員と共に
購入する場合、現地職員は好まれる品物を紹介はしますが、購入は義務ではありませんのでご予算の範囲内で
お買い求めください。
◎適切なおみやげの例:
学用品
日用品(石けん、歯ブラシ、タオル類など)
グループで一緒に遊べるもの(ボール、風船、子どもクラブ用のおもちゃなど)
日本を紹介できるもの(地図、写真、日本の絵葉書、本など)
日本の文化を紹介できるもの(折り紙、人形、コマなど)
大勢で分けられるもの(筆記具、飴など)
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◎不適切なおみやげの例:
現金(いかなる場合も渡さないでください)
変質しやすく、食中毒を起こす可能性のある食べ物や、口にすると危険な乾燥剤の入っている包装菓子など
現地では高価なもの(電気製品、時計、使い捨てカメラなど)、電池を使うおもちゃ
中古品(汚れや破れのある古着、使い古しの学用品)
アルコール類
その他(翻訳が必要な本、薬、好き嫌いのある和菓子など)
も っ と 詳 し い 旅 行 情 報 は こ ち ら で !
ハイチ共和国大使館 〒106-0031 東京都港区西麻布4-12-24 第38興和ビルディング9階906号室
Tel: 03-3486-7096
在東京ハイチ共和国総領事館 (連絡先はハイチ共和国大使館と同じ)
外務省国情報ページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/haiti/index.html
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チャイルドとの面会はもちろん、プランが進める地域開発プロジェクトの進捗や成果を
じかにご覧いただけるのがコミュニティ訪問です。訪問日のながれを一例でご紹介します。
午前 9:00 ホテルロビーで現地職員と待ち合わせ
9:30 現地事務所にてプログラムについての説明
10:00 チャイルドや家族に面会
12:00 昼食
午後 13:00 プロジェクト視察のため学校や保健所訪問
15:00 現地事務所にて訪問アンケート記入
16:00 滞在ホテルへ向け出発
<セネガル>
希望どおり収入向上プロジ
ェクトを視察。プロジェクト
に携わる女性たちが嬉しそ
うに成果を語る姿が何より
印象的でした
<エルサルバドル>
普段受け取る成長記録や
手紙の仕分けの現場を拝
見し、私とチャイルドの交
流にも多くの方が関わっ
ていることを実感。温かい
気持ちになりました
<ジンバブエ>
コミュニティの出迎えと
子どもたちの笑顔は一生
忘れられません!
公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン
〒154-8545 東京都世田谷区三軒茶屋 2-11-22 サンタワーズセンタービル 10F
TEL 03-5481-6100 FAX 03-5481-6200
URL: www.plan-international.jp/ MAIL: [email protected]
<スリランカ>住民と一緒にプロジェクトを立案し、その運
営は住民や地元組織に任せていく仕組みが順調に進んでい
るように感じました
<中国>農村部の発展度合いに
対する理解がより深まりました
<エクアドル>地球の反
対側にいる私とチャイル
ドが交流できるのは、プラ
ンのような国際NGOの
おかげだと思いました
(例)