月 ーネ16 OCTOBER 2008 第6号 この原稿が活字になる頃には、...

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2 10 調調58 68 78 88 98 11 15 日 程 〈幹事会〉 11月15 日(土)午後3時 法文1号館112教室 〈総 会〉 同日 午後3時半 法文1号館113教室 〈講 演〉 佐藤健二教授 『流言蜚語の社会学』 総会に続き午後4時ごろ から同じ113教室 〈懇親会〉 同日 午後5時から (文学部と合同) 法文2号館教官談話室 会費は1000円 11 15 59 69 79 89 99 16 OCTOBER 2008 6 1 発行人/東京大学社会学研究室同窓会 発行所/〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部社会学研究室内 20081016 6 東京大学 社会学研究室 同窓会 会報

Transcript of 月 ーネ16 OCTOBER 2008 第6号 この原稿が活字になる頃には、...

  •  

    今総会は、会計年度の変更の承

    認や役員改選など重要議題が含ま

    れています。役員については、現

    役員全員が再任候補となり、加え

    て常任幹事1名の新任を提案しま

    す。総会後の記念講演は、多彩な

    社会学研究で知られる佐藤健二教

    授による『流言蜚語の社会学』を

    お願いしています(2頁に関連記

    事)。ホームカミングデイの方の

    メーンイベントは特別フォーラム

    『世界の中の日本―

    日本の進路―

    と題し、同日午前 

    10時半から

    中曽根元首相の基調講演に続き伊

    藤元重、田中明彦両東大教授、寺

    島実郎日本総研会長、R・フェル

    ドマン氏(モルガンスタンレー経

    済調査部長らによるパネルディス

    カッションが予定されています。

    幹事会は3時から

     

    総会に先立ち幹事会を開催しま

    すので、幹事の皆さんはご出席く

    ださい。今総会では年度幹事とし

    て58年、68年、78年、88年、98年

    卒の幹事さんにいろいろお手伝い

     

    今年度の社会学研究室同窓会総

    会は11月15日(土)に開催します。

    前回の広報『クローネ』でお知ら

    せしたとおり、今年度から、年次

    総会を東大全体のホームカミング

    デイに合わせて実施することにし

    たもので、我が同窓会主催の行事

    だけでなく、本郷キャンパス全体

    で繰り広げられる多彩なイベント

    を楽しめます。奮ってご参加くだ

    さい。

          日 程

    〈幹事会〉 11月15日(土)午後3時 法文1号館112教室

    〈総 会〉 同日 午後3時半 法文1号館113教室

    〈講 演〉 佐藤健二教授 『流言蜚語の社会学』 総会に続き午後4時ごろ

    から同じ113教室

    〈懇親会〉 同日 午後5時から (文学部と合同)

    法文2号館教官談話室

    会費は1000円

    11月15日

    新スタイルで総会

    ホームカミングデイに合わせ

    をお願いしていますが、来年度の

    年度幹事さん(59年、69年、79年、

    89年、99年卒)にも、是非出席し

    ていただいて、来年に向けての活

    動や総会の構想を練っていただけ

    ればと思います。

     

    なお、総会後の懇親会は、文学

    部からの要望もあり、文学部懇親

    会に合流する形で行います。

    16OCTOBER2008 第6号1

    クローネ会

    クローネ会

    発行人/東京大学社会学研究室同窓会発行所/〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部社会学研究室内

    2008年10月16日第6号

    東京大学社会学研究室同窓会 会報

  • �第6号 16OCTOBER2008

     「個展」なるものを、まさか自

    分がやることになろうとは、思っ

    てもみなかった。それが、ひょん

    なことから実現してしまった。

     

    東京・有楽町「マリオン」横の

    「朝日アートギャラリー」がリス

    トラの余波から来年1月いっぱい

    で閉めるというので、存続の働き

    かけをしていた。結局、予定通り

    閉廊する代わりに写真展をやって

    くれ、ということになった。

     

    3年前、朝日新聞社を75歳で完

    全リタイアした時の記念に、少年

    時代から撮り溜めた写真のうち75

    点を並べた『75 

    D é c l i c s  

    メラで綴る回想』を自費出版して、

    世話になった方々に配っていた。

    今回、この写真の中から選んだの

    が全体の六割、掲載洩れだったも

    のや新しい写真が残り4割、とい

    う構成で、65点の写真の個展「一

    記者のカメラ回想 

    中江利忠展」

    を9月9日から14日まで開いた。

     

    こんな晴れがましい催しは最後

    だと覚悟を決め、1500人に

    案内を出したところ、6日間に

    770人余りの来観者があって、

    またびっくり。聖路加病院理事長

    で96歳の日野原重明さんが、ブラ

    ジルで三つの講演をすませて成田

    空港から直行で寄って下さったの

    には、驚嘆と感謝の限りだった。

    折角やる以上は一般の写真展の常

    識は破ってしまおうと、個々の写

    真にはタイトルだけでなく、30字

    から50字の簡潔なコメントを付け

    た。この名札だけでは読みにくい

    と思って、受付にはA4版6ペー

    ジ(うち2ページが65点の2×3

    センチの縮小写真)のカタログを

    用意した。リタイア記念の写真集

    でも、1ページに原則1点の写真

    に150~170字のコメントを

    並べたが、これも新聞記者の習性

    だと、お見逃しいただいた。

     

    例えば「B29の洗礼(1945.820

    クローネ会会長(朝日新聞社

    元社長) 

    中江利忠

    初めての「個展」始末記

     

    今年の同窓会講演会は、研究

    室のほうから今の社会学につい

    て話してほしいということで、

    私にお鉢が回ってきました。研

    究分野が広がってしまった今日

    の社会学を見渡して何か概括的

    なことを申し上げるのはとても

    できませんので、私自身が学生

    時代から興味をもってきた領域

    のひとつである「流言研究」の

    展開と現在についてお話をし、

    責めを塞ぎたいと思います。

     

    うわさ話、流言の研究として

    は、キャントリルの『火星から

    の侵入』(1940)やオルポー

    トとポストマンの『デマの心理

    学』(1947)が古典とされ

    ますが、日本でも清水幾太郎『流

    佐藤健二東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授

    言蜚語』(1937)が早くに

    まとめられています。こうした

    古典的な研究がいかなる社会的

    な問題関心のもとで成立したの

    かを、歴史社会学の立場から一

    瞥すると同時に、私自身がその

    生成と伝播とを資料にもとづい

    て分析してみた、未来を予言す

    る怪物「クダン」の流言をとり

    あげて、社会学におけるメディ

    ア論のパースペクティブについ

    て話題が提供できればと思って

    います。

    流言蜚語の社会学

    クダン

  • � 16OCTOBER2008 第6号

     

    この原稿が活字になる頃には、

    もう今シーズンの帰趨は決してい

    ることだろう。新聞記者稼業から、

    突然プロ野球の経営に携わるよう

    になって4年。未知の世界に飛び

    込んでみて、変わったこと、それ

    で教えられたことは一つや二つで

    はない。

     

    主催ゲームを中心に、年間80試

    合くらいを球場で観戦する。さぞ

    かし楽しかろうと思われるかもし

    れないが、とんでもない。味方の

    攻撃の時は、相手投手をとても打

    ち崩せない気がするし、逆に相手

    の攻撃になると、うちの投手は絶

    対抑えられないだろうと、どんど

    んマイナス思考に陥っていく。こ

    れでは体にいいはずがない。

     

    毎日結果が出るというのは、前

    職も同じだった。それが記者のや

    中学4年生の敗戦ショック 

    七夕

    未明の空襲もあった千葉市の低空

     

    父のカメラで」といった具合。

     「学業・記者時代」「海外の旅」「国

    内・家族」と一応、時代・ジャン

    ル別に仕分けもしたが、報道写真、

    風景、人物、芸術(?)写真など

    が入り乱れる格好。それでも、そ

    れぞれに歴史を截る「記者の眼」

    は残せたと思う。

     

    写真の焼き付けは、全紙大五点

    だけは外注したが、A3ノビ60点

    は全部、3年前に買ったプリン

    ターを使って自宅でやり、その前

    に古い白黒・カラーのフイルムは

    スキャナーでデジタル化し、フイ

    ルムの傷やごみも画像処理で消し

    て、新しいデジタル写真とともに

    引き伸ばして完成させた。

     

    画廊の使用料、焼き付け・印刷

    代、額装代、案内状・礼状などの

    コストは予想以上に膨らんだが、

    断り切れなかったものの有難かっ

    たお祝いや差し入れもあり、有意

    義で思い出深いイベントになった

    と思っている。

     

    こんどの自分史的な写真展を通

    じて感得されたのは、どんな写

    真でも同時代性や同現場性を媒介

    として、人々の間のコミュニケー

    ションを触発する効用があること

    であった。

     

    学生時代の写真には、同級生や

    同窓生が共通の思い出を追体験し

    てくれたし、第一線の記者時代の

    写真には自社だけでなくライバル

    他社のOBたちも、時代史の反芻

    に加わってくれた。海外や国内の

    旅での写真にも、同じ現場を経験

    した人たちが旅情を共有できた喜

    びを語ってくれた。

     

    ベルリンの壁の手前に並んだ、

    乗り越えに失敗して射殺された東

    ドイツ市民の墓標を写した「壁と

    墓標」の写真の前では、「21世紀

    の平和のためには、この情景が永

    く記憶されなければなりません」

    と訴える、見知らぬ客の姿もあっ

    た。

     

    社会学研究室の佐藤健二教授が

    著わした『風景の生産・風景の解

    放』には、人間中心主義を相対化

    し自然至上主義にも陥らない、歴

    史的な変容の考察を踏まえたメ

    ディア論が展開されているが、あ

    らためて写真の社会学的考察にも

    思い至った、私の写真個展の始末

    であった。

    日々是学習

    読売巨人軍社長 

    桃井恒和('69卒)

    プロ野球経営奮闘記

    写真展での中江会長

  • �第6号 16OCTOBER2008

    りがい、面白さでもあった。でも

    今の仕事は、毎日結果が出てその

    つど嬉しさ悔しさを味わうだけで

    なく、ペナントレースという長丁

    場の舞台がその先に続いている。

    少しくらい負けが込んでも、それ

    ですぐ優勝をあきらめなければい

    けないわけではないし、少々連勝

    したからと言って優勝が一気に近

    づくわけでもない。だから、人生

    観が変わったと言えば大げさだ

    が、「人間、一喜一憂しないこと」

    の大切さを教えられた気がする。

     

    一般紙よりスポーツ新聞を読む

    ことの方が増えたのも、変わった

    ことの一つだ。家でもスポーツ紙

    は四紙とっている。

     

    スポーツ紙を精読するように

    なって、記事のトーンが一般紙と

    まるで違うことを改めて実感し

    た。一般紙はあくまで客観報道で

    ある。自分自身を振り返っても、

    どんな感動的なニュースであれ、

    書く側の感情をどれだけ抑えて行

    間に埋め込めるかにいつも心を砕

    いてきた。

     

    これに対しスポーツ新聞は、記

    事の主人公といかに一体化できる

    かが生命線であるようだ。「男○

    ○(選手名)の人生かけた挑戦が

    今始まる」みたいな原稿を読まさ

    れると赤面しそうになるが、こう

    いう感情移入の方が読者の受けが

    いいらしい。

     

    ただ最近のスポーツ紙は、ス

    ポーツや芸能ネタだけではない。

    政治ネタや社会ネタにも敏感で

    フットワークもなかなかなもの。

    世の中の大まかな動きくらいな

    ら、スポーツ紙の「社会面」だけ

    で取りあえず知ることができる。

    若年層の新聞離れが進む中で、こ

    れは一般紙にとって脅威ではと

    思ったりもする。

    「書く側」から

    「書かれる側」へ

     

    もう一つ、というより一番変

    わったことは、書く側から書かれ

    る側への180度の転回だろう。

    夜遅くに疲れて帰宅して、電信柱

    の向こうに怪しげな記者の影を認

    めると、背筋がスーッと寒くなる。

    書く側にいた時代、「取材先とは

    夜回りを繰り返して親しくなれ。

    相手もその熱心さにほだされてネ

    タをくれるようになる」と先輩か

    ら常々言われ、自分も後輩たちを

    そう教育してきた。でも実際に夜

    回りを受ける側に立ってみると、

    「自宅への夜回りだけは勘弁」と

    いう気持ちになり、自分もそうい

    う気分を相手に味わわせてきたの

    だろうかと、いささか憂鬱になっ

    てしまう。

     

    某若手記者のそんな夜回りを昨

    年オフに受けた時のこと。「ラミ

    レスの獲得交渉はどこまで進んで

    ますか」といきなり聞かれ、そん

    な微妙なこと言えるわけないだ

    ろ、と質問のあまりのストレート

    さにびっくりした。が、もっと驚

    かされたのは、メモ帳を堂々と開

    き、こちらの受け答えを一々書き

    留め始めたことだ。

     

    記者会見やアポをとっての取材

    ならともかく、夜回りなど非公式

    の一対一取材では、相手を警戒さ

    せないために面前でメモをとった

    りはしないものだと教育されてき

    た。一体この記者はどんな教育を

    受けてきたのかと唖然としたが、

    名前に何となく記憶があって、「キ

    ミ、どこかほかの新聞社にいたこ

    とないか」と聞いてみた。

     

    すると相手は、わかっちゃい

    ましたかという顔をして、「はい、

    新人記者時代は3年ほど桃井さん

    と同じ新聞社にいました」。

     

    いやはや…。還暦を過ぎて、日々

    学習させられることばかりであ

    る。これも、大学紛争のため勉学

    とは無縁だった社会学科時代の報

    いかもしれない。  

  • � 16OCTOBER2008 第6号

     

    同窓会誌「クローネ」第4号、

    第5号をそれぞれ、1700部作

    成した。(第4号は平成19年10月

    15日発行、第5号は平成20年3月

    25日発行)

    6、同窓会ホームページ

    東京大学社会学研究室のホーム

    ページの中の同窓会のホームペー

    ジに、総会の講演題目や、既刊の

    「クローネ」をダウンロードでき

    るように整備した。

    http://www.l.u-tokyo.ac.jp/

    sociology/krone/index.htm

    7、交流会の開催

    平成19年11月10日(土)、東京

    大学全体の第6回ホームカミング

    デイに合わせて、交流会を実施し

    た。その結果、今後の総会を東大

    全体のホームカミングディに合わ

    せて開催することとした。

    Ⅱ、社会学研究室との連携

    1、社会学研究室との定期的な会

    常任幹事は、社会学研究室との

    連絡を密にして、研究室活動の支

    援の実を上げるようにした。

    �、常任幹事会への研究室担当者

    の参加

    社会学研究室は、同窓会との連

    絡担当教官として佐藤健二教授に

    加えて白波瀬佐和子准教授を選任

    し、常任幹事会への出席、研究室

    からの正式な依頼事項、ならびに

    同窓会からの研究室への正式な依

    頼事項の調整を図った。

    Ⅲ.

    研究活動の社会還元

    1、講演会の開催

    総会に併設して、講演会を開催

    した(平成19年6月16日)。

    講演者‥村松泰子氏(1967

    年卒業・東京学芸大学副学長)

     

    演題‥「大学はいま大変です」

    �、講座・ゼミナールの情報の提

    社会学研究室で開講される講

    義・ゼミナール・研究会等のうち、

    卒業生の参加が可能なもの情報提

    供を、社会学研究室ホームページ

    の「研究会」のコーナーで行った。

    Ⅰ、社会学同窓生のネットワー

    クの構築

    1、総会の開催

    同窓生全員を対象とする総会を

    平成19年6月16日(土)に法文2

    号館一番大教室において開催し、

    以下の事項を承認・議決した。

    ①平成18年度事業報告

    ②平成18年度会計報告

    ③平成19年度事業計画及び予算

    総会の終了後、山上会館におい

    て懇親会を行った。

    �、幹事会の開催

    総会に先立ち幹事会を開き、総

    会付議事項を議論した(平成19年

    6月16日)。

    �、常任幹事会の開催

    幹事会とは別に、常任幹事会を

    下記の日程で開催し、事業の円滑

    な運営を図った。

     

    平成19年5月18日(金)、7月

    20日(金)、11月10日(土)

    (平成20年9月4日、9月29日)

    �、新卒業者への参加促進

    平成20年3月25日の社会学研究

    室の卒業式には、山本進常任幹事

    が卒業式に来賓として出席し、同

    窓会の存在を知らせて、入会を呼

    びかけた。

    �、同窓会報「クローネ」の刊行

    クローネ会(東京大学文学部社会学研究室同窓会)

    平成19年度 

    事業報告(案)

    平成19年4月1日〜平成20年3月31日

    ’08年度総会議案資料

  • 6第6号 16OCTOBER2008

    て、卒業生が定期的に集まる機会

    を提供する。

    10年ごとの同期会の同時開催も呼

    びかける。

    2、幹事会の開催

    総会に先立って幹事会を実施

    し、総会付議事項を議論する。

    3、常任幹事会の開催

    幹事会とは別に、常任幹事会を

    年4回程度開いて、事業の円滑な

    運営を図る。

    4、当番期幹事制の定着

    59年、69年、79年、89年、99年

    卒の幹事を当番期幹事として、常

    任幹事会と連携して、総会の企画

    運営に積極的に参加してもらう。

    �、新卒業者への参加促進

    3月の社会学研究室の卒業式に

    は、同窓会関係者が卒業式に来賓

    として出席し、同窓会の存在を知

    らせて、入会を呼びかける。

    6、同窓会報「クローネ」の刊行

    同窓会報を発行し、研究室なら

    びに同窓生の現状を紹介する。

    7、同窓会ホームページの開設

    社会学研究室のホームページに

    リンクする形で、同窓会のホーム

    ページを立ち上げ、総会や講演会

    などの行事の案内の他、沿革など

    の情報も充実させていく。

    Ⅱ、社会学研究室との連携

    1、社会学研究室との定期的な会

    常任幹事は、社会学研究室との

    連絡を密にして、研究室活動の支

    援の実を上げるようにする。

    �、常任幹事会への研究室担当者

    の参加

    社会学研究室は、同窓会との連

    絡担当教官を選任し、常任幹事会

    への出席を要請し、研究室からの

    正式な依頼事項、ならびに同窓会

    からの研究室への正式な依頼事項

    の調整を図る。

    Ⅲ、研究活動の社会還元

    1、講演会の開催

    Ⅰ、社会学同窓生のネットワー

    クの構築

    1、総会の開催

    同窓生全員を対象とする総会を

    東大ホームカミングディに合わせ

    て年一回実施する。

    総会の終了後、懇親の場を設け

    クローネ会(東京大学文学部社会学研究室同窓会)

    平成20年度 

    事業計画(案)

    平成20年4月1日〜平成21年8月31日(17カ月)

    Ⅳ、社会参加への支援

    1、インターンシップ

    同窓生の在職企業でのインター

    ンシップ受け入れ先情報を研究室

    に提供する準備を行った。

    �、就職説明会

    学部学生を対象とした就職説明

    会「卒業生と“しごと"

    を語る」

    を開催した。

    平成19年11月27日

    法文1号館

    315教室

     

    講師‥竹信三恵子氏

      (1976年卒・朝日新聞社)

    下川 

    雅也氏

      (1979年卒・NHK)

    小野寺英子氏

      (1986年卒・JR東日本)

    高橋 

    惣一氏

      (1989年卒・電通)

    米田 

    未央氏

      (2006年卒・旭化成)

    Ⅴ、会員異同状況

    平成20年3月31日時点での会員

    数は以下の通り。

    終身会員数

    176名

    通常会員数

    385名

     

    以上。

  • 7 16OCTOBER2008 第6号

    会  長 中江 利忠('53年卒)副 会 長 長尾 立子('58年卒) 同 藤田 太寅('60年卒)常任幹事 大橋 皓介('68年卒) 同 加納 孝代('68年卒) 同 山本  進('69年卒) 同 佐藤 剛介('75年卒) 同 竹信三恵子('76年卒) 同 田中 秀隆('81年卒) 同 瀬尾 兼秀('85年卒) 同 福留 恵子('87年卒) ( は新任 ほかは再任)〈研究室教官の幹事〉 同 盛山 和夫('71年卒) 同 佐藤 健二('79年卒) 同 白波瀬佐和子

    社会学研究室同窓会役員候補者名簿

    2007年度会計報告

    終身会費(19名) 570,000 2007年度分年会費(241名) 723,000 2006年度分年会費(1名) 3,000 入会金(1名) 10,000 2007年度分会費(分割) 1,700 重複(3名) 16,000 懇親会参加費(5,000×44名+1000円) 221,000 銀行利息 7,387 2006年度より繰り越し 7,739,895  収入合計 9,291,982

    会報印刷費(4号・5号) 263,445 会報郵送料(4号・5号) 256,600 幹事会案内送料 10,400 幹事会会議費 32,571 総会案内・封筒印刷 56,962 総会返信用葉書代 90,015 総会案内発送準備・入金確認人件費 36,000 総会受付人件費 25,000 懇親会費(会場・飲食) 175,110 総会雑費 560 カメラ代(懇親会で使用)・現像代 1,592 就職ガイダンス懇親会費用 20,386 人件費(会費入金DB管理等) 112,000 入金口座管理費 2,100 銀行手数料(振込・預入) 2,205 2008年度へ繰越 8,207,036  支出合計 9,291,982

    収入

    支出

    2008.11.15 会計幹事 福留恵子

    2007.4.1~2008.3.31

    2008年度予算案2008.4.1-2009.8.31:会計年度切替移行期間を含む

    年会費(3,000円×215名) 645,000同窓会懇親会参加費(5,000円×50名) 250,0002007年度からの繰り越し 8,207,036 計 9,102,036

    会報印刷代(135,000×2回) 270,000通信費 400,000通信用封筒印刷代 60,000人件費 300,000総会・懇親会開催費 200,000会議費 30,000ホームページ作成 60,000就職ガイダンス懇親会費用 25,000予備費 50,000次年度へ繰り越し 7,707,036 計 9,102,036

    収入

    支出

    2008年11月15日 会計責任者 福留恵子

    卒業生による講演会を企画し、

    社会学研究の現在・卒業生の社会

    活動の現在などを、同窓生が知る

    機会を設ける。

    �、講座・ゼミナールの情報の提

    社会学研究室ホームページの

    「研究会」のコーナーで行ってい

    る、社会学研究室で開講される講

    義・ゼミナール・研究会等のうち、

    卒業生の参加が可能なものの情報

    提供を、今年度も継続する。さら

    に、一般の人は参加不可能でも、

    卒業生ならば参加が可能という

    ケースがある場合の連絡方法を検

    討する。

    Ⅳ、社会参加への支援

    1、インターンシップ

    同窓生の在職企業でのインター

    ンシップ情報を研究室に提供す

    る。

    �、就職説明会

    学部学生を対象とした就職説明

    会を研究室と協力して、11月に実

    施する。

    Ⅴ、その他

  • �第6号 16OCTOBER2008

    ています。インターンシップを希

    望する学生が、社会学科でも増え

    ていますが、どういう企業がイン

    ターンシップを受け入れてくれる

    のかつかみにくく、困っています。

    卒業生の方で、何らかの情報をお

    持ちの方は研究室にご連絡くださ

    い。

     

    社会学研究室

    ☎‥03|5841|3877

    メールアドレス‥

    [email protected]

    研究室からのお願い

    【就職ガイダンスに参加を希望す

    る企業募集】 

     

    社会学研究室では毎年秋、同窓

    会と協力して、社会学科の学部学

    生を対象とした就職ガイダンスを

    実施しています。卒業生5、6人

    が参加し、就職活動や企業に入っ

    てからの体験談を基に、アドバイ

    スしたり、学生からの質問に答え、

    その後の懇親会でざっくばらんに

    意見交換をしたりしています。今

    年も11月下旬に開催を予定してい

    ます。卒業生の方が所属、または

    関係する企業で「就職ガイダンス」

    への参加希望がありましたら、ご

    連絡ください。ご自身はいけなく

    ても、会社の担当者を紹介してい

    ただくのでも結構です。

    【インターンシップ受け入れ企業

    の情報をください】

     

    学生が企業に短期間体験入社

    し、仕事の実態について学び、実

    習するインターンシップを受け

    入れる企業についての情報を求め

    ●研究室体制 今年度の社会学研究室は、盛山和夫、上野千鶴子、松本三和夫、武川正吾、佐藤健二の教授5 名と白波瀬佐和子、赤川学の准教授 2 名、そして助教の冨江直子で構成されています。さらに、人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻の服部民夫教授と本田洋准教授にもご協力いただいております。 非常勤講師として本研究室の教育にお力添えいただいておりますのは、間々田孝夫 先生 (立教大学、「消費社会研究-第三の消費文化を目指して」)、山田真茂留 先生 (早稲田大学、「集合的アイデンティティの諸問題」)、田渕六郎 先生 (上智大学、「家族とライフコースの社会学」)、三井さよ 先生 (法政大学、「ケアと医療の社会学」)、塩原良和 先生 (慶應義塾大学、「現代世界における多文化主義・多文化共生の行方」)、佐

    藤博樹先生(東京大学社会科学研究所「ワーク・ライフ・バランスと女性の活躍の場の拡大」)、石田浩先生(東京大学社会科学研究所、「社会科学における 2 次分析」)です。 現在、学部生 110 名、大学院生 50 名が本研究室に在籍しています。●オープンキャンパス 2008 年 7 月 31 日(木)午前 10 時 30 分より、東京大学文学部オープンキャンパスが行われました。社会学共同研究室は「研究室見学」の一環として開放され、高校生を中心に約 90 名の参加者がありました。冨江助教を中心に、社会学の概要や研究室の歴史、現状などに関して詳細な説明がなされ、好評のうちに幕を閉じました。●社会学研究室スタッフによる新刊案内 ・上野千鶴子・大熊由紀子・大沢真理・神野直彦・副田義也 編『ケア その思想と実践』全 6 巻

    (2000 年 岩波書店) ・武川正吾・西平直(編)『死生学 ライフサイクルと死』(2008 年 東京大学出版会)

    研究室だより研究室だより(2008年10月1日)