NetVizura 評価ガイド - jtc-i.co.jp · インストール(OVAファイル利用) 仮想環境...
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評価ガイド
NetVizura
2019年12月3日
Rev1.0
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NetVizura の評価をご検討頂き、誠にありがとうございます。
本ガイドではNetVizuraを評価していただく為に、インストールやNetVizuraの基本的な設定手順及び留意事項を説明いたします。
目 次
• はじめに• NetVizura評価版について• インストール(OVAファイル利用) 仮想環境• インストール(ISOファイル利用) 仮想環境・物理サーバー共通• インストール(depファイル利用) 物理サーバー• 基本画面説明• NetVizura NFA初期設定• NetVizura NFA トラフィックパターン設定• NetVizura NFA トラフィックビュー説明• 電子メール設定• アラーム設定• レポートの作成• NetVizura ELA初期設定• (付録) Free Edition(5fps)移行方法
NetVizuraは、複数モジュールが組み合わさった製品です。現在2種類の有償モジュールから構成されています。各モジュール、インストーラーは共通でWEB GUIも共通となり、横断的な利用が可能となっております。
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はじめに
• NetFlow Analyzer(NFA) ・・・社内に配置するだけで、直ぐに社内ネットワークの「見える化」を実現するフローコレクターです。
• EventLog Analyzer(ELA) ・・・ネットワーク機器、サーバーからのSyslog及びSNMPトラップを収集するSyslogサーバーです。NFAと組み合わせることで、xFlow, Syslog, SNMP Trapを利用した横断的な問題解析が可能です。
本評価ガイドでは、NFAを説明した後にELAを紹介いたします。ELAはNFAのオプション扱いで単独販売はしておらず、NFAの購入が前提となっておりますので、ご注意ください。
NetVizura評価版について
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◆NetVizuraは物理サーバー/仮想環境/クラウド上でご評価頂ける様に、debパッケージ(*.deb)、ISOファイル(*.iso)、仮想イメージ(*.ova)を評価版として提供しています。
物理、仮想、クラウド上お好きな環境に評価版をインストールしてお試しください。
本マニュアルの物理サーバーにインストールするUbuntuバージョンは、18.04.2LTS(64bit版)です。
注意)NetVizuraのライセンスは、H/W変更を検知するとライセンスをロックします。仮想イメージ(*.ova)は、予め想定されたH/Wイメージで作成されている為(例: NICは1つ等)、インポートする仮想マシンに対してのH/W変更を許容しません。マシンのH/Wを変更する必要がある場合は、ISOファイルもしくはパッケージからNetVizuraをインストールしてください。
◆評価用パッケージの入手について
評価版パッケージのご利用は、弊社までお申し込み下さい。
評価用パッケージをお送り致します。
[評価版リクエストサイト]
https://www.jtc-i.co.jp/support/download/
NetVizura評価版について
$ sudo cat /etc/os-releaseNAME="Ubuntu"VERSION="18.04.2 LTS (Bionic Beaver)"
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NetVizura評価版をインストールするシステム要件は、以下の通りです。
評価版システム要件
評価版 CPU メモリ HDD
500fps迄 2コア 2.0GHz以上 4GB以上 20GB以上
※fpsとは「フロー数/秒」のことで、NetVizura NFAが受信する1秒当たりのフロー数となります。評価版では最大500fps迄受信することが出来ます。ELAのSyslog受信は評価期間中は無制限エクスポータから受信可能です。評価版ライセンスの有効期限は、1ヵ月間となります。 1ヵ月間の有効期限を超過した場合は、NetVizuraがフローを処理しなくなります。
評価期間終了後、弊社迄インストレーションコードをご送付いただければFree Edition(5fps)のライセンス発行が可能です。インストレーションコードの取得方法に関しては、本ドキュメントの付録ページ「Free Edition(5fps)移行方法」を参照してください。
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WEBブラウザとクラアント要件
クライアントPCからNetVizuraサーバーに接続するには、Webブラウザが必要になります。クライアント側の環境が以下の要件に合っていることをご確認下さい。
サポートしているWebブラウザ・Chromeバージョン76以上
インストール(OVAファイル利用)仮想環境
本章では以下のバージョンを使用しています。
Ubuntu18.04.3 LTS(64bit版)NetVizura4.6.5Vmware Workstation 15 Player
※1 Oracle Virtual Box/KVMもご利用頂けます。マニュアルが必要な方は、弊社までご連絡ください。※2 ご自身で物理サーバーにUbuntuをインストールする場合は、「インストール(depファイル利用) 物理サーバー」に進んでください。
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OVAファイル インストール(1)
弊社から入手した下記OVAファイルを使ってVMware Workstation 15 Playerに仮想マシンをインポートします。
[ファイル名]netvizura-4.6.5-linux.ova
ショートカットからVMware Workstation 15 Playerを起動してください。
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OVAファイル インストール(2)
新規仮想マシンの作成(N) をクリックします。
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OVAファイル インストール(3)
弊社から入手したovaファイルを選択し、開く(O)ボタンをクリックしてください。
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OVAファイル インストール(4)
新規仮想マシンの名前(A)に任意の名前を入力して、インポート(I)をクリックしてください。
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OVAファイル インストール(5)
インポートが始まります。
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OVAファイル インストール(6)
仮想マシンの再生(L)をクリックしてください。
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OVAファイル インストール(7)
ユーザー名: demo パスワード: netvizura でログインしてください。
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OVAファイル インストール(8)
次のコマンドを実行してください。$ sudo systemctl stop tomcat8$ sudo systemctl stop postgresql$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo$ ip a ※NICのデバイス名確認
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OVAファイル インストール(9)
次のコマンドを実行して、御社環境のIPアドレスを設定してください。$ sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml ※下の例では、IF名はens3です。前のスライドではens160なので、ens160に変更する必要があります。$ sudo netplan apply
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OVAファイル インストール(10)
時刻が現在の時刻とタイムゾーン(JST)一致しているかを確認してください。$ date※必ず日時が一致していることを確認してください。一致していない場合は、dateコマンド等で時刻を修正してください。(例: $ sudo date -s "11/20 15:56 2019" )
IPアドレスが正しく設定されていることを確認してください。$ ip a
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OVAファイル インストール(11)
①tomcat, postgresqlが停止している状態で、IPアドレスが正しく変更されている②日時・タイムゾーンが正しく設定されている上記①②を確認後、以下のコマンドを実行しシステムを再起動してください。$ sudo reboot
再起動が完了したら、設定したIPアドレスを含んだ以下URLにウェブブラウザからアクセスしてください。
例) http://192.168.91.36:8080/netvizura/※192.168.91.36部分をお客様環境のIPアドレスに変更してください
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OVAファイル インストール(12)
ログインページが表示されますので、ユーザー名:admin パスワード:admin01 を入力してログインしてください。
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“Getting Started”ウィザードの回避(13)
初めてNetVizura NFAにログインすると、以下の画面が表示されます。”Getting Started”(設定ウィザード)は利用しませんので、画面右上の✖で閉じてください。
インストール(ISOファイル利用)仮想環境・物理サーバー共通
本章では以下のバージョンを使用しています。
Ubuntu18.04.3 LTS(64bit版)NetVizura4.6.5Vmware Workstation 15 Player
※1 Oracle Virtual Box/KVMもご利用頂けます。マニュアルが必要な方は、弊社までご連絡ください。※2 ご自身で物理サーバーにUbuntuをインストールする場合は、「インストール(depファイル利用) 物理サーバー」に進んでください。
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ISOファイル インストール(1)
弊社から入手した下記ISOファイルを使ってVMware Workstation 15 Playerに新しく仮想マシンを作成します。
[ファイル名]netvizura-4.6.5-linux.iso
ショートカットからVMware Workstation 15 Playerを起動してください。
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ISOファイル インストール(2)
新規仮想マシンの作成(N) をクリックします。
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ISOファイル インストール(3)
インストーラディスクイメージファイル(M)(iso): ラジオボタンを押して参照ボタンを押してください。
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ISOファイル インストール(4)
弊社から入手したisoファイルを選択し、開く(O)ボタンをクリックしてください。
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ISOファイル インストール(5)
新しい仮想マシンウィザード画面が表示されますので、ゲストOSでLinux(L)を選択し、バージョン(V)で、Ubuntu 64ビットを選択、次へ(N)をクリックしてください。
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ISOファイル インストール(6)
仮想マシン名(V)に任意の名前を入力して、次へ(N)をクリックしてください。
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ISOファイル インストール(7)
何も変更せずに、次へ(N)をクリックしてください。
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ISOファイル インストール(8)
ハードウェアをカスタマイズ(C)をクリックしてください。
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ISOファイル インストール(9)
この仮想マシンのメモリ(M)を4096MBに設定してください。
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ISOファイル インストール(10)
ネットワークアダプタをクリックし、ネットワーク接続でブリッジをクリックしてください。次に、閉じるをクリックしてください。
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ISOファイル インストール(11)
仮想マシンの再生(L)をクリックしてください。
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ISOファイル インストール(12)
通常のUbuntuインストールが始まります。Languageを選択してください。例では、Englishを選択しています。
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ISOファイル インストール(13)
インストールで利用するLanguageを選択してください。例では、Englishを選択しています。
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ISOファイル インストール(14)
locationを選択してください。例では、United Statesを選択しています。
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ISOファイル インストール(15)
利用するキーボードを選択してください。例では、English(US)を選択しています。
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ISOファイル インストール(16)
インストールが開始されます。
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ISOファイル インストール(17)
完了すると下記の画面が表示されますので、Continueをクリックしてください。
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ISOファイル インストール(18)
ユーザー名: demo パスワード: netvizura でログインしてください。
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ISOファイル インストール(19)
次のコマンドを実行してください。$ sudo systemctl stop tomcat8$ sudo systemctl stop postgresql$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo$ ip a ※NICのデバイス名確認
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ISOファイル インストール(20)
次のコマンドを実行して、御社環境のIPアドレスを設定してください。$ sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml ※下の例では、IF名はens3です。前のスライドではens160なので、ens160に変更する必要があります。$ sudo netplan apply
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ISOファイル インストール(21)
時刻が現在の時刻とタイムゾーン(JST)一致しているかを確認してください。$ date※必ず日時が一致していることを確認してください。一致していない場合は、dateコマンド等で時刻を修正してください。(例: $ sudo date -s "11/20 15:56 2019" )
IPアドレスが正しく設定されていることを確認してください。$ ip a
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ISOファイル インストール(22)
①tomcat, postgresqlが停止している状態で、IPアドレスが正しく変更されている②日時・タイムゾーンが正しく設定されている上記①②を確認後、以下のコマンドを実行しシステムを再起動してください。$ sudo reboot
再起動が完了したら、設定したIPアドレスを含んだ以下URLにウェブブラウザからアクセスしてください。
例) http://192.168.91.36:8080/netvizura/※192.168.91.36部分をお客様環境のIPアドレスに変更してください
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ISOファイル インストール(23)
ログインページが表示されますので、ユーザー名:admin パスワード:admin01 を入力してログインしてください。
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“Getting Started”ウィザードの回避(24)
初めてNetVizura NFAにログインすると、以下の画面が表示されます。”Getting Started”(設定ウィザード)は利用しませんので、画面右上の✖で閉じてください。
インストール(depファイル利用)物理サーバー
本章では以下のバージョンを使用しています。
Ubuntu18.04.2 LTS(64bit版)NetVizura4.6.5
※NetVizuraをインストールするには、対象となるUbuntuサーバーがインターネットに接続出来る必要があります。また、Ubuntuのインストールは既に完了していることを前提としておりますのでご了承ください。※ISOファイルを利用、もしくは仮想環境にNetVizuraをインストールする場合は、「インストール(OVAファイル利用) 仮想環境」、「インストール(ISOファイル利用) 仮想環境・物理サーバー共通」に進んでください。
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NFAパッケージのインストール
弊社から入手した下記の2ファイルをUbuntuサーバの/home/`username`(※お客様環境のユーザーホームフォルダ)にアップロードしてください。
[ファイル名]netvizura-prerequisites-ubuntu.shnetvizura-4.6.5-deb9-ubuntu18-linux.deb
以下コマンドを実行します。
$sudo bash /home/`username`/netvizura-prerequisites-ubuntu.sh$sudo dpkg -i /home/`username`/netvizura-4.6.5-deb9-ubuntu18-linux.deb
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初めてのNetVizuraへのアクセス
NetVizuraのWEBインターフェースに進みます。http://<NetVizuraのIPアドレス>:8080/netvizura にアクセスしてください。ユーザ名:admin パスワード: admin01でログイン出来ることを確認してください。
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“Getting Started”ウィザードの回避
初めてNetVizuraにログインすると、以下の画面が表示されます。”Getting Started”(設定ウィザード)は利用しませんので、画面右上の✖で閉じてください。
NetVizura基本画面説明
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基本画面名称
NetVizuraの画面は大きく3種類あります。
①トップナビゲーションバー: モジュール、設定画面、アカウント管理画面へのリンクです。②メニューパネル: トラフィックパターン、システム情報、エンドユーザー、エクスポータ機器及びインターフェイスへのリンクです。③メインパネル: フローデータのグラフ表示や各フィールド(相互通信、AS、QoS等)のタブが含まれます。
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本ガイドの画面遷移手順
本評価ガイドでの画面遷移方法を説明します。
例えば、「 >Settings>Miscellaneous>Display Names>Protocolタブに進む」とマニュアルに記載があった場合、下図の画面操作通り進んでください。
NetViuzra NFA初期設定
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SNMPポリシーの設定
ネットワーク機器のインターフェース情報を取得する為に、対象ネットワーク機器にSNMPサーバ設定が必要です。本ガイドはコミュニティ名publicでsnmp通信がネットワーク機器上で許可されていることを前提としています。お客様設置ネットワーク機器のSNMPサーバ設定に関しては、各メーカのサイトを参考に設定してください。
「 >Settings>Control Panel>SNMP Policies」に進み+Addボタンをクリックしてください。以下の画面に従って設定情報を入力してください。
① ②
③④SNMPポリシーが追加されます
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NetFlowエクスポート設定例(Cisco) 1
フローを取得したいネットワーク機器にエクスポート設定を実施します。お客様設置ネットワーク機器のエクスポート設定に関しては、弊社のユーザーマニュアル及び各メーカのサイトを参考に設定してください。本ガイドはCisco841MにFlexible NetFlowを設定する例を紹介します。
c841M(config)#flow record Netflow-Inmatch flow directionmatch interface inputmatch ipv4 destination addressmatch ipv4 protocolmatch ipv4 source addressmatch ipv4 tosmatch transport destination-portmatch transport source-portcollect interface outputcollect timestamp sys-uptime firstcollect timestamp sys-uptime lastcollect datalink mac source address inputcollect datalink mac destination address inputcollect routing next-hop address ipv4collect application namecollect ipv4 destination prefixcollect ipv4 source prefixcollect ipv4 ttlcollect ipv4 dscpcollect transport tcp flagscollect routing destination ascollect routing source ascollect counter packets longcollect counter bytes long
①フローレコード設定 IN方向
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NetFlowエクスポート設定例(Cisco) 2
flow record Netflow-Outmatch flow directionmatch interface outputmatch ipv4 destination addressmatch ipv4 protocolmatch ipv4 source addressmatch ipv4 tosmatch transport destination-portmatch transport source-portcollect interface inputcollect timestamp sys-uptime firstcollect timestamp sys-uptime lastcollect datalink mac source address inputcollect datalink mac destination address inputcollect routing next-hop address ipv4collect application namecollect ipv4 destination prefixcollect ipv4 source prefixcollect ipv4 ttlcollect ipv4 dscpcollect transport tcp flagscollect routing destination ascollect routing source ascollect counter packets longcollect counter bytes long
②フローレコード設定 OUT方向
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NetFlowエクスポート設定例(Cisco) 3
flow exporter Netflow-to-NFAdestination 192.168.91.36source Loopback0transport udp 2055
flow monitor Netflow-Monitor-Outexporter Netflow-to-NFAcache timeout inactive 10cache timeout active 60record Netflow-Out
flow monitor Netflow-Monitor-Inexporter Netflow-to-NFAcache timeout inactive 10cache timeout active 60record Netflow-In
interface GigabitEthernet0/4description PrimaryWANDesc_ip address 192.168.91.4 255.255.255.0ip flow monitor Netflow-Monitor-In inputip flow monitor Netflow-Monitor-Out outputduplex autospeed auto
③宛先設定※NFAのIPアドレスとポートを指定
④モニター設定OUT
⑤モニター設定IN
⑥インターフェース設定※監視したいIFに設定
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フローの受信確認
NetVizura NFAがフローを正しく受信しているか確認します。
トップナビゲーションバーのNetFlow>TopN>Systemに進み、UDP packetsをクリックしてエクスポート設定したネットワーク機器からパケットを受信しているかを確認してください。次にFlowsをクリックしfps(フロー数/秒)を確認してください。
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エクスポータ表示確認
NetVizura NFAがエクスポータを認識しているか確認します。
トップナビゲーションバーのNetFlow>TopN>Exporters>All Exportersに進み、ネットワークトラフィックがグラフ上に表示されていることを確認してください。※新しいエクスポータからのトラフィックが初めてグラフに表示されるのは約10分かかります。
注意)エクスポータが表示されない場合、”All Exporter”で右クリック、”Refresh”を押してください。
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エクスポータのインターフェース認識
設定したSNMPポリシーを利用して、エクスポータのインターフェイスを設定します。
①NetFlow>Top N>Exportersツリーに進んでください。
②エクスポータ上で右クリックをして、Discoverを選択してください。
①右クリック②Discoverをクリック
③IF認識されます。
NetVizura NFAトラフィックパターン設定
本章のトラフィックパターン設定の例は、社内ネットワークを想定して記載しています(“All Traffic”パターンに設定)。本設定によって、ネットワークの内と外を明確に分けることが出来、NetVizura NFAが生成するグラフや表の可視性が向上します。
※細かく設定が出来ますが、先ずは”All Traffic”パターンに御社の社内ネットワーク情報を設定してください。
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All Trafficパターン設定 1
NetVizura NFAの可視性を上げる為に、トラフィックパターンの設定が必要です。先ずは御社のIPアドレス情報を確認してください。それから以下の手順に従って、社内のアドレスを”All Traffic”パターンに登録してください。
>Settings>NetFlow Settings>Patternsタブに進み、”All Traffic”のAction列のペンマークをクリックしてください。
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All Trafficパターン設定 2
①御社のIPアドレスレンジを入力し、+Includeボタンを押してください。
②設定完了後に、Saveボタンを押してください。
③設定したIPアドレスレンジが表示されます。
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All Traffic内のサブネット設定 1
NetVizura NFAでサブネットごとのトラフィックを描画する為に、サブネット設定をすることが出来ます。以下の手順に従って”All Traffic”パターンのレンジ内でサブネットを登録してください。
>Settings>NetFlow Settings>Subnetsタブに進み+Addボタンをクリックしてください。
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All Traffic内のサブネット設定 2
①任意のサブネット名
③説明
②サブネットアドレス
④Saveボタンをクリックしてください。
⑤設定したサブネットが表示されます。
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サブネット設定の確認
設定したトラフィックパターン(All Traffic)内のサブネットを正しく認識しているか確認します。
トップナビゲーションバーのNetFlow>TopN>Traffic Patterns>All Trafficに進み、ツリーを展開してください。作成したサブネットがツリー下に表示され、メインパネルにグラフが描画されていれば成功です。
①設定したサブネットをクリック
②メインパネルにグラフ描画
NetVizura NFAトラフィックビュー説明
NetVizura NFAのトラフィックビューの簡易説明となります。トラフィックビューの詳細に関しましては、「NetVizura NFA4.6.5ユーザーガイド」をご参照ください。
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Dashboard(ダッシュボード)
NetVizura NFAのトップ画面がダッシュボードになります。1画面に以下7つのウィジェットが表示されます。凡例やグラフをクリックすることで該当トラフィックの詳細画面に遷移することが出来ます。
1. Active alarms(現在発生しているアラームを通知)2. Top Interfaces(流量の多い機器のIFを表示)3. All Traffic(トラフィックの総合計表示)4. Top Subnet sets(流量の多いサブネットセットを表示)5. Top Services(流量の多いサービスを表示)6. Top Conversations(流量の多い相互通信を表示)7. Top End Users(流量の多いユーザーを表示)
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トラフィックOverview(概要)
トラフィック概要はノード(エクスポータ、インターフェイス、トラフィックパターン等)を選択した時に一番最初に表示されるページです。選択した時間軸(タイムウィンドウ)のトラフィック傾向、流量及びアクティブアラームを一目で確認出来ます。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータもしくは特定のインターフェイスをクリックしてOverviewタブが選択されていることを確認してください。
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インターフェイスビュー
インターフェイスによるトラフィック情報はエクスポータツリーで使用できます。 ネットワークトラフィックのインターフェイス情報及びどのインターフェイスが最高帯域幅かを特定することが出来ます。 特定のインターフェイスを通過するトラフィック量(合計、IN方向とOUT方向)を調査する場合に便利です。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportesツリー内のエクスポータから特定のインターフェイスをクリックして、Overviewタブが選択されていることを確認してください。
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Host(ホスト)ビュー
ホスト別の情報は指定したトラフィックに対する上位ホスト(個々のIPアドレス)の利用率を表しています。内部、外部両方のIPアドレスのトラフィックアクティビティを表しています。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータから特定のインターフェイスをクリックしてHostタブを押してください。
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Conversation(相互通信)ビュー
相互通信による情報は誰が誰と通信をしているか?どの相互通信が多くのトラフィックを消費しているか?帯域幅使用量の最適化に役立つ情報、アプリケーションの情報、セキュリティ関連の情報を確認することが出来ます。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータから特定のインターフェイスをクリックしてConversationタブを押してください。
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Service(サービス)ビュー
サービス別の情報は指定されたトラフィックに対する各サービスの使用量を表しています。 どのサービスが使われているか?いつ使用されたか?禁止されたサービス(BitTorrentなど)が使用されていないか?を確認することが出来ます。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータから特定のインターフェイスをクリックしてServiceタブを押してください。
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QoSビュー
QoSビューはサービス品質の観点から特定トラフィックを確認することが出来ます。 QoSベースのサービスを提供するISPや自らQoS利用する企業にとって非常に有効です。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportesツリー内のエクスポータからインターフェイスをクリックし、QoSタブを押してください。
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ASビュー
ASによるトラフィック情報は、自律システムによる特定のトラフィックを表しています。 ASトラフィック量の比較、使用中のASトラフィックの傾向と流量の監視(例えば特定のトラフィックが多く発生している時)及び従業員が禁止されているサイトにアクセスしていないか?を監視することが出来ます。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータからインターフェイスをクリックしてASタブを押してください。
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Allビュー
全ての利用可能なターゲット(インターフェイス、ホスト、相互接続等)の比較を表示します。異なる観点と相関からトラフィックを分析する必要がある場合に有効です。トップナビゲーションバーのNetFlow>Exporters>All Exportersツリー内のエクスポータからインターフェイスをクリックしてAllタブを押してください。
電子メール設定
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Administratorメール設定
アラートを受信する為に、Administratorのメールアドレスを設定します。トップナビゲーションバーの”Administrator,Super(admin)”をクリックして、”My Account”をクリックしてください。以下の画面に従ってAdministratorのメールアドレスを設定してください。
①”My Account”をクリック
②”Edit”をクリック
③E-mail:にメールアドレスを入力
④”Save”をクリックして保存
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電子メール設定
アラートを受信する為の電子メール設定方法を説明します。
>Settings>Control Panel>Emailに進み必要な情報を設定してください。
②送信元メールアドレスを入力してください
①SMTPサーバのFQDNを設定してください
③認証が必要な場合は、パスワードを入力してください
④最後にSaveボタンをクリックしてください
アラーム設定NetVizura NFAアラーム設定の簡易説明となります。詳細に関しては、「NetVizura 4.6.5ユーザーガイド」をご参照ください。
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アラーム設定
>Settings>NetFlow Settings>Alarmsに進み+Addボタンをクリックしてください。以下の画面に従ってアラームを設定してください。
①名称と説明
②レベル定義
③対象ノード選択
④対象レコード選択
⑤Eメール宛先選択
⑥閾値設定
⑦Saveをクリックして保存⑧アラームが追加される
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アラームの表示と電子メール通知
電子メールは以下の形式で設定した受信アドレスに送付されます。また、トップナビゲーションバーのAlarmsに進むとアラーム一覧を確認することが出来ます。
レポートの作成
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トラフィックレポート手動作成
PDFファイルでトラフィックデータを出力し印刷、第三者に提示することが出来ます。トラフィックビューでトラフィックレポートを作成するには、各ビューのメインパネルの右上コーナのReport>Exportをクリックしてください。以下の例は、サービスビューでのレポート作成となります。
①Serviceタブをクリック
②Reportをクリック
③Exportをクリック
④pdfが作成されます
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トラフィックレポートスケジュール設定
目的のPDFレポートを定期的にメールで受信することが出来ます。
各ビューのメインパネル右上コーナのReport>scheduleをクリックしてください。以下の例は、サービスビューでのスケジュールレポート設定となります。
①Serviceタブをクリック②Reportをクリック
③scheduleをクリック
④送信情報を入力
⑤Saveボタンをクリック
NetViuzra ELA初期設定
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Syslog設定例(Cisco)
Syslogを取得したいネットワーク機器に設定を実施します。お客様設置ネットワーク機器のエクスポート設定に関しては、弊社のユーザーマニュアル及び各メーカのサイトを参考に設定してください。本ガイドはCisco891FにSyslogを設定する例を紹介します。
c891F(config)#c891F# configure terminalc891F(config)# service timestamps debug datetime msecc891F(config)# logging host 192.168.91.128 transport udp port 33514c891F(config)# logging trap notificationsc891F(config)# endc891F# wrc891F# show logging
宛先設定※ELAのIPアドレスとポートを指定
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SNMPトラップ設定例(Cisco)
SNMPトラップを取得したいネットワーク機器に設定を実施します。お客様設置ネットワーク機器のエクスポート設定に関しては、弊社のユーザーマニュアル及び各メーカのサイトを参考に設定してください。本ガイドはCisco891FにSNMPトラップを設定する例を紹介します。
c891F(config)#c891F# configure terminalc891F(config)# snmp-server community public ROc891F(config)# snmp-server host 192.168.91.36 version 2c public udp-port 33162c891F(config)# snmp-server enable traps ospfc891F(config)# endc891F# wr
宛先設定※ELAのIPアドレスとポートを指定
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Syslog及びSNMPトラップの受信確認
NetVizura ELAがSyslog及びSNMPトラップを正しく受信しているか確認します。トップナビゲーションバーのEventLog>Systemに進み、”Syslog messages”グラフと”SNMP Traps”グラフを確認してください。受信している場合は、下図の様にグラフ表示されます。
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Syslog受信内容確認
NetVizura ELAがエクスポータを認識しているか確認します。トップナビゲーションバーのEventLog>Syslogに進み、”4-Warning”~”7-Debug”をアクティブにしてください(左クリックする)。Syslogを受信している場合、下図の様にグラフが表示されます。※詳細な分析方法に関しては、NetVizura4.6.5 User Guideの6.2 利用方法(ELA)をご参照ください。
②Exporterが表示され、受信したSyslogも一覧表示される
①”4-Warning”~”7-Debug”を左クリックする
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SNMPトラップ受信内容確認
NetVizura ELAがSNMPトラップを受信していることを確認します。トップナビゲーションバーのEventLog>”SNMP Trap”に進んでください。SNMPトラップを受信している場合、下図の様にSNMPトラップが表示されます。※詳細な分析方法に関しては、NetVizura4.6.5 User Guideの6.2 利用方法(ELA)をご参照ください。
付録: Free Edition移行方法(5fps)
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Free Edition移行方法(5fps)
開発メーカーのご好意により30日の評価期間終了後、Free Editionが利用出来るようになりました。以下の手順でNetVizura NFAをインストールしたサーバのインスレーションコードを弊社の問い合わせフォームよりご送付ください。
1. adminユーザーでNFAにログインしてください2. 「 >Settings>Control Panel>License」に進んでください3. Installation code部分をコピーして、弊社問い合わせフォームよりご申請ください
※Installation code右にあるSendボタンは押さないでください
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Free Edition移行方法(5fps)
開発弊社がインストレーションコードを受信した後に、10営業日以内にライセンスキーを送付します。評価版から移行する場合は設定とデータは、そのまま移行されます。ライセンスキーの適用方法は、
1. 「 >Settings>Control Panel>License」に進んでください2. +Uploadボタンを押してください3. 新しいライセンスキーのパスを指定してください4. 開く(O)を押してください
注意)ライセンス適用時、ハードウェアが不一致だとライセンス登録が出来ません。
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Free Edition移行方法(5fps)
新しいライセンスが読み込まれた後にポップアップウィンドウが現れ、NetVizuraをリセット(ログアウトやログイン)するプロンプトが現れます。ログインした後に、新しいライセンスが正しく適用されているかを確認するには、「 >Settings>Control Panel>License」に進んでください。
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お問い合わせ先
ジュピターテクノロジー株式会社
〒183-0023 東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル
Tel 042-358-1250 Fax 042-360-6221URL http://www.jtc-i.co.jp/技術サポートに関するお問合せhttps://www.jtc-i.co.jp/support/customerportal/index.php