平成 24年 9月 14日

mailman

メーリングリスト

移行マニュアル

目次

1 はじめに ................................................................ 1 2 mailmanログイン ......................................................... 2 3 MailSuiteドメイン管理者ログイン ......................................... 3 4 メーリングリスト追加 ..................................................... 4 5 メーリングリスト参加者の追加 ............................................. 8 6 メーリングリスト管理者の追加 ............................................ 14 7 メーリングリスト管理者ログイン .......................................... 18 7.1 MailHosting利用者によるメーリングリスト管理者ログイン ................ 18 7.2 MailHosting利用者以外のメーリングリスト管理者ログイン ................ 19 8 メーリングリスト設定 .................................................... 20 9 メーリングリストのアーカイブについて .................................... 25 9.1 アーカイブ機能の有効/無効 ............................................. 25 9.2 アーカイブメール参照方法 .............................................. 26

1

1 はじめに

本書は、以下システムについての移行マニュアルです。

・メーリングリストサーバ mm.itc.u-tokyo.ac.jp

新メールシステム移行にあたり、メーリングリストの運用は mailmanから

DEEPSoft社「MailSuite」へメールソフトウェアが変更となります。

変更にあたり、メーリングリストを再設定する方法について、記載します。

2

2 mailman ログイン

mailmanを操作する場合は、以下 URLにアクセスし、ログインページにてパスワード

を入力し、ログインします。

https://mm.itc.u-tokyo.ac.jp/mailman/admin/[メーリングリスト名]

ログイン後、以下全体オプションを設定する画面が表示されます。

[メーリングリスト名]

[メーリングリスト名]

3

3 MailSuite ドメイン管理者ログイン

MailSuiteのメーリングリストについて操作する場合は、以下 URLにアクセスし、

ログインページから IDとパスワードを入力し、ドメイン管理者にてログインします。

https://mhadmin.ecc.u-tokyo.ac.jp/admin/cgi-bin/index.cgi

ログイン後、以下トップページが表示されます。

4

4 メーリングリスト追加

mailmanから MailSuiteへメーリングリストを移行するには、まず MailSuiteへメーリン

グリストを新規追加する必要があります。ただし、ドメインは mm.itc.u-tokyo.ac.jpから

自身のドメインへ変更となりますので、ご了承ください。

左記メニューから、「Service」－「付加機能」－「メーリングリスト」を選択します。

メーリングリスト画面が表示されましたら、ML追加を選択します。

以下が表示されますので、必要な情報を入力もしくは選択し、「追加」を選択します。

メーリングリスト管理者は、管理者のメールアドレス横の虫眼鏡を選択し、指定します。

その他、各項目の詳細は管理者ガイドをご参照ください。

5

管理者のメールアドレス横の虫眼鏡を選択し、指定しますと、以下が表示されます。

管理者のメールアドレスを入力し、「追加」を選択してください。

入力したメールアドレスがシステム上にない場合は、以下が表示されます。

管理者のパスワードを入力し、「追加」を選択してください。

※登録したパスワードについて、指定された管理者のメールアドレス所有の

利用者自身では修正できませんので、ご注意ください。

ドメイン名

6

ML 追加画面において、「追加」を選択後、メーリングリストが追加されることを確認しま

す。

なお、mailmanからメーリングリスト管理者アドレスを移行する場合は、以下手順にて

確認し、該当のメーリングリスト管理者アドレスを上記にて登録してください。

メニューから「全体的オプション」を選択します。

[メーリングリスト名]

7

以下、全体的オプションが表示されます。リスト管理者のメールアドレスから該当メー

リングリストの管理者アドレスを確認してください。

リストの名称

8

5 メーリングリスト参加者の追加

メーリングリスト追加後、メーリングリスト参加者を追加します。

メーリングリスト画面にて、参加者数の数が表示されている部分を選択します。

以下画面が表示されますので、「ユーザ追加」を選択します。

個別に追加する場合は、入力欄にメールアドレスを入力し、「追加」を選択します。

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一括で追加する場合は、右上のタブにて、「一括追加」を選択後、画面が切り替わったこと

を確認してから、入力欄に CSVファイルを指定し、「追加」を選択します。

なお、CSVの形式は以下の通りで、メールアドレスを縦に入力されたものとなります。

test01@test.com

test02@test.com

test03@test.com

ユーザ追加画面において、「追加」を選択後、メーリングリスト参加者が追加されることを

確認します。

なお、mailmanからメーリングリスト参加者を移行する場合は、以下手順にて確認し、

該当のメーリングリスト参加者アドレスを上記にて登録してください。

メニューから「会員管理」を選択します。

[メーリングリスト名]

10

以下、会員リストが表示されます。メーリングリスト参加者は表示されている会員アド

レスとなりますので、こちらをコピーし、対応ください。

なお、上記リストについて、デフォルト設定では 30 個のアドレスまでしか 1ページに表

示されません。必要に応じて、以下手順にて設定を変更し、全て表示させるよう、変更し

てください。

メニューから「全体的オプション」を選択します。

[メーリングリスト名]

11

表示された全体的オプションの下部に移動し、「Maximum number of members to show on

one page of the Membership List」の値を適切な値へ変更し、「変更を送信する」を押下

し、反映させます。

※以下表示では、100となっておりますが、デフォルト値は 30となっています。

また、mailmanではメールコマンドを利用することが可能です。

メーリングリスト管理者のメールアドレスから以下内容のメールを送信することで、

参加者の一覧が記載されたメールを受信することが可能です。

MailSuiteの登録に利用する CSVファイル作成時にご利用ください。

■送信するメール

============

To: [メーリングリスト名]-request@mm.itc.u-tokyo.ac.jp

Subject: who [メーリングリストパスワード]

--------

※メール本文は不要です。

============

12

■受信したメール

============

From: [メーリングリスト名]-bounces@mm.itc.u-tokyo.ac.jp

Subject: メールコマンドの結果

--------

- 結果:

text/plainでない MIMEパートを無視

普通配送会員:

test30@test.com

test16@test.com

：(省略)

test35@test.com

test7@test.com

- 完了.

============

13

参加者一覧のリストが取得できない場合は、以下設定を確認し、必要に応じて、

設定変更してください。

メニューから「自動応答」を選択します。

-requestのメールに自動応答するかの設定について、「はい、転送」を選択し、変更します。

[メーリングリスト名]

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6 メーリングリスト管理者の追加

メーリングリスト管理者を追加する手順を以下に記載します。

メーリングリスト画面にて、該当のメーリングリストの詳細情報「View」を選択します。

以下画面が表示されますので、管理者のメールアドレス横の虫眼鏡を選択します。

ドメイン名

15

管理者のメールアドレスを入力し、「追加」を選択してください。

入力したメールアドレスがシステム上にない場合は、以下が表示されます。

管理者のパスワードを入力し、「追加」を選択してください。

※登録したパスワードについて、指定された管理者のメールアドレス所有の

利用者自身では修正できませんので、ご注意ください。

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管理者のメールアドレスに追加した管理者のメールアドレスが表示されます。

ML 修正画面において、「修正」を選択後、メーリングリストに管理者が追加されます。

修正後、メーリングリストのトップ画面が表示されます。

メーリングリスト画面にて、参加者数の数が表示されている部分を選択します。

ドメイン名

17

メーリングリスト画面にて、参加者数の数が表示されている部分を選択します。

管理者のメールアドレスが追加されていることを確認します。

管理者のメールアドレスの詳細情報「View」を選択します。

管理 MLに該当のメーリングリストがあることを確認します。

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7 メーリングリスト管理者ログイン

メーリングリスト管理者が MailHosting利用者のメールアドレスか否かでログインする方

法が異なりますので、以下に各々のログイン方法を記載します。

7.1 MailHosting利用者によるメーリングリスト管理者ログイン

MailSuiteへアクセスし、IDとパスワードを入力し、ログインします。

https://ms.ecc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/index.cgi

トップ画面が表示されますので、上部に表示されているメニューから

「メーリングリスト」を選択します。

メーリングリスト管理のトップページが表示されますので、

左記メニューから「リスト管理」を選択します。

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管理者となっているメーリングリストが表示されますので、必要に応じて、操作します。

7.2 MailHosting利用者以外のメーリングリスト管理者ログイン

MailSuite のメーリングリスト管理者画面へアクセスし、メーリングリスト管理者の

ID(メールアドレス)とパスワードを入力し、ログインします。

https://ms.ecc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/mlindex.cgi

メーリングリスト管理のトップページが表示されます。

操作については、上記 7.1と同様となります。

ドメイン名

ドメイン名

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8 メーリングリスト設定

mailmanの設定項目の中で、MailSuiteのメーリングリスト機能の項目として移行できる

データを以下に記載します。mailman側を赤字、Mailsuite側を青字で記載します。

項番 mailman MailSuite

1 <保存書庫オプション>

保存書庫(作成する or しない)

※アーカイブされたメールは移行できません。

メールのアーカイブ

(アーカイブする or しない)

2 <プライバシーオプション>

広告可否(いいえ or はい)

※はいを選択することで、Web ページにて全世

界へ公開されます。

ML を全体リストに公開

(公開 or 公開しない)

※公開とすることで、MailHostingシステム利用

者が確認可能となります。

3 <プライバシーオプション>

入会手順(確認 or 承認 or 確認+承認)

参加方法

(誰でも or 管理者の承認が必要)

4 <プライバシーオプション>

会員名簿閲覧者(誰でも or リスト会員

or リスト管理者のみ)

参加者確認

(誰でも可能 or 参加者のみが可能 or 未公開)

5 <プライバシーオプション>

自動的に承認すべき非会員のアドレス

投稿権限、許可リスト

6 <プライバシーオプション>

動作が定義されていない非会員からの投稿に

対する動作(承認 or 保留 or 拒否

or 破棄)

投稿権限(誰でも可能 or 参加者のみが可能)

投稿方法( 制限なし or 管理者の承認が必要)

7 <全体的オプション>

リストの名称

ML 名

8 <全体的オプション>

投稿された記事の返信先(投稿者

or このリスト or 別のアドレス)

Reply-To 設定

(送信者 or 該当 ML or 設定メールアドレス)

9 <会員リスト>

制限

投稿権限、制限リスト

21

■保存書庫オプション

■プライバシーオプション

1

3

4

2

5

6

22

リストの名称

[test %d]

7

8

9

23

■ユーザ許可リスト

1

3

4

ドメイン名 7

8

2

5

5 ドメイン名

6

24

■ユーザ制限リスト

9 ドメイン名

25

9 メーリングリストのアーカイブについて

メーリングリストのアーカイブ機能について、以下に記載します。

9.1 アーカイブ機能の有効/無効

ドメイン管理者およびメーリングリスト管理者は、管理範疇のメーリングリストのアー

カイブ機能設定を有効もしくは無効化することが可能です。

アーカイブ機能を有効とした場合、該当メーリングリスト宛に送信されてくるメールを

アーカイブする動作となり、Webにてメールを確認することが可能です。

ドメイン管理者の場合、MailSuiteの管理者画面から該当のメーリングリストを選択し、

以下設定から、有効にする場合は「アーカイブする」を選択、無効にする場合は「アーカ

イブしない」を選択してください。なお、アーカイブ機能を有効とした場合、メールのア

ーカイブ容量は「割当容量」となりますので、こちらも合わせて設定ください。

こちらに割当てた容量は、ドメインに割当てられた容量の使用量の一部として、計算さ

れます。結果として、ユーザに対して付与できるメールや Webファイルの割当て容量が少

なくなりますので、ご注意ください。

また、アーカイブされたメールが割当て容量を超過した場合、送信者及び、ML管理者にエ

ラーメールが配送され、MLメンバーへは配送されない状態となりますので、こちらもご注

意ください。

ドメイン名

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メーリングリスト管理者の場合は、MailSuiteのメーリングリスト管理画面から該当のメ

ーリングリストを選択し、以下設定から、有効の場合は「アーカイブする」を選択、無効

の場合は「アーカイブしない」を選択してください。

なお、メールのアーカイブ容量はメーリングリスト管理者の権限では変更できませんの

で、必要に応じて、ドメイン管理者へご依頼ください。

9.2 アーカイブメール参照方法

該当メーリングリスト宛に送信されてくるメールをアーカイブしている場合、Webにて

アーカイブされたメールを確認することが可能です。

確認するにはまず、MailSuiteのメーリングリスト管理者画面へアクセスし、ログインしま

す。アクセス方法は 7.2を参照ください。

左記に表示された MailSuiteのメニューから「リスト管理」を選択します。

リスト管理のページが表示されますので、該当のメーリングリスト名を選択します。

ドメイン名

ドメイン名

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メーリングリストのアーカイブ参照ページが表示されますので、アーカイブされた

メールを確認します。

ドメイン名