Kotaro Fukumapiano

A Claude Debussy: Rêverie 4:32

B Claude Debussy: La plus que lente 4:16 Gabriel Fauré: 8 Pièces brèves Op.84 C No.5 Improvisation 1:36

D No.8 Nocturne 2:36 Gabriel Fauré: 3 Romances sans paroles Op.17 E No.1 in A-Flat Major: Andante quasi allegretto 1:32 F No.2 in A Minor: Allegro molto 2:25 G No.3 in A-Flat Major: Andante moderate 2:34

H Maurice Ravel: Pavane pour une infante défunte 6:03

I Maurice Ravel: La Valse (Transcribed by Kotaro Fukuma) 11:49

J Erik Satie: 3 Gymnopédies - No.1 Lent et douloureux 3:16

K Erik Satie: Je te veux (Transcribed by Kotaro Fukuma) 5:18

France Romance

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L Francis Poulenc: 15 Improvisations Improvisation No.15 in C Minor "Hommage à Edith Piaf" 3:41 Francis Poulenc: 3 Novelettes, FP 47 & FP 173 M Novelette No.1 in C Major: Modéré sans lenteur 2:58

N Novelette No.2 in B-Flat Minor: Très rapide et rythmé 1:39

O Novelette No.3 in E minor: Andantino tranquillo 2:04

(Sur un thème de Manuel de Falla tiré de “El amor brujo”) Alexis Weissenberg: 6 Arrangements of songs sung by Charles Trenet P Coin de rue 3:40

Q Vous oubliez votre cheval 1:35

R En avril à Paris 3:50

S Boum! 2:02

T Vous qui passez sans me voir 2:43

U Ménilmontant 1:09

V Jean Lenoir: Parlez-moi d'amour (Transcribed by Kotaro Fukuma) 2:52

Total Time 74:10

3

　このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。

　プーランクのノヴェレッテ第 1 番は、中学 3 年の時、初めて受けた国際コンクール（米ソルトレークシティーのジュニア・ジーナバッカウアー国際ピアノコンクールのジュニア部門 ）で審査員から演奏を高く評価され、それを機に本気でピアニストを目指すようになった、自分にとって原点の曲です。

　シャンソン歌手のシャルル・トレネは、2001 年私がパリ音楽院の入学試験を受けている期間に亡くなりました。テレビで彼のドキュメンタリー番組を観て興味を持った私は、すぐにCDを買って、以後私のパリでの留学生活の喜怒哀楽を彼の歌と共に過ごしました。そのトレネの歌のワイセンベルクによるすばらしいジャズ風の編曲（6 曲 ）を、マルク＝アンドレ・アムラン氏の録音で発見したのが2014年。すっかり虜になった私は楽譜を探しましたが、当時はまだ出版されていませんでした。　その後、この編曲を研究していた江﨑昭汰氏と出会い、彼がワイセンベルクのご息女マリアさんから自筆譜を手に入れ、アムランの録音版と合わせたものを作成したおかげで、私は2016 年に日本で初めて全曲演奏することができました。江﨑氏の努力は続き、ワイセンベルクのご子孫やアムランに会って直接交渉を重ね、ついに正式に楽譜出版するに至ったのです。そのドラマをずっと陰から見守っていた私も、その校正作業に少しばかり協力させていただきました。ワイセンベルクの自筆譜と録音版（Mr.Nobody plays Trenet ）では音やリズムがかなり違い、ここでは録音版を基に、ところどころ自筆譜の音型を取り入れて弾いています。

序文

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　『聞かせてよ、愛の言葉を 』は、武満徹氏が戦時中に将官のレコードで聴いて感動し、作曲家を目指した曲。この美しいエピソードを知り、私は 2007 年の「武満徹へのオマージュ」プログラムのアンコールとして編曲しました。思いがけずフランスでも好評をいただき、その後、『ジュ・トゥ・ヴ』の編曲にも繋がっています。

　『ラ・ヴァルス』は2台ピアノ版に慣れていたので、作曲家自身による1台ピアノ版では厚みや音数が不足しているように感じ、最初は正直あまり興味が持てませんでした。ところが、2016年フィギュアスケーターのステファン・ランビエル氏から、この曲で私とコラボしたいとリクエストされ、思いきって自分でアレンジを加えて4 分の縮小版を弾きました。その反響が大きく、

「1918年の追憶 」というプログラムの最後に、全曲アレンジを加えて弾くことにしたのです。　ちなみにこのアルバムのコンセプトは、フォーレからシャンソンまでの “フランスのロマンス”を感じさせるものなので、ウィンナワルツが主題の『ラ・ヴァルス』が浮いてしまうことは承知しています。ですが、見知らぬフランス人男女がウィーンの舞踏会で出会い、劇的なロマンスを展開する、という架空の物語を想像することもできるのではないでしょうか（もちろん、これは聴き手に強制するものではありませんが…… ）。

　最後に、このアルバムの制作に携わった皆さま、そしてここに取り上げた作品との思い出に関わったすべての人に、心からの感謝を申し上げます。

福間洸太朗

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ドビュッシー ： A 夢 ／ B レントより遅く　作曲家として駆け出しの頃に書いた『夢』は、ゆったりと上下する分散和音の伴奏に優美な旋律が歌われ、中間部と最後にコラール風なパッセージが展開する。　　『レントより遅く』は1910年作、英国のスローワルツを題材に、上質なワインに酔うかのようにテンポが揺れ動き(テンポルバート)、官能的な歌が歌われる。

フォーレ ： 8つの小品 Op.84より C 第5番即興曲 ／ D 第8番ノクターンE-G 3つの無言歌 Op.17　異なる時期に作曲された8つの小品をまとめたOp.84から、シャンソンのエスプリを感じる2曲を選んだ。第 5 番『即興曲 』は、上行するアルペジオが妖艶な色を醸し出し、第 8 番はゆったりと上下する音階の波に乗って、甘いメロディーが歌われる。　　『3つの無言歌 Op.17』は作曲家がまだ20歳になる前の作品だが、メンデルスゾーンの「無言歌集 」に影響を受けながらも、独自の和声感を駆使して、ロマンティックに歌い上げている。第 1番は、右手のメロディーに半拍遅れて和音や左手のメロディーが奏でられるのが特徴的。たなびく風を思わせる第2番は、3曲中最も技巧的でドラマティック。第3番は穏やかで、伴奏のリズムがフォーレのドリー組曲に出てくる「子守歌」に似ている。終盤に二声のカノンが展開。

ラヴェル ： H 亡き王女のためのパヴァーヌ ／ I ラ・ヴァルス（福間編）　ベラスケスの「マルガリータ王女の肖像 」からインスピレーションを受けて作曲したとも言われる『亡き王女のためのパヴァーヌ』。その題名は、昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったパヴァーヌ（ダンスの一種 ）に由来している。内声と低音が弦楽器のピツィカートのように淡 と々跳ねる上で、憂鬱で感傷的なメロディーが奏でられる。　

楽曲解説 福間洸太朗

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　第 1 次世界大戦中に健康を害し、1917 年には母親を亡くし作曲意欲もなくしていたラヴェルは、バレエ・リュスの主宰者ディアギレフからバレエ音楽の依頼を受け、1919～20 年に『ラ・ヴァルス』を作曲。しかし、ディアギレフから「バレエには不向きだ」と言われ、結果、交響詩や2台ピアノで作品が有名になり、近年はピアノソロの難曲としても取り上げられる。19世紀中頃のオーストリア宮廷、うずまく雲の切れ目からワルツを踊る男女が見え隠れし、踊りの激しさが増すにつれ、曲のテンポ、リズム、和声なども崩れていき（封建社会の破滅を暗示している？）、時おり大砲を思わせる音も聞こえる中、最後はシャンデリアに照らされて踊り狂う人々が激しさの絶頂で倒れこむかのように曲が閉じられる。

サティ ： J ジムノペディ第1番 ／ K ジュ・トゥ・ヴ（福間編）　1888に書かれた３曲のジムノペディは、簡素な旋律が郷愁を帯びながら淡 と々奏でられる。

『ジュ・トゥ・ヴ』は、元はシャンソン風の歌曲で、サティ自身が作ったピアノ版に装飾音を足したりムードを変化させ、変奏曲風に仕立てた。

プーランク ： L 即興曲第15番『エディット・ピアフを讃えて』 ／ M-O 3つのノヴェレッテ 　生粋のパリジャンでユーモアとアイロニーと知性のあるプーランクが、「枯葉」のモチーフを使用してフランスを代表するシャンソン歌手、エディット・ピアフを讃えて書いた曲。シャンソンらしい哀愁を帯びた情感豊かなメロディーが特徴。　　ノヴェレッテは元 ド々イツ語で “短編小説 ”の意味だが、ここでは可愛らしいキャラクターが登場するおとぎ話が連想させられる。第1番はモーツァルトのような愛らしく古典的な響き、第2番はチャップリンの映画のように滑稽、第3番はファリャのバレエ音楽『恋は魔術師』の中の「パントマイム」の主題が形を変えて使用されている。

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ワイセンベルク：シャルル・トレネによる6つの歌の編曲P 街角 ／ Q あなたは馬を忘れた ／ R パリの四月 ／ S ブン！T 去りゆく君 ／ U メニルモンタン　シャルル・トレネの名作をジャズ風に編曲されたもの（この作品の経緯は序文を参照)。少し調子の狂った手回しオルガンの響きで始まる『街角』、中間部で飛翔する感じが幻想的。 一変して第2番『あなたは馬を忘れた』は、溌剌としたチャールストンの踊りを思わせるリズムの、華やかで軽快な音楽。 第3番『パリの四月』は、曲中もっとも愛された曲。オシャレで官能的な響きに乗って、ワルツが甘く切なく奏でられる（※楽譜出版する以前は『巴里で、四月に』というタイトルだったが、遺族の意向により、『パリの四月』となった）。 『ブン！』はスケルツァンドの滑稽な序奏後、フォックストロットのクイックダンスが展開する。 ゆったりした歩調の第5番『去りゆく君』は、ダイナミクスの変化は少ないが、巧妙な装飾や和声によって胸が締め付けられるように感じる場面もある。 最後の『メニルモンタン』は、メロディーの背後で『熊蜂の飛行 』を思わせる細かい16 分音符が縦横無尽に駆けまわる。

ルノワール： V 聞かせてよ、愛の言葉を（福間編）　オルゴールのような前奏に続き、親しみやすい甘い旋律が流れる。徐々に伴奏形で音が増え、終盤は16分音符の分散和音やトレモロで、華やかに舞って曲が閉じられる。

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パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。20 歳でクリーヴランド国際コンクール優勝（日本人初 ）およびショパン賞受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、ベルリン・コンツェルトハウス、サルガヴォー、サントリーホールなどでリサイタルを開催する他、クリーヴランド管、モスクワ・フィル、イスラエル・フィル、フィンランド放送響、ドレスデン・フィル、トーンキュンストラー管、NHK 交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。2016 年 7 月にはネルソン・フレイレの代役として急遽、トゥールーズ･キャピトル国立管弦楽団定期演奏会において、トゥガン・ソヒエフの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第 2 番を演奏し、喝采を浴びた。またフィギュアスケートのステファン・ランビエルなどの一流スケーターやパリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マチュー・ガニオとも共演するなど、幅広い活躍を展開。テレビ朝日系「徹子の部屋 」や「題名のない音楽会 」、NHK FMなどにも出演。第34回日本ショパン協会賞受賞。現在ベルリン在住。

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プロフィール

© T.Shimmura

It is not that I just gathered my favorite pieces by French composers in this album; I have also selected several pieces linked to important incidents in my piano life, and I regret that I cannot write all the stories here.

Poulenc's Novelette No.1 is the most important piece for me in this album because that piece first made me decide to spare no efforts to become a pianist. When I played it in my first international piano competition, Gina Bachauer Junior International Piano Competition, I received compliments from jury members, who said that my interpretation touched people's heart.

Charles Trenet, a famous French singer, passed away in 2001 while I was staying in Paris and taking the entrance examination to the Conservatoire de Paris. After watching a documentary about him on TV, I got interested in his music and bought his CDs. I immediately fell in love with his songs, which accompanied my life in Paris. In 2014 I happened to discover the wonderful piano arrangement of Trenet's six songs transcribed by Weissenberg on a recording by Marc-André Hamelin. The piano score was not published at that time and I contacted Shota Ezaki, who was studying these arrangements. He then met Weissenberg's daughter Maria and got the manuscript (partially lost) and made a score with the help of Hamelin’s recording. Thanks to Shota I could play the entire set of six pieces for the first time in Japan in 2016. After some negociation with the family of Weissenberg, Shota successfully got the right to publish the score based on the manuscript and the recording of Weissenberg, known as "Mr. Nobody Plays Trenet". I was pleased to support the project, participating in the correction process, and am honored to be the first to record the pieces after the new edition was published. Here I basically play the version of Weissenberg's recording, which is quite

Preface

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different from the manuscript, and I adopted the notes of his manuscript in a few spots.

"Parlez-moi d'amour" is the Chanson which Toru Takemitsu, a great Japanese composer of the 20th century, heard towards the end of World War II on the LP of an officer. Mesmerized by its beauty, Takemitsu decided to become a musician. I was touched by the story and made this transcription for the encore of my lecture concerts on Takemitsu. I got a lot of good feedback from the audiences, specially in France, and that encouraged me to transcribe other French chansons including "Je te veux".

To be honest, "La Valse" was one of the pieces that I was not interested in playing the two hands version, as I was accustomed to the version for two pianos which is far richer in terms of texture and dynamics. But when I was asked to collaborate on this music by my figure skater friend, Stéphane Lambiel, I decided to add some notes to the original and make a short version, which I played on ice shows in Japan. Surprisingly, the success was such that I felt obliged to make the transcription of the entire piece for my recital project of "In memory of 1918", as this music was composed right after World War I. I know that since "La Valse" is actually a homage to Viennese Waltz, it may not fit the concept of this album, French romance. But I think it could make you imagine a romantic story about two French aristocrats (man and woman) who met and fell in love with each other during a dance party in Vienna during WWI. (Of course this is just a hint!)

I would like to thank to deeply all the people who supported this recording project and were involved in my stories behind the programme.

Kotaro Fukuma

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DebussyA Rêverie: written in 1890 during the early stage of the composer, opens with a simple melody on a gently waving accompaniment. But it features some harmonic developments. A choral-like passage appears in the middle and the last parts. B La plus que lente: composed in 1910, is a sensual song based on an English slow waltz. The tempo rubato suggests a feeling of getting tipsy on high quality wine.

Fauré8 Pièces brèves Op.84: collection of works from different eras.C Improvisation: composed in 1901, the rising arpeggios create fascinating colors.D Nocturne: composed in 1902, also called Nocturne No.8, features a sweet melody on the slow wave of scale.3 Romances sans paroles Op.17: the work of a teenager, composed in 1863, but Fauré already shows his command of his own harmonic language while being influenced by Mendelssohn's "Lieder ohne Worte" in terms of its concept and lyricism. E No.1: characterized by the off-beat accompaniment of the melody. F No.2: the most dramatic among the three songs and suggests gusts of wind. G No.3: a very gentle song with a two-voice canon towards the end and its accompaniment rhythm is similar to his "Berceuse" of Dolly Suite.

by Kotaro FukumaProgramme notes

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RavelH Pavane pour une infante défunte: it is said to have been inspired by Velázquez's "Las Meninas" (the Princess Margarita Teresa), and suggests a little princess dances Pavane in the Spanish court. A melancholy and sentimental melody is accompanied by the gentle pizzicato of inner voice and base.I La Valse (Transcribed by Kotaro Fukuma): During World War I, Ravel was sick, lost his mother and his motivation to compose, but he received a commission from Diaghilev, the chairman of Ballets Russes, and composed "La Valse" in 1919-1920. However, Diaghilev found it „unsuitable“ for ballet, and as a result, the work became famous on its own, originally for orchestra, then the composer transcribed for two pianos and for solo piano. The music opens with a mysterious dark atmosphere and a waltz rhythm appears gradually. According to the description by the composer, the scene is in a dance floor with gorgeous chandelier in an Austrian court in the middle of the 19th century. As the music progresses, the tempo, rhythm and harmony lose their regularity as well (suggesting possibly the collapse of the aristocratic society). With the acceleration, canon-like sounds appear towards the end and the music closes dramatically.

SatieJ 3 Gymnopédies No.1: written in 1888, features a simple melody in a nostalgic mood.K Je te veux (Transcribed by Kotaro Fukuma): originally a Chanson-style song. I transcribed into a variation style by adding various ornaments and changing moods, but staying in the original keys.

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PoulencL Improvisation No.15: a little piano piece in honor of Edith Piaf, a famous French singer, using a motif of "Les Feuilles mortes" in the main melody. 3 Novelettes: "Novelette" is originally a German word, meaning "short story", but here, it is reminiscent of a fairy tale with pretty characters. M No.1: a lovely piece sounding like Mozart. N No.2: ironic and funny like a silent filmby Charlie Chaplin. O No.3: A theme of the "Pantomime" of Falla's ballet "El Amor brujo" is used in a nostalgic ambience.

Weissenberg6 Arrangements of songs sung by Charles Trenet: These are a set of wonderful arrangements of Trenet's masterpieces in a jazz style. (For details of the background, please see the preface) P Coin de rue: opens with the sound of an old hand-crank organ, and it flies into a more fantastic world in the middle part. Q Vous oubliez votre cheval: turns the brilliant and light music of a Charleston dance. R En avril à Paris: the most popular song of the set. A waltz is played sweetly with a fashionable and sensual sound. S Boum! features a fun trot's quick dance after a brief introduction of Scherzando. T Vous qui passez sans me voir: In a sentimental mood has some fine ornaments and harmonies although there is little change in dynamics. U Ménilmontant: seems a reminiscence of "Flight of the Bumble-Bee" in the semiquaver notes running behind the melody.

LenoirV Parlez-moi d'amour (Transcribed by Kotaro Fukuma): Following a little introduction like a music box, a familiar sweet melody flows. Step by step, the sound increases in the accompaniment, featuring arpeggio or tremolo, and it ends in a gorgeous light.

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First Prize and the Chopin Prize at the 15th Cleveland International Piano Competition, Kotaro Fukuma has performed in major concert venues, including Carnegie Hall and Lincoln Center, New York City; Wigmore Hall, London; Philharmonie and Konzerthaus, Berlin; Gewandhaus, Leipzig; Salle Gaveau, Paris; Victoria Hall, Geneva; Auditorio Nacional, Madrid; and Suntory Hall and Opera City, Tokyo.

His performances with orchestras include the Cleveland Orchestra, Moscow Philharmonic, Israel Philharmonic, Finnish Radio Symphony, Dresden Philharmonic, Orchestre National du Capitole de Toulouse, Orchestre National de Lille and NHK Symphony Orchestra, under the direction of such conductors as Yuri Simonov, Tugan Sokhiev, Rafael Frühbeck de Burgos, Juanjo Mena, Asher Fisch, Hannu Lintu, François-Xavier Roth, Jahja Ling, Mihhail Gerts and Kazuki Yamada.

Kotaro Fukuma has released twelve commercial albums and received critical acclaim in such music magazines as Gramophone, Diapason, American Music Records, Monde de la Musique, Classica, Bayern 4 Klassik and Classic Today.

He studied music at the Conservatoire National Supérieur de Musique et de Danse de Paris with Bruno Rigutto and Marie-Françoise Bucquet, then at the Universität der Künste Berlin with Klaus Hellwig and at the International Piano Academy Lake Como. He also has studied with several great masters of the piano, including Leon Fleisher, Mitsuko Uchida, Alicia de Larrocha, Maria João Pires and Aldo Ciccolini.

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Biography

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Cet album n’est pas seulement un florilège dans le répertoire des compositeurs français. En effet, chacune de ces oeuvres est liée à un évènement important de ma vie de pianiste dont je peux ainsi partager une partie en musique.

La Novelette No.1 de Poulenc est certainement la pièce la plus importante car elle a motivé tous mes efforts pour devenir pianiste. Lorsque je l'ai jouée à mon premier concours international de piano, Gina Bachauer Junior International Piano Competition, certain membres du jury m’ont complimenté en déclarant que mon interprétation leur avait touché le cœur.

Charles Trenet, célèbre chanteur français, est disparu en 2001, alors que je séjournais à Paris pour y passer l'examen d'entrée au Conservatoire National Supérieur de Musique et de Danse. Après avoir vu un documentaire le concernant à la télévision, je me suis intéressé à sa musique et j'ai acheté un de ses albums. Je suis littéralement tombé amoureux de ses chansons qui ont ensuite accompagné ma vie parisienne. En 2014, j'ai découvert les merveilleux arrangements de six de ses chansons par Alexis Weissenberg sur un enregistrement du pianiste Marc-André Hamelin. La partition pour piano n’avait pas encore été publiée et j’ai contacté Shota Ezaki, qui étudiait ces arrangements. Il a obtenu de la fille Maria d’Alexis Weinssenberg son manuscrit (partiellement perdu) pour en faire une partition reprenant l'enregistrement de Hamelin. Ainsi, j'ai pu jouer l'ensemble des six pièces pour la première fois au Japon en 2016. Shota a obtenu auprès des familles Weissenberg et Hamelin le droit de publier la partition basée sur le manuscrit de Weissenberg et de son enregistrement intitulé "Mr. Nobody Plays Trenet". J'ai eu le plaisir de soutenir le projet et je suis honoré d'être le premier à enregistrer ces pièces depuis leur publication. Ici, j'ai essentiellement joué la version enregistrée par

Préface

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Alexis Weissenberg, qui est parfois assez différente du manuscrit dont j'ai également repris certains éléments. "Parlez-moi d'amour" est la chanson que Toru Takemitsu, grand compositeur japonais du XXe siècle, entendit vers la fin de la Seconde Guerre mondiale. Comme hypnotisé par sa beauté, Takemitsu décida de devenir musicien. J'ai été touché par cette histoire et j'ai fait cette transcription en souvenir des concerts que je lui ai consacrés. J'ai eu beaucoup de retours favorables de la part du public, notamment en France, et cela m'a encouragé à transcrire d'autres chansons françaises dont «Je te veux» d’Erik Satie "La Valse" est une des pièces que je pensais ne jamais jouer en solo dans ma vie. J'étais habitué à la version pour deux pianos et la version pour piano seul ne réussissait pas à me convaincre. Mais quand mon ami Stéphane Lambiel, patineur artistique, m'a demandé de collaborer sur cette pièce, j'ai décidé d'ajouter quelques notes à l'original et d'en faire une version courte. Je l'ai jouée dans un spectacle de patinage artistique au Japon et le succès a été tel que cela m’a encouragé à en faire la transcription intégrale pour mon projet de récital intitulé "En mémoire de 1918", cette musique ayant été composée juste après la Première Guerre mondiale."LaValse"est un hommage à la valse viennoise et pourrait illustrer l’histoire romantique d’un couple d’aristocrates français tombés amoureux lors d'une soirée de bal à Vienne pendant la Première Guerre mondiale…… Je tiens à remercier profondément toutes les personnes qui ont soutenu ce projet d’enregistrement ou qui ont participé aux événements importants inspirant ce programme. Kotaro Fukuma

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DebussyA Rêverie: composition précoce en 1890, mélodie simple sur un doux accompagnement de vagues et de belles harmonies, avec un passage en forme de choral au milieu et à la fin.B La plus que lente: composée en 1910, est une chanson sensuelle basée sur une valse lente anglaise, tempo rubato tout au long de la pièce, suggérant une sensation d’ivresse provoquée par un vin de grand cru.

Fauré8 Pièces brèves Op.84: recueil de ses œuvres de différentes époques (1869 - 1902)C Improvisation: composée en 1901, les arpèges montants créent des couleurs fascinantes.D Nocturne: composé en 1902, nommé aussi Nocturne n °8, douce mélodie sur une lente vague de gammes.3 Romances sans paroles Op.17: œuvre d'adolescent (composée en 1863), mais son propre langage harmonique peut être perçu de même que l'influence du "Lieder ohne Worte" de Mendelssohn en termes de concept et de lyrisme.E N°1: caractérisée par le tour de force des accords ou de la mélodie derrière la mélodie de la main droite.F N°2: la plus dramatique des trois, comme une rafale de vent…G N°3: une chanson très douce, le rythme de l'accompagnement est similaire à sa "Berceuse" de Dolly Suite, avec un canon à deux voix vers la fin.

Notes de programme par Kotaro Fukuma

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RavelH Pavane pour une infante défunte: aurait été inspirée par "Les Ménines (princesse Margarita Teresa)" de Velázquez, suggérant une petite princesse dansant la Pavane à la cour d'Espagne, mélodie mélancolique et sentimentale accompagnée d'un doux pizzicato de la voix intérieure et de la basse.

I La Valse (Transcribed by Kotaro Fukuma): Pendant la Première Guerre mondiale, Ravel était malade, il avait perdu sa mère et sa motivation pour composer. Cependant, il avait reçu une commande de Diaghilev, président du Ballet Russes, et composé "La Valse" en 1919-1920. Mais, Diaghilev la trouva peu propice à la chorégraphie et l’œuvre devint alors célèbre toute seule, à l’origine pour orchestre, puis transposée par le compositeur pour deux pianos et pour piano seul. Après une atmosphère sombre et mystérieuse au début, un rythme de valse apparaît progressivement, la scène manque espaces avec de magnifiques lustres dans une cour autrichienne au milieu du XIXe siècle, la musique devient parfois violente et perd la régularité du tempo, de l’harmonie (suggérant peut-être l'effondrement de la société aristocratique…), une sorte de bombardement et de coups de canons semble apparaître avec une accélération vers une fin spectaculaire.

SatieJ Gymnopédie No.1: composée en 1888, une mélodie simple à l'ambiance nostalgique.K Je te veux (Transcribed by Kotaro Fukuma): est à l'origine une chanson sur une valse joyeuse, je l’ai transcrite sous forme de variations en ajoutant divers ornements et ambiances changeantes, tout en restant dans les notes originales.

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PoulencL Improvisation N°15: écrite en l'honneur d'Edith Piaf en 1959, imitant le style d'un chant de cabaret, utilisant le thème "Les Feuilles mortes" dans la mélodie principale.3 Novelettes: à l'origine un mot allemand signifiant "nouvelle", mais ici, il rappelle un conte de fées avec de jolis personnages. M N°1: une belle pièce dans le style Mozart, N N°2: ironique et drôle comme un film muet de Charlie Chaplin, O N°3: un thème de la "Pantomime" du ballet de Falla "El Amor brujo" est utilisé dans une ambiance nostalgique.

Weissenberg6 Arrangements of songs sung by Charles Trenet: un ensemble de magnifiques arrangements de chansons de Charles Trenet dans un style jazz (pour plus de détails sur leur genèse, veuillez consulter les notes de préface) P Coin de rue: s'ouvre au son d'un vieil orgue à manivelle, s'envolant vers un monde plus fantastique dans la partie centrale, Q Vous oubliez votre cheval: une musique brillante et légère comme la danse de Charleston, R En avril à Paris: la chanson la plus populaire du recueil, une valse est doucement jouée sur une harmonie à la mode et sensuelle, S Boum!: un fox-trot amusant et rapide après une brève introduction en scherzando, T Vous qui passez sans me voir: dans une atmosphère sentimentale, quelques beaux ornements et harmonies, U Ménilmontant: une réminiscence du «vol du bourdon» dans les notes en demi-boucle qui se cachent derrière la mélodie.

LenoirV Parlez-moi d'amour (Transcribed by Kotaro Fukuma): l’introduction ressemble à une boîte à musique, une douce mélodie familière, pas à pas, le son augmente dans l'accompagnement, avec arpèges ou tremolos, et se termine par une magnifique lumière.

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Premier Prix à vingt ans du Concours International de Cleveland, Prix Chopin au Japon en 2013, Kotaro Fukuma se produit sur de nombreuses scènes prestigieuses : au Carnegie Hall et au Lincoln Center à New York, au Wigmore Hall à Londres, à la Philharmonie et au Konzerthaus à Berlin, au Gewandhaus à Leipzig, à Salle Gaveau à Paris, au Grand Auditorium National à Madrid, au Victoria Hall à Genève, au Suntory Hall et à l'Opéra City à Tokyo.

Kotaro Fukuma joue également avec des orchestres réputés tels que l’Orchestre de Cleveland, l’Orchestre Philharmonique de Moscou, l'Orchestre Philharmonique d'Israël, l’Orchestre Symphonique de la Radio Finlandaise, l'Orchestre Philharmonique de Dresde, l'Orchestre National du Capitole de Toulouse, l’Orchestre National de Lille et l'Orchestre Symphonique de NHK, sous la direction de chefs tels que Rafaël Frühbeck de Burgos, Tugan Sokhiev, Yuri Simonov, François-Xavier Roth, Asher Fisch, Juanjo Mena, Hannu Lintu, Mihhail Gerts ou Kazuki Yamada.

En France, il a été invité récemment aux festivals Piano Jacobins, la Roque d'Anthéron, La Folle Journée de Nantes, l'Esprit du Piano, Menton, Sully-sur-Loire, Messiaen au Pays de la Meije, Estivales de Musique en Médoc, Chopin (Paris et Nohant), au Biarritz Piano Festival et au Lille Piano(s) Festival.

Ses douze derniers enregistrements ont été salués par Gramophone, Diapason, American Music Records, Monde de la Musique, Classica, Bayern 4 Klassik, Piano News et Classic Today.

Elève de Bruno Rigutto et Marie-Françoise Bucquet au CNSMD de Paris, puis de Klaus Hellwig à Berlin, Kotaro Fukuma a également étudié à l'Académie du Lac de Côme. Il a de plus bénéficié des conseils de Maîtres illustres tels que Leon Fleisher, Mitsuko Uchida, Alicia de Larrocha, Maria João Pires et Aldo Ciccolini.

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Biographie

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柏崎市文化会館アルフォーレについて　今回のアルバム「France Romance」は新潟県柏崎市文化会館アルフォーレにて、2018年11月28日から30日にかけてレコーディングされました。アルフォーレは、2007年の新潟県中越沖地震で大きなダメージを受け、使用不能となった旧市民会館に代わり、柏崎の復興の象徴として誕生しました。　「アルフォーレ」という愛称は、フランス語のart（アール：芸術）とforêt（フォレ：森）を組み合わせたもので、「芸術の森」を意味する造語です。たくさんの人々が集い、芸術文化を楽しむ森をイメージして命名されています。

（アルフォーレHPより引用）

About Kashiwazaki City Performing Arts Center, Art-forêtThe album "France Romance" was recorded between November 28 and 30, 2018, at Art-forêt: the Kashiwazaki City Performing Arts Center, Niigata Prefecture. Art-forêt is a symbol of Kashiwazaki's revival following the 2007 Chu¯etsu Offshore Earthquake in Niigata Prefecture, which irreparably damaged the old Municipal Hall.“Art-forêt”, as the Center is known, means “Art Forest” in French, and is inspired by the image of great numbers of people coming together like a "forest" of artistic and cultural enjoyment. (From the Art-forêt website)

À propos d’Art-forêt - Centre des arts scéniques de la ville de KashiwazakiCet album «France Romance» a été enregistré entre le 28 et le 30 novembre 2018 à Art-forêt - Centre des arts scéniques de la ville de Kashiwazaki dans la préfecture de Niigata. Art-forêt est un symbole de la reconstruction de Kashiwazaki après le séisme qui s’est produit au large du Chu¯etsu dans la préfecture de Niigata en 2007, endommageant irrémédiablement l’ancienne Salle Municipale.Ce nom «Art-forêt» du centre, combinant les mots français «art» et «forêt», a été choisi pour évoquer l’image d’un grand nombre de personnes se rassemblant telle une «forêt» de plaisirs artistiques et culturels. (D’après le site Web d’Art-forêt)

写真提供：柏崎市文化会館アルフォーレ (http://www.artforet.jp/) 22

RavelI La ValseTranscribed by Kotaro Fukuma

SatieK Je te veuxTranscribed by Kotaro Fukuma

PoulencL Improvisation No.15 in C Minor "Hommage à Edith Piaf"© 1960 EDITIONS SALABERT FRANCE

PoulencM Novelette No.1 in C Major: Modéré sans lenteur© 1930 CHESTER MUSIC(OP)/PREMIERE MUSIC GROUP(SP) N Novelette No.2 in B-Flat Minor: Très rapide et rythmé© 1930 CHESTER J AND W EDITION WILHELM HANSEN LONDON(OP)/PREMIERE MUSIC GROUP(SP)O Novelette sur un thème de Manuel de Falla, FP 173© 1930 CHESTER J AND W EDITION WILHELM HANSEN LONDON(OP)/PREMIERE MUSIC GROUP(SP)

Weissenberg6 Arrangements of songs sung by Charles TrenetP Coin de rueMusic by Charles Trenet© 1954 by RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.

Q Vous oubliez votre chevalMusic by Arcady Brachlianoff & Charles Trenet© RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.R En avril à ParisMusic by Walter Eiger & Charles Trenet© RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.S Boum!Music by Charles Trenet© 1938 by RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.T Vous qui passez sans me voir Music by John Laurent Andre Hess© RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.U MénilmontantMusic by Charles Trenet© RAOUL BRETON EDITIONSAll rights reserved. Used by permission.

LenoirV Parlez-moi d'amourMusic by Jean Lenoir Transcribed by Kotaro Fukuma© SEMI SOCIETEAll rights reserved. Used by permission.

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〈取り扱い上のご注意〉●ディスクは両面共、指紋、汚れ、キズ等を付けないように取り扱って下さい。●ディスクが汚れたときは、メガネふきのような柔らかい布で内周から外周に向かって放射状に軽くふき取って下さい。レコード用クリーナーや溶剤等は使用しないで下さい。●ディスクは両面共、鉛筆、ボールペン、油性ペン等で文字や絵を書いたり、シール等を貼付しないで下さい。●ひび割れや変形、又は接着剤等で補修したディスクは、危険ですから絶対に使用しないで下さい。

〈保管上のご注意〉●直射日光の当たる場所や、高温・多湿の場所には保管しないで下さい。●ディスクは使用後、元のケースに入れて保管して下さい。●プラスチックケースの上に重いものを置いたり、落としたりするとケースが破損し、ケガをすることがあります。

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Production Artistic Direction & Recording Engineer: Toshiki Muto (ART INFINI)Assistant Engineer: Yukio KojimaEditing Engineer: Jun KawanamiRecorded at Kashiwazaki City Parforming Arts Center Art-forêtArtist Photos: Takuji ShimmuraDesign: Toru Yoshioka, Tomoka Sugieda (asahi edigraphy) Special thanksC.Bechstein Japan Co., Ltd.Muse Press, LLCKotaro Fukuma Supporter’s club Kashiwazaki Produced by Naxos Japan, Inc.Distributed by Naxos Deutschland GmbH.