Keysight LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測 …...LTE/LTE-Advanced...

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Keysight LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション N9080B/W9080B N9082B/W9082B Technical Overview LTE/LTE-Advanced FDD/TDDの基地局(eNB)およびユーザー機器(UE)のトランスミッ ターテストが可能 3GPP TS 36.141/36.521仕様で定義されたRFコンフォーマンステストのワンボタン測定 による測定効率の向上 最大5つの隣接/非離接コンポーネントキャリアーで構成されるキャリアアグリゲーショ ン信号を解析可能 ハードキー/ソフトキーによる手動操作とSCPIによるリモート操作が可能 便利なコンテキスト依存ヘルプを内蔵 Xシリーズ シグナル・アナライザ間のライセンス移動による、資産の有効活用

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KeysightLTE/LTE-Advanced FDD/TDDXシリーズ 測定アプリケーションN9080B/W9080B N9082B/W9082B

Technical Overview

– LTE/LTE-Advanced FDD/TDDの基地局(eNB)およびユーザー機器(UE)のトランスミッターテストが可能

– 3GPP TS 36.141/36.521仕様で定義されたRFコンフォーマンステストのワンボタン測定による測定効率の向上

– 最大5つの隣接/非離接コンポーネントキャリアーで構成されるキャリアアグリゲーション信号を解析可能

– ハードキー/ソフトキーによる手動操作とSCPIによるリモート操作が可能 – 便利なコンテキスト依存ヘルプを内蔵 – Xシリーズ シグナル・アナライザ間のライセンス移動による、資産の有効活用

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LTE/LTE-Advanced FDD/TDD測定アプリケーション

LTE/LTE-Advanced FDD/TDD測定アプリケーションを使用すれば、Xシリーズ シグナル・アナライザを3GPP LTE/LTE-Advanced規格に準拠したRFトランスミッターテスターとして使用することができます。また、RFコンフォーマンス測定をワンボタンですばやく行えるので、LTE/LTE-

Advancedの基地局(eNB)やユーザー機器(UE)を簡単にデザイン/評価/製造できます。この測定アプリケーションは3GPP規格に厳密に準拠しているので、最先端のデザインと製造の課題に対応できます。

Xシリーズ 測定アプリケーション

Xシリーズ 測定アプリケーションによってキーサイトのシグナル・アナライザの機能が強化され、解析時間を短縮できます。汎用/移動体通信/無線接続/デジタルビデオの各アプリケーション独自の作業に不可欠な測定機能を提供し、40種類以上の規格や変調方式をサポートします。これらのアプリケーションはベンチトップ型でもモジュール型でも使用できますが、選択したハードウェアによって得られる性能レベルは異なります。

キーサイトのソフトウェアには、ノウハウを結集した専門知識が凝縮されています。キーサイトは初出荷までの最初のシミュレーションからツールを提供することにより、データから情報へ、さらに実際に利用できる解析へと進むプロセスを加速します。

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02 | Keysight | LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション - Technical Overview

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主な特長

LTE/LTE-Advanced FDD/TDD測定アプリケーションを使用すれば、eNB/UEデバイスのRFトランスミッター測定を時間/周波数/変調の各ドメインで実行できます。ダウンリンクチャネルと信号が自動検出されるので、測定のセットアップも簡単です。3GPP TS 36.141仕様に準拠した設定(E-TM)をeNBコンフォーマンステスト用にリコールできるので測定が簡単になります。

ダウンリンクeNB測定

LTEダウンリンク変調解析LTEダウンリンク変調解析結果を図1に示します。コンスタレーション、検出された割り当て、フレームサマリー、エラーサマリーが表示されています。測定はチャネルタイプごとに色分けされているので、トラブルシューティングが容易になります。

LTE-Advancedダウンリンク解析LTE-Advancedダウンリンク変調解析の結果を図2に示します。5つのコンポーネントキャリアーのコンスタレーションを表示できます。

ダウンリンクトランスポート層のチャネルデコードダウンリンクトランスポート層のチャネルデコード測定を図3に示します。PBCH、PDCCH、PCFICH、PHICHチャネルのデコード情報が表示されています。同様の機能をアップリンクでも使用できます。

図3

図2

図1

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主な特長(続き)

ダウンリンクeNB測定(続き)

LTE-Advancedクロス・キャリアー・サマリーLTE-Advancedクロス・キャリアー・サマリー(図4)には、CC0に対する各CCの時間調整誤差およびチャネルパワーが表示されます。

LTE-Advanced ACLR測定5つの隣接するコンポーネントキャリアーのLTE-Advanced ACLR測定を図5に示します。

LTE-Advanced累積ACLR非隣接キャリアアグリゲーションのLTE-Advanced累積ACLR(CACLR)を図6に示します。

図4

図5

図6

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主な特長(続き)

ダウンリンクeNB測定(続き)

送信オン/オフ・パワー測定2つのコンポーネントキャリアーのLTE-Advanced TDDダウンリンク信号の送信オン/オフ・パワー測定を図7に示します。

LTE-Advanced非隣接キャリアアグリゲーションの SEM測定サブブロックギャップの内側に独自の累積マスクを使用した、LTE-Advanced非隣接キャリアアグリゲーションのSEM測定を図9に示します。

SEM測定図8のように、LTE信号(シングルキャリアー)とLTE-Advanced信号(最大5つのコンポーネントキャリアー)のSEM測定を同時に実行できます。

図7

図8

図9

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主な特長(続き)

アップリンクUE測定

アップリンク変調解析アップリンク変調解析では、コンスタレーション、EVM対サブキャリアー、検出された割り当て、EVM対シンボルを、2つのコンポーネントキャリアーについて表示できます。測定はチャネルタイプごとに色分けされています。また、異なる測定で最大12個のマーカーを同期できるので、トラブルシューティングが容易になります。(図10参照)

コンフォーマンスEVM測定コンフォーマンスEVM測定では、必要な変調品質指標がすべて表示されます。高速な測定が可能なので製造に最適です。(図11参照)

LTE-Advanced FDDアップリンクのリアルタイム表示図12はLTE-Advanced FDDアップリンクのリアルタイム表示で、PXA/MXAシグナル・アナライザに搭載されたRTSAオプションを使用して、PUCCH信号と周波数ホッピングされたPUSCH信号が同時に設定されています。

図10

図11

図12

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測定の概要

基地局(eNB) RFトランスミッター測定要件

3GPP TS36.141のパラグラフ番号

トランスミッターテスト 必要なE-TM N9080B/W9080B(FDD)N9082B/W9082B(TDD)測定アプリケーション 1

6.2 基地局の出力パワー E-TM 1.1 チャネルパワー 2

6.3.2 全パワー・ダイナミックレンジ E-TM 2E-TM 3.1

OFDMシンボル送信パワー (OSTP) 3

6.4 送信オン/オフ・パワー(TDDのみ)

E-TM1.1 送信オン/オフ・パワー(N9082Bのみ)4

6.5.1 周波数誤差 E-TM 2E-TM 3.1

周波数誤差 3

6.5.2 エラーベクトル振幅 E-TM 3.2E-TM 3.3

EVM 3

6.5.3 時間調整誤差(TAE) E-TM 1.1 MIMOサマリー/クロス・キャリアー・サマリー 5

6.5.4 DL RSパワー E-TM 1.1 RS送信パワー (RSTP) 3

6.6.1 占有帯域幅 E-TM 1.1 占有帯域幅6.6.2 隣接チャネル漏洩電力(ACLR) E-TM 1.1

E-TM 1.2ACP

6.6.2.6 累積ACLR(LTE-Advancedのみ) E-TM 1.1E-TM 1.2

ACP

6.6.3 運用バンドの不要エミッション(SEM)

E-TM 1.1E-TM 1.2

スペクトラム・エミッション・マスク

6.6.3 SEM用累積マスク(LTE-Advancedのみ)

E-TM 1.1E-TM 1.2

スペクトラム・エミッション・マスク

6.6.4 トランスミッターのスプリアスエミッション E-TM 1.1 スプリアスエミッション6.7 トランスミッターの相互変調 E-TM 1.1 ACP、SEM、スプリアスエミッション

1. LTE(シングルキャリアー)またはLTE-Advanced(最大5つのコンポーネントキャリアーによるマルチキャリアー)に対しては、すべての測定を使用できます。オプション1FPはLTE、オプション2FPはLTE-Advancedです。

2. これらは、復調前のチャネルパワー測定です。復調後のチャネルパワーの測定値は「エラーサマリー」トレースに表示されます。3. これらの測定は、変調解析および「コンフォーマンスEVM」測定の「エラーサマリー」トレースに表示されます。4. LTE-Advancedでは、隣接キャリアアグリゲーションの測定をサポートするために、アグリゲーション帯域幅をカバーできる帯域幅を備えたXシリーズ シグナル・アナライザが必

要です。5. MIMO信号や送信ダイバーシティ信号のTAEの測定には「MIMOサマリー」/「MIMO情報テーブル」トレースが使用されます。キャリアアグリゲーションのTAEの測定には「クロ

ス・キャリアー・サマリー」トレースが使用されます。

規格に準拠したワンボタン測定

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ユーザー機器(UE)のRFトランスミッター測定

3GPP TS 36.521-1のパラグラフ番号 トランスミッターテスト N9080B/W9080B(FDD)N9082B/W9082B(TDD)測定アプリケーション

LTE Rel 8 以上

LTE-Advanced CA

LTE- Advanced UL-MIMO

6.2.2 6.2.2A 6.2.2B UEの最大出力パワー (MOP)

チャネルパワー6.2.3 6.2.3A 6.2.3B 最大パワー低減(MPR)

6.2.4 6.2.4A 6.2.4B 追加の最大パワー低減(A-MPR)

6.2.5 6.2.5A 6.2.5B 構成済みUEの送信出力パワー6.3.2 6.3.2A 6.3.2B 最小出力パワー6.3.3 6.3.3A 6.3.3B 送信オフパワー チャネルパワーまたは送信オン/オフ・パワー6.3.4 6.3.4A 6.3.4B オン/オフ時間マスク 送信オン/オフ・パワー6.3.5 6.3.5A 6.3.5B パワー制御 -6.5.1 6.5.1A 6.5.1B 周波数誤差 周波数誤差 1、スロット当たり周波数誤差 2

6.5.2.1 6.5.2A.1 6.5.2B.1 エラーベクトル振幅(EVM) EVM 1

6.5.2.1A - - PUSCH-EVM(除外期間設定) EVM 1

6.5.2.2 6.5.2A.2 6.5.2B.2 搬送波リーケージ IQオフセット 1、スロット当たりのIQオフセット 2

6.5.2.3 6.5.2A.3 6.5.2B.3 未割り当てのRBの帯域内エミッション 帯域内エミッション 2

6.5.2.4 - 6.5.2B.4 EVMイコライザーのスペクトラムフラットネス スロットごとのイコライザーチャネルの 周波数応答 3

6.6.1 6.6.1A 6.6.1B 占有帯域幅 占有帯域幅6.6.2.1 6.6.2.1A 6.6.2.1B スペクトラム・エミッション・マスク(SEM) SEM

6.6.2.2 6.6.2.2A 6.6.2.2B その他のSEM SEM

6.6.2.3 6.6.2.3A 6.6.2.3B 隣接チャネル漏洩電力(ACLR) ACP

6.6.3.1 6.6.3.1A 6.6.3B.1 トランスミッターのスプリアスエミッション スプリアスエミッション6.6.3.2 6.6.3.2A 6.6.3B.2 スプリアス・エミッション・バンドのUE共存 スプリアスエミッション6.6.3.3 6.6.3.3A 6.6.3B.3 その他のスプリアスエミッション スプリアスエミッション6.7 6.7A 6.7B 送信相互変調 ACP

- - 6.8B 時間調整 時間オフセット 1

1. これらの値は、変調解析測定またはコンフォーマンスEVM測定の「エラーサマリー」テーブルに表示されます。2. この測定は、変調解析測定に含まれています。変調解析の[Trace/Detector]→{Data}→{Demod Error}で表示されます。3. この測定は、変調解析測定に含まれています。変調解析の[Trace/Detector]→{Data}→{Response}で表示されます。

測定の概要(続き)

規格に準拠したワンボタン測定

08 | Keysight | LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション - Technical Overview

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eNB測定

テクノロジー LTE FDD LTE-Advanced FDD LTE TDD LTE-Advanced TDD

モデル-オプション N9080B-1FP/ W9080B-1FP

N9080B-2FP/ W9080B-2FP

N9082B-1FP/ W9082B-1FP

N9082B-2FP/ W9082B-2FP

変調品質(エラー・サマリー・テーブル)

– EVM(RMS、ピーク、データ、RS) ○ ○ ○ ○ – チャネルパワー ○ ○ ○ ○ – 基準信号送信パワー (RSTP) ○ ○ ○ ○ – OFDMシンボル送信パワー (OSTP) ○ ○ ○ ○ – 基準信号受信パワー (RSRP) ○ ○ ○ ○ – RSSI ○ ○ ○ ○ – 基準信号受信品質(RSRQ) ○ ○ ○ ○ – 周波数誤差 ○ ○ ○ ○ – コモン・トラッキング・エラー ○ ○ ○ ○ – シンボルクロック誤差 ○ ○ ○ ○ – 時間オフセット ○ ○ ○ ○ – IQ(オフセット、利得不平衡、直交位相誤差、 タイミングスキュー) ○ ○ ○ ○

コンフォーマンスEVM ○ ○ ○ ○復調エラートレース

– EVM対周波数(サブキャリア―) ○ ○ ○ ○ – EVM対時間(シンボル) ○ ○ ○ ○ – EVM対リソースブロック ○ ○ ○ ○ – EVM対スロット ○ ○ ○ ○ – スロット当たりの周波数誤差 ○ ○ ○ ○ – パワー対リソースブロック ○ ○ ○ ○ – パワー対スロット ○ ○ ○ ○

シンボルテーブル – 復調シンボルの数値(エンコード) ○ ○ ○ ○

デコードされたシンボルテーブル – デマッピング、デインタリーブ、デスクランブル、 デレートマッチ、デコードを行った復調データの数値

○ ○ ○ ○

ダウンリンク・デコード・テーブル – PBCH、PDCCH、PHICH、PCFICHのデコード情報 ○ ○ ○ ○

フレーム・サマリー・テーブル – EVM、パワー、変調方式、すべてのアクティブチャネル/信号に割り当てられたRBおよびRNTIの数

○ ○ ○ ○

クロス・キャリアー・サマリー – 選択したリファレンスCCに対する各CCの時間調整誤差(TAE) およびチャネル・パワー・サマリー

○ ○

測定の詳細

3GPP規格で定義されているRFトランスミッター測定以外にも、さまざまな測定/解析をワンボタンで行えます。測定は、SCPIコマンドを使用してIEC/IEEEバスまたはLAN経由で完全にリモート制御できます。

BBIQハードウェアを備えたPXA/MXAシグナル・アナライザでは、LTE/LTE-Advancedのアナログベースバンド測定が可能です。サポートされるベースバンド測定には、変調品質やI/Q波形の測定がすべて含まれます。

シングルキャリアー用の測定はLTE FDD/TDDテーブルに表示され、マルチキャリアー(最大5つのコンポーネントキャリアー)用の測定はLTE-

Advanced FDD/TDDカラムに表示されます。

測定の概要(続き)

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eNB測定(続き)

テクノロジー LTE FDD LTE-Advanced FDD LTE TDD LTE-Advanced TDD

モデル-オプション N9080B/ W9080B-1FP

N9080B/ W9080B-2FP

N9082B/ W9082B-1FP

N9082B/ W9082B-2FP

送信ダイバーシティ MIMO(最大4個の送信アンテナ)トレース – 情報テーブル

– RSパワー ○ ○ ○ ○ – RS EVM ○ ○ ○ ○ – RS CTE ○ ○ ○ ○ – RSタイミング ○ ○ ○ ○ – RS位相 ○ ○ ○ ○ – RSシンボルクロック ○ ○ ○ ○ – RS周波数 ○ ○ ○ ○ – IQ利得不平衡 ○ ○ ○ ○ – IQ直交位相誤差 ○ ○ ○ ○ – IQタイムスキュー ○ ○ ○ ○

– チャネルの周波数応答 ○ ○ ○ ○ – チャネルの周波数応答差 ○ ○ ○ ○ – イコライザーのインパルス応答 ○ ○ ○ ○ – コモン・トラッキング・エラー ○ ○ ○ ○

検出された割り当てトレース(リソースブロック対シンボル) ○ ○ ○ ○応答

– イコライザーチャネルの周波数応答 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの瞬時周波数応答 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの周波数応答差 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの瞬時周波数応答差 ○ ○ ○ ○ – イコライザーのインパルス応答 ○ ○ ○ ○

チャネルパワー ○ ○ ○ ○ACP ○ ○ ○ ○累積ACLR(CACLR) ○ ○送信オン/オフ・パワー ○ ○スペクトラム・エミッション・マスク(SEM) ○ ○ ○ ○累積SEM ○ ○スプリアスエミッション ○ ○ ○ ○占有帯域幅 ○ ○ ○ ○CCDF ○ ○ ○ ○スペクトラムモニター ○ ○ ○ ○I/Q波形 ○ ○ ○ ○

測定の概要(続き)

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UE測定

テクノロジー LTE FDD LTE-Advanced FDD LTE TDD LTE-Advanced TDD

モデル-オプション N9080B-1FP/ W9080B-1FP

N9080B-2FP/ W9080B-2FP

N9082B-1FP/ W9082B-1FP

N9082B-2FP/ W9082B-2FP

変調品質(エラー・サマリー・トレース) – EVM(RMS、ピーク、データ、RS) ○ ○ ○ ○ – 周波数誤差 ○ ○ ○ ○ – コモン・トラッキング・エラー ○ ○ ○ ○ – シンボルクロック誤差 ○ ○ ○ ○ – 時間オフセット ○ ○ ○ ○ – IQ(オフセット、利得不平衡、直交位相誤差、タイミングスキュー) ○ ○ ○ ○

– チャネルパワー ○ ○ ○ ○ – 帯域内エミッションの結果(キャリアアグリゲーションなし) – 帯域内エミッションの結果(キャリアアグリゲーションあり)

○○

○ ○○

– スペクトラムフラットネスの結果 ○ ○ ○ ○コンフォーマンスEVM ○ ○ ○ ○帯域内エミッション(キャリアアグリゲーションなし)帯域内エミッション(キャリアアグリゲーションあり)

○ ○○

○ ○○

スペクトラムフラットネス(スロットごとのイコライザーチャネルの周波数応答) ○ ○ ○ ○

復調エラートレース – EVM対周波数(サブキャリア―) ○ ○ ○ ○ – EVM対時間(シンボル) ○ ○ ○ ○ – EVM対リソースブロック ○ ○ ○ ○ – EVM対スロット ○ ○ ○ ○ – スロット当たりのIQオフセット ○ ○ ○ ○ – スロット当たりの周波数誤差 ○ ○ ○ ○ – パワー対リソースブロック ○ ○ ○ ○ – パワー対スロット ○ ○ ○ ○

シンボルテーブル – 復調シンボルの数値(エンコード) ○ ○ ○ ○

デコードされたシンボルテーブル – PUSCHの復調データとデスクランブルデータの数値 ○ ○ ○ ○

フレーム・サマリー・テーブル – EVM、パワー、変調方式、すべてのアクティブチャネル/信号に割り当てられたRBの数 ○ ○ ○ ○

検出された割り当てトレース(リソースブロック対シンボル) ○ ○ ○ ○応答

– イコライザーチャネルの周波数応答 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの瞬時周波数応答 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの周波数応答差 ○ ○ ○ ○ – イコライザーチャネルの瞬時周波数応答差 ○ ○ ○ ○ – イコライザーのインパルス応答 ○ ○ ○ ○ – スロットごとのイコライザーチャネルの周波数応答 ○ ○ ○ ○

チャネルパワー ○ ○ ○ ○ACP ○ ○ ○ ○送信オン/オフ・パワー ○ ○ ○ ○スペクトラム・エミッション・マスク(SEM) ○ ○ ○ ○スプリアスエミッション ○ ○ ○ ○占有帯域幅 ○ ○ ○ ○CCDF ○ ○ ○ ○スペクトラムモニター ○ ○ ○ ○I/Q波形 ○ ○ ○ ○

測定の概要(続き)

11 | Keysight | LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション - Technical Overview

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主な仕様

定義

– 仕様は、製品保証の対象となるパラメータの性能を表します。 – 仕様は、特に記載のない限り、シングルキャリアーの場合にだけ適用されます。 – 95パーセンタイル値とは、95 %の信頼度で母集団の95 %が満たす、性能許容範囲の分散(約2σ)を表します。この値は、製品保証の対象ではありません。

– 代表値は、「代表値」と記載されています。代表値とは、95 %の信頼度レベルで測定器の80 %以上がその値を上回ることを表します。この値は、製品保証の対象ではありません。

– 公称値は、「公称値」と記載されています。公称値は、期待される性能または製品を使用する際に有用な製品性能を表しますが、製品保証の対象ではありません。

注記:データは変更される場合があります。

サポート規格テクノロジー LTE FDD/TDD LTE-Advanced FDD/TDD

モデル-オプション N9080B-1FP/W9080B-1FPN9082B-1FP/W9082B-1FP

N9080B-2FP/W9080B-2FPN9082B-2FP/W9082B-2FP

規格バージョン 36.211 V9.1.0(2010年3月)36.212 V9.4.0(2011年9月)36.213 V9.3.0(2010年9月)36.214 V9.2.0(2010年6月)36.141 V9.10.0(2012年7月)36.521-1 V9.8.0(2012年3月)

36.211 V10.7.0(2013年3月)36.212 V10.7.0(2012年12月)36.213 V10.9.0(2013年3月)36.214 V10.12.0(2013年3月)36.141 V11.4.0(2013年3月)36.521-1 V10.5.0(2013年3月)

信号構造 FDDフレーム構造タイプ1TDDフレーム構造タイプ2スペシャルサブフレーム構成0~ 8

FDDフレーム構造タイプ1TDDフレーム構造タイプ2スペシャルサブフレーム構成0~ 9

信号方向 アップリンク/ダウンリンクUL/DL構成0~ 6

アップリンク/ダウンリンクUL/DL構成0~ 6

信号帯域幅 1.4 MHz(6 RB)、3 MHz(15 RB)、5 MHz(25 RB)、10 MHz(50 RB)、15 MHz(75 RB)、20 MHz(100 RB)

コンポーネントキャリアー当たりの帯域幅: 1.4 MHz(6 RB)、3 MHz(15 RB)、5 MHz(25 RB)、 10 MHz(50 RB)、15 MHz(75 RB)、20 MHz(100 RB)

コンポーネントキャリアー数 1 1、2、3、4、5

物理信号 – ダウンリンク PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、PDSCH、PMCH

– アップリンク PUCCH、PUSCH、PRACH

物理チャネル – ダウンリンク P-SS、S-SS、C-RS、UE-RS、P-PS(位置決め)、

MBSFN-RSP-SS、S-SS、C-RS、UE-RS、P-PS(位置決め)、 MBSFN-RS、CSI-RS

– アップリンク PUCCH-DMRS、PUSCH-DMRS、S-RS(音声) PUCCH-DMRS、PUSCH-DMRS、S-RS(音声)

仕様の詳細については、以下の『Specifications Guide』を参照してください。

PXA:http://www.keysight.co.jp/find/pxa_specificationsMXA:http://www.keysight.co.jp/find/mxa_specificationsEXA:http://www.keysight.co.jp/find/exa_specificationsCXA:http://www.keysight.co.jp/find/cxa_specifications

12 | Keysight | LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション - Technical Overview

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概要 PXA MXA EXA CXA

チャネルパワーRF入力での最小パワー -50 dBm(公称値)パワー確度 ±0.63 dB ±0.82 dB ±1.04 dB ±1.33 dB

パワー確度(95 %の信頼度) ±0.19 dB ±0.23 dB ±0.27 dB ±0.61 dB

測定フロア(10 MHz帯域幅) -81.7 dBm(公称値) -79.7 dBm(公称値) -76.7 dBm(公称値) -72.7 dBm(公称値)送信オン/オフ・パワー(N9082B/W9082Bのみ)バーストタイプ Traffic、UpPTS、DwPTS、SRS、PRACH

測定時間 最大20スロットダイナミックレンジ(5 MHz帯域幅 1) 124.5 dB(公称値) 124.5 dB(公称値) 122.5 dB(公称値) 119.5 dB(公称値)隣接チャネル漏洩電力RF入力での最小パワー -36 dBm(公称値)確度無線機 オフセット

周波数移動機 隣接 ±0.07 dB(5 MHz)

±0.11 dB(10 MHz) ±0.21 dB(20 MHz)

±0.13 dB(5 MHz) ±0.20 dB(10 MHz) ±0.38 dB(20 MHz)

±0.16 dB(5 MHz) ±0.24 dB(10 MHz) ±0.41 dB(20 MHz)

±0.37 dB(5 MHz) ±0.63 dB(10 MHz) ±0.92 dB(20 MHz)

(ACPRレンジは、最適ミキサーレベル-33~-27 dBc)基地局 隣接 ±0.23 dB(5 MHz)

±0.33 dB(10 MHz) ±0.52 dB(20 MHz)

±0.57 dB(5 MHz) ±0.82 dB(10 MHz) ±1.19 dB(20 MHz)

±1.03 dB(5 MHz) ±1.29 dB(10 MHz) ±2.04 dB(20 MHz)

±2.16 dB(5 MHz) ±3.03 dB(10 MHz) ±4.49 dB(20 MHz)

(ACPRレンジは、最適ミキサーレベル-48~-42 dBc)基地局 交互 ±0.11 dB(5 MHz)

±0.21 dB(10 MHz) ±0.40 dB(20 MHz)

±0.21 dB(5 MHz) ±0.35 dB(10 MHz) ±0.65 dB(20 MHz)

±0.24 dB(5 MHz) ±0.39 dB(10 MHz) ±0.74 dB(20 MHz)

±0.91 dB(5 MHz) ±1.55 dB(10 MHz) ±2.48 dB(20 MHz)

(ACPRレンジは、最適ミキサーレベル-48~-42 dBc)ダイナミックレンジ(E-UTRA)

オフセット チャネル 帯域幅

隣接 5 MHz 83.5 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-8.5 dBm)

74.2 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.4 dBm)

70.0 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.5 dBm)

66.8 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

隣接 10 MHz 82.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-8.3 dBm)

73.8 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.4 dBm)

69.3 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.5 dBm)

67.6 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

隣接 20 MHz - 71.7 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.2 dBm)

68.4 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.3 dBm)

65.0 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

交互 5 MHz 86.7 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-8.5 dBm)

77.6 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.6 dBm)

75.8 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.6 dBm)

71.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

交互 10 MHz 83.7 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-8.3 dBm)

75.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.4 dBm)

73.2 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.3 dBm)

68.0 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

交互 20 MHz - 72.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-18.2 dBm)

70.3 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-16.3 dBm)

65.0 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

ダイナミックレンジ(UTRA)

オフセット チャネル 帯域幅

2.5 MHz 5 MHz 86.2 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-8.5 dBm)

75.9 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.5 dBm)

70.5 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.6 dBm)

65.8 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

2.5 MHz 10 MHz 84.2 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-8.3 dBm)

76.2 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.4 dBm)

70.5 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.4 dBm)

70.6 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

2.5 MHz 20 MHz - 75.0 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.2 dBm)

71.4 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.3 dBm)

71.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

7.5 MHz 5 MHz 87.3 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-8.7 dBm)

78.4 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.5 dBm)

76.5 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.6 dBm)

71.1 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

7.5 MHz 10 MHz 87.0 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-8.4 dBm)

78.6 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.4 dBm)

76.5 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.4 dBm)

71.9 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

7.5 MHz 20 MHz - 78.1 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-18.2 dBm)

75.7 dB(公称値) (最適ミキサーレベル-16.3 dBm)

71.8 dB(公称値)(最適ミキサーレベル-20.3 dBm)

1. このダイナミックレンジは、情報帯域幅が5 MHzの場合の値です。これ以外の情報帯域幅のダイナミックレンジは、以下の式から導出できます。 ダイナミックレンジ=5 MHz時のダイナミックレンジ-10*log10(情報帯域幅/5.0e6)。

主な仕様(続き)

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主な仕様(続き)概要 PXA MXA EXA CXA

スペクトラム・エミッション・マスクダイナミックレンジ

– 5 MHz 82.9 dB(86.8 dB、代表値) 76.2 dB(82.9 dB、代表値) 72.6 dB(79.4 dB、代表値) 69.0 dB(75.4 dB、代表値) – 10 MHz 86.6 dB(90.7 dB、代表値) 77.8 dB(83.8 dB、代表値) 73.5 dB(80.3 dB、代表値) 69.3 dB(75.5 dB、代表値) – 20 MHz 84.3 dB(89.7 dB、代表値) 78.2 dB(84.9 dB、代表値) 73.4 dB(80.6 dB、代表値) 69.8 dB(76.0 dB、代表値)

感度 -98.5 dBm(-101.5 dBm、代表値) -94.5 dBm(-99.5 dBm、代表値) -92.5 dBm(-96.5 dBm、代表値) -86.5 dBm(-92.5 dBm、代表値)確度

– 相対値 ±0.06 dB ±0.13 dB ±0.13 dB ±0.33 dB

– 絶対値 ±0.62 dB(±0.20 dB、95 %) ±0.88 dB(±0.27 dB、95 %) ±1.15 dB(±0.31 dB、95 %) ±1.53 dB(±0.97 dB、95 %)

スプリアスエミッションダイナミックレンジ(相対値)

88.8 dB(92.1 dB、代表値) 81.3 dB(82.2 dB、代表値) 76.9 dB(77.4 dB、代表値) 70.7 dB(75.9 dB、代表値)

感度(絶対値) -88.5 dBm(-91.5 dBm、代表値)-84.5 dBm(-89.5 dBm、代表値)-82.5 dBm(-86.5 dBm、代表値)-76.5 dBm(-82.5 dBm、代表値)確度(減衰=10 dB) ±0.19 dB(95 %) ±0.29 dB(95 %) ±0.38 dB(95 %) ±0.81 dB(95 %)

– 周波数レンジ 20 Hz~ 3.6 GHz 20 Hz~ 3.6 GHz 9 kHz~ 3.6 GHz 100 kHz~ 3.0 GHz

– 周波数レンジ ±1.08 dB(95 %) 3.5 GHz~ 8.4 GHz

±1.17 dB(95 %) 3.5 GHz~ 8.4 GHz

±1.22 dB(95 %) 3.5 GHz~ 7.0 GHz

±1.80 dB(95 %) 3.0 GHz~ 7.5 GHz

– 周波数レンジ ±1.48 dB(95 %) 8.3 GHz~ 13.6 GHz

±1.54 dB(95 %) 8.3 GHz~ 13.6 GHz

±1.59 dB(95 %) 6.9 GHz~ 13.6 GHz

占有帯域幅RF入力での 最小パワー

-30 dBm(公称値)

周波数確度 ±10 kHz(RBW=30 kHz、ポイント数=1001、スパン=10 MHz)変調解析入力レンジ 過負荷の1レンジステップ内にある信号レベルOSTP/RSTP 1

絶対確度 ±0.21 dB(公称値) ±0.27 dB(公称値) ±0.30 dB(公称値) ±0.61 dB

EVMフロア(ダウンリンク、OFDMA)2

信号帯域幅 – 5 MHz 0.34 %(-49.3 dB)

0.28% (-51.2 dB)(公称値)0.36 %(-48.8 dB) 0.68 %(-43.3 dB) 0.63 %(-44.0 dB)(公称値)

– 10 MHz 0.35 %(-49.1 dB)0.31 %(-50.3 dB)(公称値)

0.36 %(-48.8 dB) 0.68 %(-43.6 dB) 0.64 %(-43.8 dB)(公称値)

– 20 MHz 0.39 %(-48.1 dB)0.34 %(-49.5 dB)(公称値)

0.40 %(-47.9 dB) 0.72 %(-43.0 dB) 0.70 %(-43.0 dB)(公称値)

EVMフロア(ダウンリンク、OFDMA、オプションBBA搭載)信号帯域幅

– 5 MHz 0.18 %(-54.8 dB)(公称値) 0.18 %(-54.8 dB)(公称値) – 10 MHz 0.18 %(-54.8 dB)(公称値) 0.18 %(-54.8 dB)(公称値) – 20 MHz 0.18 %(-54.8 dB)(公称値) 0.18 %(-54.8 dB)(公称値)

EVM確度(ダウンリンク、OFDMA)3

EVM範囲:0~ 8 % ±0.3 %(公称値) ±0.3 %(公称値) ±0.3 %(公称値) ±0.3 %(公称値)EVMフロア(アップリンク、SC-FDMA)2

信号帯域幅 – 5 MHz 0.31 %(-50.1 dB)

0.21 %(-53.5 dB)(公称値)0.35 %(-49.1 dB) 0.66 %(-43.6 dB) 0.60 %(-44.4 dB)(公称値)

– 10 MHz 0.32 %(-49.8 dB)0.21 %(-53.5 dB)(公称値)

0.35 %(-49.1 dB) 0.66 %(-43.6 dB) 0.61 %(-44.2 dB)(公称値)

– 20 MHz 0.35 %(-49.1 dB)0.22 %(-53.2 dB)(公称値)

0.40 %(-47.9 dB) 0.70 %(-43.0 dB) 0.63 %(-44.0 dB)(公称値)

1. 確度仕様はEVMが1 %未満で、基準信号がパワーブーストされていない場合に適用されます。2. シリアル番号の前半部がMY/SG/US5233以降およびMY/SG/US5340以降のMXA/EXA測定器の場合。これらには標準でN9020A-EP2およびN9010A-EP3が付属します。詳細に

ついては、MXAおよびEXAの仕様ガイドのLTEのセクションを参照してください:(www.keysight.co.jp/find/mxa_specifications)、(www.keysight.co.jp/find/exa_specifications)。3. 測定対象のEVMが測定フロアを十分に超えている場合に、確度仕様が適用されます。EVMがフロアを大きく超えていない場合は、フロアに起因するエラーが確度エラーに追加さ

れます。フロアに起因するエラーの計算方法については、仕様ガイドを参照してください。

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主な仕様(続き)

概要 PXA MXA EXA CXA

周波数誤差ロックレンジ ±2.5×サブキャリアー間隔=37.5 kHz(デフォルトのサブキャリアー間隔:15 kHz)(公称値)確度 ±1 Hz+tfa 1(公称値)時間オフセット 2

絶対フレームオフセット確度 ±20 ns ±20 ns ±20 ns ±20 ns

相対フレームオフセット確度 ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値)MIMO RSタイミング確度 ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値) ±5 ns(公称値)

1. tfa=トランスミッター周波数×周波数基準確度。2. 確度仕様はEVMが1 %未満で、基準信号がパワーブーストされていない場合に適用されます。

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ソフトウェアライセンスと構成ライセンスタイプには、以下の2つの種類があります。

– 固定永久ライセンス:

最初にインストールしたXシリーズ シグナル・アナライザ上でアプリケーションを実行できます。

– トランスポータブル永久ライセンス:

最初にインストールしたXシリーズ アナライザ上でアプリケーションを実行できます。さらに、Xシリーズ アナライザ間でライセンス移動が可能です。

詳細については、各製品のウェブページをご覧ください。

LTE/LTE-Advanced FDD測定アプリケーションモデル-オプション 概要 その他の情報

N9080B-1FP/W9080B-1FP LTE FDD測定アプリケーション、固定永久ライセンス

N9080B-1TP/W9080B-1TP LTE FDD測定アプリケーション、トランスポータブル永久ライセンス

N9080B-2FP/W9080B-2FP LTE-Advanced FDD測定アプリケーション、固定永久ライセンス 1FPが必要

N9080B-2TP/W9080B-2TP LTE-Advanced FDD測定アプリケーション、トランスポータブル永久ライセンス 1TPが必要

注記:N9080B/W9080Bアプリケーションを実行するには、Xシリーズ シグナル・アナライザにWindows 7オペレーティングシステムがインストールされている必要があります。詳細については、ハードウェア構成を参照してください。

LTE/LTE-Advanced TDD測定アプリケーションモデル-オプション 概要 その他の情報

N9082B-1FP/W9082B-1FP LTE TDD測定アプリケーション、固定永久ライセンス

N9082B-1TP/W9082B-1TP LTE TDD測定アプリケーション、トランスポータブル永久ライセンス

N9082B-2FP/W9082B-2FP LTE-Advanced TDD測定アプリケーション、固定永久ライセンス 1FPが必要

N9082B-2TP/W9082B-2TP LTE-Advanced TDD測定アプリケーション、トランスポータブル永久ライセンス 1TPが必要

注記:N9082B/W9082Bアプリケーションを実行するには、Xシリーズ シグナル・アナライザにWindows 7オペレーティングシステムがインストールされている必要があります。詳細については、ハードウェア構成を参照してください。

アップグレードが可能購入後にオプションを追加できます。

Xシリーズ アプリケーションのオプションはすべて、ライセンスキーによるアップグレードが可能です。

Xシリーズ 測定アプリケーション ソフトウェアアップデート

マイナー機能拡張アップデート固定永久ライセンスを購入すれば既存のN/W9080BまたはN/W9082Bソフトウェアを最新の機能にアップデートできます。詳細は以下のウェブページを参照してください。

www.keysight.co.jp/find/N9080B-MEUwww.keysight.co.jp/find/W9080B-MEUwww.keysight.co.jp/find/N9082B-MEUwww.keysight.co.jp/find/W9082B-MEU

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ハードウェア構成

N9030A PXAシグナル・アナライザ概要 モデル-オプション その他の情報3.6/8.4/13.6/26.5/43/44/50 GHzの周波数レンジ N9030A-503、-508、-513、-526、

-543、-544、-550必ず1つを選択

オペレーティングシステム、Windows Embedded Standard 7

N9030A-W7X 必須。新しい測定器には標準で付属

アナログベースバンドIQ(BBIQ)入力 N9030A-BBA アナログベースバンド測定に必要25/40/85/160 MHzの解析帯域幅 N9030A-B25、-B40、-B85、-B1X 脚注1を参照精密周波数基準 N9030A-PFR 推奨電子式アッテネータ(3.6 GHz) N9030A-EA3 推奨3.6/8.4/13.6/26.5/43/44/50 GHzのプリアンプ N9030A-P03、-P08、-P13、-P26、

-P43、-P44、-P501つ推奨

N9020A MXAシグナル・アナライザ概要 モデル-オプション その他の情報3.6/8.4/13.6/26.5 GHzの周波数レンジ N9020A-503、-508、-513、-526 必ず1つを選択オペレーティングシステム、Windows Embedded Standard 7

N9020A-W7X 必須。新しい測定器には標準で付属

アナログベースバンドIQ(BBIQ)入力 N9020A-BBA アナログベースバンド測定に必要25/40/85/125/160 MHzの解析帯域幅 N9020A-B25、-B40、-B85、-B1A、

-B1X脚注1を参照

精密周波数基準 N9020A-PFR 推奨電子式アッテネータ(3.6 GHz) N9020A-EA3 推奨3.6/8.4/13.6/26.5 GHzのプリアンプ N9020A-P03、-P08、-P13、-P26 1つ推奨

N9010A EXAシグナル・アナライザ概要 モデル-オプション その他の情報3.6/7.0/13.6/26.5/32/44 GHzの周波数レンジ N9010A-503、-507、-513、-526、

-532、-544必ず1つを選択

オペレーティングシステム、Windows Embedded Standard 7

N9010A-W7X 必須。新しい測定器には標準で付属

25/40 MHzの解析帯域幅 N9010A-B25、B40 脚注1を参照精密周波数基準 N9010A-PFR 推奨電子式アッテネータ(3.6 GHz) N9010A-EA3 推奨3.6/7.0/13.6/26.5/32/44 GHzのプリアンプ N9010A-P03、-P07、-P13、-P26、

-P32、-P441つ推奨

N9000A CXAシグナル・アナライザ概要 モデル-オプション その他の情報3/7.5/13.6/26.5 GHzの周波数レンジ N9000A-503、-507、-513、-526 必ず1つを選択オペレーティングシステム、Windows Embedded Standard 7

N9000A-W7S 必須。標準で付属

25 MHzの解析帯域幅 N9000A-B25 10 MHz(標準)。脚注1を参照精密周波数基準 N9000A-PFR 推奨高分解能ステップアッテネータ N9000A-FSA 推奨3/7.5/13.6/26.5 GHzのプリアンプ N9000A-P03、-P07、-P13、-P26 1つ推奨

1. 必ず1つを選択。LTE-Advanced復調機能の同時収集モードでは複数のコンポーネントキャリアーを同時に捕捉できますが、これには結合された搬送波の合計より大きい解析帯域幅が必要です。シーケンシャル・キャプチャー・モードを使用すれば25 MHzの帯域幅で各搬送波をシーケンシャルに捕捉した後で一度にすべてを表示することができます。アグリゲーションの帯域幅をフルにカバーする広い帯域幅が必要な測定は、LTE-Advanced TDD送信オン/オフ・パワー測定のみです。

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その他の情報

カタログ

『3GPP Long Term Evolution:システムの概要、製品開発、テスト上の問題』、Application Note、カタログ番号5989-8139JAJP

『LTE-Advancedの概要』、Application Note、カタログ番号5990-6706JAJP

『LTEコンポーネントのスティミュラス-レスポンステスト』、Application Note、カタログ番号5990-5149JAJP

『LTE規格に準拠したトランスミッターのACLR測定』、Application Note、カタログ番号5990-

5089JAJP

『E-UTRA基地局の送信オン/オフ電力測定』、Application Note、カタログ番号5990-5989JAJP

ウェブサイト

測定ガイド、ユーザーズガイド、プログラミングガイドについては、製品のウェブページの各技術資料ライブラリをご覧ください。

N9080B: www.keysight.co.jp/find/N9080BW9080B: www.keysight.co.jp/find/W9080BN9082B: www.keysight.co.jp/find/N9082BW9082B: www.keysight.co.jp/find/W9082B

アプリケーションページ:www.keysight.co.jp/find/ltewww.keysight.co.jp/find/lteadvanced

18 | Keysight | LTE/LTE-Advanced FDD/TDD Xシリーズ 測定アプリケーション - Technical Overview

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myKeysight

www.keysight.co.jp/find/mykeysightご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。

www.keysight.com/go/quality

Keysight Electronic Measurement GroupDEKRA Certified ISO 9001:2008 Quality Management System

契約販売店

www.keysight.co.jp/find/channelpartnersキーサイト契約販売店からもご購入頂けます。お気軽にお問い合わせください。

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本社〒192-8550 東京都八王子市高倉町9-1

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