2014年6月 ITU-R WP1B 会合報告書(案)① SRD UWB ワークショップ 2014 年 1 月に開催されたCRS ワークショップに続き、本会合の初日にSRD UWB に関するワ
iron maiden cs4 · 2012. 11. 2. ·...
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8500万枚を超えるアルバム・セールス、2000回を超えるライヴ・
パフォーマンス、フロアを敷き詰めるたくさんのオーディエンス、重
厚なスタジオ・アルバム15枚と、活動開始から30年以上の間、唯一
無二の世界最高のへヴィ・メタル・バンドとして第一線で活躍し続け
るIRON MAIDEN。彼らが2012年10月からピクチャー・ディスク
のアナログ盤を限定生産で随時リリースする。これらのアナログ盤は
現在行われてる、1980年代、特に『Seventh Son Of A Seventh
Son』のアルバムに焦点をあてた80年代中心の曲で構成された
“Maiden England World Tour”を記念して企画されたものだ。
1980年代にリリースされたIRON MAIDENの初期の8作が、オリ
ジナルのマスター・テープからカットされたヘビー・ウェイトのアナロ
グ盤で、内袋にはゲートフォールドのスリーヴに印刷されるなどの豪
華仕様になっている。リリースはオリジナル・アルバムのリリース順
通り。海外のリリース・スケジュールは、10月15日に『Iron
Maiden』と『Killers』、11月に『The Number Of The Beast』
と『Piece Of Mind』、2013年1月に『Powerslave』と2枚組の
『Live After Death』、2月には最後の2タイトル『Somewhere
In Time』と『Seventh Son Of A Seventh Son』とのこと。日本
盤は11月21日に最初4枚、2013年2月末に次の4枚をそれぞれリ
リース予定だ。
リーダーであるベーシストのSteve Harrisが1970年代半ばに
IRON MAIDENを結成。メタルというジャンルが創成した当時から
そのスタイルを貫き通し、1980年に歴史的名盤であるデビュー・ア
ルバム『Iron Maiden』をリリース。NWOBHM(ニュー・ウェイ
ヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)の立役者としてシーン
に君臨する。1981年に2ndアルバム『Killers』をリリース後、
当時ヴォーカルを務めていたPaul Di'Annoが脱退。当時同じく
NWOBHMの代表格であったSAMSONでヴォーカルを務める
Bruce DickinsonをSteveが勧誘し、彼はIRON MAIDENに加
であろう。オーディエンスは10代、20代の若者から、リアルタイムで
バンドを追い続けているであろうメンバーと同世代、それ以上の年齢
の人々まで、非常に幅広い。開場前から高まる熱気や画面の外まで
汗が飛んできそうなほどの熱狂をリアルに感じられる映像と音は鳥
肌モノだ。今年はバンドだけではなくメンバー個々の活動も盛ん
で、AdrianはSIKTHで活躍していたMikeeと共に新プロジェク
トPRIMAL ROCK REBELLIONを始動させ、Steveは9月に初の
ソロ・アルバム『British Lion』をリリースしている。バンド活動と
並行してサイド・プロジェクトが有意義なものになっているのは、バ
ンドが良好という証と言っていいだろう。
今もなお世界中で衰えることを知らない彼らの人気とパワー。この結
果はデビューから30年以上もの間、彼らが自らの芯を曲げることなく
音楽性を研ぎ澄まし続けたからに他ならない。メタル・サウンドに
溶けるプログレッシヴな要素、豪快なギター・リフ、安定感とス
ケールのあるリズム隊、ドラマティックかつ強靭なヴォーカル。アル
バム・ジャケットやTシャツに必ず登場するバンドのマスコット“エ
ディ”は、時代に合わせて姿を変えるも、絶えずファンから愛され続
けている。バンドにとっての1980年代はまさしく、活動と音楽性の
礎だ。“Maiden England World Tour”はそれを体現し、同時に
これからのIRON MAIDENを感じることができるツアーとなったに
違いない。
ピクチャー・ディスク、ゲート・フォールドと見た目もとても華やかな
豪華アナログ盤。針を落とすのは少々気が引けるが、聴いて楽しむも
よし、見て楽しむもよし。音源を持っている人もそうでない人も、バン
ドの培った30年以上もの歴史を祝福するアイテムとして、手元に置
いておくのはいかがだろうか。(沖 さやこ)
入することとなる。そして1982年に3rdアルバム『The Number
Of The Beast』をリリース。Bruceの声域の広さは、IRON
MAIDENの音楽のスケールをより拡大させ、バンドとしての地位を
不動のものとする。彼の加入によりネクスト・フェーズへと突入した
バンドの人気はイギリスだけではなく、瞬く間に世界中にその名を轟
かせることとなった。
バンドはその後1983年に4thアルバム『Piece Of Mind』、1984年
に5thアルバム『Powerslave』、1985年に2枚組のライヴ・アルバム
『Live After Death』、1986年に6thアルバム『Somewhere In
Time』、1988年に7thアルバム『Seventh Son Of A Seventh
Son』をリリース。バンドは80年代だけで7枚の新作アルバムに7度
の世界ツアー、レコーディングに国内ツアーにと休みなく明け暮れ
た。“地球上で最もハードにツアーするバンド”という評判を確かな
ものとする。
1980年代での怒涛のリリースはバンドだけではなく、メタル・シー
ンの勢いを物語っていると言っても良いだろう。1970年代後半に台
頭してきたHR/HMシーンはその10年間常に輝き続けていた。だが
1990年代はHR/HMシーンの人気は停滞。IRON MAIDENも音楽
性の違いからBruceやAdrian Smith(Gt)が脱退するなど、苦しい
時期が続いた。だがバンドはその苦難を乗り越え、BruceとAdrian
もバンドへ再加入し、自らの音楽性を追求してゆく。
2010年に発表した15作目のスタジオ・アルバム『The Final
Frontier』は世界28ヵ国でチャート1位を獲得し、アメリカでは彼
らにとっての最高位となる4位を飾るなど、チャート上ではIRON
MAIDEN史上最大の成功作となった。同作に収録されている「El
Dorado」でアメリカのグラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンス部
門初受賞も果たしている。ワールド・ツアーは依然、5万人規模のス
タジアム・ライヴのチケットが即完という大盛況ぶり。同アルバムを
引っ提げて開催された“The Final Frontier World Tour”では
全世界のオーディエンスを熱狂の渦へ巻き込んだ。その様子はチリ・
サンディアゴ国立スタジアムのライヴを完全収録した『EN VIVO!
~The Final Frontier Live~』を見て頂ければお分かりになる
メタル・シーンの帝王IRON MAIDENバンド初期である1980年代の8作品を豪華仕様のアナログ盤で限定リリース!
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IRON MAIDEN【ピクチャー・ディスク・アナログ盤】
『Iron Maiden』(1980)『Killers』(1981)
『The Number Of The Beast』(1982)『Piece Of Mind』(1983)
2012年11月21日リリース
各\3,800(税込)
『Powerslave』(1984)『Live After Death』(1985)
『Somewhere In Time』(1986)『Seventh Son Of A Seventh Son』(1988)
2013年2月末リリース予定
[EMI MUSIC JAPAN]