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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント 【主な学習内容】 ◎be動詞(am / are)を使う文→主語の違いによるbe動詞(am / are)の使い分けを身につける。 ◎冠詞(a / an)の用法と前置詞(from)を含むbe動詞の文→名詞の分類を導入して冠詞(a / an)の用法を身につける。 学習内容 補足・留意事項など 1 be動詞(am / are)を使う文 1 I am ~ . の文, 2 You are ~ . の文】 ☆ 英文の基本構造→A X B . ( Xは述語動詞,英文は 1 文 1 動詞が原則で省略不可能) ① Xが be 動詞のとき… A は B です。(A=B) ② Xが一般動詞のとき… A は B を~する。(A→B)≪8 課以降で学習≫ ☆ 述語動詞が be 動詞の① Aが「I」(私)のとき…Xのbe動詞は「am」になる。 ② Aが「You」(あなた)のとき…Xのbe動詞は「are」になる。 ☆ 主語が「I」の be動詞の文→「I am ~.」…「私は~です。」 ・私は真理です。→ I am Mari. ・私はトムです。→ I am Tom. ☆ 主語が「You」の be動詞の文→「You are ~.」…「あなたは~です。」 ・あなたはアンです。→ You are Ann. ・あなたは恵子です。→ You are Keiko. 注意 英文のルール ① すべての文の最初の文字は大文字にする。 ② ふつうの文の最後にはピリオド(.)をつける。 ③ 文中でも人名や地名の最初の文字と「I」は大文字にする ◉短縮形は 1 語扱い! ・I am Tom. = I’m Tom. ・You are Keiko. = You’re Keiko ◉敬称の使い方 ① Mr. …男 性 の 姓・ 姓 名 の 前 につける。 ② Ms. …女 性 の 姓・ 姓 名 の 前 につける。 ③ Mrs. …結婚している女性の 姓・姓名の前につけ る。 ④ Miss. …結婚していない女性 の姓・姓名の前につ ける。 2 冠詞(a / an)について 3 aと an】 ☆ 名詞の分類→数えられる名詞(可算名詞)・数えられない名詞(不可算名詞) ① 数えられる名詞…形のあるもの・固定的なもの(人に関する言葉・単位性のある物体) 具体例→ boy (少年)・girl (少女)・teacher (先生)・student (生徒)・egg (卵)・apple (りんご)・ table (テーブル)など ② 数えられない名詞…形のないもの・変動的なもの(原材料としての物質・概念的な言葉) 具体例→ milk(牛乳)・water (水)・sand(砂)・paper (紙)・bread(パン)・kindness (親切)・ friendship (友情)など ☆ 冠詞(a / an)の意味…「1つの」という意味で,日本語には訳さないことが多い。 ☆ 数えられる名詞の場合→名詞の直前に冠詞(a / an)をつける。 数えられない名詞の場合→名詞の直前に冠詞(a / an)はつけない。 ・私は学生です。→ I am a student. ・あなたは英語の先生です。→ You are an English teacher. 注意 冠詞(a / an)の使い分け ① 次にくる語が母音ではないとき→ a boy / a table / a Japanese (日本人) ② 次にくる語が母音のとき→an egg / an apple / an American(アメリカ人) ※母音…ア・イ・ウ・エ・オに似た音 ◉固有名詞に冠詞は不要! 1 つだけしか存在しないものに 「1 つの」はいらない。 固有名詞=人名や地名など →(×) a Jack (×) a Japan(日本) 3 前置詞(from)について 4 from +地名】 < from+地名>=「~出身の」(be動詞の直後に続ける形で) ・私は北海道出身です。→ I am from Hokkaido. ・あなたはカナダ出身です。→ You are from Canada. ◆指導ページ P.12 ~ 15 ◆   I am ~ . / You are ~ . 1

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎ be 動詞(am / are)を使う文→主語の違いによる be 動詞(am / are)の使い分けを身につける。◎冠詞(a / an)の用法と前置詞(from)を含む be 動詞の文→名詞の分類を導入して冠詞(a / an)の用法を身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 be 動詞(am / are)を使う文 【 1 I am ~ . の文, 2 You are ~ . の文】

☆ 英文の基本構造→A X B .( Xは述語動詞,英文は 1 文 1 動詞が原則で省略不可能)

① Xが be 動詞のとき… A は B です。(A = B)

② Xが一般動詞のとき… A は B を~する。(A → B)≪ 8 課以降で学習≫

☆ 述語動詞が be 動詞の文

① Aが「I」(私)のとき…Xの be 動詞は「am」になる。

② Aが「You」(あなた)のとき…Xの be 動詞は「are」になる。

☆ 主語が「I」の be 動詞の文→「I am ~ .」…「私は~です。」

 ・私は真理です。→ I am Mari.

 ・私はトムです。→ I am Tom.

☆ 主語が「You」の be 動詞の文→「You are ~ .」…「あなたは~です。」

 ・あなたはアンです。→ You are Ann.

 ・あなたは恵子です。→ You are Keiko.

注意  英文のルール

① すべての文の最初の文字は大文字にする。

② ふつうの文の最後にはピリオド( . )をつける。

③ 文中でも人名や地名の最初の文字と「I」は大文字にする

◉短縮形は 1 語扱い!

・I am Tom. = I’m Tom.

・You are Keiko. = You’re Keiko

◉敬称の使い方

① Mr. … 男性の姓・姓名の前

につける。

② Ms. … 女性の姓・姓名の前

につける。

③ Mrs. … 結婚している女性の

姓・姓名の前につけ

る。

④ Miss. … 結婚していない女性

の姓・姓名の前につ

ける。

2 冠詞(a / an)について 【 3 aと an】

☆ 名詞の分類→数えられる名詞(可算名詞)・数えられない名詞(不可算名詞)

① 数えられる名詞…形のあるもの・固定的なもの(人に関する言葉・単位性のある物体)

  具体例→ boy(少年)・girl(少女)・teacher(先生)・student(生徒)・egg(卵)・apple(りんご)・

table(テーブル)など

② 数えられない名詞…形のないもの・変動的なもの(原材料としての物質・概念的な言葉)

  具体例→ milk(牛乳)・water(水)・sand(砂)・paper(紙)・bread(パン)・kindness(親切)・

friendship(友情)など

☆ 冠詞(a / an)の意味…「1 つの」という意味で,日本語には訳さないことが多い。

☆ 数えられる名詞の場合→名詞の直前に冠詞(a / an)をつける。

  数えられない名詞の場合→名詞の直前に冠詞(a / an)はつけない。

 ・私は学生です。→ I am a student.

 ・あなたは英語の先生です。→ You are an English teacher.

注意  冠詞(a / an)の使い分け

① 次にくる語が母音ではないとき→ a boy / a table / a Japanese(日本人)

② 次にくる語が母音のとき→ an egg / an apple / an American(アメリカ人)

 ※母音…ア・イ・ウ・エ・オに似た音

◉固有名詞に冠詞は不要!

  1 つだけしか存在しないものに

「1 つの」はいらない。

固有名詞=人名や地名など

→(×)a Jack

 (×)a Japan(日本)

3 前置詞(from)について 【 4 from +地名】

☆ < from +地名>=「~出身の」(be 動詞の直後に続ける形で)

 ・私は北海道出身です。→ I am from Hokkaido.

 ・あなたはカナダ出身です。→ You are from Canada.

◆指導ページ P.12 ~ 15 ◆  

I am ~ . / You are ~ .1

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎文の種類[意味上の分類]→文の種類という全体の中での否定文と疑問文の位置を身につける。◎ be 動詞を使う文の否定文と疑問文→今後の学習の流れを見通し,be 動詞の文という位置づけで一般化した説明で身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 文の種類 [ 意味上の分類 ]

☆ 文の種類[意味上の分類]…感嘆文をのぞく,すべての文に肯定形と否定形がある。

① 平叙文…事実をそのまま述べるふつうの文。いわゆる肯定文と否定文のことである。

② 疑問文…ものごとを尋ねる文。文末に疑問符( ? )がつく。否定疑問文も存在する。

③ 命令文…命令や依頼を表現する文。主語は省略。否定形は禁止の意味で用いられる。

④ 感嘆文…驚きなどの感情を表現する文。文末に感嘆符( ! )がつく。否定形はない。

2 be 動詞を使う文の否定文 【 1 I am ~ . の否定文, 2 You are ~ . の否定文】

☆ 述語動詞が be 動詞の否定文の作り方→ be 動詞の直後に「not」を入れる。

① 主語が「I」(私)のとき→ I am not ~ .(私は~ではありません。)

② 主語が「You」(あなた)のとき→ You are not ~ .(あなたは~ではありません。)

 ・私は先生です。→ I am a teacher.

 ・私は先生ではありません。→ I am not a teacher.

 ・あなたは京都出身です。→ You are from Kyoto.

 ・あなたは京都出身ではありません。→ You are not from Kyoto.

◉短縮形を使う(その壱)

① am not →存在せず

 (amn’t にはならない)

② are not → aren’t(1 語扱い)

 You aren’t from Kyoto.

◉短縮形を使う(その弐)

① I am → I’m(1 語扱い)

 I’m not a teacher.

② You are → You’re(1 語扱い)

 You’re not from Kyoto.

3 be 動詞を使う文の疑問文 【 3 You are ~ . の疑問文】

☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の作り方→ be 動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。

※ 主語が「you」(あなた)のとき→ Are you ~ ?(あなたは~ですか。)

 ・あなたは英語の先生です。→ You are an English teacher.

 ・あなたは英語の先生ですか。→ Are you an English teacher?

☆ 主語が「you」の be 動詞の疑問文の答え方→主語は「I」にして,be 動詞も am にする。

 ・はい,そうです。→ Yes, I am.(この I am は短縮形にできない。)

 ・いいえ,違います。→ No, I am not.(この I am は短縮形にできる。)

注意  文の符号を忘れずに!

① 疑問文の文末には,疑問符( ? )をつける。

② 答え方の Yes / No の直後には,コンマ( , )をつける。

注意  文の読み方

※ 疑問文は,文の最後を上げ調子に読む。

◆指導ページ P.16 ~ 19 ◆  

I am[You are]~ . の否定文・疑問文2

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎ be 動詞(is)を使う文→主語の違いによる be 動詞(am / are / is)の使い分けを身につける。◎限定詞の用法→代名詞の所有格や固有名詞の所有格の使い方を身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 be 動詞(is)を使う文 【 1 This is ~ . の文, 2 That is ~ . の文】

☆ 述語動詞が be 動詞の文

※ [ 復習 ] 主語が「I」の be 動詞の文→「I am ~ .」…「私は~です。」

※ [ 復習 ] 主語が「You」の be 動詞の文→「You are ~ .」…「あなたは~です。」

① 主語が「This」の be 動詞の文→「This is ~ .」…「これは~です。」「こちらは~です。」

  用法…近くにある「1 つのもの」や近くにいる「1 人の人」を,指し示すときなどに使う。

② 主語が「That」の be 動詞の文→「That is ~ .」…「あれは~です。」「あちらは~です。」

  用法…離れたところにある「1 つのもの(1 人の人)」を,指し示すときなどに使う。

※ be 動詞…原形は「be」,現在形は「am / are / is」,意味は「イコール」「存在する」。

 ・これはりんごです。→ This is an apple.

 ・これはアメリカです。→ This is America.

 ・こちらがスミスさんです。→ This is Ms.Smith.

 ・あれは卵です。→ That is an egg.

 ・あれはお茶です。→ That is tea.

 ・あちらがブラウンさんです。→ That is Mr.Brown

注意  名詞の直前に着目!

① 母音で始まる名詞→「an」を使う

② 数えられない名詞→「a / an」はつかない

③ 人名や地名などの固有名詞→「a / an」はつかない

◉短縮形は 1 語扱い!

That is a desk. = That’s a desk.

 (※ This is の短縮形はない)

2 限定詞の用法 【 3 my +名詞・your +名詞・人名+ ’s(アポストロフィ・エス)】

☆ 限定詞…名詞を修飾する語で,1 つの名詞に対して 1 つしか使われない。

① 冠詞…「1 つの」を意味する「a / an」・「その」を意味する「the」

② 指示限定詞…「この」を意味する「this」・「あの」を意味する「that」

③ 所有限定詞…所有者を表し,代名詞の所有格・固有名詞の所有格などを使う。

※ 代名詞の所有格…「私の」を意味する「my」・「あなたの」を意味する「your」など

※ 固有名詞の所有格…「(人名)の」は,人名に(’s)[アポストロフィ・エス]をつける。

  具体例→「トムの」=「Tom’s」 「ボブの」=「Bob’s」

④ ①~③以外の限定詞…疑問限定詞・否定限定詞・数量詞

 ・これは私の本です。→ This is my book.

 ・あれはあなたの宿題です。→ That is your homework.

 ・これは恵子のノートです。→ This is Keiko’s notebook.

 ・あれは私の母のかばんです。→ That is my mother’s bag.

◉ 固有名詞のほかに,人や人の所

属を表す普通名詞に(’s)をつけて

所有者を表すことがある。

 →「私の兄の車」

 =「my brother’s car」

◆指導ページ P.20 ~ 23 ◆  

This[That] is ~ .3

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎主語が「This / That」の be 動詞を使う文の否定文と疑問文→ be 動詞の文の共通性と「This / That」が主語である文の特殊性を身につける。◎「It is ~ .」の文・「too」・呼びかけの語の使い方→どんなときに使うのかという使い方と表記法を中心に習得させる。

学習内容 補足・留意事項など

1 主語が「This / That」の be 動詞を使う文の否定文 【 1 This[That] is ~ . の否定文】

☆述語動詞が be 動詞の否定文の作り方→ be 動詞の直後に「not」を入れる。

※ [復習]主語が「I」のとき→ I am not ~ .(私は~ではありません。)※ [復習]主語が「You」のとき→ You are not ~ .(あなたは~ではありません。)① 主語が「This」のとき→ This is not ~ .(これは~ではありません。)② 主語が「That」のとき→ That is not ~ .(あれは~ではありません。) ・これはギターではありません。→ This is not a guitar. ・あれはトムの自転車ではありません。→ That is not Tom’s bike.

◉短縮形を使う

① is not → isn’t(1 語扱い) That isn’t Tom’s bike.② That is → That’s(1 語扱い) That’s not Tom’s bike.

2 主語が「This / That」の be 動詞を使う文の疑問文 【 2 This[That] is ~ . の疑問文】

☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の作り方→ be 動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。

※ [復習]主語が「you」のとき→ Are you ~ ?(あなたは~ですか。)① 主語が「this」のとき→ Is this ~ ?(これは~ですか。)② 主語が「that」のとき→ Is that ~ ?(あれは~ですか。) ・これはあなたの猫ですか。→ Is this your cat? ・あれは私のケーキですか。→ Is that my cake?☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の答え方

※ [復習]主語が「you」のとき→主語は「I」にして,be 動詞も am にする。※ 主語が「this / that」のとき→主語は「it」にして,be 動詞も is にする。 ・はい,そうです。→ Yes, it is.(この it is は短縮形にできない。) ・いいえ,違います。→ No, it is not.             No, it’s not.(it is を短縮形にしたとき)             No, it isn’t.(is not を短縮形にしたとき)

◉文の読み方[復習]

  疑問文は,文の最後を上げ調子に読む。

3 It is ~ . の文の使い方 【 1 This[That] is ~ . の否定文】

☆ 「It is ~ .」の文の使い方…「It」は「それ」を意味する。

① 主語が「This / That」の be 動詞を使う文の否定文に続けて,説明を加えるとき ・これは鉛筆ではありません。それはペンです。  → This isn’t a pencil. It is a pen.② 主語が「This / That」の be 動詞を使う文の疑問文に答えた後に,説明を加えるとき ・あれはあなたのカメラですか。いいえ,違います。それは私の姉のカメラです。  → Is that your camera? No, it isn’t. It is my sister’s camera.

4 too の使い方 【 3 too の使い方・呼びかけの語】

☆ 「too」の使い方…「too」は「~も(また)」を意味する。

※ 文末に置き,直前にコンマ( , )を入れる。… Is this your computer, too?

5 呼びかけの語 【 3 too の使い方・呼びかけの語】

☆ 呼びかけの語の使い方→話しかける相手をはっきりさせたいとき

① 文頭の場合…ジム,あれがあなたの机ですか。→ Jim, is that your desk? ② 文末の場合…ジム,あれがあなたの机ですか。→ Is that your desk, Jim?

◉ 文頭なら語の直後に,文末なら

語の直前にコンマ( , )を入れる。

◆指導ページ P.24 ~ 27 ◆  

This[That] is ~ . の否定文・疑問文4

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎ What を使う be 動詞の疑問詞疑問文→今後の学習の流れも見通して,疑問詞の文頭への倒置を身につける。◎ or を使う be 動詞の疑問文(選択疑問文)→作り方や答え方に加え,独特な文の読み方まで習得させる。

学習内容 補足・留意事項など

1 What を使う be 動詞の疑問詞疑問文 【 1 What is ~ ? の文】

☆ 述語動詞が be 動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(be 動詞の Yes / No 疑問文)?

 ・これは机ですか。→ Is this a desk?(be 動詞の Yes / No 疑問文)

 ・これは何ですか。→(×)Is this what?(疑問詞は文頭倒置しなければならないので×)

          →(○)What is this?(be 動詞の疑問詞疑問文)

☆ 疑問詞疑問文の答え方→ Yes / No を使わず,具体的なものを答える。

※ 疑問文の主語が「this / that」のとき→主語が「It」の be 動詞を使う文で答える。

 ・あれは何ですか。→ What is that?

 ・それはりんごです。→ It is an apple.

注意  文の読み方

※ 疑問詞疑問文は,文の最後を下げ調子に読む。

◉短縮形を使う

What is = What’s(1 語扱い)

2 or を使う be 動詞の疑問文 【 2 or の疑問文】

☆ or を使う be 動詞の疑問文(選択疑問文)の作り方→選択させる両者の間に or を入れる。

 ・あなたは先生ですか。→ Are you a teacher?

 ・はい,そうです。/いいえ,違います。→ Yes, I am. / No, I’m not.

 ・あなたは先生ですか,それとも医者ですか。→ Are you a teacher or a doctor?

 ・私は医者です。→ I am a doctor.

 ・あれはあなたの本ですか,それとも私の本ですか。→ Is that your book or my book?

 ・それは私の本ではありません。→ It isn’t my book.

☆ A or Bの疑問文(選択疑問文)の答え方→ Yes / No を使わず,AかBかを答える。

注意  文の読み方

※ A or Bの疑問文は,or の前の語を上げ調子に,or の後の語を下げ調子に読む。

注意  数えられる名詞か数えられない名詞か

※ 選択させる両方の名詞が,数えられる名詞で a / an をつける必要があるかどうかを確認する。

◆指導ページ P.28 ~ 31 ◆  

What is ~ ? / or の疑問文5

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎主語が「he / she」で述語動詞が be 動詞の肯定文→ be 動詞の文としての共通性と代名詞「he / she」の役割を身につける。◎主語が「he / she」で述語動詞が be 動詞の否定文と疑問文→ be 動詞の文としての共通性と答えるときの代名詞に注意させる。

学習内容 補足・留意事項など

1 主語が「he / she」で述語動詞が be 動詞の肯定文 【 1 He[She] is ~ . の文】

☆ 述語動詞が be 動詞の文

  →現在時制で「I / You」以外の単数主語の場合… be 動詞はすべて「is」

※ [復習]主語が「I」の be 動詞の文→「I am ~ .」…「私は~です。」※ [復習]主語が「You」の be 動詞の文→「You are ~ .」…「あなたは~です。」※ [復習]主語が「This」の be 動詞の文→「This is ~ .」…「これは~です。」※ [復習]主語が「That」の be 動詞の文→「That is ~ .」…「あれは~です。」※ [復習]主語が「It」の be 動詞の文→「It is ~ .」…「それは~です。」① 主語が「He」の be 動詞の文→「He is ~ .」…「彼は~です。」② 主語が「She」の be 動詞の文→「She is ~ .」…「彼女は~です。」☆ 代名詞「he / she」の用法…人を表す名詞の代わりに使われる。

① Tom / Jim / Bob / father / brother / boy / man / Mr. Smith など→「he」② Mary / Kate / Nancy / mother / sister / girl / woman / Ms. Green など→「she」 ・あちらはメアリーです。→ That is Mary. ・彼女は私の妹です。→ She is my sister. ・トムはあなたの友人です。→ Tom is your friend. ・私の名前はナンシーです。→ My name is Nancy.

◉短縮形を使う

① he is = he’s② she is = she’s

2 主語が「he / she」で述語動詞が be 動詞の否定文 【 2 He[She] is ~ . の否定文】

☆ 述語動詞が be 動詞の否定文の作り方→ be 動詞の直後に「not」を入れる。[復習]

※ [復習]主語が「I」のとき→ I am not ~ .(私は~ではありません。)※ [復習]主語が「You」のとき→ You are not ~ .(あなたは~ではありません。)① 主語が「He」の be 動詞の文→ He is not ~ .(彼は~ではありません。)② 主語が「She」の be 動詞の文→ She is not ~ .(彼女は~ではありません。)※ 否定文の 3 通りの表し方

・彼女は歌手ではありません。→ She is not a singer.              → She isn’t a singer.              → She’s not a singer.

3 主語が「he / she」で述語動詞が be 動詞の疑問文 【 3 He[She] is ~ . の疑問文】

☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の作り方→ be 動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。

※ [復習]主語が「you」のとき→ Are you ~ ?(あなたは~ですか。)① 主語が「he」の be 動詞の文→ Is he ~ ?(彼は~ですか。)② 主語が「she」の be 動詞の文→ Is she ~ ?(彼女は~ですか。) ・彼はジムのお父さんですか。→ Is he Jim’s father? ・彼女は英語の先生ですか。→ Is she an English teacher?☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の答え方

※ [復習]主語が「you」のとき→主語は「I」にして,be 動詞も am にする。① 主語が「he」や「男性」のとき→主語も「he」にして,be 動詞も is にする。② 主語が「she」や「女性」のとき→主語も「she」にして,be 動詞も is にする。 ・はい,そうです。→ Yes, he is. ・いいえ,違います。→ No, he is not. / No, he isn’t. / No, he’s not.

注意  文の読み方[復習]

※ 疑問文は,文の最後を上げ調子に読む。

◆指導ページ P.34 ~ 37 ◆  

He[She] is ~ .6

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発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎ Who を使う be 動詞の疑問詞疑問文→今後の学習の流れも見通して,疑問詞の文頭への倒置を身につける。◎限定詞「this / that」による名詞句の形成→限定詞は 1 つの名詞に対して 1 つであることを身につける。

◆指導ページ P.38 ~ 41 ◆  

Who is ~ ?7

学習内容 補足・留意事項など

1 Who を使う be 動詞の疑問詞疑問文 【 1 Who is ~ ? の文】

☆ 述語動詞が be 動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(be 動詞の Yes / No 疑問文)?

 ・彼はボブですか。→ Is he Bob?(be 動詞の Yes / No 疑問文)

 ・彼は誰ですか。→(×)Is he who?(疑問詞は文頭倒置しなければならないので×)

         →(○)Who is he?(be 動詞の疑問詞疑問文)

☆ 疑問詞「Who」の用法→人の名前・職分・間柄・家族関係をたずねるときに使う。

☆ 疑問詞疑問文の答え方→ Yes / No を使わず,具体的な名前や間柄などを答える。

注意  

※ 写真の中の人物についてたずねられたときなど→人でも「it」で受けて答える。

注意  文の読み方[復習]

※ 疑問詞疑問文は,文の最後を下げ調子に読む。

.

◉短縮形を使う

Who is = Who’s(1 語扱い)

◉ Who are you?(あなたは誰ですか。)… 「お前は誰だ」という感じで相

手に対して失礼。

→ What is your name?

(あなたの名前は何といいますか。)

◉ Who is 人名 ?

 … 「~とは誰ですか」と,その人

がどういう立場の人なのかを

たずねる。

・ナンシーって誰ですか。

 → Who is Nancy? ・私の母の友人です。

 → She is my mother’s friend

2 限定詞「this / that」による名詞句の形成 【 2 this[that]+名詞】

☆限定詞…名詞を修飾する語で,1 つの名詞に対して 1 つしか使われない。[復習]

① 冠詞…「1 つの」を意味する「a / an」・「その」を意味する「the」

② 指示限定詞…「この」を意味する「this」・「あの」を意味する「that」

③ 所有限定詞…所有者を表し,代名詞の所有格・固有名詞の所有格などを使う。

④ ①~③以外の限定詞…疑問限定詞・否定限定詞・数量詞

 ・1 つの卵→ an egg ・1 人の少年→ a boy ・この先生→ this teacher

 ・あの少女→ that girl ・この女性→ this woman ・あの建物→ that building

 ・私の父→ my father ・あなたの学校→ your school

注意  疑問文に対する答え方

 ・あの女性はあなたの母ですか。→ Is that woman your mother?

 ・はい,そうです。/いいえ,違います。→ Yes, she is. / No, she isn’t.

 ・あの男の人は誰ですか。→ Who is that man?

 ・彼は田中さんです。→ He is Mr.Tanaka.

 ・あの少年は誰ですか。→ Who is that boy?

 ・彼はトムの弟のボブです。→ He is Tom’s brother, Bob.

Page 8: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中 1 英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎一般動詞を使う文→述語動詞が一般動詞で,主語が「I / You」の文の作り方を,be 動詞を使う文との差異も明らかにして身につける。◎一般動詞を使う文の否定文と疑問文→述語動詞が一般動詞の文と,これまでの be 動詞を使う文との差異を明らかにして身につける。

◆指導ページ P.44 ~ 49 ◆  

一般動詞⑴8

学習内容 補足・留意事項など

1 主語が「I / You」で述語動詞が一般動詞の肯定文 【 1 一般動詞の働きと用法】

☆ [復習]英文の基本構造→A X B .(Xは述語動詞,1 文 1 動詞が原則で省略不可能)※ AとBとがともに名詞のとき① Xが be 動詞のとき… A は B です。(A =B )[第 2 文型]② Xが一般動詞のとき… A は B を~する。(A → B)[第 3 文型]※ Aが名詞で,Bが副詞句のとき③ Xが be 動詞のとき… A は B にあります。[第 1 文型]④ Xが一般動詞のとき… A は B で~する。[第 1 文型]②の例文 ・私はあの本を読みます。→ I read that book. ・あなたは英語を話します。→ You speak English.④の例文 ・私は横浜に住みます。→ I live in Yokohama. ・あなたは公園で走ります。→ You run in the park.

2 主語が「I / You」で述語動詞が一般動詞の否定文 【 2 一般動詞の否定文】

☆ 述語動詞が一般動詞の否定文の作り方→一般動詞の直前に「do not(don’t)」を入れる。  [ be 動詞のように直後に not を置くのではなく,代動詞 do を出してから not で否定する形を

とる。]・私はこの少女を知りません。→ I don’t know this girl.・あなたはギターをひきません。→ You don’t play the guitar.

3 否定文での「~も」の表し方 【 3 not ~ , either】

☆ 「~も」の表し方① 肯定文…「too」私は(も)りんごも(を)食べます。→ I eat an apple, too.② 否定文…「either」私は(も)りんごも(を)食べません。→ I don’t eat an apple, either.

4 主語が「You」で述語動詞が一般動詞の疑問文 【 4 一般動詞の疑問文】

☆ 述語動詞が一般動詞の Yes / No 疑問文の作り方→代動詞 Do を文頭(主語の直前)に倒置する。

 ・あなたは私の妹が好きですか。→ Do you like my sister? ・はい,好きです。/いいえ,好きではありません。→ Yes, I do. / No, I don’t.

◉ or の疑問文・あなたは野球をしますか,そ

れともサッカーをしますか。―私はサッカーをします。

 → Do you play baseball or soccer?

  ― I play soccer.

5 What を使う一般動詞の疑問詞疑問文 【 5 What で始まる疑問文】

☆ 述語動詞が一般動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(一般動詞の Yes / No 疑問文)? ・あなたは鉛筆を使いますか。→ Do you use a pencil? ・あなたは何を使いますか。→(×)Do you use what?(疑問詞を文頭倒置していないので×) →(○)What do you use?☆ [What +名詞]の使い方→「何の~,どんな~」を意味する。1つの疑問詞として扱う。 ・あなたはどんな食べ物が好きですか。→ What food do you like? ・私はケーキが大好きです。→ I like a cake very much

◉ 一般動詞の do →「する」という

意味で,一般動詞としても使う。

・あなたは毎日公園で何をしま

すか。

 → What do you do in the park

every day?

・私は毎日公園で走ります。

 → I run in the park every day.

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発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎名詞の複数形の作り方→数えられない名詞は複数形にしないので,複数形にするのは数えられる名詞に限られることを身につける。◎名詞の複数形をともなう形容詞の用法→数量を表す形容詞(some / any)の使い方や「How many ~ ?」の疑問文の作り方を身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 名詞の複数形の作り方� 【 1名詞の複数形】

☆ 名詞の複数形…数えられる名詞の表すもの(人)が,2つ(2人)以上あるときの表し方。※ 数えられない名詞(物質名・人名・国名・教科名・スポーツ名など)は,複数形にしない。☆ 複数形の作り方① ふつう(②~⑦以外すべて)→単数形の語尾に s をつける。  具体例… cup → cups dog → dogs rose → roses orange → oranges② 語尾が s, ch, sh, x のとき→単数形の語尾に es をつける。  具体例… bus → buses bench → benches dish → dishes box → boxes③ 語尾が o のとき→単数形の語尾に s をつける場合と es をつける場合がある。  具体例… radio → radios photo → photos tomato → tomatoes potato → potatoes④ 語尾が[子音字+ y]のとき→単数形の語尾の y を i にかえて es をつける。  具体例… baby → babies city → cities story → stories country → countries⑤ 語尾が f, fe のとき→単数形の語尾の f, fe を v にかえて es をつける。  具体例… leaf → leaves life → lives knife → knives wife → wives⑥ 不規則に変化する語  具体例… foot → feet tooth → teeth child → children man → men⑦ 単数形と複数形が同じ形の語  具体例… fish sheep deer Japanese

2 数量を表す形容詞(some�/�any)の使い方� 【 2 some の用法】,【 3 any の用法】

☆ 「some」の使い方→漠然とした数量があることを意味して,ふつう肯定文で使う。① 数えられる名詞をともなう場合…意味は「いくつかの(何人かの)」で,不特定な数を表す。 ・私は何冊かの本が欲しいです。→ I want some books. ・あなたは何匹かの犬を飼っています。→ You have some dogs.② 数えられない名詞をともなう場合…意味は「いくらかの」で,不特定な量を表す。 ・私はいくらかのお金を持っています。→ I have some money. ・あなたはいくらかの水を飲みます。→ You drink some water.☆ 「any」の使い方→疑問文や否定文では,「some」のかわりに「any」を使う。① 疑問文で使う場合…意味は「some」と同じ。 ・あなたは何匹かの犬を飼っていますか。→ Do you have any dogs?(数えられる名詞) ・あなたはいくらかの水を飲みますか。→ Do you drink any water?(数えられない名詞)※(人にものをすすめるときや返事が Yes と予想できるとき)→ Do you drink some water?② 否定文で使う場合…意味は「1 つも(1 人も)~ない」となる。 ・私は本が 1 冊も欲しくありません。→ I don’t want any books. ・私はお金をまったく持っていません。→ I don’t have any money.

◉[no+名詞]…述語動詞は肯定形のままで否

定の意味を表す形→ I have no money.

3 「How�many ~」を使う一般動詞の疑問詞疑問文� 【 4 How�many +名詞の複数形~?の文】

☆ 述語動詞が一般動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(一般動詞のYes�/�No 疑問文)?※ 「How many +(名詞の複数形)」で,数をたずねる。1 単語の疑問詞と同じ扱い。 ・あなたはりんごをいくつ食べますか。→ How many apples do you eat? ・私は 3 つのりんごを食べます。→ I eat three apples.

◉�数量を表す形容詞(many�/�much)の使い分け

 …�意味は「多くの」「たくさんの」である。

・私はたくさんの鉛筆を持っています。

 → I have many pencils. = I have a lot of pencils.・私はたくさんのお金を持って

います。 → I have much money. = I have a lot of money.

◆指導ページ P.50 ~ 55 ◆  

名詞の複数形9

Page 10: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎代名詞の複数形と[A and B]の用法→[A and B]をどの代名詞で置き換えるのかを習得させ,疑問文の受け方との違いも身につける。◎主語が複数で述語動詞が be 動詞/一般動詞の肯定文・否定文・疑問文→述語動詞による文の作り方の違いを復習も兼ねつつ身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 代名詞の複数形� 【 1 We[You,They]�are ~ . の文】

☆ 代名詞とは…人やものなど,ほかの名詞の代わりをする語

① 1 人称(話し手のこと)…[単数]私は→「I」 [複数]私たちは→「we」② 2 人称(聞き手のこと)…[単数]あなたは→「you」 [複数]�あなたたちは→「you」(単複同形)③ 3 人称(以外の第三者)…[単数]彼は→「he」 [複数]彼らは→「they」 [単数]彼女は→「she」 [複数]彼女らは→「they」 [単数]それは→「it」 [複数]それらは→「they」

2 主語が複数で述語動詞が be動詞の文� 【 2 We[You,They]�are ~ . の否定文・疑問文】

☆ 「イコール」を意味する be動詞の文では,be動詞の前後で単数複数を一致させる。 ・私は少年です。→ I am a boy.(I も a boy も両方とも単数である) ・私たちは少年です。→ We are boys.(we も boys も両方とも複数である)※ 主語が代名詞の複数形などの複数を表す語の場合→主語がどの語でも be 動詞は are となる。☆ 述語動詞が be動詞の否定文の作り方→ be動詞の直後に「not」を入れる。 ・私たちは医者ではありません。→ We are not doctors. = We aren’t doctors. ・彼らは大学生ではありません。→ They aren’t college students.☆ 述語動詞が be動詞の疑問文の作り方→ be動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。 ・あなたたちは先生ですか。→ Are you teachers? Yes, we are. / No, we aren’t. ・それらはあなたの犬ですか。→ Are they your dogs? Yes, they are. / No, they aren’t.

◉単複同形 you の判別法  be 動詞 are のあとの名詞が単

数形なら「あなたは」,複数形なら「あなたたちは」となる。

◉短縮形を使う ① we are = we’re ② you are = you’re ③ they are = they’re

3 [A�and�B]の用法� 【 3 A�and�B�are ~ . の文】

☆ [A�and�B]…語と語をつなぐ場合の and を用いた表し方 ・トムとジムは私の兄弟です。→ Tom and Jim are my brothers. ・メアリーとアンは毎日テニスをします。→ Mary and Ann play tennis every day.

注意  [A�and�B]の並べ方① 2 人称を含む場合→ A の位置に 2 人称…あなたとボブ= you and Bob② 1 人称を含む場合→ B の位置に 1 人称…ナンシーと私= Nancy and I注意  [A�and�B]の並べ方

① [ 3 人称+ 1 人称][ 2 人称+ 1 人称]→「we」  ② [ 2 人称+ 3 人称]→「you」③ [ 3 人称+ 3 人称]→「they」注意  [A�and�B]を含む疑問文の受け方

① 疑問文の主語[ 2 人称+ 3 人称]→答えの文の主語 「we」② 疑問文の主語[ 3 人称+ 3 人称]→答えの文の主語 「they」

4 主語が複数で述語動詞が一般動詞の文� 【 4 We[You,They]+一般動詞~ . の文】

☆ 一般動詞の文では,主語が複数の場合でも,主語が「I�/�You」の場合と同じ形となる。 ・彼らはいくつかのりんごを食べます。→ They eat some apples. ・彼らはりんごを 1 つも食べません。→ They don’t eat any apples. ・彼らはいくつかのりんごを食べますか。→ Do they eat any apples? ・はい,食べます。/いいえ,食べません。→ Yes, they do. / No, they don’t. ・彼らはいくつのりんごを食べますか。→ How many apples do they eat? ・彼らは 5 つのりんごを食べます。→ They eat five apples.

◆指導ページ P.62 ~ 65 ◆  

代名詞の複数形⑴10

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発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎主語が「These / Those」で述語動詞が be 動詞の文→ be 動詞の文の共通性と「These / Those」が主語である文の特殊性を身につける。◎限定詞「these / those」による名詞句の形成→限定詞「these / those」のあとの名詞はつねに複数形となることを身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 主語が「These�/�Those」で述語動詞が be動詞の肯定文� 【 1 These�are ~ . の文】,【 2 Those�are ~ . の文】

☆ 述語動詞が be動詞の文→ be動詞は「Aは Bです。」(A= B)という意味の文を形成する。※ 「These」…「This」の複数形  「Those」…「That」の複数形① 主語が「These」の be 動詞の文→「These are ~ .」…「これら(この人たち)は~です。」

・これらは私の切手です。→ These are my stamps.② 主語が「Those」の be 動詞の文→「Those are ~ .」…「あれら(あの人たち)は~です。」

・あれらはあなたのアルバムです。→ Those are your albums.

◉ �be 動 詞 の 文 で は,「A は B です。」の A が複数形のとき,Bも複数形となる。[復習]

2 主語が「These�/�Those」で述語動詞が be動詞の否定文� 【 1 These�are ~ . の文】,【 2 Those�are ~ . の文】

☆ 述語動詞が be動詞の否定文の作り方→ be動詞の直後に「not」を入れる。[復習]① 主語が「These」のとき→ These are not ~ .(これらは~ではありません。)② 主語が「Those」のとき→ Those are not ~ .(あれらは~ではありません。)

・これらは私の母の写真ではありません。→ These aren’t my mother’s pictures.・あれらはジェーンの猫ではありません。→ Those aren’t Jane’s cats.

注意

※ 主語が「These / Those」で述語動詞が be 動詞の否定文に続けて,説明を加えるとき →「それは」を意味する「It」の複数形である「They」(それらは)で受ける形となる。 ・これらはペンではありません。それらは鉛筆です。→ These aren’t pens. They are pencils.

3 主語が「These�/�Those」で述語動詞が be動詞の疑問文� 【 1 These�are ~ . の文】,【 2 Those�are ~ . の文】

☆ 述語動詞が be動詞の疑問文の作り方→ be動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。[復習]① 主語が「these」のとき→ Are these ~ .(これらは~ですか。)② 主語が「those」のとき→ Are those ~ .(あれらは~ですか。) ・これらはケイトの車ですか。→ Are these Kate’s cars? ・あれらは私の父の本ですか。→ Are those my father’s books?☆ 述語動詞が be動詞の疑問文の答え方※ 主語が「this / that」のとき→主語は「it」にして,be 動詞も is にする。[復習]※ 主語が「these / those」のとき→主語は「they」にして,be 動詞も are にする。 ・はい,そうです。→ Yes, they are. (この they are は短縮形にできない。) ・いいえ,違います。→ No, they are not. No, they’re not. (they are を短縮形にしたとき) No, they aren’t. (are not を短縮形にしたとき)

4 限定詞「these�/�those」による名詞句の形成� 【 1 These�are ~ . の文】,【 2 Those�are ~ . の文】

☆ 限定詞…名詞を修飾する語で,1つの名詞に対して 1つしか使われない。[復習] ・このノート→ this notebook(単数) ・これらのノート→ these notebooks(複数) ・あの少年→ that boy(単数) ・あれらの少年たち→ those boys(複数)

注意  主語が名詞句で述語動詞が be動詞の疑問文とその答え方※ 名詞句全体をひとまとまりとして扱う。答えの文での代名詞の受け方に注意 ! ・あの少年はボブの友人ですか。→ Is that boy Bob’s friend? ・はい,そうです。/いいえ,違います。→ Yes, he is. / No, he isn’t. ・あれらの少年たちはあなたの生徒ですか。→ Are those boys your students? ・はい,そうです。/いいえ,違います。→ Yes, they are. / No, they aren’t.

◆指導ページ P.66 ~ 69 ◆  

代名詞の複数形⑵11

Page 12: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎形容詞の限定用法と叙述用法→名詞句の中での形容詞の位置と,日本文の形容詞述語文には英文で be 動詞を使うことを身につける。◎冠詞(the)の用法→他の限定詞の復習も兼ねつつ,どの限定詞でも 1 つの名詞に対して使えるのは 1 つであることを身につける。

学習内容 補足・留意事項など

1 形容詞の限定用法� 【 1名詞を修飾する形容詞】

☆ 形容詞とは…ものの状態・性質・色・形などを表す語☆ 形容詞の限定用法→名詞の意味を限定するために名詞の直前に置いて名詞を修飾する使い方。※ 名詞句の語順…[限定詞]+[形容詞]+[名詞] ・1 台の新しい車→ a new car  ・1 台の古い車→ an old car(母音で始まる形容詞の場合) ・私のかわいい人形→ my pretty doll  ・あなたの白いかばん→ your white bag ・これはおもしろい本です。→ This is an interesting book.(名詞句を含む be 動詞を使う文) ・私はトムの長い鉛筆を使います。→ I use Tom’s long pencil.(名詞句を含む一般動詞を使う文)

2 形容詞の叙述用法� 【 2主語を説明する形容詞】

☆ 形容詞の叙述用法→�名詞句の中で形容詞を使う限定用法と異なり,日本文で形容詞を述語として使う形容詞述語文である場合,英文で be動詞の直後に単独で用いる使い方。

※ この用法の形容詞は,「A は B です。」の B の部分にあたり,主語 A の性質・形状・様子を説明する。

 ・ボブは若いです。→ Bob is young.  ・私の机は広いです。→ My desk is large. ・あなたの新しい自転車はすてきです。→ Your new bike is nice.(主語の名詞句に限定用法) ・これらの英語の本は難しいです。→ These English books are difficult.

関連  ※ この用法の形容詞は,述語として単独で主語を説明するため,形容詞の直後に名詞は置かない。

3 形容詞の働きをする this,that� 【 3形容詞の働きをする this,that】

☆ this,that の使い方→ �this,that を名詞の前にきて,形容詞と同じ働きをする。          � � this +名詞…「この~」,that +名詞…「あの~」         � �  複数形は those〔these〕+名詞の複数形「これらの〔あれらの〕~」。 ・That animal is a tiger. →あの動物はトラです。= That is a tiger. →あれはトラです。※  単独で使われる this,that は代名詞で,「これは」,「あれは」という意味を表す。

4 冠詞(the)の用法� 【 4 the の用法】

☆ 冠詞の種類…不定冠詞(a�/�an)と定冠詞(the)との 2種類がある。① 不定冠詞(a / an)…特定できないもの(人)を表す名詞の前に置き,「ある 1 つの」を表す。② 定冠詞(the)…特定できるもの(人)を表す名詞の前に置き,「その」という意味を表す。※ 数えられる名詞(単数)のとき…特定できない場合,不定冠詞(a / an)を置く。                特定できる場合,定冠詞(the)を置く。  数えられる名詞(複数)のとき…特定できない場合,何も置かない。(無冠詞)                特定できる場合,定冠詞(the)を置く。  数えられない名詞のとき………特定できない場合,何も置かない。(無冠詞)                特定できる場合,定冠詞(the)を置く。 ・その子ども→ the child ・その子どもたち→ the children(名詞が複数形のときでも the はそのまま) ・この女の人→ this woman ・これらの女の人たち→ these women(名詞が複数形なので this を these にする)☆ 定冠詞の用法① 基本用法→すでに話題になったものを指す名詞の前につける。 ・私は本を読みます。→ I read a book.(この a はたくさん本がある中の不特定の 1 冊を表す。) ・その本は難しいです。→ The book is difficult.(The book は前に述べた本であることを表す。)② 話し手と聞き手とで何を指しているかわかっているもの… Do you go to the station?③ 天体などの 1 つしかないもの… the sun / the moon / the earth④ 順序を表す語(序数詞)… the first plan / the second plan⑤ 決まった表現… play the piano / in the afternoon⑥ 修飾語句によって特定化されるもの… the name of this doll(of this doll で限定している)

◆指導ページ P.70 ~ 75 ◆  

形容詞・冠詞12

Page 13: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎主語が「3 人称単数」で述語動詞が一般動詞の文→一般動詞の語尾に「3 単現の S」をつけた 3 人称単数現在形の作り方を身につける。◎疑問詞(Who)が主語になる疑問文→ 3 人称単数扱いの疑問詞(Who)が主語となる疑問詞疑問文の作り方とその答え方を習得させる

学習内容 補足・留意事項など

1 主語が「3人称単数」で述語動詞が一般動詞の肯定文� 【 1一般動詞(主語が 3人称単数)の文】

☆ 3人称単数とは…「私」( I )と「あなた」(you)以外の単数の人やもの☆ 一般動詞の形→主語が 3人称単数のとき,一般動詞の語尾に「3単現の S」をつける。※ 「3 単現の S」のつけ方① ふつう→ s をつける。  具体例… use → uses  like → likes  make → makes② 語尾が s, sh, ch, o のとき→ es をつける。  具体例… go → goes  teach → teaches  watch → watches③ 語尾が[子音字+ y]のとき→ y を i にかえて es をつける。  具体例… study → studies  carry → carrie

注意  ※ have の 3 人称単数現在形→ has ・彼はこれらの車を洗います。→ He washes these cars. ・彼女は私の家を知っています。→ She knows my house. ・ジムは毎日ピアノをひきます。→ Jim plays the piano every day. ・私の父はあれらの古い本を持っています。→ My father has those old books.

2 主語が「3人称単数」で述語動詞が一般動詞の否定文�【 2一般動詞(主語が 3人称単数)の否定文】

☆ 述語動詞が一般動詞の否定文の作り方

① 主語が「I / You / 複数」の場合→代動詞 do に,not をつけた形                  (do not = don’t)を一般動詞の直前に入れる。② 主語が「3 人称単数」の場合→代動詞 do に es をつけた does に,not をつけた形                (does not = doesn’t)を一般動詞の直前に入れる。

注意  ※ 代動詞 do に es がついているので,一般動詞には「3 単現の S」をつけず,原形にすること ! ・彼はその子どもたちを知りません。→ He doesn’t know the children. ・彼女は英語の本を 1 冊も持っていません。→ She doesn’t have any English books.

3 主語が「3人称単数」で述語動詞が一般動詞の疑問文

� 【 3一般動詞(主語が 3人称単数)の疑問文】,【 4 What で始まる一般動詞の疑問文】

☆ 述語動詞が一般動詞の疑問文の作り方① 「Yes / No 疑問文」の場合→代動詞 Do に es をつけた Does を文頭(主語の直前)に倒置する。 ・トムはあなたの姉を愛していますか。→ Does Tom love your sister? ・はい,愛しています。/いいえ,愛していません。→ Yes, he does. / No, he doesn’t.② 「疑問詞疑問文」の場合→[疑問詞]+[一般動詞の Yes / No 疑問文]? ・あなたは何を買いますか。→ What do you buy? ・私はりんごを買います。→ I buy an apple. ・メアリーは何を勉強しますか。→ What does Mary study?(一般動詞は原形のまま) ・彼女は英語と数学を勉強します。→ She studies English and math.(一般動詞に 3 単現の S)

4 3人称単数扱いの疑問詞が主語となる一般動詞の疑問文�【 5 Who が主語になる一般動詞の疑問文】

☆ 疑問詞が主語となる一般動詞の疑問文の作り方→[疑問詞]+[一般動詞]~ ?※ 疑問詞が文頭である原則のため代動詞 does は文頭に出ない。一般動詞に 3 単現の S をつける。 ・誰がその自転車を使いますか。→ Who uses the bike? ・私の母です。→ My mother does.(この does は疑問文の述語動詞 uses の代わり) ・誰が毎朝テニスをしますか。→ Who plays tennis every morning? ・ケイトと私です。→ Kate and I do.(Kate and I という複数主語なので代動詞は do)

◆指導ページ P.78 ~ 83 ◆  

一般動詞⑵13

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発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎代名詞の所有格と所有代名詞の用法→ともに所有者を意味する語であることに加え,それぞれの用法が異なることを身につける。◎疑問詞(Whose)を使う be 動詞の疑問詞疑問文→名詞をともなう用法と名詞をともなわない用法の日本文の違いに注意させる。

学習内容 補足・留意事項など

1 代名詞の所有格� 【 1代名詞の所有格】

☆ 格変化…文中での役割関係を語形変化によって表示する言語機能[英語では代名詞など]

① 代名詞の主格…主語として使われる代名詞の形→「I」(私は)「you」(あなたは)

② 代名詞の所有格…所有者を表示する代名詞の形→「my」(私の)「your」(あなたの)

※ 所有格の用法→名詞句を構成する限定詞として用いる。冠詞とともに用いることはない。

2 所有代名詞� 【 2所有代名詞】

☆ 所有代名詞とは…�「~のもの」を表す代名詞。単独で用いる。1語で[所有格+名詞]の役割。

 ・あれは私の猫です。→ That is my cat.(「~の」…所有格)

 ・あの猫は私のものです。→ That cat is mine.(「~のもの」…所有代名詞)

※ 代名詞の格変化[主格・所有格・所有代名詞]

 単数 1 人称 「I」(私は)「my」(私の)「mine」(私のもの)

    2 人称 「you」(あなたは)「your」(あなたの)「yours」(あなたのもの)

    3 人称 「he」(彼は)「his」(彼の)「his」(彼のもの)

「she」(彼女は)「her」(彼女の)「hers」(彼女のもの)

「it」(それは)「its」(それの)

 複数 1 人称 「we」(私たちは)「our」(私たちの)「ours」(私たちのもの)

    2 人称 「you」(あなたたちは)「your」(あなたたちの)「yours」(あなたたちのもの)

    3 人称 「they」(彼らは)「their」(彼らの)「theirs」(彼らのもの)

[3 人称複数は文脈によって「彼女ら」「それら」の意味も表す]

注意  

① 所有代名詞=[所有格+ s](mine と his 以外で)

② 「his」は所有格と所有代名詞とが同形。あとに名詞があれば所有格。

③ 「it」の所有代名詞は存在しない。

◉名詞の所有格

  [名詞+ ’s]…「~の」「~のもの」(あとに名詞がなければ「~のもの」)

 ・彼の父の机→ his father’s desk

 ・彼の父のもの→ his father’s

3 疑問詞(Whose)を使う be動詞の疑問詞疑問文

� 【 3 Whose +名詞~ ?の文】,【 4 Whose�is ~ ? の文】

☆ 述語動詞が be動詞の疑問詞疑問文の作り方→ [疑問詞]+[be動詞のYes�/�No 疑問文]?

① 疑問詞が「Whose +名詞」の場合…「Whose」は「誰の」という意味を表す。

 ・これは誰の鉛筆ですか。→ Whose pencil is this?(「これ」が主語である。)

② 疑問詞が「Whose」単独の場合…「Whose」は「誰のもの」という意味を表す。

 ・この鉛筆は誰のものですか。→ Whose is this pencil?(「この鉛筆」が主語である。)

☆ 疑問詞(Whose)を使う be動詞の疑問詞疑問文の答え方

 ・あれは誰の自転車ですか。→ Whose bike is that?

 ・それは私の自転車です。→ It is my bike.

 ・それは私のものです。→ It is mine.

 ・あれらは誰の写真ですか。→ Whose pictures are those?

 ・それらはボブの写真です。→ They are Bob’s pictures.

 ・それらはボブのものです。→ They are Bob’s.

◆指導ページ P.84 ~ 87 ◆  

代名詞の所有格と所有代名詞14

Page 15: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎副詞の用法→「どのように」「どのくらい」などの意味を表し,動詞・形容詞・他の副詞を修飾する副詞の働きと語順を習得させる。◎頻度を表す副詞→動作の頻度(どの程度の割合でその動作が行われるのか)を表す副詞の位置とそれぞれの頻度の意味を確認する。

学習内容 補足・留意事項など

1 副詞の用法

� 【 1副詞の用法】,【 2動詞を修飾する副詞】,【 3副詞を修飾する副詞】,【 4否定文中の very】

☆ 副詞とは…動詞・形容詞・他の副詞を修飾する語

☆ 動詞を修飾する副詞

① 様態を表す副詞…「well」「hard」「fast」「early」「late」など

 ・彼は上手に泳ぎます。→ He swims well.

 ・彼女は熱心に英語を勉強します。→ She studies English hard.

注意  

※ 「much」は「very much」の形で「like」「want」などを修飾する。

 ・トムと私はサッカーが大好きです。→ Tom and I like soccer very much.

② 場所や時を表す副詞…「here」「there」「home」「now」「today」など

 ・彼らは毎日そこで野球をします。→ They play baseball there every day.

 ・私たちは今日ここであれらの新しい本を買います。→ We buy those new books here today.

☆ 形容詞を修飾する副詞…「very」「so」「too」など

 ・これらはとてもおもしろい本です。→ These are very interesting books.

☆ 他の副詞を修飾する副詞…「very」「so」「too」など

 ・私たちの先生はとても速く走ります。→ Our teacher runs very fast.

注意  「too」には「~も(また)」「~すぎる」の 2つの意味がある。

注意  否定文中の「very」→「あまり(~ない)」「それほど(~ない)」という意味になる。

 ・私の父はあれらの絵があまり好きではありません。

  → My father does not like those pictures very much.

◉�「~も(また)」という意味の副詞

は「too」の他に「also」がある。

・彼も車を運転します。

 → He drives a car, too.

 (コンマを置いてから文末に)

  = He also drives a car.

  (一般動詞の前・be 動詞の後)

2 頻度を表す副詞� 【 5頻度を表す副詞】

☆ 頻度を表す副詞…動作の頻度(どの程度の割合でその動作が行われるのか)を表す副詞

① 「always」(いつも)… 100%の割合でその動作が行われるという意味合い。

② 「usually」(たいてい)… 80%を超える割合でその動作が行われるという意味合い。

③ 「often」(しばしば)… 60 ~ 80%程度の割合でその動作が行われるという意味合い。

④ 「sometimes」(ときどき)… 40 ~ 60%程度の割合でその動作が行われるという意味合い。

☆ 頻度を表す副詞の位置→ふつう一般動詞の前,be動詞の後という語順になる。

 ・私たちはいつもそこでサッカーをします。→ We always play soccer there.

 ・私の母はたいてい忙しいです。→ My mother is usually busy.

 ・あなたはしばしば何冊かの本を買いますか。→ Do you often buy any books?

 ・彼はときどき疲れていますか。→ Is he sometimes tired?

※ 疑問文のときも「Do / Does」や「be 動詞」を文頭に倒置するだけなので副詞はそのまま

の位置に。

◆指導ページ P.92 ~ 95 ◆  

副詞15

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発展新演習 中 1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎代名詞の目的格→英語における格変化の意味を確認し,代名詞の格変化の徹底定着を図る。◎前置詞+目的格→前置詞の役割を理解し,前置詞句として活用できる技術の習得をめざす。

学習内容 補足・留意事項など

1 代名詞の目的格� 【 1代名詞の目的格】

☆ 格変化…文中での役割関係を語形変化によって表示する言語機能 [英語では代名詞など ]

① 代名詞の主格…主語として使われる代名詞の形→「I」(私は)「he」(彼は)

② 代名詞の所有格…所有者を表示する代名詞の形→「my」(私の)「his」(彼の)

③ 代名詞の目的格…動詞の目的語になるときの形→「me」(私を)「him」(彼を)

※ 目的格の訳し方→目的格は動詞によって「~を」「~に」「~が」などと訳される。

※ 代名詞の格変化[主格・所有格・目的格]単数 1 人称 「I」(私は)「my」(私の)「me」(私を)

    2 人称 「you」(あなたは)「your」(あなたの)「you」(あなたを)

    3 人称 「he」(彼は)「his」(彼の)「him」(彼を)

「she」(彼女は)「her」(彼女の)「her」(彼女を)

「it」(それは)「its」(それの)「it」(それを)

 複数 1 人称 「we」(私たちは)「our」(私たちの)「us」(私たちを)

    2 人称 「you」(あなたたちは)「your」(あなたたちの)「you」(あなたたちを)

    3 人称 「they」(彼らは)「their」(彼らの)「them」(彼らを)

[3 人称複数は文脈によって「彼女ら」「それら」の意味も表す]

 ・あなたは幸せです。→ Youarehappy.(主格)

 ・私はあなたが好きです。→ Ilikeyou.(目的格)

 ・これらは彼女の絵です。→ Theseareherpictures.(所有格)

 ・彼は彼女を知っています。→ Heknowsher.(目的格)

 ・それは私たちの町です。→ Itisourtown.(主格)

 ・彼らはそれを食べます。→ Theyeatit.(目的格)

2 前置詞+目的格� 【 2前置詞+目的格】

☆ 前置詞の働き→名詞や代名詞などの前に置いて意味のまとまり(句)を作る。

※ 前置詞のあとに置かれる名詞や代名詞を前置詞の目的語といい,代名詞の場合は目的格に

なる。

① 「with」(~といっしょに)

 ・彼らは私たちといっしょにその歌を歌います。→ Theysingthesongwithus.

② 「to」(~に対して)

 ・ボブの父は私にとても親切です。→ Bob’sfatherisverykindtome.

③ 「for」(~のために)

 ・彼女は彼と私のために夕食を料理します。→ Shecooksdinnerforhimandme.

④ 「from」(~から)

 ・私たちは毎日彼らから英語を習います。→ WelearnEnglishfromthemeveryday.

注意  

※ 前置詞のあとが[AandB]の形のとき→どちらも代名詞の場合,両方とも目的格にする。

◆指導ページ P.96 ~ 99 ◆  

代名詞の目的格16

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎命令文の肯定形と否定形→英語における文の種類の全体を復習し,命令・依頼・禁止といった意味をもつ文の表し方を学習する。◎ Let’s を用いた文→勧誘の意味をもつ Let’s を用いた文の肯定形と否定形の表し方と,勧誘された相手側の答え方まで学習する。

学習内容 補足・留意事項など

1 英語における文の種類[復習]

☆文の種類[意味上の分類]…感嘆文をのぞく,すべての文に肯定形と否定形がある。

① 平叙文…事実をそのまま述べるふつうの文。いわゆる肯定文と否定文のことである。② 疑問文…ものごとを尋ねる文。文末に疑問符( ? )がつく。否定疑問文も存在する。③ 命令文…命令や依頼を表現する文。主語は省略。否定形は禁止の意味で用いられる。④ 感嘆文…驚きなどの感情を表現する文。文末に感嘆符( ! )がつく。否定形はない。

2 命令文[肯定形]� 【 1命令文】

☆ 命令文の作り方→主語(動作主)であるYou を省略して,動詞の原形を文頭に置く。

① 一般動詞の命令文 ・あなたは宿題をします。→ You do your homework.(一般動詞の平叙文肯定形) ・宿題をしなさい。→ Do your homework.(一般動詞の命令文肯定形)② be 動詞の命令文 ・あなたはその女性に親切です。→ You are kind to the woman.(be 動詞の平叙文肯定形) ・その女性に親切にしなさい。→ Be kind to the woman.(be 動詞の命令文肯定形)☆ ていねいな命令文

  意味…「(どうぞ)~してください」というていねいな言い方で依頼の意味を表す。  用法…文頭か文末に「please(どうぞ)」を置く。文末の場合は直前にコンマを置く。 ・どうぞあの少年たちといっしょにサッカーをしてください。  → Please play soccer with those boys.  = Play soccer with those boys, please.☆ 命令文の答え方

① 承諾する場合…「わかりました」(All right. / OK.)「いいですよ」(Sure.)② 拒否する場合…「すみません」(I’m sorry.)

◉呼びかけの語の位置

  → 文頭か文末につける。どちらの場合もコンマで区切る。

 ・ボブ,手を洗いなさい。  → Bob, wash your hands.  = Wash your hands, Bob.

3 命令文[否定形]� 【 2否定の命令文】

☆ 否定の命令文

  意味…「~するな」「~してはいけない」という禁止の意味を表す。  用法…動詞の原形の直前に「Don’t」を置く。(主語 You の省略なので Doesn’t ではない) ・ジム,この部屋を使ってはいけません。→ Don’t use this room, Jim.

関連  ※ 動詞の原形の直前に「Don’t」を置く代わりに,「Never」(決して~するな)を置くことも可能。 ・決してあきらめてはいけません。→ Never give up.

◉ていねいな否定の命令文

 → 文頭か文末に「please」を置く。文末の場合は直前にコンマを置く。

 ・ここに来ないでください。  → Please don’t come here.

4 Let’s を用いた文� 【 3 Let’s�~ . の文】

☆ Let’s を用いた文 [肯定形 ]

  意味…「~しましょう」という勧誘や提案の意味を表す。  用法…動詞の原形の直前に「Let’s」を置く。 ・いっしょに野球をしましょう。→ Let’s play baseball together.☆ Let’s を用いた文 [否定形 ]

  意味…「~しないようにしましょう」という意味になる。  用法…動詞の原形の直前に「Let’s not」を置く。 ・放課後そこに行かないようにしましょう。→ Let’s not go there after school.

◉ Let’s を用いた文の答え方

 ① 承諾する場合  →「はい,そうしましょう」   (Yes, let’s.)  →(All right. / OK. / Sure.) ② 拒否する場合  →「いいえ,よしましょう」   (No, let’s not.)

◆指導ページ P.100 ~ 103 ◆  

命令文17

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎助動詞の一般的用法と「can」の意味→今後の学習の流れを見通し,助動詞全体の一般的性質という位置づけで導入説明する。◎「can」を用いた文の否定文と疑問文→一般動詞の文の否定文と疑問文とを対比しつつ,代動詞「do」との共通性を理解する。

学習内容 補足・留意事項など

1 英語における助動詞の用法と「can」の意味� 【 1 can の用法】

☆ 助動詞とは…動詞の直前に置いていろいろな意味を付加する働きをする語

  一般的用法…助動詞は主語の人称や単数複数による変形がなく,直後の動詞はつねに原形。☆ 助動詞「can」の意味…「~することができる」という可能の意味を表す。

 ・彼女は上手にあの歌を歌います。→ She sings that song well. ・彼女は上手にあの歌を歌うことができます。→ She can sing that song well.

関連

※ 主語+ can +一般動詞の原形+副詞=主語+ be 動詞+ a / an +形容詞+名詞(~する人) ・He can swim well. = He is a good swimmer. ・You can run fast. = You are a fast runner.

◉「can」のその他の意味

 ① 許可の意味  →「~してもよい」 ② 依頼の意味(Can you ~ ?)  →「~してくれませんか」

2 助動詞「can」を用いた文の否定文� 【2 can の否定文】

☆ 否定文の作り方→動詞の直前に「can’t」(1語扱い)または「cannot」(1語扱い)を置く。

 ・私たちはあまり上手に英語を話すことができません。  → We can’t speak English very well. = We cannot speak English very well.

関連

※ can’t(cannot)+ 動詞の原形→「~してはいけない」という禁止の意味を表すこともある。

◉ �can�not と 2語で表記することも

あるが,ふつうは can't[cannot]

の 1語で表す。

3 助動詞「can」を用いた文のYes�/�No 疑問文� 【3 can の疑問文】

☆ 疑問文の作り方と答え方

  作り方→助動詞「can」を文頭(主語の直前)に倒置する。 ・彼は彼女のためにピアノをひくことができますか。→ Can he play the piano for her?  答え方→ Yes なら can を,No なら can’t(cannot)を使って答える。 ・あなたたちはこれらの本を読むことができますか。→ Can you read these books? ・はい,できます。/いいえ,できません。→ Yes, we can. / No, we can’t.

関連

※ 「Can I ~ ?」→「~してもいいですか」(許可)  「Can you ~ ?」→「~してくれませんか」(依頼)

◉目上の人に許可を求める場合

 →助動詞「may」を用いる。

4 助動詞「can」を用いた文の疑問詞疑問文� 【4 Who[What]で始まる can の疑問文】

☆ 一般動詞を用いた文の疑問詞疑問文との対比 ・彼女は今日何を料理しますか。→ What does she cook today? ・彼女は今日何を料理できますか。→ What can she cook today? ・卵を料理できます。→ She can cook eggs.☆ 一般動詞を用いた文で疑問詞が主語になる疑問詞疑問文との対比 ・誰があの教室をそうじするのですか。→ Who cleans that classroom? ・誰があの教室をそうじすることができますか。→ Who can clean that classroom? ・あの生徒たちができます。→ Those students can.

注意 ※ 店員が「What can I do for you?」と言う場合,「何をさしあげましょうか。」という意味に

なる。 ◉「いらっしゃいませ。」は →「Can I help you?」

◆指導ページ P.104 ~ 109 ◆  

I�can ~ .18

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎「What time」で始まる疑問詞疑問文→時刻をたずねる疑問文の作り方と答え方を述語動詞の違いに着目対比して習得する。◎曜日や日付をたずねる疑問詞疑問文→曜日や日付をたずねる疑問文の作り方と答え方に加え,曜日や月の名詞を習得する。

学習内容 補足・留意事項など

1 「What�time」で始まる疑問詞疑問文[be動詞の文]� 【 1時刻のたずね方】

☆ 時刻のたずね方と答え方  たずね方…「何時ですか」→「What time is it?」(主語 it は形式的なもの)  答え方…①「~時です」→「It is ~(o’clock).」       ・5 時です。→ It is five o’clock.      ②「~時…分です」→「It is +時+分」(数詞を並べて表す)       ・5 時 45 分です。→ It is five forty-five.

注意  ① 時刻の前につける語…「ちょうど~時」=「just」(ちょうど)            「~時ごろ」=「about」(およそ)② 時刻の後につける語…「午前」=「in the morning」「午後」=「in the afternoon」            「夕方・夜」=「in the evening」

◉「o’clock」はちょうどの時刻  を言う場合に使う。省略も可。

2 「What�time」で始まる疑問詞疑問文[一般動詞の文]� 【 2 What�time で始まる一般動詞の疑問文】

☆ 一般動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(一般動詞のYes�/�No 疑問文)?[復習]  時刻を含む文の答え方→「~時に」=「at +時刻」  「~時ごろに」=「at about +時刻」(about の前の at は省略可) ・あなたは何時にピアノをひきますか。→ What time do you play the piano? ・私は 7 時 30 分にピアノをひきます。→ I play the piano at seven thirty. ・彼は何時に宿題をしますか。→ What time does he do his homework? ・彼は夜 8 時ごろに宿題をします。→ He does his homework about eight in the evening.

注意  時を表す語句(前置詞句)だけで短く答えることもある。 At seven thirty.

3 「it」の特別用法� 【 3 it の特別用法】

☆ 日付・曜日・時刻・季節・天候・寒暖・明暗・距離などを説明する文の主語は「it」にする。 ◉特別用法 it の例文 ・今日は曇りです。  → It is cloudy today. ・今は秋です。  → It is autumn now. 

4 曜日をたずねる疑問詞疑問文[be動詞の文]� 【 4曜日のたずね方】

☆ 曜日のたずね方と答え方  たずね方…「今日は何曜日ですか」→「What day is it today?」(it が主語)                   「What day is today?」(today が主語)                   「What day of the week is it today?」  答え方…「月曜日です」→「It is Monday.」      「今日は月曜日です」→「It is Monday today.」「Today is Monday.」

5 日付をたずねる疑問詞疑問文[be動詞の文]� 【 5日付のたずね方】

☆ 日付のたずね方と答え方  たずね方…「今日は何月何日ですか」→「What is the date today?」                    「What day of the month is it today?」  答え方…「10 月 3 日です」→「It is October 3.」      「今日は 10 月 3 日です」→「It is October 3 today.」「Today is October 3.」

関連  「○曜日の前(あと)に何曜日がきますか」「○月の前(あと)に何月がきますか」のたずね方  →「What day comes before(after)○曜日 ?」「What month comes before(after)○月 ?」  →答え方は代動詞 does を使い,「曜日(月)+ does.」の形となる。

◉日付の読み方→日付の数字は序 数で読む。 「July 7」=「July the seventh」 (the は省略できる)

◆指導ページ P.116 ~ 121 ◆  

いろいろな疑問文⑴19

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎述語動詞が be 動詞で「Which」「When」「Where」を用いた疑問詞疑問文→述語動詞の違いによる文の作り方と答え方の違いに注意する。◎述語動詞が一般動詞で「Which」「When」「Where」を用いた疑問詞疑問文→述語動詞の違いによる文の作り方と答え方の違いに注意する。

学習内容 補足・留意事項など

1 「Which」で始まる疑問詞疑問文

�【 1 Which で始まる be動詞の疑問文, 2 Which で始まる一般動詞の疑問文, 3 Which�~ ,�A�or�B? の文】

☆ 「Which」で始まる be動詞の疑問文

① 「どちらが~ですか」→「Which is ~ ?」(Which は単独の主語) ・どちらが彼女のかばんですか。→ Which is her bag? ・これが彼女のものです。→ This is hers. ・この重いのです。→ This heavy one is.② 「どちらの…が~ですか」→「Which +名詞+ be 動詞~ ?」(Which は形容詞) ・どちらの切手があなたたちのものですか。→ Which stamps are yours? ・あれらが私たちのものです。→ Those are ours.☆ 「Which」で始まる一般動詞の疑問文

① 「Which」を単独で用いる場合 ・彼はどちらを使いますか。→ Which does he use? ・彼はこちらを使います。→ He uses this.② 「Which」に名詞がつづく場合 ・あなたはどちらの地図を買いますか。→ Which map do you buy? ・私はあちらのを買います。→ I buy that one.☆ 「Which ~ ,�A or B ?」の文

① 述語動詞が be 動詞の場合 ・この車とあの車の,どちらが彼の車ですか。→ Which is his car, this one or that one? ・あの車が彼のものです。→ That one is his.② 述語動詞が一般動詞の場合 ・彼女はこれとあれの,どちらの猫が好きですか。→ Which cat does she like, this or that? ・彼女はあれが好きです。→ She likes that.

◉代名詞の「one」

 →話題の名詞の代わりに使う。

2 「When」で始まる疑問詞疑問文� 【 4 When で始まる疑問文】

① 述語動詞が be 動詞の場合 ・彼女の誕生日はいつですか。→ When is her birthday? ・1 月 23 日です。→ It is January 23.② 述語動詞が一般動詞の場合 ・トムはいつあれらの本を読みますか。→ When does Tom read those books? ・彼は放課後それらを読みます。→ He reads them after school.

◉「時」を表す前置詞句

 ・at +時刻 ・on +曜日・日付  ・in +月・季節・午前・午後・

夕方 ・before ~=~の前に ・after ~=~のあとに ・at night =夜に

3 「Where」で始まる疑問詞疑問文� 【 5 Where で始まる疑問文】

① 述語動詞が be 動詞の場合…この場合の be 動詞は「存在する(いる・ある)」という意味。 ・あなたの母は今どこにいますか。→ Where is your mother now? ・彼女は駅の近くにいます。→ She is near the station.② 述語動詞が一般動詞の場合 ・彼らはしばしば夜にどこで遊ぶのですか。→ Where do they often play at night? ・彼らはしばしば海のそばで遊びます。→ They often play by the sea.

◉「場所」を表す前置詞句

 ・at +(比較的せまい場所)=~で ・in +(比較的ひろい場所)=~で ・in ~=~の中で ・on ~=~の上で ・by ~=~のそばで ・near ~=~の近くで ・under ~=~の下で ・to ~=~の方へ

◆指導ページ P.122 ~ 127 ◆  

いろいろな疑問文⑵20

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎「How」単独で始まる疑問詞疑問文→手段(方法)・状態・感想(印象)・提案など、さまざまな意味を展開する疑問文とその答え方を学ぶ。◎「How+形容詞」で始まる疑問詞疑問文→年齢・身長・高さ・長さ・値段・数・量などの意味をたずねる疑問文とその答え方を習得する。

学習内容 補足・留意事項など

1 「How」で始まる疑問詞疑問文� 【 1 Howで始まる疑問文】

① 手段(方法)をたずねる「How」→「どのようにして~しますか」(一般動詞の文) ・彼女はどのようにしてその国に行きますか。→ How does she go to the country? ・彼女は飛行機でそこに行きます。→ She go there by plane.② 状態をたずねる「How」→「どんな状態(具合)ですか」(be 動詞の文) ・あの先生はお元気ですか。→ How is that teacher? ・彼はとても元気です。→ He is very well.③ 感想(印象)をたずねる「How」→「~はいかがですか(気に入りましたか)」 ・あれらの絵を気に入りましたか。→ How do you like those pictures? ・とても気に入りました。→ I like them very much.④ 提案をする「How」→「~はどうですか」 ・この計画はどうですか。→ How about this plan? ・それは不可能です。→ It is impossible.

2 「How+形容詞」で始まる疑問詞疑問文

� 【 2 How+形容詞〔副詞〕~ ?の文, 3 How�many[much]~ ?の文】

☆ 「How」に単独の形容詞が後置する場合① 年齢をたずねる「How old」→「~は何歳ですか」(be 動詞の文) ・彼は何歳ですか。→ How old is he? ・彼は 20 歳です。→ He is twenty years old.② 身長をたずねる「How tall」→「~の身長はどれくらいですか」(be 動詞の文) ・あの少年の身長はどれくらいですか。→ How tall is that boy? ・彼は 170 センチです。→ He is 170 centimeters tall.③ 高さをたずねる「How high」→「~の高さはどれくらいですか」(be 動詞の文) ・この山の高さはどれくらいですか。→ How high is this mountain? ・それは約 1,500 メートルです。→ It is about 1,500 meters high.④ 長さをたずねる「How long」→「~の長さはどれくらいですか」(be 動詞の文) 「~はどれくらいの長さ…しますか」(一般動詞の文) ・夕食時間の長さはどれくらいですか。→ How long is dinner time? ・それは 40 分です。→ It is forty minutes long. ・あなたはどれくらい勉強しますか。→ How long do you study? ・私は 3 時間勉強します。→ I study for three hours.⑤ 値段をたずねる「How much」→「~はいくらですか」(be 動詞の文) ・そのカメラはいくらですか。→ How much is the camera? ・それは 5 万円です。→ It is fifty thousand yen.☆ 「How」の後の形容詞に名詞が後置して数や量をたずねる場合① 数のたずね方…「How many +名詞の複数形~ ?」(一般動詞の文) ・その女性は何冊の本を持っていますか。→ How many books does the woman have? ・彼女は約 2 千冊の本を持っています。→ She has about two thousand books. ・何人の少年たちがここでサッカーをするのですか。→ How many boys play soccer here? ・16 人の少年たちがします。→ Sixteen boys do.② 量のたずね方…「How much +不可算名詞~ ?」(一般動詞の文) ・彼は今日どれくらいの水を飲みますか。→ How much water does he drink? ・彼は 2 リットルの水を飲みます。→ He drinks two liters of water.

◆指導ページ P.128 ~ 131 ◆  

いろいろな疑問文⑶21

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎動詞の ing 形の作り方と進行形の意味と用法→現在形と現在進行形の相違点や進行形にできない一般動詞についても確認する。◎現在進行形の肯定文・否定文・疑問文の表し方→述語動詞に be 動詞を用いる文との共通点から進行形の文の特徴について学ぶ。

学習内容 補足・留意事項など

1 動詞の[ing 形]の作り方と進行形の意味と用法� 【 1現在進行形の文】

☆ 動詞の[ing 形]の作り方

① ふつう→そのまま ing をつける。  具体例… read → reading  study → studying② 語尾が e のとき→ e をとって ing をつける。  具体例… use → using  make → making③ 語尾が[短母音+子音字]のとき→子音字を重ねて ing をつける。  具体例… run → running  swim → swimming☆ 進行形の意味と用法

 [意味]…「~しています」「~しているところです」 [用法]…[be 動詞]+[動詞の ing 形]※ 現在形→現在の習慣や事実を表すときに用いる。  現在進行形→今まさにその動作をしているという状態を表すときに用いる。※ 動詞の ing 形は,現在分詞と呼ばれ,動詞的な性質を無くし,形容詞的な性質を有する。※ 進行形の文は、述語動詞にbe動詞を使うので,文法上,be動詞の文と同様の用法になる。 ・私の父は今家で彼の車を洗っています。→ My father is washing his car at home now. ・私たちは今公園でサッカーをしています。→ We are playing soccer in the park now.

◉進行形にできない動詞→状態や

 感情などを表す動詞

 ① 好きだ… like ② 愛する… love ③ 知っている… know ④ ほしい… want ⑤ 見る… see ⑥ 持っている… have

2 現在進行形の否定文� 【 2現在進行形の否定文】

☆ 現在進行形の否定文の表し方… be動詞の直後に not を置く。

 ・彼らは今宿題をしていません。→ They aren’t doing their homework now. ・私は今その絵を見ていません。→ I`m not looking at the picture now.

3 現在進行形の疑問文�【 3 現在進行形の疑問文, 4 What で始まる現在進行形の疑問文, 5 Who で始まる現在進行形の疑問文, 6 Where で始まる現在進行形の疑問文】

☆ 現在進行形のYes�/�No 疑問文の表し方… be動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。

 ・あの少女たちは今その音楽を聞いているのですか。  → Are those girls listening to the music now? Yes, they are. / No, they aren’t. ・あなたは今彼のために料理をしているところですか。  → Are you cooking for him now? Yes, I am. / No, I’m not.☆ 現在進行形の疑問詞疑問文の表し方…[疑問詞]+[be動詞の Yes�/�No 疑問文]?

① What で始まる疑問文 ・彼は今何を食べているのですか。  → What is he eating now?  He is eating an apple now. ・あなたは今何をしているのですか。  → What are you doing now?  I am watching TV now.② Who で始まる疑問文 ・誰が今あの歌を歌っているのですか。  → Who is singing that song now?  Ann and Lucy are.③ Where で始まる疑問文 ・あの少年たちは今どこに行くところですか。  → Where are those boys going now?  They are going to the library now.

◆指導ページ P.132 ~ 137 ◆  

現在進行形22

Page 23: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎一般動詞の過去形(規則動詞)の作り方と過去の文の表し方→規則動詞の過去形の作り方と過去を表す語句を用いた文について習得する。◎一般動詞の過去形(規則動詞)の否定文と疑問文の表し方→規則動詞の過去形の否定文と Yes / No 疑問文・疑問詞疑問文の作り方を学ぶ。

◆指導ページ P.142 ~ 147 ◆  

一般動詞の過去形⑴23

学習内容 補足・留意事項など

1 一般動詞の過去形(規則動詞)の作り方と過去の肯定文の表し方� 【 1一般動詞の過去形(規則動詞)】

☆ 規則動詞の過去形の作り方① ふつう→そのまま ed をつける。  具体例… talk → talked  visit → visited② 語尾が e のとき→ d をつける。  具体例… like → liked  use → used③ 語尾が [ 子音字+ y] のとき→ y を i にかえて ed をつける。  具体例… study → studied  carry → carried④ 語尾が [ 短母音+子音字 ] のとき→子音字を重ねて ed をつける。  具体例… stop → stopped  drop → dropped☆ 過去の肯定文の表し方※ 英語では,過去のことを表すとき,述語動詞を過去形にする。(過去時制)※ 一般動詞の過去形は,主語の人称や単数複数の違いによって形がかわることはない。 ・彼女の弟は毎日夕食後テレビを見ます。(現在形の文)  → Her brother watches TV after dinner every day. ・彼女の弟は昨夜夕食前テレビを見ました。(過去形の文)  → Her brother watched TV before dinner last night.

2 一般動詞の過去形の否定文� 【 2一般動詞の過去形の否定文】

☆ 過去の否定文の表し方※ 一般動詞の文では,代動詞「do」の過去形「did」を用いる。文中の動詞は動詞の原形にする。※ 主語による「do」「does」の使い分けは,過去時制にはない。主語が何であれ,「did」を使う。 ・ジムは今週家で英語を勉強しません。(現在形の文)  → Jim doesn’t study English at home this week. ・ジムは先週家で英語を勉強しませんでした。(過去形の文)  → Jim didn’t study English at home last week.(didn’t は did not の短縮形)

3 一般動詞の過去形の疑問文� 【 3一般動詞の過去形の疑問文, 4疑問詞で始まる一般動詞の過去形の疑問文】

☆ 過去の疑問文の表し方※ 一般動詞の文では,代動詞「Do」の過去形「Did」を用いる。文中の動詞は動詞の原形にする。※ 主語による「Do」「Does」の使い分けは,過去時制にはない。主語が何であれ,「Did」を使う。① Yes / No 疑問文の場合 ・あの少年たちは今日公園で野球をしますか。(現在形の文)  → Do those boys play baseball in the park today? Yes, they do. / No, they don’t. ・あの少年たちは昨日公園で野球をしましたか。(過去形の文)  → Did those boys play baseball in the park yesterday? Yes, they did. / No, they didn’t.② 疑問詞疑問文の場合 ・あなたは放課後どこで彼らといっしょに遊びますか。(現在形の文)  → Where do you play with them after school? I play in the park. / In the park. ・あなたは放課後どこで彼らといっしょに遊びましたか。(過去形の文)  → Where did you play with them after school? I played in the park. / In the park.③ 疑問詞が主語の疑問文の場合 ・誰がその部屋を掃除しますか。(現在形の文)→Who cleans the room? Your mother does. ・誰がその部屋を掃除しましたか。(過去形の文)→Who cleaned the room? Your mother did.

◉過去を表す語句 ① きのう(昨日)  → yesterday ② きのうの朝  → yesterday morning ③ きのうの午後  → yesterday afternoon ④ きのうの夕方  → yesterday evening ⑤ 昨夜  → last night ⑥ 先週  → last week ⑦ 先月  → last month ⑧ 去年(昨年)  → last year ⑨ この前の夏  → last summer ⑩ この前の日曜日  → last Sunday ⑪ 2 日前  → two days ago ⑫ 3 週間前  → three weeks ago ⑬ 4 か月前  → four months ago ⑭ 5 年前  → five years ago ⑮ そのとき  → at that time  → then ⑯ 今朝  → this morning

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発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎一般動詞の過去形(不規則動詞)と不規則動詞の過去形を使った肯定文の表し方→不規則動詞の過去形を使った肯定文の注意点を確認する。◎一般動詞の過去形(不規則動詞)の否定文と疑問文の表し方→不規則動詞の過去形の否定文とYes / No疑問文・疑問詞疑問文の作り方を学ぶ。

学習内容 補足・留意事項など

1 一般動詞の過去形(不規則動詞)と不規則動詞の過去形を使った肯定文の表し方� 【 1一般動詞(不規則動詞)の過去形】

☆ 不規則動詞の過去形の分類① つづりが大きくかわるもの  具体例… go → went  have → had  make → made  speak → spoke② 母音がかわるもの([o → a][o → e][i → a] など)  具体例… come → came  know → knew  sit → sat  sing → sang③ 形がかわらないもの  具体例… cut → cut  put → put☆ 不規則動詞の過去形を使った肯定文の表し方※ 英語では,過去のことを表すとき,述語動詞を過去形にする。(過去時制)※ 一般動詞の過去形は,主語の人称や単数複数の違いによって形がかわることはない。  ・彼は 2 日前とても熱心に数学を勉強しました。(規則動詞の過去形の文)   → He studied math very hard two days ago.  ・彼の先生は 2 日前とても熱心に数学を教えました。(不規則動詞の過去形の文)   → His teacher taught math very hard two days ago.

◉不規則動詞について 不規則動詞の変化のしかたには,決まった法則はなく,それぞれの動詞によって異なる。不規則動詞の数は規則動詞よりも少ない。その上,よく使う動詞も多いので,ていねいに覚える必要がある。

2 一般動詞の過去形の否定文� 【 2一般動詞(不規則動詞)の過去形の否定文】

☆ 過去の否定文の表し方[規則動詞の場合と同様に]※ 一般動詞の文では,代動詞「do」の過去形「did」を用いる。文中の動詞は動詞の原形にする。※ 主語による「do」「does」の使い分けは,過去時制にはない。主語が何であれ,「did」を使う。 ・彼らは先月あの図書館に行きました。(不規則動詞の過去の肯定文)  → They went to that library last month. ・彼らは先月あの図書館に行きませんでした。(不規則動詞の過去の否定文)  → They didn’t go to the library last month.(didn’t は did not の短縮形)

3 一般動詞の過去形の疑問文�【 3一般動詞(不規則動詞)の過去形の疑問文, 4疑問詞で始まる一般動詞(不規則動詞)の過去形の疑問文】

☆ 過去の疑問文の表し方[規則動詞の場合と同様に]※ 一般動詞の文では,代動詞「Do」の過去形「Did」を用いる。文中の動詞は動詞の原形にする。※ 主語による「Do」「Does」の使い分けは,過去時制にはない。主語が何であれ,「Did」を使う。① Yes / No 疑問文の場合 ・その女性はきのうの午後何冊かの本を買いましたか。  → Did the woman buy any books yesterday afternoon? Yes, she did. / No, she didn’t.② 疑問詞疑問文の場合 ・あなたは 2 週間前そこで何冊の本を買いましたか。  → How many books did you buy there two weeks ago? I bought five books. / Five books.③ 疑問詞が主語の疑問文の場合 ・誰がこの前の金曜日にここで彼女に会いましたか。  → Who met her here last Friday? Her uncle did.

◆指導ページ P.148 ~ 153

一般動詞の過去形⑵24

Page 25: I am~. / You are~.2 be動詞を使う文の否定文 【1 I am ~.の否定文,2 You are ~.の否定文】 述語動詞がbe動詞の否定文の作り方→be動詞の直後に「not」を入れる。①

発展新演習 中1英語  指導のポイント

【主な学習内容】◎前置詞の働き→前置詞句がはたしている文中での役割を理解し,さまざまな前置詞の習得に向けた導入説明をする。◎前置詞の種類と用法→場所・時・その他の多様な意味の前置詞を習得し,前置詞句として活用できるようにする。

学習内容 補足・留意事項など

1 前置詞の働きと前置詞句の役割� 【 1前置詞の働き】

☆ 前置詞とは…�名詞や代名詞の前に置かれて,場所や時などを表す語。1語単独では使われない。

① 前置詞句(前置詞+名詞[代名詞])が副詞の働きをする場合(副詞句) ・私たちは日曜日に公園でテニスをします。→ We play tennis in the park on Sunday.※  前置詞句「in the park」と「on Sunday」は副詞句として述語動詞「play」を修飾している。② 前置詞句(前置詞+名詞[代名詞])が形容詞の働きをする場合(形容詞句) ・箱の中のこれらのりんごは彼らのものです。→ These apples in the box are theirs.※ 前置詞句「in the box」は形容詞句として名詞「apples」を修飾している。

◉前置詞の後の代名詞は目的格。 ・「彼といっしょに」  → with him ・「彼らのために」  → for them

2 前置詞の種類と用法� 【 2前置詞の種類と用法】

☆ 場所を表す前置詞① at …~に(で)  具体例…「家で」(at home) 「駅で」(at the station)② in …~の中に(で)  具体例…「かばんの中に」(in the bag) 「横浜で」(in Yokohama)③ on …~の上に(で)  具体例…「机の上に」(on the desk) 「かべに」(on the wall)④ under …~の下に(で)  具体例…「いすの下に」(under the chair)⑤ by …~のそばに(で)  具体例…「窓のそばで」(by the window)⑥ near …~の近くに(で)  具体例…「池の近くで」(near the pond)⑦ from …~から・~出身  具体例…「あの店から来る」(come from that store)⑧ to …~へ(に)  具体例…「あなたの町に行く」(go to your town)⑨ for …~に向かって  具体例…「京都に向 けて出発する」(leave for Kyoto)☆ 時を表す前置詞① at …~に[時刻]  具体例…「7 時に」(at seven) 「夜に」(at night)② on …~に[曜日・日付]  具体例…「金曜日に」(on Friday) 「3 月 3 日に」(on March 3)③ in …~に[月・季節・年]  具体例…「10 月に」(in October) 「冬に」(in winter)④ for …~の間  具体例…「4 年間」(for four years)⑤ before …~の前に  具体例…「夕食前に」(before dinner)⑥ after …~の後に  具体例…「放課後に」(after school)⑦ from … to ~…から~まで  具体例…「月曜日から金曜日まで」(from Monday to Friday)☆ その他の前置詞① by …~(交通手段)で  具体例…「バスで」(by bus) ※「徒歩で」(on foot)② in …~(言語)で  具体例…「英語で」(in English)③ for …~のために  具体例…「私のために」(for me)④ with …~といっしょに  具体例…「彼といっしょに」(with him)   ~で  具体例…「ペンで」(with a pen)⑤ about …~について  具体例…「日本について」(about Japan)⑥ of …~の  具体例…「私の家族の写真」(a picture of my family)⑦ on TV …テレビで

関連  ※ 前置詞句(副詞句)の語順について…①場所→時 ②小さな単位→大きな単位 ・私の父は午前 10 時にあの駅で彼に会います。  → My father meets him at that station at ten in the morning. [ 場所 ] [ 時(小)] [ 時(大)]

◉その他の場所の前置詞 ① along ~…~に沿って ② around ~…~のまわりを ③ between ~…~の間に ④ across ~…~を横切って ⑤ out of ~…~から外へ ⑥ in front of ~…~の前に

◉その他の時の前置詞 ① by ~…~までに(期限で) ② till・until ~…~までに(継  続して)

◆指導ページ P.154 ~ 157 ◆  

前置詞25