Title 大学生の自我同一性に関する研究 (3) : アンデンティティ ... · この研究の大きな流れのひとつにマーシャ(Marcia,J.E.)が発展させたアイデンティ
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令和2年度
教職3年次研修のしおり[小学校]
受講者番号 所 属 氏 名
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1 教職3年次研修の目的と重点
教職3年次研修の目的と、重点的に目指すことは以下のとおりです。
2 「授業力プラスワン」の目的と意義
子どもたちの「生きる力」を育むために、とりわけ今、学校に求められていることは、「確かな学力」を育成することです。基礎的・基本的な知識・技能の習得を図り、それらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力等を育成することが求められています。このような力を育むために、教員はこれまで以上に使命感と責任感、教育的愛情をもって学び続け、実践力を高めていくことが重要です。学び続ける教員として、現場における研究は欠かせないものです。研究発表の有無に関わらず、教員は日々、実践を省察し、その改善に取り組むことを繰り返し行っていく必要があります。また、それが教員個人の頭の中で行われていくのではなく、省察の視点や改善の手法の広がり、深まりを他と共有することが大切です。そこで、教職3年次研修では、「確かな学力を育む授業力の向上」を目指し、先生方が自身の授業を振り返りさらに一歩高めるためのプランである「授業力プラスワン」を研修の主な内容とします。「授業力プラスワン」の具体的な内容は、①自身の授業の分析を通して、課題や付けたい力を把握する。②実践テーマを決定し、テーマ設定の理由を練り上げる。③自ら設定したテーマに沿って計画的に実践する。④成果と課題を客観的にまとめ、分かりやすく伝える。
の4点です。上記の①~③は、授業に関する省察の視点や授業改善の手法に関わるものであり、若手教員のうちに獲得すべきものの一つです。「授業力プラスワン」の取組は、その視点や手法を身に付けるための有効な手段になります。また、学びを共有するためには、相手に分かりやすく伝えることが大切です。口頭発表でのプレゼンテーションの力を付けていくこと(上記④)は、授業改善と同様、教員に求められる
1
自己の課題を明確にし、課題解決に向けて、見通しをもって取り組み、児童生徒理解に基づく実践的指導力の向上を目指す。[重点]◎確かな学力を育む授業力のさらなる向上
○豊かな心を育む生徒指導力のさらなる向上○教員としての使命感と責任感の自覚
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力と言えます。自らの実践を、分かりやすく校内外に発信できる教員を目指しましょう。
3 勤務校での実践 「授業力プラスワン」の流れ
「現状分析」→「実践テーマ設定」→Plan「計画」(「実践テーマに関する実態把握」→「計画立案」→「授業の構想等」)→Do「実施」→Check「評価」→Action「改善」(「授業改善のための改善点の洗い出し」)というサイクルで実施します。これらのサイクルに、「校内での研修」、「受講者間での研究協議」、「実践発表」等を組み入れて行います。 教職3年次研修の「授業力プラスワン」の流れは、以下のとおりです。
2
・「授業力プラスワン3」・実践発表・改善点の洗い出し
センター〔第3回〕
教職2年次研修 〔第4回〕「授業力プラスワン」概要説明
・「授業力プラスワン2」・実践テーマに関する課題把握と実践計画の検討・進め方の再考
(夏季休業中)
実践計画確定【計画書の提出】
・現状から実践テーマ候補を考える
(9~12 月)
・実践・検証
・実践テーマ確定・テーマに関する実態把握・実践計画立案
実践まとめ【報告書の提出】
勤務校
勤務校 センター〔第2回〕
勤務校
・「授業力プラスワン1」・実践の進め方確認・実践テーマ検討
センター〔第1回〕
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「授業力プラスワン」の進め方
①〔第1回研修〕 実践テーマ(サブテーマ)を立案する。・「授業力プラスワン」のテーマ(サブテーマ)について、ワークシート①を使って、協議する。
(1)班5月 28日(2)班6月5日
↓ ② 実践テーマ(サブテーマ)を決定する。・勤務校で、管理職や学年主任等より助言や指導を受け、実践テーマを決め
る。
6月
↓ ③ 実践テーマに係る、現状把握や事前調査等を実施する。・事前調査として アンケートや観察記録等により、学級の実態について客、
観的なデータを収集し、保管しておく。・勤務校で、管理職や学年主任等より助言や指導を受ける。
6月~8月
↓④〔第2回研修〕 現状分析と実践計画の検証について協議する。・中堅教員とのクロス研修で、先輩教員からアドバイスをもらう。・計画書とワークシート②を使って、現状分析と実践計画の検討を行う。・「授業力プラスワン」計画書の提出について、説明を聞く。
8月7日
↓
⑤「授業力プラスワン」計画書(様式①の太枠部分)を完成し、校長に提出する。・校長は、市町教委を通じて総合教育センター所長に提出する。
センター提出期限
8月28日↓
3
日々の
サイクル
AC
PD
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⑥ 2学期より「授業力プラスワン」計画書を基に実践する。・実践の検証・記録や資料を残しておく。・「授業力プラスワン」に関する事後調査(アンケート・授業記録等)データ
を収集する。
・授業実践については、OJTメンバーからアドバイスをもらうとよい。
9月~12 月
↓⑦「授業力プラスワン」報告書(様式②の太枠部分)を校長に提出する。・2学期終了後、発表に向けて実践の成果をまとめ、報告する。・事前・事後のアンケート等を比較して、研究成果を客観的に示せるとよ
い。・勤務校にて、管理職や学年主任等より助言や指導を受ける。・校長は、市町教委を通じて総合教育センター所長に提出する。
センター提出期限1月8日
↓ ⑧ 発表のリハーサルや資料等の準備を進める。・発表方法、伝え方を検討する。
1月
↓
⑨〔第3回研修〕 実践発表(全員発表)をする。・中堅教員とのクロス研修で、先輩教員からアドバイスをもらう。・発表時間は一人15分程度。・「授業力プラスワン」報告書のコピー等を、配付資料として持参する。
(1)班1月 28日(午後)(2)班1月 29日(午後)
実践テーマの設定について
教職3年次研修では、「授業力プラスワン」を実施します。第1回研修では、各自の課題意識やそこから考えられるテーマについての交流を行います。また、「授業力プラスワン」の意義や、具体的な方法等について計画の検証も行います。
1 テーマ設定をするにあたって
テーマ設定にあたり、以下の点を念頭に置き、テーマの候補をいくつか考えてみましょう。
●児童生徒の実態等、学級・学校の現状を踏まえたものであること ●日々の授業等で実践可能で、かつ具体性のあるもの
2 実践テーマ候補と設定の理由
実践テーマ候補を書いてみましょう。また、そのテーマをなぜ設定するのか、理由について
も考えてみましょう。
4
「授業力プラスワン」 ワークシート①
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実践テーマ候補①
テーマ設定の理由
研究教科
実践テーマ候補②
テーマ設定の理由
研究教科
実践テーマ候補③
テーマ設定の理由
研究教科
所属校( 小学校) 学年等( ) 氏名( )
「授業力プラスワン」テーマ(サブテーマ)(例)
○対話的な学びを育てる国語科の話し合い活動の指導○学習の見通しをもち、主体的に取り組む姿を求めて~説明文の指導を通して~
○自分の思いや考えをもち、わかりやすく表現する力を育てる~国語科での「書くこと」の学習を通して~
○算数科において思考をうながす板書の工夫○算数のよさを感じ、主体的に課題解決しようとする児童の育成
~思わず解いてみたくなる、課題設定と支援のあり方~○自ら学び自ら考える力を育てる算数科の授業~振り返りの工夫を探る~
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「授業力プラスワン」 実践テーマ例
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○学習の過程が一目でわかるノート指導の工夫~理科の実験記録を通じて~
○理科指導における単元を通した言語活動の充実○「できた」「わかった」が実感できる理科学習○ICT機器を活用して学習意欲を高める授業づくり~社会科の指導を通して~
○資料を基に自分の考えを伝え合う授業づくり~社会科授業での話合い活動を通して~
○生き生きと活動し運動が好きな子を育てる体育科の授業〇運動能力を高める体育の授業づくり〇表現する力を高める歌唱指導
~音楽科における授業改善~○豊かな感性を育む図画工作科の授業づくり~造形あそび活動を通して~
○実生活に生きる家庭科の授業づくり○自己の生き方を見つめる道徳の授業展開の工夫○外国語に慣れ親しみ、コミュニケーション力を高める授業の創造
・・・など、教科を窓口にテーマを設定してください。
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今年度末には成果が実感できる研究に!
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テーマの理由(背景)
検証の方法
研究の方法
仮説
事前調査等・現状分析
ゴール・目標
実践テーマ
「授業力プラスワン」 ワークシート② 現状分析と計画の検証
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第 号 年( 年) 月 日
滋賀県総合教育センター所長 様学 校 名 所属長名
(公印省略)
「授業力プラスワン」計画書の提出について
このことについて、下記のとおり提出します。
記
「授業力プラスワン」計画書
受講者番号氏名 教科 学年等
所属校 学校
実践テーマ(サブテーマ)
【テーマ設定の理由】
【課題追究、および課題解決のための方途(内容・方法等)】
【具体的な実践計画】( 月)
( 月)
( 月)
(1月) 「授業力プラスワン」 実践発表【まとめ方、発表方法等】
※提出期限 令和2年8月28日(金)
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教職3年次研修「授業力プラスワン」 様式①
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下記手順に従い、電子メールにて総合教育センターに提出してください。総合教育センターメールアドレス: [email protected]
※提出手順 市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長 滋賀大学教育学部附属・県立学校:所属長 → 総合教育センター所長
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第 号 年( 年) 月 日
滋賀県総合教育センター所長 様学 校 名 所属長名
(公印省略)
「授業力プラスワン」報告書の提出について
このことについて、下記のとおり提出します。
記
「授業力プラスワン」報告書
受講者番号氏名 教科 学年等
所属校
実践テーマ(サブテーマ)
1 研究の内容
※段組等は自由で、両面になってもよい。
(1)検証の方法
(2)検証授業
2 成果
3.今後に向けて
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教職3年次研修「授業力プラスワン」 様式②
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※提出期限 令和3年1月8日(金) 下記手順に従い、電子メールにて総合教育センターに提出してください。
総合教育センターメールアドレス: [email protected]
※提出手順 市町立学校:所属長 → 市町教育長 → 総合教育センター所長 滋賀大学教育学部附属・県立学校:所属長 → 総合教育センター所長
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研修番号
・研修名No.16 教職3年次研修[小学校(1)・(2)班]
目 的 対 象
自己の課題を明確にし、課題解決に向けて、見
通しをもって取り組み、児童生徒理解に基づく実
践的指導力の向上を目指す。
[重点]◎確かな学力を育む授業力のさらなる向上
〇豊かな心を育む生徒指導力のさらなる向
上
〇教員としての使命感と責任感の自覚
教職3年次の小学校教員 150名
回 日 時 研 修 内 容 (形 態) 会 場
1
(1)5/28(木)(2)6/ 5(金)各9:30~16:
30
・オリエンテーション
・授業力プラスワン1(講義・演習・研究協議)総合教育センター
・学び続ける教員として1(講義・演習・研究協議)
2
(1)(2)8/7(金)
9:30~16:30
・学び続ける教員として2(講義・演習・研究協議)
総合教育センター〈中堅教諭等資質向上研修[小学校]【選択研修1】とのクロス研修〉
・授業力プラスワン2(講義・演習・研究協議)
3
(1)1/28(木)(2)1/29(金)各13:30~1
6:30
〈中堅教諭等資質向上研修[小学校]【選択研修5・6】とのクロス
研修〉
・授業力プラスワン3(実践発表・研究協議)総合教育センター
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