三菱商事の 社会貢献活動 - Mitsubishi...

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社会のため、 次世代のため、 地球のために、 私たちができること 三菱商事の 社会貢献活動

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Page 1: 三菱商事の 社会貢献活動 - Mitsubishi Corporation...三菱商事の企業文化には、社是である「三綱領」を拠り所に、 真に豊かな社会の実現を目指して、地域社会や国際社会と

社会のため、

次世代のため、

地球のために、

私たちができること

三菱商事の社会貢献活動

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三菱商事の企業文化には、社是である「三綱領」を拠り所に、真に豊かな社会の実現を目指して、地域社会や国際社会とともに発展していこうという思いが深く根を下ろしています。1973年には、「企業は社会の一員として社会貢献事業を積極的に行うべきで、そのための経費は企業が社会で存続するための社会的経費(ソーシャルコスト)として、利益を得る前に負担しなければならない」という認識の下、「社会環境室」が設立されました。以来私たちは、より豊かな社会づくりに貢献すべく、自ら考え実践する社会貢献活動を推進しています。

三菱商事は、誰もが生き生きと活躍できる社会を目指しています。多様な生き方が存在する今、それぞれを尊重し共生できる世の中になるよう、活動を続けています。

私たちの未来を担う次世代を育成し、その成長と自立を支援するために、三菱商事では、教育、研究、能力開発の支援などに積極的に取り組んでいます。

かけがえのない地球環境を未来へと伝え、人と自然が調和した豊かな社会を実現するために、三菱商事は地球環境の保全に取り組んでいます。

三菱商事は、災害時の緊急支援活動および被災地の復興支援活動に取り組んでいます。被災地のニーズに寄り添いながら、社会の一員としての役割を果たしていきます。

環境の保全3.

次世代の育成・自立2.

インクルーシブ社会の実現1.

災害支援

三菱商事は、「インクルーシブ社会の実現」「次世代の育成・自立」「環境の保全」の3つの軸に沿った活動、および「災害支援(東日本大震災復興支援を含む)」を実施しています。世界各地の社員が自発的に参加して汗を流すとともに、継続して活動に取り組むことを重視しています。

社員が汗を流し、継続する

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※そのほかの主な活動:日本高校生・大学生向けのサマーキャンプおよび模擬国連プログラム等への支援、インド農村開発プロジェクト支援、ブラジル小規模農家自立支援、北京日本学研究センター支援

※そのほかの主な活動:森林保全プロジェクト、丸の内市民環境フォーラム、アメリカでの環境教育支援、カナダ先住民による自然保護支援

環境の保全3. 次世代の育成・自立2. 災害支援

東日本大震災復興支援活動三菱商事復興支援財団被災地の復旧・復興支援に総力を挙げて取り組むことを目的に、4年間総額100億円の東日本大震災復興支援基金を創設し、その一部を拠出する形で、2012年春に三菱商事復興支援財団を設立。基金から奨学金や助成金制度を引き継ぐとともに、産業再生や雇用創出に寄与する取り組みを展開しています。2015年には、35億円の追加拠出を決定し、福島県郡山市で果樹農業の6次産業化を支援する「ふくしまワイナリープロジェクト」に取り組んでいます。

ふくしまワイナリープロジェクト三菱商事復興支援財団が福島県郡山市と連携協定を締結し、2015年から果樹農業の6次産業化を支援するための「ふくしまワイナリープロジェクト」を推進しています。郡山市に建設した「ふくしま逢瀬ワイナリー」で、福島県産の果物を使ったワインやリキュールを製造しています。

三菱商事は、災害で被害を受けた地域に対する緊急支援活動および復興支援活動を行っています。ボランティア活動のほか、東日本大震災における復興支援活動では、奨学金の給付や事業者の支援など被災地のニーズに応じたサポートを実施し、復興を後押ししています。

※そのほかの主な活動:大分国際車いすマラソン、重度障がい者の職能開発「東京コロニー」「三菱商事太陽」、東京YMCA「秋の山中湖キャンプ」、グリーンリボンランニングフェスティバル、中国障がい者スポーツ振興プロジェクト、台湾障がい者訓練施設支援

社会貢献活動のあゆみ

母と子の自然教室1974年から継続している、ひとり親家庭の母子を対象とした、人や自然との触れ合いを体験するキャンプです。これまでに17,000名以上の親子と1,000以上の社員ボランティアが参加してきました。

現地固有の樹種を密植・混植方式で植林することで、40~50年という短期間で自然林に近い生態系をよみがえらせることを目指し、1990年よりプロジェクトに取り組んでいます。

奨学金プログラム次世代のグローバルリーダーとして活躍が期待される学生への奨学金として、国内大学で学ぶ外国人留学生を支援する「三菱商事留学生奨学金」、海外各地の大学で学ぶ現地学

生を支援する「MC International Scholarship」、日本から海外に交換留学する高校生を支援する「三菱商事高校生海外留学奨学金」などのプログラムを実施しています。

DREAM AS ONE.~ともに一つになり、夢に向かって~

障がい者スポーツの発展を応援し、たくさんの人と夢と感動を分かち合うために、障がい者向けスポーツ教室やセミナー(ボランティア養成講座)の開催、競技大会・イベントの協賛などを行っています。

アーティストの育成とキャリア支援を目的に、イベントの開催や作品展を通じ、アーティストに制作発表の場を提供しています。参加アーティストは、お客様との出会いなどからその後のステップアップにつながるチャンスを得ています。

2005年より、世界のサンゴ礁の保全に向けて、サンゴ礁危機の原因や影響を究明する活動に取り組んでいます。産(三菱商事)・学(大学)・民(NGOなど)が連携し、研究活動を行うとともに、社内外のボランティアが環境問題について理解を深めるプログラムも実施しています。

国際NGOのオイスカとともに、2015年からミャンマー中央乾燥地域での農業人材育成を通して、ミャンマー最大の課題の一つである貧困農村の生活向上に貢献しています。

博物館・美術館プログラム博物館・美術館と協働で、障がいのある方々に、貸切りの館内で展示を楽しんでいただくプログラムを開催しています。社員がボランティアとしてサポートし、2005年からのべ15,000名以上の方々にご来場いただいています。

インクルーシブ社会の実現1.

ボランティア活動「被災地で復興の手伝いをしたい」との多くの社員の声を受け、震災直後から社員ボランティアの活動を実施しています。2018年度末までに、三菱商事グループ社員約4,900名が参加し、現在も活動を継続しています。

三菱商事アート・ゲート・プログラム

ミャンマー中央乾燥地域における農業人材育成事業支援

サンゴ礁保全プロジェクト(沖縄・セーシェル・オーストラリア)

熱帯林再生プロジェクト(マレーシア・ブラジル・ケニア)

三菱商事米州財団(MCFA:Mitsubishi Corporation Foundation for the Americas)

三菱商事欧州アフリカ基金(MCFEA:Mitsubishi Corporation Fund for Europe and Africa)

1991年に三菱商事と米国三菱商事が設立した財団です。生物多様性の保全、持続可能な開発、環境教育、環境正義をテーマに、米州の社会課題の解決に寄与するさまざまな活動を支援しています。

1992年に三菱商事と英国三菱商事が設立した財団です。環境保全の推進、環境を重視した教育・研究活動の支援、貧困削減をテーマに、欧州およびアフリカで活動するさまざまなパートナーを支援しています。

1973 社会環境室を設置 1983 三菱商事太陽設立 1991 2000地域貢献施策開始三菱商事留学生奨学金開始

MC International Scholarship 開始 2005 サンゴ礁保全プロジェクト開始

博物館・美術館プログラム開始 2008 三菱商事アート・ゲート・プログラム開始

2011 東日本大震災復興支援活動開始 2014 DREAM AS ONE.

開始1990 熱帯林再生実験プロジェクト開始(マレーシア)

※主要施策を抜粋

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2020.01

社員のボランティア活動を“トークン”という仮想通貨に換算(活動1回につき1トークン=500円)し、会社が福祉、教育、環境関連の団体に寄附する仕組みを整備しています。トークンは会社が指定するボランティアだけではなく、社員の自発的な活動でも取得可能です。

社員ボランティア