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特集 わたしたちは、こんな活動をしています エコライフDAY2015(夏) 埼玉県近代化遺産・落合門樋(おちあいもんひ) 加須市指定史跡 騎西町外田ヶ谷 星川より行田・加須低地へ用水が逆流しないように設置した樋門跡 明治36年竣工 町内で唯一現存するレンガ製樋門 (県道148号 田ヶ谷簡易郵便局の裏) 表紙 ・・・・・・・1 連載:廣瀬レポート ・・10~11 会長挨拶(横山会長) ・・・・・・・2 夏のエコライフDAY ・・・・・12 特集 こんな活動をしています ・・・3~9 環境クイズ ・・・・・13 各部会の活動紹介 総会報告、例会案内 ・・・・・14 CESS 行事予定 ・・・・・・・15 会計、編集後記 ・・・・・16 URL http: // sai-syuryosei.eco.coocan.jp/ 彩の国環境大学修了生の会 №.69 2016 夏季号 彩・環境大学通信

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  • 特集 わたしたちは、こんな活動をしています

    エコライフDAY2015(夏)

    埼玉県近代化遺産・落合門樋(おちあいもんひ) 加須市指定史跡

    騎西町外田ヶ谷 星川より行田・加須低地へ用水が逆流しないように設置した樋門跡 明治36年竣工 町内で唯一現存するレンガ製樋門 (県道148号 田ヶ谷簡易郵便局の裏)

    □ 表紙 ・・・・・・・1 □ 連載:廣瀬レポート ・・10~11

    □ 会長挨拶(横山会長) ・・・・・・・2 □ 夏のエコライフDAY ・・・・・12

    □ 特集 こんな活動をしています    ・・・3~9 □ 環境クイズ ・・・・・13各部会の活動紹介 □ 総会報告、例会案内 ・・・・・14

    □ CESS 行事予定 ・・・・・・・15□ 会計、編集後記 ・・・・・16

          URL : http: // sai-syuryosei.eco.coocan.jp/

    彩の国環境大学修了生の会

    №.69 2016 夏季号≪彩・環境大学通信≫

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    第 19回定期総会を終えて

    彩の国環境大学修了生の会

    代表理事 会長 横山 完爾

    第19回定期総会は、去る 5月 21(土)に埼玉県環境科学国際センター事務局長・脇坂 純一様に

    ご出席を頂き、浦和コミュニティセンター13会議室にて開催されました。当日は、総会に先立ち講

    演会が開催され、講師に城西大学経済学部 教授・勝浦 信幸様をお迎えし、「みんなの力を引き出そ

    う!共鳴・共感するまちづくり~」の演題にてご講演を頂きました。

    講演では経済、福祉、人口問題などを通して行政・NPO の問題点、NPO 行政と NPO の連携、福祉政策

    などを具体的な事例(映像など)を交えて、今後の対応等の重要と思われる論点を分かり易く説明い

    ただきました。

    脇坂様、勝浦様に対し、紙面を借りし、改めて御礼を申し上げます。

    さて、総会には、第 1号議案より第 5号議案まで 5つの議案が提案され、全て原案通り承認されま

    したことを、ご報告申し上げます。

    平成 27年度の活動状況は、第 19回定期総会 召集・議案書第 1号議案を参照願います。活動内容

    の詳細はホームページを参照ください。

    ここでは、第 3号号議案に関連する新年度の事業計画について記します。事業スケジュールは本誌

    に掲載されている「平成 28 年(2016 年)事業カレンダー」を参照願います。

    平成 28 年度の方針:平成 27 年度事業の継承とレベルアップを図ります。

    ①運営体制、運営、事業の見直し ②人材育成、人材確保 ③彩の国環境大学の認知度のUP。

    【重点事業】

    ① 運営体制、運営、事業の見直し

    ★事業部、編集部、ホームページ委員会に委員を配属、「1人当り仕事量」の軽滅を図ります。

    注)増員にあたり委員募集を実施いたします、ご参加への協力をお願いいたします。

    ★会報発行

    ※メール保持者に対するメール便移行を会報 69号(平成 28 年 7月発行)より実施。非メール保

    持者へは従来通り郵送にて発行いたします。

    ※ホームページにての閲覧・・・パスワードが必要です(問合せ先 編集部)。

    ★ホームページにて事業内容の閲覧拡充を行います。

    ★多数の会員が参加可能な事業の拡充、新設を行います。

    例)「我が家のエネルギー家計簿」の拡充、「光化学スモッグによるアサガオ被害調査」の新設。

    注)「事業企画の提案」、「事業への参加」をお待ちしています。

    ② 人材育成、人材確保

    ★本会会員・部会間、他団体(行政・企業・大学・NPO)との交流・連携の推進を図ります。

    ★「彩の国環境大学修了者」の入会増加、「彩の国環境大学受講申し込み」推進を行います。

    注)知人・友人への声がけよろしくお願いいたします。

    ③彩の国環境大学の認知度UPを図ります。

    ★事業の見直しを行うと同時に他団体との交流・連携の拡充を図ります。

    ④創立20周年事業の準備

    新たな一年が始まることとなりました。役職員一同、一生懸命に会を運営しますので、どうぞご支

    援のほどよろしくお願いいたします。

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    特集 わたしたちはこういう活動をしています 各部会報告

    平成 27 年 温暖化防止部会のエネルギー家計簿の実績

    平成 28年 6月 16 日

    温暖化防止部会報告 平間 敏明

    はじめに

    埼玉県の短期的目標は、2020 年に 2005 年基準で 21%削減となっています。その中で家庭部

    門の占める割合は 4%ですが、基準年比では 21%(157 万 t-CO2)削減する必要があります。

    平成 27 年(2015 年)の環境大学修了生の会温暖化防止部会の CO2削減がどうだったか、以下

    に報告します。

    1 温暖化防止部会における平成 27年度のエネルギー家計簿からの CO2排出量

    集計結果は図1の通りです。14世帯(平均世帯数は 2.50人)の年間のデータです。年間世帯当たりの CO2排出量の平均値は、3,188Kgでした。

    図1 27 年度エネルギー家計簿 (kg/世帯・年)

    平成 27年(2015 年)の世帯当りの平均排出量 3,118Kg の燃料別内訳は、図 2の通りです。

    参考に直近(2014 年)の全国の世帯当り家庭部門の排出量を図 3に示しました。

    図3 日本の家庭からの CO2排出量図2 燃料別排出量3188kgの構成比

  • 4

    2 環境家計簿の燃料別 CO2排出量推移(H23 年~H27 年 温暖化防止部会資料)

    図4から、全体的には着実に排出量は低下していますが、H27の前年比は7%増加でした。

    その結果は、燃料別排出量(図4)から前年度との比較で差を観てみると、水道、ガス及び

    灯油が、前年並みだったのに対し、電気とガソリンが特に増加した結果によります。

    図4 燃料別 CO2排出量推移と年比較

    電気、ガソリンの増加の原因は、図 5に示した県内各観測所の猛暑時の日数が、H26 が少なか

    ったことによる家庭の室内及び自家用車のエアコン(冷房)稼働時間の差と観ることができます。

    図 5県内各観測所の猛暑時の日数 図 6に熱中症救急搬出人数

    参考までに図 6 に熱中症救急搬出人数を示しま

    す。

    参考まで図 6 に、H26 と H27 との熱中症救急搬送

    人数を示しました。図から明らかに H27年は H26 年に比較して増加しています。

    3 まとめ

    私たちの CO2排出量削減対策は、図 4から着実に成果を挙げていることが窺えます。

    しかし、気温の上昇次第ではその努力がそれに吸収されてしまうことも分かりました。従って

    今後の対策は、この分野(室内及び車の冷房)の対策が一層重要になります。具体的な対策は、

    断熱対応をどんな方法で具現化するかにかかっています。効果は、東京電力のスマートメーター

    の Aルートを活用した電気家計簿で確かめられますので活用しましょう。

    しかしながら、気温上昇が続くなか、快適な生活を維持しつつの省エネ努力は、短期的な費用

    対効果の考え方だけでは達成できなくなります。従って、今後期待できる革新的な技術の進展も

    活用した、中長期的な考え方にシフトし、ここで確固足るストックを残すための将来への投資と

    位置付けた行動変容に舵を切る時期に来ているのかもしれません。

  • H26.2

    おうう

    化学物質の情報を市民、事業者、行政が共有し、対話を通じて相互理解を深め、信頼関係の構築を図ることを目的とし、化学物質のリスク低減を目指しています。

    当会の働きかけや行政の要請により、また事業所自ら行う環境ミュニケーションを支援しています。(当会が関係した事業所、○内は実施回数)

    2007年 (株)資生堂/久喜工場①、 関東レザー㈱②

    2008年 東京インキ(株)/吉野原工場①

    2009年 大正製薬(株)/大宮工場①、 ㈱資生堂/久喜工場②

    日本製罐㈱/本社大宮工場・日立ニコトランスミッション㈱

    2010年 カシュー(株)/ 本社大宮工場、東京インキ(株)/吉野原工場②

    2011年 JR大宮総合車両センター、信越ポリマー(株)

    大正製薬(株)/大宮工場②

    2012年 三国コカ・コーラ(株)岩槻工場、 同左吉見サイト、サンデン化学

    2013年 大正製薬(株)/大宮工場③ 東京インキ㈱/吉野原工場③

    JR東日本大宮工場

    2015年 (株)明治 埼玉工場

    2016年 藤倉ゴム工業(株)岩槻工場

    環境

    コミュニ

    ケーション

    実施風景

    2009年2月、(社) 環境情報 科学センター主催「PRTR2008特別賞」を受賞しました。

    ・トラブルの未然防止・事業者のイメージアップ

    ・住民と事業者をつなぐ・今後の施策への活用

    ・事業者の環境への取組みについて理解

    ・事業活動への安心感

    *事業者に製品のライフサイクル全段階で化学物質による環境.・健康リスク削減を図るよう働きかける。*消費者自ら化学物質のリスクメーカーであることを認識し、適切に化学物質を取り扱うよう働きかける。

    *私たちは消費者並びに住民としての立場で事業活動の生産・流通・消費・廃棄までを視野に入れ、事業者・行政と環境コミュニケーションを推進しています。

    (注) このような活動はリスクコミュニケーションとも呼ばれます。

    5

  • 6

    (原則第 2 土曜日定例部会)

    私たちは、自分の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を生かし、

    自然環境の保護と保全にむきあいます。

    埼玉県生物多様性保全活動団体 28 年 3 月登録

    平成 28 年度部会事業

    5月 4 日(水)みどりの日(実施済)

    CESS 主催 生態園 春の親子観察会(写真)

    (奮ってご参加してください)

    8 月 7 日(日)第 8 回大宮氷川参道を歩く

    10 月(予定)自然観察会「季節を感じよう」北本自然観察公園

    11 月 14 日(月)県民の日

    CESS 主催 生態園 秋の親子観察会

    12 月(予定) トラスト 14 号地

    三芳町藤久保~三富新田を歩く

    平成 29 年 2 月末

    CESS 生態園「冬のバードウォッチング」

    各地域の小・中学校において環境学習教育、観察会、イベント展示に参加して

    いきます。 問い合せ 茂木幸蔵 TEL 090-2549-8517

    自然環境・教育部会

  • 7

    CDの制作

    ▼2009年,埼玉県内全90市町村のごみ処理の現状と関連法規,3Rの仕組み,ごみ処理の歴史等を調査して1枚のCD「私たちのごみ」にまとめました。児童生徒の学習に

    役立つ資料として,学校や団体へ配布させて頂きました。

    つめかえ用商品の調査・報告と報告書の作成

    ▼2014年から3年間,環境側面から見た「つめかえ用は環境に優しいの・・・?」というテーマで,調査結果を最

    終報告書にまとめました。消費者アンケートを実施し1,000人以上の回答を得,そのデータを基に分析して中間報告会を数回開き市民の皆さんへ情報を発信してきました。また,商品の製造メーカー・販売店・消費者が顔を合わ

    企業、工場見学会の実施

    ▼1年に2~3回循環資源,廃棄物処理関係企

    東京スーパーエコタウンでの見学会

    定例会の開催

    ▼毎月1回定例会を開き,活動テーマに対する意見交換や

    各種環境イベントへの参加

    ▼「With You さいたまフェスティバル」「低炭素まちづくりフォーラムin埼

    玉」「ストップ温暖化SAITAMAフェア&こどもエコクラブフェスティバル」な

    彩の国循環工場での見学会

    私たちが生活を営み,生産活動をすれば必ずごみ(廃棄物)が発生します。

    ごみ問題は江戸時代から社会問題になったと言われていますが,現代社会ではより早急な解決が

    求められる重要な課題です。ほんの少し前までは欲しいものが無かったり,遠くの物は簡単に手

    に入らないなど「物」自体が少ないため何でも大切に扱い,すぐに捨てることはしませんでした。

    比べて現在の生活はどうでしょう。海外からの輸入が増加し,物流体制が整い,大量生産,大量

    消費,大量廃棄が当たり前。食料も衣類も工業製品も溢れている生活が本当に必要なのでしょう

    か。欲しい物はいつでも容易に手に入り、不要になったら誰かが何処かで処分してくれる,とい

    ごみ(廃棄物)を資源と捉え循環型社会を目指

    (彩の国環境大学修了生の会 生活循環資源部会)

    ( 報告会の様子 ) With you さい ( 意見交換会の様子 ) 春日部市民活動セン

    ● 活動報告書

    連絡先:

    生活循環資源部会 今井正義

    mail: [email protected]

    宮代町新しい村での見学会

  • 8

    20160206-7withyou さいたま報告会 20160526 寄居・資源循環工場見学

    2016.3.5 浦和コムナーレフェスティバル

    コラム

    『受講生の皆様へ・当方が入会していて本当に良かったと想った時の紹介』

    会員 NO 266 小林 光春編集部より今年度は、当会への入会の呼び掛けは早くしたい(7 月会報)ので事業部でも何かの記載文をと依頼されました。事業部の活動等の紹介は第 2 例会等の別の機会でも行うので、今機会は当方が長年のサラリーマン生活をリタイ

    アしてどっぷり浸かった会社組織から当会や地域でのコミュニティーに本格的

    に参加し始めたここ 2-3 年で良かった事項を何点か紹介したいと思います。1)浄瑠璃寺参道での「子供(孫)とおばあちゃんとの野草の草笛談義」

    浄瑠璃寺は奈良と京都の県境にある“平安期の極楽浄土を象徴した庭園と伽

    藍及び九品往生の国宝、九体阿弥陀如来像“で確かに平安の雰囲気も良かっ

    たが、その参道での 5歳ぐらいの男の子と連れ添いの地元のおばさん?との草笛談義は本当に楽しかった。丁度その月のこどもの日に自然観察部会(於

    CESS)に参加し野草「カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマクサ」その違いを覚えたばかりで・・・にわか覚えの当方だったが野草等自然に対

    して、とても詳しい関西のおばあちゃんとも話が合い盛り上がりました。

    ただ参道わきの野草で当方の作った草笛は鳴らず、おばあちゃんに作って貰

    って・・子供や孫に対しては知識より、実践体験のスキル?大切と実感!!

    2)高千穂神社での「秩父杉と地域ボランティアガイドの件」

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    昨年の九州寺社巡礼時に歴史のある神社を訪れたが、境内のご神木『夫婦杉』

    の対面に杉の大木『秩父杉』の銘が・同年代の地域ボランティアが二人、源

    頼朝が関東より持参して自ら手植え?したと・・当方、埼玉から来たと告げ

    それは頼朝の代参として埼玉秩父の豪族「畠山 重忠」が関東の秩父から苗木

    を持ってきて手植え奉納したと・・畠山重忠は愚直で、精錬潔白で「鎌倉武

    士の鏡」今でも埼玉では郷土の誇りだと。 埼玉秩父の古刹、三峰神社の境

    内にも畠山重忠公のお手植えのご神木「秩父杉 樹齢 800年」が有ると・・二人とも話が合い、高千穂神社より古い近くの「くしふる神社と天岩戸神社」

    を案内してくれて流石に神話?は詳しく、楽しいコミュニケーション出来た

    これも前年、秩父での低炭素フォーラムで一緒に活動し知り合いになったお

    陰と丁度、埼玉大学連続市民講座「過去から見える、埼玉の未来“武蔵武士―

    畠山重能・重忠父子と源氏・平氏―」を受講出来た、お陰だと思いました。

    なお高千穂の秩父杉の横には元参院議長で埼玉県知事だった土屋義彦氏のお

    手植えの秩父から持参?した杉(h=5m位)も有り元気に育っていました。3)当会と地域ボランティア・地域コミュニティーの関わり

    町内会等の地域コミュニティーへの参加ですが活動している役員達のほとん

    ど皆が会活動とは別に花と緑、ごみ問題、低炭素、自然と遺跡・歴史等の色

    んな活動に関わっており、修了生の会に属していたお陰でスムーズに溶け込む

    ことが出来ました。又、地域の様々な人たちとのネットワークが出来、地域の

    知らない機会(歴史・食・遺跡 etc)や飲みニケーション有難い事だと思います当会への入会を考えている皆さん、当方の東京・神奈川・千葉の仲間たちにも

    何時も自慢し羨ましがられますが、こんな素晴らしい会が他県には有りません。

    是非、一度でも入会して体験してみてください。きっと、ちょっとした地域貢

    献の満足感?とちょっした環境学習感・自己勉強感?が味わえますよ!!

    高千穂神社の「秩父杉」 三峰神社の「秩父杉」

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    広瀬レポート 廣瀬春朗

    麦秋に思う

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    ■■エコライフDAY■■■

    「エコライフDAY2016(夏)にチャレンジ」に参加のお願い

    「つづけよう」「ひろげよう」省エネ・節電~みんなでやれば未来は変わる~

    彩の国環境大学修了生の会 代表理事 会長 横山 完爾 地球温暖化防止部会 部会長 安田 信一

    会員各位には、日頃より会の環境活動にご協力いただきましてありがとうございます。

    今年も埼玉県環境部温暖化対策課より「エコライフDAY2016 夏のライフスタイルキャンペ-ンの実施協力依頼がありました。

    会としても参加・協力を行うことといたしましたので、会員の皆様にご参加をお願いします。

    目的は、家庭からの二酸化炭素排出量を削減するため、省エネ・省資源など環境に配慮した生活を

    1 日実践することにより、地球温暖化防止のためのライフスタイルの定着に向けたきっかけづくりを行いましょう。

    つきましたは、下記実施要領を参照の上、同封の「エコライフDAY2016(夏)チェックシ-ト」にご記入いただき担当の安田までご送付ください。

    ■ 彩の国環境大学修了生の会エコライフDAY2016(夏)の実施要領

    (1)実施時期:2016 年 7 月 10 日(日)~2016 年 8 月 15 日(月)の 37 日間でご都合の良い 1日に実施してください。

    (2)報告の締切り

    「エコライフDAYチェックシ-ト」を 2016 年 8 月 31 日(水)必着でお願いします。(3)チェックシ-トの送付方法と宛先

    下記①~③のいずれかの方法で安田信一宛に送付してください。

    ① 郵送:〒362-0014 上尾市本町3-5-28② FAX:048-775-5282

    ③ E-mail:[email protected]*後日E-mail で報告できるエクセルフォ-マットをE-mail で総務部よりご案内します。

    (4)埼玉県環境部温暖化対策課への報告方法について

    エコライフDAYチェックシ-トは集計結果を会としてまとめて埼玉県環境部温暖化対策

    課へ報告致します。

    ■ 夏のライフスタイルキャンペ-ンへのご協力

    (1)「ク-ルビズ(軽装)」の実践。

    (2)「埼玉版家庭のエコ診断」に 1 年 1 回チャレンジしてみよう。 WEB(スマ-トフォン・パソコン等)上で各家庭の二酸化炭素の排出状況に応じた省エネ対

    策とその効果が分かる「埼玉版家庭のエコ診断」を行っています。利用登録サイトは

    https://www.ecosaitama.jp/ でスマ-トフォン・パソコンから取り組み出来ます。エコライフ DAY の取組みと合わせてご参加してチェックシ-トにご記入ください。

  • 13

    会員番号316 小口幹夫

    ●問題 1

    地球は過去少なくとも3回にわたり非常に寒冷な時代があったと考えられています。

    そのうち2回は完全に全球凍結しました。スノーボール仮説と言われていますが、考えられ

    る原因は?

    (1)太陽活動の低下 (2)光合成生物(シアノバクテリア)の増殖 (3)超大陸生成

    ●問題 2

    江戸時代の農業は肥料革命で成り立ちました。多様な肥料(干鰯、油粕等)の発見と使用法

    の開発、伝播です。例えば下肥(人糞)が肥料になるのは室町時代からですが、大量に使用

    されたのが江戸時代です。これはあるものの普及により都市と農村間の流通が可能になった

    からです。あるものとは?

    (1)甕 (2)桶 (3)蓑

    ●問題 3

    おからは産業廃棄物か否かが問われたことがあります。有名な「おから裁判」です。

    最高裁まで争われましたが判決はどれ?

    (1)産業廃棄物である (2)産業廃棄物ではない

    ●問題 4

    市民の自発的な募金を基に、基金を創設し、土地を購入して自然を保護・管理・公開する自

    然環境保護運動があります。「ナショナル・トラスト」運動と言いますが、発祥の国はどこ?

    (1)イギリス (2)スイス (3)カナダ

    ********解答と解説*******************************************************

    ○問題 1 の答え(2)と(3)

    3回とは約 22 億年前、約 7.5 億年前、約 6 億年前です。

    過去ほど太陽活動は弱かったため(1)は誤りです。光合成生物による地球温暖化ガス(CO2、

    メタン)の減少がおきました。また超大陸生成による陸地面積増大で岩石の侵食が増加し、

    イオン化したカルシウムやマグネシウムを大量に海へ供給しました。これが CO2 を炭酸塩鉱

    物として固定し、大気中の CO2 濃度が大幅に低下しました。

    これにより気温が低下し全球凍結に至ったと考えられています。

    ○問題 2 の答え(2)

    桶は室町時代末期に発明されました。江戸時代になって普及し酒や醤油などが船に積まれ全

    国に流通するようになりました。同じように下肥も桶で大量に集められ都市から農村に運ば

    れリサイクルされました。甕は古くからありましたが、甕では重すぎて不向きです。

    ○問題 3 の答え(1)

    おからが「食べ物」、「廃棄物」のどれが妥当か争われた裁判で、産業廃棄物に関して総合判

    断説が採用された判決となりました。豆腐製造業者からおからを引き取り飼料や肥料などに

    加工をしていた業者が、無許可で廃棄物を処理していたとして、刑事裁判の被告人とされま

    した。裁判では「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で規定されている「不要物」

    に、おからが含まれるのかについて争われました。おからは食べられますから「不要物」で

    はないと業者は主張しましたが、最高裁判所は「不要物」がどうかの判断は、その物の「通

    常の取扱い形態」などを総合的に考慮して決定されるので、食品として栄養価が高いかどう

    かといった点は考慮されないと判断しました。

    ○問題 4 の答え(1)

    イギリスが発祥ですが、日本にも日本ナショナル・トラスト協会等が活動しています。主な引用・参考文献:問題1「地球温暖化の事典」地球環境センター 編集 丸善出版 他

    問題2「カムイ伝講義」田中優子 筑摩書房 他 問題3「変な裁判」なかむらいちろう他

    問題4「確認 環境法用語 230」黒川哲志 他

  • 14

    総務関係

    1.第 19 回定期総会報告

    第 19 回定期総会を以下の通り開催し、第 1 号議案から第 5 号議案まで原案通り可決

    承認されました。

    開催日時:平成 28 年 5 月 21 日(土)午後 3 時 15 分~4 時 45 分

    場所 : 浦和コミュニティーセンター第 13 集会室

    出席者 :会員数 121 名 出席者 36 名 委任状 35 名 有効数 71 名

    議長 :横山 完爾

    議事録署名人選出:広瀬 春朗、川島 秀男

    議事 :第 1 号議案 平成 27 年度事業報告

    第 2 号議案 平成 27 年度収支決算および監査報告

    第 3 号議案 平成 28 年度事業計画

    第 4 号議案 平成 28 年度収支予算

    第 5 号議案 新理事 津嘉山朝愼 選出

    2.第一回例会案内

    例会は会員の活動発表と情報の共有を目的に開催しています。下記のとおり開催します

    ので、ぜひ参加下さり情報交換して活動に活用下さるようお願いします。

    日時 平成 28 年(2016 年)7 月 23 日(土)13:00~17:00

    場所 鴻巣市民活動センター (JR 鴻巣駅東口横)

    ・会長挨拶 13:15~13:20

    ・会員活動報告発表 13:30~16:00

    ① 石井 善幸 (化学物質部会)

    ② 平間 敏明 (地球温暖化部会) 演題:「金(Gold)の雑学(環境との係わり)」

    ③ 津嘉山 朝慎(自然環境・教育部会)

    ・例会後の飲食(茶菓)16:00~16:50

  • 番号 日 時 講座名 内 容 対 象 定 員 費 用

    ①7/23(土)10:00~15:00

    ②8/21(土)10:00~15:00

    ③9/4(土)10:00~12:00

     

    8/3(水)

    ①9:45~10:15

    ②12:00~12:30

    ③14:20~14:50

    8/6(土)

    ①12:10~

    ②14:00~

    7/27、8/3、10、17、24(水)

     

    7/31、8/7、14、21、28(日)

     

    8/3(水)

    ①10:30~11:30

    ②13:00~14:00

    ③15:00~16:00

    8/27(土)~11/23(水・祝)

    開講式 8/27 閉講式 11/23

    基礎課程10/8、15、22、29、11/5

    実践課程9/3、10、17、,24、10/1

    8/27(土)

    13:30~15:30

    9/25(日)

    13:30~15:30

    ②~⑥の夏休み特別企画は当日参加可能なものを掲載しています。

     整理券の必要な講座については、各講座開催日の当日朝8時50分から先着順に配付します。

     他にも事前申込み制の講座があります。詳細は、http://www.pref.saitama.lg.jp/b0508/cess-event/2016summer-event.html

    ⑦、⑧の彩の国環境大学講座について、募集要項を必要とされる方は下記事務局までお申し込みください。

      ☆☆☆  お知り合いの方にぜひ受講をお薦めください  ☆☆☆

     彩の国環境大学を過去に修了された方はその課程を聴講生として受講できます。準備のため、事前に参加をお知らせください。

     今年度の環境大学開校式・閉校式・公開講座は、環境科学国際センター研修室が会場です。

    ⑨の講座への参加申込みは、9月1日(木)朝 8時30分から電話0480-73-8363で申込を受け付けます。

    (お問合せ・申込先 環境科学国際センター 学習・情報担当 0480-73-8363)

    無料④

    環境大学公開講座「PM2.5とは何か?どこからやって来るのか?富士山頂での観測から何が分かる?」

    埼玉県環境科学国際センター総長・畠山史郎がPM2.5や富士山測候所の観測について解説します。

    どなたでも150人

    (申込順)無料

    無料⑦

    身近な物の中の化学物質を調べてみよう

    身近な物(食品など)に含まれる化学物質について色々な実験を行います

    小学3年生~中学生

    (小学生は保護者同伴)

    24名(電話で申込み)

    要参加費

    平成28年度 環境科学国際センターで7月から9月に開催される講座です。

    身近な環境観察局新規応募者研修

    応募された方は、調査項目を学ぶ3回の研修を受講後、観察局への参加を決定します。

    応募者(6月30日締切) 今回募集は6局

    サイエンスショー   化学反応!

    当センターの研究員による、液体の化学反応を使った、不思議で楽しいサイエンスショーです!

    どなたでも各回40名

    (当日整理券・先着順)

    無料

    別途要入場料

    彩の国環境大学

    地域での環境保全活動や環境学習活動を行うリーダーを育成します

    県内に在住、在勤で

    18歳以上

    基礎課程60名

    実践課程40名

    普段は見ることのできない研究所内部を特別に公開

    どなたでも各回30名

    (当日整理券・先着順)

    不動岡高校化学部サイエンスショー

    不動岡高校化学部の皆さんによるサイエンスショーです。同高校のスーパーサイエンスクラブも出展し、体験型イベントを行います。

    どなたでも各回40名

    (当日先着順)

    研究所公開

    無料上映会「プラネット・ダイナソー」水曜上映:空飛ぶ恐竜たち日曜上映:最強のハンター

    無料①

    無料

    別途要入場料

    無料

    恐竜作品「プラネット・ダイナソー」から2つのエピソードを上映します

    どなたでも各回70名

    (当日先着順)

    15

  • 16

    会員様各位

    現在、いただいた会費の約 3 割は

    会報費用に使用されています

    会報電子版の参加協力依頼

    会報の配送は 平成27年度メール

    便廃止から郵便配送に変更いたしま

    した。これにより配送費が約 70%UP

    しています。(82 円から 140 円)

    また、用紙代や封筒代等の値上げもあ

    り、会員様からの会費の約 3 割が会報

    費作成・発行経費で使用されています。

    経費節減に努めていますが各部会活

    動に希望の運営費が出せなくなって

    います。

    現在、会員様に電子メール会報の受信

    参加をお願いしています。ご協力よろ

    しくお願いいたします。

    また、過去の電子カラー版会報(39 号

    より 68 号まで)を会ホームページよ

    り閲覧できる状態になりました。アク

    セスパスワードをご参加会員様へ送

    付いたします。

    電子メール配信に参加していただけ

    る会員様、編集部篠原宛メールアドレ

    スまでご連絡お願いいたします。

    [email protected]

    ・会報へのご意見、

    ご投稿も受け付けております。

    メモ

    ・紙媒体の削減で資源の有効活用

    電子配信PDF 版はコンビニにあるコ

    ピー機で A3版小冊子印刷をすると送付

    版より精細な画質の会報ができます。

    (白黒で 80 円)

    平成 28 年度分会費納入のお願い

    会計担当 縁本・齋藤

    いつも本会の事業にご支援とご協

    力を賜り、誠に有難うございます。

    皆様からお支払い頂く会費(年額

    3,000 円)は、大切な運営資金です。

    平成 28 年度分会費、未納入の会員の

    方は早急に、お支払いただきますよう

    に、よろしくお願い致します。

    また、スポーツ安全保険加入ご希望

    の場合は、必要事項の記入と自己負担

    金 400 円を加算して 3,400 円をお

    振込みください。なお、すでに平成

    28 年度分会費お振込済の方は、必要

    事項の記入と 400 円をお振込くださ

    い。

    金額の訂正は 3,000 円の上に二本線

    を引き、その上部にお振込み金額を記

    載の上、訂正印の押印をお忘れ無き様

    お願い致します。

    編集後記

    今回は新たに 8 月より騎西のセン

    ターで始まる環境大学受講生の方々

    へ配付する特別号とさせていただき

    ました。会員のみなさま、電子配信へ

    のご理解ありがとうございます。今後

    ともご意見ご投稿どうかよろしくお

    ねがいいたします。(篠原 吉則)

    やっと台風一号が発生しました。今

    年は例年にない酷暑になるとのこと

    です。年々暑くなる気がします。残念

    ながら温暖化防止の特効薬はありま

    せん。会員のみなさま、熱中症にお気

    を付けください。(小口 幹夫)