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FIAT 500X – 334 REV 1.0 THE INFORMATION CONTAINED HEREIN IS SUBJECT TO CONTINUOUS UPDATING: FIAT S.P.A. ACCEPTS NO RESPONSIBILITY FOR CONSEQUENCES ARISING FROM THE USE OF OUT-OF-DATE INFORMATION. -1-

付録

FIAT 500X – 334 REV 1.2 THE INFORMATION CONTAINED HEREIN IS SUBJECT TO CONTINUOUS UPDATING: FIAT S.P.A. ACCEPTS NO RESPONSIBILITY FOR CONSEQUENCES ARISING FROM THE USE OF OUT-OF-DATE INFORMATION. -2-

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FIAT 500X - 334 -1- REV 1.2

目次

装備品の変更 ........................................................................................................................................... 2

キーレス・ゴー＆パッシブ・エントリ関連部品の部品発注 .................................................................. 2

主要油脂類の種類とパーツ番号 .............................................................................................................. 3

UCONNECT 設定項目一覧 ................................................................................................................... 4

前面衝突警報プラス[FCW+]の作動（補足） ........................................................................................ 7

静止障害物 .................................................................................................................................................................................. 7

移動障害物 .................................................................................................................................................................................. 7

ACC レーダ／センサのキャリブレーション（5580D32） ................................................................... 9

機器の設置 .................................................................................................................................................................................. 9

走行軸の測定 ............................................................................................................................................................................ 10

HALF 車線逸脱警報センサのキャリブレーション（0520G67） ........................................................ 14

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FIAT 500X - 334 -2- REV 1.2

装備品の変更

以下の通り装備品の一部に変更がありました。ご注意ください。 [モード・セレクタ・スイッチ]

旧）

2WD : SPORT, AUTO, ALL WEATHER の 3 種

4WD : SPORT, AUTO, TRACTION の 3 種

→

新）



[高さ調整式リアカーゴフロア]

旧）「有」 → 新）「無」 ※スペアタイヤが装着されるため

[助手席エアバッグ・キャンセル機構]

旧）「有」 → 新）「無」

キーレス・ゴー＆パッシブ・エントリ関連部品の部品発注

キーレス・ゴー＆パッシブ・エントリに関連する部品はその多くが車両固有のものです。したがってこれ

らに関連する下記部品は、従来からのフィアット車同様、コードⅡオーダーにて発注する必要がありま

す。

- ブロックキット（メカニカル・キーとキー・シリンダのセット）

- メカニカル・キー

- FOBIK キー

- RFH モジュール

- ボディ・コンピュータ

注記：

本車両ではコード・カードが廃止されております。部品発注もできません。

またキー登録の際の暗証コードの入力は不要となりました。ただし、キー登録は必ずオンラインで

実施してください。



FIAT 500X - 334 -3- REV 1.2

主要油脂類の種類とパーツ番号

59123846 2ℓ X 1

SELENIA DIGITEK P.E. SAE 0W-30 ACEA C2 59123847 2ℓ X 10

Contractual Technical Reference No. F020.B12 FIAT 9.55535-GS1 or MS.90048 59123958 200ℓ X 1

59059669 1ℓ X 20

PARAFLU UP CUNA NC 956-16 59059420 1ℓ X 1

Contractual Technical Reference No. F101.M01 ASTM D3306 FIAT 9.55523 or MS.90032 51028003 20ℓ X 1

51029939 1ℓ X 20

TUTELA TRANSMISSION GEARFORCE SAE 75W 51029940 1ℓ X 1

Contractual Technical Reference No. F002.F10 FIAT 9.55550-MZ6 or MS.90030-M1

FLUID AUTOMATIC TRANSMISSION 68218925GA 0.946ℓ X 1（TUTELA TRANSMISSION AS8の指定規格を満たす代替品）

TUTELA TOP 4 FMVSS No. 116 DOT4 59059218 0.5ℓ X 24

Contractual Technical Reference No. F001.A93 ISO 4925 59059117 0.5ℓ X 1

SAE J1704 FIAT 9.55597 or MS.90039

TUTELA TRANSMISSION B-5X SAE 75W-90 API GL5 to be updated to be updated

Contractual Technical Reference No. F006.814 FIAT 9.55550-DA6

TUTELA TRANSMISSION COMPAQ DRIVE SAE 75W-90 API GL5 to be updated to be updated

Contractual Technical Reference No. F007.814 FIAT 9.55550-DA7

TUTELA CS SPEED 9.55550-SA1 or MS.90030-H1 59059128 1ℓ X 1

Contractual Technical Reference No. F005.F98

R1234yf - 59124302 200g X 1

PAG PS-D1 - なし（エアコン・ガスに混合）

(指定規格：FIAT 9.55550-AV5 orMS.90030-A5or MS.90030-A5）

デュアル・クラッチ・トランスミッション・ハイドロリック・オイル

900 cm3

エアコン・ガス0,450 ±0,020 kg

コンプレッサ・オイル（パイプ内のオイルを含む）

130 cm3

ブレーキ・オイル 0.83 kg

トランスファ (PTU)・オイル 0.4 ℓ

リア・ディファレンシャル・オイル 0.6 ℓ

エンジン・クーラント 5.2 ℓ

トランスミッション/ディファレンシャル・オイル

2.1 ℓ

オートマチック・トランスミッション・オイル

6 ℓ

種類容量パーツNo. 内容量

エンジン・オイル 3.6 ℓ

注記

本表は 2015 年 11 月 27 日時点の情報をもとに作成したものです。パーツ番号は予告なく変更され

る場合があります。



FIAT 500X - 334 -4- REV 1.2

UCONNECT 設定項目一覧

Uconnect の「設定」ボタンからは以下の項目を設定できます。

表示表示モード・マニュアル

・自動

・日本語

・English言語

タッチ音・オン

・オフ

単位単位

・メートル法

・Imperial

・カスタム

・mi

・kmカスタム距離

・MPG(US)

・MPG(UK)

・ℓ/100km

・km/ℓ

消費

・℃

・ F温度

輝度・ヘッドライト輝度調整画面へ（ライト点灯時と消灯時の輝度を個別に設定）

※ 「表示モード」を「マニュアル」に設定した場合に表示される

音声音声応答の長さ・概要

・詳細

・無効

・ヘルプのみ

・常時

コマンドリスト表示

日時時間設定・時間設定画面へ

・オン

・オフ時間表示

日付設定・日付設定画面へ

：バッテリを切り離しても設定メモリが残る項目

：バッテリを切り離すと設定メモリがリセットされる項目

：IG-OFFで設定メモリがリセットさせる項目



FIAT 500X - 334 -5- REV 1.2

安全性／補助リアカメラ

・オン

・オフカメラ遅延

前面衝突警報

アクティブガイドライン・オン

・オフ

・近め

・中

・遠め前面衝突感度

前面衝突警報

・オフ

・アクティブブレーキのみ

・警告＋アクティブブレーキ

パークセンス

・低

・中

・高

リアパークセンサ音量

パークセンス・音声のみ

・音声＆表示

レーンアシスト・早め

・中

・遅延

ブラインドスポット警告・オフ

・ライト

・ライト＆チャイム

雨滴検知ワイパ・オン

・オフ

ブレーキ・オン

・オフ

オートパーキング

ブレーキ

ライトアンビエントランプ・輝度調整画面へ

・1

・2

・3

ヘッドライト感度

ヘッドライトOFF遅延・0秒・60秒

・30秒・90秒

ライト点滅・オン

・オフ

コーナリングライト・オン

・オフ

ロック時ライト・オン

・オフ



FIAT 500X - 334 -6- REV 1.2

ドアロックオートドアロック・オン

・オフ

・オン

・オフロック時ライト

・オン

・オフパッシブエントリ

エンジン停止選択ヘッドライトOFF遅延

・0分

・20分ラジオ遅延OFF

・0秒・60秒

・30秒・90秒

オーディオイコライザー・イコライザー設定画面へ

・バランス／フェーダー設定画面へバランス／フェーダー

・オン・2

・1 ・3車速連動ボリューム

・オン

・オフラウドネス

・オン

・オフ

・前回設定

オートオンラジオ

電話／Bluetooth・Add Device

・Paired Phone ⇔ Paired Audio

設定を戻す

個人データ削除



FIAT 500X - 334 -7- REV 1.2

前面衝突警報プラス[FCW+]の作動（補足）

前面衝突警報プラスはレーダ・センサ (ACC) とフロント・カメラ (HALF) で構成されています。システム

は車両前方の障害物が静止しているか移動しているかによって作動形態が異なります。

静止障害物

静止障害物に対して衝突の危険が迫っている場合、システムはインストルメント・パネルの警告メッセ

ージおよび警告ブザーによって運転者に危険を警告し、自動ブレーキによって車両を減速（状況によっ

ては停止）させます。

車速による作動範囲は、メッセージとブザーによる警告が 30～200 km/h、自動ブレーキが 7～50 km/h

です。この範囲外の車速では作動しません。

自動ブレーキが作動を開始する距離 X（障害物との距離）は固定値で、このシステムが作動したことに

よる車両の減速能力は最大で 30 km/h です。

移動障害物

移動障害物に対して衝突の危険が迫っている場合、システムはインストルメント・パネルの警告メッセ

ージ、ブレーキ振動（ブレーキ・ジャーク）、および警告ブザーによって運転者に危険を警告し、自動ブ

レーキによって車両を減速（状況によっては停止）させます。



FIAT 500X - 334 -8- REV 1.2

車速による作動範囲は、メッセージとブレーキ振動、およびブザーによる警告が 30～200 km/h、自動

ブレーキが 7～200 km/h です。この範囲外の車速では作動しません。

自動ブレーキが作動を開始する距離 X（障害物との距離）は変動値で、このシステムが作動したことに

よる車両の減速能力は最大で 50 km/h です。

自動ブレーキは車速によって働く強さが異なり、車速が 7～30 km/h のときは強い減速、車速が 30～

200 km/h のときは短時間のソフトな減速の後、ブレーキを強めて中程度の減速を行います。

ブレーキ振動は、レーダ・センサ (ACC) とフロント・カメラ (HALF) の両方が障害物を検出した場合に働

きます。レーダ・センサ (ACC) のみが障害物を検出しているときは働きません。



FIAT 500X - 334 -9- REV 1.2

ACC レーダ／センサのキャリブレーション（5580D32）

注意

この手順は、以下のような場合に実行する必要があります。

- レーダ／センサと一体型コントロール・ユニットの脱着を行った場合

- レーダ／センサの警告灯が点灯した場合

- リア・トーを調節した場合

- 17 インチ・ホイールを 18 インチへ交換した場合

- フロント・エンドの取り外し／再取り付けを行った場合

機器の設置

1. ワークショップの床にストラップをセットする

ツール名称用途

2021201000 フラップレーダのキャリブレーション

注意

ストラップはワークショップの同じ高さの床面に平行に置き、作業者が作業できるように適切なクリ

アランスを確保してください。

床面は上りこう配 3°、下りこう配 1°までが許容範囲です。

非平面性、最大値：調整ツール面 1 mm

車両調整面 10 mm

2. 図のレベル調節ツールを確認し、垂直位置に注意しながら反射鏡マウントツールをストラップに取り付る


2021200000 反射鏡マウントレーダのキャリブレーション



FIAT 500X - 334 -10- REV 1.2

3. 反射鏡を中央の溝（ポジション 2）に固定する

走行軸の測定

レーダ／センサのキャリブレーションをするには、反射鏡を水平かつ車両の走行軸に対して垂直な位置にな

るよう調整する必要があります。通常、車両は調整機器に対して完全には直交しておらず、計測場所も完全

な水平ではなくこう配がついている場合があります。この操作は車両の左右両側で行う必要があります。

診断システムは車両の両側の数値に基づいて反射鏡の調整位置を割り出し、走行軸のアライメントを行いま

す。

準備

レーダ／センサのキャリブレーションを開始する前に、以下の手順を実行する必要があります。

A) タイヤの空気圧を確認し、必要があれば調整する

B) 床に設置したストラップに対して直交するように車両を計測位置に移動させする

C) レーダ／センサと反射鏡とのクリアランスが 120 cm ± 5 cm になるよう車両の位置を調整する

注意

車両の走行軸とストラップとの偏差が 5°より大きい場合、基本的にアライメント手順を行うことはで

きません。

D) リテーニング・クリップを使用し、レーダ／センサのプロテクションを取り外す



FIAT 500X - 334 -11- REV 1.2

調整ツールのアライメント、右側

1. 右側リアホイールにツールを取り付る


2021200000 反射鏡マウントレーダのキャリブレーション

2. 調整テンプレートをレーザ・ビームの発射位置付近にセットする

3. レーザのスイッチを入れる

4. 調整テンプレートの固定ノブを緩める

5. 調整テンプレートの高さを調節し、レーザ・ビームがスロットを通過する位置で固定ノブを締め付ける

6. 調整テンプレートを右側フロント・ホイールの方向へ移動させる

7. レーザ・ビームがスロットを通過するようにレーザの傾きを調整する



FIAT 500X - 334 -12- REV 1.2

8. 調整テンプレートを取り外す

9. 反射鏡をストラップ上でスライドさせ、レーザ・ビームが照射される位置にセットする

10. 反射鏡により反射されたレーザ・ビームが、ビームの起点に取り付けられた的の中央を照射するよう

以下の手順を実行して反射鏡の水平／垂直位置を調整する

＜水平位置調整＞

目盛付きプレート（a）を動かし、ノブ（b）を締めて

調整する

＜垂直位置調整＞

ローレット付きボルトを回して調整する

11. 水平位置および垂直位置の目盛付きスケールの値を読み取る

＜水平位置＞＜垂直位置＞

調整ツールのアライメント、左側

12. 右側と同じ手順を実行し、左側の水平値および垂直値を計測する



FIAT 500X - 334 -13- REV 1.2

反射鏡の調整

13. 左右で計測した水平値および垂直値の平均値を算出する

14. 水平値の平均値 H 、および垂直値の平均値 V の位置に反射鏡の角度を調整する

レーダ／センサの調整

15. wiTECH plus を接続し、ACC の Misc Function（その他の機能）から「Active alignment procedure : radar

calibration（有効な整列手順：レーダーキャリブレーション）」を実行する

注意：

このキャリブレーション手順は異なる 3 種類の計測ステップで構成されています。

画面の指示に従って、ステップ毎にチルトデバイス（傾斜調整装置）を使用して反射鏡の傾きを変更する

必要があります。

ポジション 1：反射鏡前方

ポジション 2：反射鏡中心位置（図を参照）

ポジション 3：反射鏡後方

16. 手順 15 終了時に指定された通りに調整ボルトを回し、センサの垂直位置、水平位置を調整する

＜ポジション 1＞

図に示す調整ボルトを回し、垂直位置を調整す

る

＜ポジション 2＞

図に示す調整ボルトを回し、水平位置を調整す

る

注意：

レーダの垂直および水平調整を行う際は、診断器の説明書の内容を厳守してください。



FIAT 500X - 334 -14- REV 1.2

HALF 車線逸脱警報センサのキャリブレーション（0520G67）

注意

この手順は、以下のような場合に実行する必要があります。

- 車線逸脱警報センサ（カメラ）を交換した場合

- ウインド・スクリーンの交換を行った場合

準備

キャリブレーションを開始する前に、以下の手順を実行する必要があります。

A) 車両が無荷重（ラゲッジ・コンパートメント無積載）であることを確認する

B) タイヤ空気圧が適切であることを確認する

C) ウインド・スクリーンに損傷や汚れが無く、カメラの視野を妨害するものが無いことを確認する

D) 車両を水平で照明状態の良い場所へ設置する

E) ホイールが車両に対して真っ直ぐになるように調整する

F) キャリブレーション手順は、カメラからの距離が異なる 2 か所にツールを設置して実行する。ツールの位

置を変更するタイミングは wiTECH plus の指示に従う

センサのキャリブレーション

1. ツール（1a）を適切なサポート（1b）上に設置し、地面からの距離 90cm（1c）およびカメラからの距離

170cm（1d）に設定する


2015400000 パネル LDW システム調整



FIAT 500X - 334 -15- REV 1.2

注意

- ツールは車両の縦軸に対して垂直に設置する必要があります。

- 所定の数値との僅かな差であっても、カメラのキャリブレーションが正確に行えない場合があります。

- キャリブレーションの 2 つのステップ間で、ツールは動かさないでください。可能な場合はツールを動

かすのではなく、車両を動かして距離を変更してください。車両を動かすことができない場合は、パネ

ルの車両に対する角度を変えないように最大限の注意を払ってツールを移動させてください。

2. wiTECH plus を接続し、エンジンを始動する（システムは作動させない）

3. HALF の Misc Function（その他の機能）から「Service single pole calibration（単極構成要整備）」を実行す

る

4. 最初のステップのキャリブレーション終了時に表示された指示に従って、ツールとカメラとの距離を

270cm に設定する

5. wiTECH plus の指示に従って 2 番目のキャリブレーション・ステップを開始する

6. キャリブレーション終了のメッセージを確認し、wiTECH plus を取り外す

注意

キャリブレーションが正常に完了しなかった場合、wiTECH plus はその理由も表示します。 7. 一旦キーを OFF にし、再度 ON にする

8. 異常を示す警告が表示されていないことを確認する

注意

車両の走行中（車両状況は良好の場合）に、システムが実際の走行状況と一致しない警告を発する場合

（例：車両が車線内を走行しているにも関わらず、車線逸脱警告が発せられる）には、再度システムのキャ

リブレーションを行う必要があります。


500X HE INFORMATION CONTAINED HEREIN IS SUBJECT TO ...

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