2019...

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2019年9月8日オンライン・オフライン共通

公益財団法人 日本スケート連盟フィギュア事業部

まず皆さんに必ずご理解頂きたいことをご説明します。

FX2リザルトシステムは(公財)日本スケート連盟がその主催大会において円滑なリザルト処理を可能とする目的のため、開発費の殆どをサポートし作成しました。従ってその権利のすべてはJSFに帰属します。JSFは地方大会の活性化のためその一部を積極的に運用することを推進し、現在の利用規約と管理者制度を策定し現在に至ります。つまりこのシステムの管理者と利用者はその意図を十分に理解した上でこのシステムを管理運営する義務があります。

そういった背景のもと、間違った運用や常識を逸する運用状況の噂を耳にする機会が増えてきました。本ソフトウェアの権利者であるJSFの当初の目的を少しでも達成するため、運用管理者の適切な管理、監督、監査の下に運用されることをお願いしたいと思います。

パソコンを所有し管理するという事はTCO(Total Cost of Ownership)(購入後の維持費・管理費・人件費)を正確に判断しなければいけません。一般的な説明では購入コストは氷山の見えている部分、購入後のコストは見えていない部分に例えられます。パソコンの事を良くご理解にならない方はパソコンを買ってくればよいだろうと安易に考えがちです。個人で使用するパソコンであればそれで良いでしょうが、連盟の所有物や複数での共有だとその管理責任と所有コストなどを事前にしっかり理解しておく必要があります。複数でお金を出し合って購入した場合でも、その後の管理費用の負担や管理体制運用体制などを安易に考えると思わぬ落とし穴に落ちる可能が高くなってしまいます。

まず皆さんにいくつかお尋ねします。

事前学習のお知らせをさせて頂きましたが、昨年の資料の目を通して頂きましたか?

FX2サポートサイトは定期的、または大会のしかるべき前に確認していただいていますか?https://www.jsfresults.com/fx2/

FX2メールマガジンにはご登録されていますか?https://www.jsfresults.com/fx2/contact.html

ご登録頂いているときには、メールの内容に従い更新を実行されていますか?

›技術›規程›マインド

›安心›安全›信頼

リザルト

•成績や成績処理の総称

カテゴリー

•男子/女子シングル、ペア、アイスダンス、シンクロなどの競技種別

セグメント

•ショート、フリーなどの競技部分

オンライン

•データ連携などをインターネットやネットワークを通じて行う仕組み

オフライン

•一般に単独の機器で処理を行う仕組みのこと

ロード・バランス

•負荷割合、機器にも人にも使われる

バックアップ・退避

•不測の事態に備えて二重に守ること、またはデータなどを複製し別の記憶メディアなどに保存すること

レストア・リカバリ・復帰

•バックアップデータなどからシステムが使用可能な状態に遷移すること

アップデート・バージョンアップ

•システムやデータを改良された状態に更新すること

エントリー

•参加申し込みや参加申し込みデータ

ベリファイ・ベリフィケーション

•実施要素に対し規程で定められたウェルバランスに照らし合わせ各種の判断を施すこと

リソース

•人的、物的資産、資源のこと

› 来年からのこのセミナーはウェビナー(ウェブセミナー)形式を考えております。› 但しウェビナーに参加可能な人数は50名ですので、公平に先着50名と

なる可能性が高いです。› もちろん参加料は無料です。インターネットに接続されたパソコンとウェブブ

ラウザが必要です。ブラウザの種類は限定される可能性もございます。› オンラインではオンラインでの顕著な問題点に関しての注意喚起を中心に

実務ではなく座学を予定しています。› ウェビナー中は適宜アンケート機能や出席確認を行いますので、参加確

認も行えます。› 現時点では「コクリポ」が有力

› 2017年2月のアジア大会での運用が初の国際大会での運用です。› 2017年4月のWTT(東京)でISU公認システムとして認定され、コムネッ

トはISUからスイスタイミングに続き2番目のリザルトプロバイダーとして認定されました。

› 2017年11月NHK杯(大阪)、同12月GPF(愛知)でもISUから指名されました。

› 2018年11月NHK杯(広島)、2019年3月世界選手権(埼玉)、2019年4月WTT(福岡)でも稼働しました。

› 2019年11月のNHK杯(北海道でも)RPとして依頼されました。› 国内で使用されているシステムと全く同じシステム+周辺システムがISU

主催大会でも使用されています。

› あまりにも知らないことが多い。› コーディネータの見識の広さ、その指示の仕方などリーダーとして学ぶ

べきことが多い› リザルト一つとってみてもそれに関わるマインドの重要性を再認識させ

られた。国際大会ではみな同じだが。› そして今シーズンに入る前にマリオに言われたのは

「世界選手権では上手くいったけど、だからこそ今年のNHK杯は慎重に行こう!」という言葉でした。

› まさにその通りだと思った次第。

・ 基本中の基本です。本当にさわりの部分だけです。・ お願いしたいことは、技術やノウハウは人に教え継承することで初め

て自分の中で確立したものになります。残念な事に・・・・・ ほとんどの方から質問を受けたことがありません。質問や疑問をぶつ

けてくる人はいつも決まった数人です。・ 質問をしてこない人の周辺からは、不満や疑念が噴出しているとい

うのは現状です。・ そのための現状把握を行うために・・・

› 運用管理者の必要性とは?– オフライン運用管理者とオンライン運用管理者の2種類– オフライン運用管理者はオフライン・システム(RS)に成績処理、オンライン運

用管理者はオンライン・システム(RS,JS,DO,VC)の成績処理を監督、運用できる。

– VCだけを使用する場合には、運用管理者は不要。– どちらの管理者も2年に1度、JSFが開催する講習会に参加し、テスト、実

技およびインタビューに合格する必要がある。– オンラインとオフライン運用管理者は別の資格、オンライン運用管理者はオフ

ライン運用管理者を兼ねることができる。

› 運用管理者の必要性とは?– 成績処理に関わるシステムを正確に操作し、問題発生を未然にまたは最小

限に留めるために、俯瞰的見地からシステムや運用を管理監督する運用管理者が必要

– いたずらにシステムやデバイスを使用するのではなく、正確な知識とISUおよび国内規程に関わる本質的な理解を持つ管理者にその運用を任せるということがライセンス権利者の考え方

› 運用管理者に関わる制限– 運用管理者がいない競技会ではFX2を使用することはできない。– 運用しようとするシステム・タイプに必要な運用管理者が必要。オンライン・シ

ステムを運用する場合には、オンライン運用管理者が必要。› オンライン稼働中にオンライン運用管理者が不在になった場合には、システムの運用は

できなくなる› オンライン稼働中にオンライン運用管理者が不在になったが、オフライン管理者が要る場

合にはオフラインでの運用は可能

› 適切なPC運用に関する知識› レフェリー、ジャッジ、テクニカル・オフィシャルの職務の理解› リザルト・データの準備および/またはその状況の確認› 各担当者に対するロード・バランスの重要性の理解› FX2運用に関する知識› ISU規程、特に例外規程の熟知› 個人情報の保護に関わる正確な知識

› オフライン・システム管理者に必要な要件› 各PC、各ソフトウェアに対する基本的な知識› ネットワークに対する基本的な知識› システムの健全運用の担保に関する知識› 電気・電源および保安に関する基本的な知識› システム・リカバリーに関する知識› システム不具合時におけるISU運用規則の知識

› リザルト・システムが適切な管理のもとに使用されているかを管理監督する責任者。– 責任者とレフェリー、ジャッジ、テクニカル・オフィシャルとは兼任できない

› 異常時や非常時の対応ができない– イニシャルデータの検査から、テスト、運用までもトータルに管理・監督– 問題や違反があればシステムの運用を中止し、JSFに報告する

› 最悪手計算もあり得る可能性あり– リザルト・システムはJSFが所有者であり、それを都道府県の適切な管理の

もとに非独占的使用権という形でJSFが使用を認めれているということをまずご理解ください。都道府県はこのソフトウェアを購入したり、好きにしても良いというものではありません。

› 1-1 更新作業– メジャー・バージョンアップを除く更新作業はシステムからのワンクリックです。

› 1-2 メジャー・バージョンアップ– システムの大きな変更があり、そのために再セットアップが必要となるケースが

あります。このようなケースのことをメジャー・バージョンアップと言います。› 1-3 アップデートの必要性

– アップデートの理由はさまざまですが、システムやコンポーネントは絶えず更新されています。最新の状態で使用することは、正しく成績処理を行う上で守らなければならないことです。

更新作業

更新完了

インターネット接続が必須

› 2-1 ライセンスとは?– コンピュータ・ソフトウェアにおけるライセンスとは「そのソフトウェアを使用する権

利」そのもののことを言います。業界用語では一般に「非独占的利用権」とも言います。この権利は期限付きのものと、無期限(ソフトウェア寿命まで)のものの2種類があります。

› 2-1 アクティベーションとは?– ライセンスとは権利のことですが、アクティベーションとはその権利を使用するパ

ソコンで活性化するというイメージです(パソコンごとにアクティベーションが管理されています)。活性化しないとライセンス取得で得られた使用期限までソフトウェアを使用することができません。つまりライセンスとアクティベーションはセットでお考えください。

ライセンス取得 (ソフトウェアを使用するための権利)

アクティベーション (ソフトウェアを使用期限まで使用できる状態にすること)

ライセンスの更新を受付け後、数日から2週間以内にアクティベーション受付の手続きが完了します。

JSF都道府県コード(01-47)とユーザIDを入力し要求をクリックします。ユーザIDはライセンス申込書に記載されたIDとなるため、特に追加ユーザー申請の時にはご注意ください。

2020/08/31

01 1984XXXX

アクティベーションが正常に完了すると有効期限に更新された期日が表示されます。

基本ユーザID

アクティベーション時のユーザID

追加ユーザID

予備ID

基本ユーザIDは一都道府県当たり1名のみです。追加ユーザIDの発行数に制限はありません。予備IDは一都道府県当たり一つだけ無条件で付与されます。これは予備PCなどで使用するためのものです。

› 3-1 テストの必要性– 成績処理という業務に対しての向き合い方– フルスケールテストは実際に使用する競技会データで行う

› 3-2 運用に関する注意– オフライン運用でどのタイミング結果を公表するか?– ISU規程、国内規程の正確な理解– ISU General(一般規程)第123条の正確な理解– ログシートを公表で使用してはならない理由

› 3-3 メルマガの取得、サポートサイトの閲覧と理解– メルマガ及びサポートサイトでの情報に絶えずアクセスしていただき、面倒でも

都度システムの更新を行うようにしてください。

› 3-1-1 フルスケールテストの実施期限は?– フルスケールテストの実施は最悪でも競技会開始一週間前までに完了する

ように計画してください。それ以降の実施の場合にはシステムの改修は競技会開始前までに行えない場合があります。

› 3-1-2 フルスケールテストとは?– 当該競技会で行われる形式(シングル/ペア/ダンス/シンクロ、

SP/FS/SP+FS)ごとに最低一つのクラスに対して実際の試合と同様の形式でテストを行います。

– テストで競技会での運営上深刻な問題があると思われる部分に関しては可能な範囲でシステムの修正を行います。

› 3-2-1 ルールの理解のポイントは?– 誰が遵守すべきルール部分であるかを正確に判断する。例えば要素判定に

係るルールはTOの責任であってCOの責任ではない。しかしウェルバランスの最低限の理解はTOのみならずCOも必要です。

– 成績計算に関してのISUの規程はCOが知っておくべき内容。– それ以外の競技運営に関わる最低限の規程も知っているべき内容。– TOおよびレフェリー、ジャッジの職務に対し介入せざるを得ない場合には、そ

れなりの手順と立場認識をもってあたるようにすること。– システムよるベリフィケーションはあらゆるケースを網羅していない可能性があり

ます。最終的なウェルバランス判断の責任はTCにあります。

大会作成

運用準備

• 基本情報、印刷タイトル

• クラス名登録、詳細設定、減点設定

マスタデータ作成

• 選手マスタ、オフィシャルマスタ

• クラス別選手アサイン → 予定要素の登録

オフィシャル作成

滑走順登録

(予定要素の登録)

スケジュール作成

印刷処理

•各種印刷

• ジャッジ、オフィシャル用手控えの印刷

成績処理

•各クラスの成績処理

最終処理

•バックアップデータの提出

• HTMLデータの生成↓(リザルトサイトへのアップロード)

滑走順登録のワンポイントアドバイス

滑走順登録は基本的に直接入力またはドラッグ&ドロップで行います。

入力の局面によりますが、ランダムや順位の逆順なども使用できます。

事前抽選を行う場合には、ランダムが便利です。フリーの滑走順をショートの順位の逆順で決定する場合には順位の逆順が便利です。

成績処理時のコンテキストメニュー機能

オンラインのみ

TOの部分でクリックすると拡張機能のメニューが表示されます。

赤枠内はオンラインのみ

ジャッジ番号の部分でクリックすると拡張機能のメニューが表示されます。

ジャッジ除外とは病気などで途中からジャッジがいなくなった場合への対応です。

ジャッジが突然欠けてしまった場合

成績処理の当該ジャッジ名の部分で右クリック

表示されたメニューで「このジャッジを除外する」をクリックする。

ジャッジ名の部分が黒くなったらそのジャッジの採点は除外されます。

※ 上下カットを指定しているときには、ジャッジ数が減ったからと言って上下カットが無くなるわけではありません。

要素の入力Tips

COMBO(+)の入力はスペースキーで。

入力要素がエラーもしくはNo Valueの場合にはピンク色で表示。

全て小文字で入れても存在する要素であれば入力後に自動で正確な要素に変換する機能もあります。

そして要素がNo Valueで無い時には、前項のように背景がピンクで無いことを確認してください。

› 4-1 オンライン・エントリー・データとの連携– 大会申込をウェブサイトで受け付けている場合には、そのデータをFX2のマス

タデータとしてインポートすることが可能です。› 4-2 予定要素データとの連携

– RSの更新機能で最新の予定要素を取得できます。› 4-3 登録競技者データとの連携

– RSの更新機能で最新の登録競技者データを取得できます。› 4-4 その他データとの連携

– RSの更新機能では、上記以外のデータも常に最新状態に更新することが可能です。

ダウンロードしたデータを所定のフォルダにコピー

シンクロのチームおよびメンバー展開にも対応しています。カップル競技でチーム登録していない場合には、エクスポート時にメッセージが表示されますのでリザルトシステムで対応してください。

設 定 項 目

基本的な競技会のデータ登録

受付開始、終了日

男女、ペア、ダンスのクラス名設定

申込整理番号を受付けるか否か?

ご注意 オンラインエントリーを使用するためには現時点では事前の申請が必要です。

RSの更新機能で最新のデータをダウンロード

クラス別選手アサインなどを行った競技デー

全ての選手データの予定要素を一括で読み込みます。手入力で登録したデータも上書きされてしまいますので注意が必要です。

表示されている選手だけの予定要素を読み込みます。表示されていない選手以外には影響はありません。

RSの更新機能で最新のデータをダウンロード

選手マスタ登録

オフィシャルマスタ登録

JSFマイページ

FX2リザルトシステム

大会オンラインエントリー

地方大会情報掲載サイト

地方大会役員活動履歴管理(予定)

JSF登録競技者データ

予定要素データ

個人成績演技動画

都道府県連盟役職者管理

大会選択画面からのSOVバージョン確認

大会処理画面からのSOVバージョン確認

各種データから、マスタデータ、競技会に必要な原始データを作成。

その後に競技進行に必要な競技データを作成。

それらのデータを利用して競技処理を行います。

最終的な結果としてリザルトサイト用のHTMLデータを作成し成績を掲載(公開)します。

オンライン・エントリー・データ

FX2リザルトシステム

予定要素データ 登録競技者データ

HTMLデータリザルトサイト用

JSDOVC

役職者管理の事業担当者による操作

役職者管理の事業担当者による操作

Windows Updateは必須ですどのような言い訳をしてもWindows Updateは必須です。システムの開発は基本的に最新のWindows OS下で検証しています。従ってUpdateされていないOSでは動作の保証はできません。

運用中の問題競技会などで使用中にWindows Updateが始まってしまってはいけません。しかしこの方法はMicrosoftでは推奨されておりませんので自己責任でお願い致します。またWindowsサービスにも不適切なものがあります。これの処理も自己責任でお願い致します。

Q アクティベーションできないA 県別コード、ユーザーIDは正しいですか? 特に追

加IDや予備IDの場合には登録競技者番号ではないので注意が必要です。

Q プログラムの更新ができないA 一番多い問題はショートカットの追跡機能の問題

です。サポートサイトで対処法をご確認ください。Q ベリフィケーションが正しく行われない

A 内容をご提供ください。調査の上ご報告やプログラムの修正を行います。

Q アプリケーションのインストールは難しいですか?A 専用のインストーラーを公開しておりますので、皆さんほとん

ど問題なくインストールされていらっしゃいます。Q 個別サポートはありますか?

A TeamViewerのQuickSupportを使用したリモートメンテナンスを行っております。リモートメンテナンス自体は無料ですのでご相談ください。詳しくはサポートサイトをご確認ください。

Q 電話によるサポートは受けられますか?A 基本的にメールでのサポートだけです。電話でのサポートは

インシデントの発生の可能性がありますのでご注意ください。

べニュー外べニュー内

リザルト・システム

ジャッジ・システム

大型映像装置2台

Web CISローカルCIS

50台

TV グラフィック

TV Live Score(TESカウンター)

ISU ライブリザルト

› オンラインの利点は?› オンラインでなければできないことは?› そのために準備しなければならないことは?› どの程度の知識が必要なの?› 周りに専門家がいませんが?› 周りに専門家だという人がいますが?› オフラインではダメなの?

› オンラインでの要素入力、オンラインでのGOE、PCS入力→ 入力ミスの圧倒的な低減

› 場合によっては即座の個人成績のアナウンス→ SPGまたはCISとアナウンスによる公表→ ホワイトボックス化

› 迅速な成績発表が可能しかし リソースが必要(イニシャル、ランニング) ← 無視できない

› 機器のメンテナンス→ メンテナンス、直前だけのメンテではダメ→ OSのアップデートと確認→ 競技会での運用前にOSのアップデートの無効化の確認

› システムのアップデートとバージョン確認› これらは結構大変な作業で、連盟の多くの人々は説明しても理解

できない。メールやウェブサイトを使うだけの人々はパソコンがあれば何でも勝手にやってくれるという感覚しかないんだよね?

› パソコンの基本的なスキル› Windows OSの基本的なスキル› FX2に関する完全なスキル› ISU規程に関する関係部分のスキル› 基本的な電気に関わるスキル

– 消費電力、保安、事故回避、– Windows OSの基本的なスキル

› 専門家は必要ありません。あなたの責任感が重要です。› 自分は責任をもってシステムを動かす、動かし続けるという責任感と

事前のテストをやりきるという事が大切です。› そんな時間は無いというなら、オンラインシステムへの関与はやめてお

きましょう。さもなければ選手に迷惑をかけるだけです。› 専門家の多くは他人に知識を分け与えません。怖さを知っている人

は決してつまらない虚勢をはりません。絶えず仕事に厳しく学ぼうとする人には謙虚です。

› 確かに選手数が多ければオフラインでは処理が大変ですし、間違いも起きる可能性は高くなります。

› オフラインでなければ見えてこないことが多いのも事実です。オンラインでもオフラインでも安定して成績処理ができるということが重要な事であって、それ以外の何かがあるということは絶対にありません。

› オンラインを動かし続けたければ、予備の機材が必要です。機材が動き続けるなどという保証はどこにもありません。仮にメンテナンスが十分でも機械というのもは突然壊れるもので、これは必然です。

› それが用意できなければ、オフラインに切り替える決断が必要です。› オフラインで運用するためには、オンラインのCOの能力をはるかに超

えるCOが必要です。すべての採点データを迅速にしかも正確に入力し確認する必要があるからです。

› 全てのバックアッププランが完璧に担保されてこそ、オンラインの安全な運用がある程度保証されます。

› RSをインターネット接続し最新の状態にすることによりシステム全体を最新の状態にすることが可能です。

› これができない場合には、更新されたRSの以下のフォルダを施設側のRSの同じフォルダーにコピーすることにより施設側のシステムを更新することが可能です。

c:¥FigureExtremeEx2¥Datac:¥FigureExtremeEx2¥NewExe※ NewExeフォルダ下の先頭がABUで始まるファイルは不要です。

施設側のPCのWindows Updateの実施も管理者側の責任となりますので適切な管理をお願い致します。

› オンラインでは高度な成績処理が可能かも知れません。› しかしそのためには、謙虚な姿勢と十分な知識とが必要で、その知

識は他人と比べてどうこういうものではなく、ただひたすら努力して得られる知識の累積に他なりません。

› システムをつなげば動くという考えは直ちに捨ててください。› 謙虚に確実に経験を重ねてほしいと思います。

これで講習会は終了です。お疲れ様でした。

終了時刻にもよりますが質問がある方はどうぞ!!